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鷺の子どもたち [小さな出来事]

今日は4月中旬から6月中旬にかけてのめぎの観察日記。一部トリミングの写真も入っている。

鷺の雛がいるみたい、と気がついたのは、4月中頃のイースター休暇中だった。その日はマニュアルフォーカスしかできない150㎜マクロレンズを使っていたので、一生懸命雛らしき小さな頭が見える瞬間を狙ってピントを合わせようとしたのだが、それと分かる程度にハッキリ写ったものはなかった。
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で、4月終わり頃、APS-CのZ50にキット望遠ズームレンズの50-250mmをつけてお手軽に超望遠(35㎜換算375㎜)で撮影。やった~!
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雛の成長は早かった。
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5月初めにはもう成鳥かと一瞬思うほど大きくなっていた。
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俺なんてこんなに大きいんだぜ~
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負けねぇぞ~…と言っている気がした。でもいつも一羽は我関せずマイペースだった。
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さて、ここまでお見せした巣とは別に同じ木の中に他にも巣があって、4月末ごろにはその雛はかなり大きくなっていた。それが先に巣立ったのか、5月中頃~末頃の池にはたくさん鷺の姿が見られるようになった。
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こんな目の前にいたりして。
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でもすぐに飛んで行っちゃったけど。
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6月初め、雛たちはまだここにいた。
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もう一羽はこの子だと思う。
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6月2週目。鷺を探せ!
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上に2羽。
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巣に1羽。
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横の木に1羽。
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左下に1羽。
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…と思ったら上の1羽が飛び立ち…
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巣の下へ。
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大きさ比べ。
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そして6月16日木曜日。ドイツでは聖体の日で祝日(聖体の日は毎年日にちが変わるので2022年の場合6月16日だった)。
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枝が目にかかっちゃったけど。
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一枚の羽が気になる…
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もうどれが雛なのか親なのか分からなくなった。こうして鷺の子どもたちの成長をずっと観察できて、楽しい春だった。
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カフェでのんびり [2022年春 ウィーン~シュプロン]

現在2日おきに、2022年春のウィーンの話を連載中。

ウィーン滞在3日目の10時半過ぎ、ブラブラとウィーンを歩く。ここ、いつか食べてみたいと思いつつ、まだ入ったことのないところ。煙突掃除夫さんのレストラン。
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目に入ったものを写しつつ歩いて…
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結局カフェの中に。
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ここではスマホでも写してあった。ここから友人に写メールをしたからだ(写メールと言う言葉はもう死語だわね)。
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このカフェはザッハーとかデーメルほど有名ではないが、その昔1788年11月にモーツァルトとベートーベンがここで室内楽を演奏したというそれなりに由緒あるところ。その後モーツァルトは1791年3月4日、ピアノ協奏曲KV595を演奏(ピアノのパートを自分で演奏)したのが最後らしい。ベートーベンは4月6日、「フォルテピアノと4本のホルンのための五重奏曲」を演奏したらしい。
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このカフェは、めぎもうちのドイツ人も以前は入ったことがなく、数年前に二人で散歩していた時にたまたま見つけて入ったのだった。入った時間帯によるのかもしれないが(以前は夜遅くで、今回は昼前)意外と空いていて、でもウィーン風の伝統的雰囲気が残っていて、とても気に入ったのだ。
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めぎたちはここでかなりのんびりとカフェに置いてあった新聞など読みふけって時間を過ごした。この前日とこの日あるはずだったけど戦争のためキャンセルされてしまったクルレンティスのコンサートについての新聞を読んだのはここ。
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12時過ぎに、カフェを後にした。
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ホームページはこちら。右上のENを押せば英語版になる。場所はこちら。



地図を見れば分かるように、すぐ左にケルントナー通り(ウィーンの国立オペラ座から聖シュテファン大聖堂までの歩行者天国の大通り)がある。そのケルントナー通りから振り返って写すと、こんな風に右奥に遠く小さく見えるので、ケルントナー通りを歩いていてちょっとカフェに入りたくなってパッと入る感じではなく、そこを目指して曲がっていく意思がなければ見つけにくい。ある意味穴場なのかもしれない。でも、めぎ的にはとってもお勧め。
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ケルントナー通りには既に人がいっぱい。マスクをして歩く人がいないのは、もともと外はマスク義務ではないから。この頃(4月)オーストリアでは店内のマスク着用義務も撤廃されていたが、ウィーンは独自にまだその規則を残していた。でも、外はその規則とは関係ないので、誰もしていないのだ。
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ダンネンベルクの大通りを歩きながら [ドイツ各地]

現在2日おきにニーダーザクセン州のダンネンベルクの話を連載中。

ここはダンネンベルクの目抜き通り。
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可愛い建物と綺麗なバラが並んでいたので色々撮ってみた。
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でも、難しい。こっち向いてくれないし…
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光が当たってなかったりするし。
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こういうぐるぐる、いいなあ。この色もいいなあ。
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惹かれる看板を見つけた。
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お店は閉まっているみたいだったけど。
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それからスーパーの前で白アスパラとルバーブを見つけたのでパチリ。
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そのスーパーはここ。



近くに難民用の店を見つけた。たぶん、寄付されたものを引き取れるところ。
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難民がらみで聞いたところによると、このグリルのお店、トルコ人の所有なのだが(つまりトルコ系のケバブなどのお店)、奥さんがモルドバ(ウクライナの隣の国)の出身で、ウクライナ戦争が起きてすぐにウクライナからの難民を呼び寄せ、ここでウエルカムパーティーを開いたとの話。友人夫婦の貸しているアパートにも今回ウクライナから来た難民が住んでいて、その流れでそのウエルカムパーティーに招かれたのだとか。こんな田舎にも難民が来てるのね…と言うか、イニシアチブをとって呼び寄せる人がいるのね。
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めぎの学校でもウクライナ系の生徒が来てて、まだドイツ語ほとんど話せないけど各クラスに数名ずつ入ってて、先日中等部で代講をしたときに目にした。生徒たちが、あの子たちはウクライナ人、などと私に教えてくれた。そうやっていつも「ウクライーネ」(ウクライナ人たち)と呼ばれ続けているのだろう。彼らはいつどんな風にドイツに根付くのだろう。早くここも自分のうちだと感じられるようになれるといいね。

しかしこのお店、壁がこんなになっちゃってて。古い家ってメンテナンス大変そうね。
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