初夏のザルツブルクへ [2023年初夏 ザルツブルク]
今日から2023年初夏、つまりつい先日の聖霊降臨祭の4連休を利用してのザルツブルク旅行のお話を。
2023年の聖霊降臨祭は5月28日の日曜日で(これは毎年日にちが違う祝日で、5月末から6月初旬にある)、学校が月曜日と火曜日もお休みになる。めぎたちは27日の土曜日の朝、7時10分発の飛行機を取った。
7時10分発のはずがその時間にようやく搭乗。
飛行場は凄い混雑で、チェックインのためにもセキュリティチェックのためにも長蛇の列だった。4連休で当然混雑が予想されたので5時過ぎには飛行場についていたのだが、搭乗口にたどり着くまでに1時間半ぐらいかかった。飛行機の中も満席。
ちょっと書き留めておくが、この混雑、セキュリティチェックの人手不足のためだと言われていたのだが、それは去年のコロナ後すぐの夏の3~5時間かかると言われた頃と比べかなり改善されていた。それに対しこれはどうにかできないの、と今回思ったのは、荷物の預け入れである。世の中、PCやスマートフォンでチェックインできるようになり、あとは荷物を預けるだけという人が多く、航空会社からも空港での混雑を避けるために事前チェックインを推奨するメールがわんさかと来るのだが、その荷物の預け入れの空港でのシステムが全くもっていただけない。たくさん機械が並んでいるもののその機械は乗客が自分で荷物に張り付けるようタグを印刷することができるだけで、預け入れは結局カウンターなのだ。その預け入れ専用のカウンターはチェックインの人と同じ場所で、または、どうにもこうにも人がいっぱいだから預け入れ専用のカウンターもチェックインをやってて、結局預け入れだけでもチェックインをする人と同じ長い行列に並ぶこととなり、事前チェックインした意味は全くない。日本みたいに機械の場所からスーツケースが預け入れできるようでなければ(フランクフルト空港にはそういうのがあるらしいがデュッセルドルフにはまだ無い)、あのたくさん並んでいるタグ印刷の機械も閑古鳥で全く意味がない…一応、朝7時までの便は前日夜に荷物預け入れができるというサービスがあるのだけど、めぎたちの便は7時10分発だから対象外。もし6時台の飛行機だったとしても、前日夜8時頃にそのために空港に行かなければならないし、その前日預け入れの時間が行き帰りも含め1時間だと想定すると、当日もそこに行って(20分ぐらいかかる)セキュリティチェックに並んで全部で1時間はかかると考えたら、結局総時間は長くなるわけで、うーむ…
そんなわけでかなりストレスの多い雰囲気だったのだが、まあ終わってみれば1時間半で終わったのだからたいした話でもない。こうしてドイツの人はこのバタバタを忘れてしまい、それで空港も航空会社もそのままにしちゃうのだろうな…この日は非常に良い天気で、空の上からの景色を楽しめた。真下には褐炭採掘場。エネルギー危機で褐炭も使い続けているドイツだが、さて、今後どうなるのかな。そもそもこうして飛行機で飛ぶという行為も、かなり気が咎めるようになってきた…それでもこんなに人が飛んではいるのだが。
ザルツブルクに到着。ここは本当に小さな飛行場で、飛行機が建物近くに到着し、タラップを降りて自分で歩いていくシステム。
目指すはあの山の方。見えにくいが、翼のすぐ下の低い山の上にホーエンザルツブルク城塞が見えている。
公共のO-Busという電動バスに乗って到着。ここはザルツブルクの有名なショッピング通り、ゲトライデガッセ。9時半のゲトライデガッセはまだ人がほとんどいなく、真夏とはずいぶん違うなあと感じる。いつもの宿に荷物を置いて、部屋の支度ができるのをどこかで待つこととする。
ちなみにめぎ家が泊まる宿はチェックアウト11時だが、めぎたちの泊まる部屋に泊まっていた人はちょうど9時半頃に出発した。その人と顔を合わせたのだが、いつもここを利用しちゃうんだよね~とのこと。つまり、その人もめぎたちと同様、常連さん。
それからめぎたちは近くのうちのドイツ人の気に入りのカフェへ。
やっと朝のコーヒー。もちろんオーストリアのメランジェ。
そして、先日も載せたが、卵3つのベーコンエッグ。食べきれなかったし、このあともうしばらく卵は要らないという気分になったけど、ああザルツブルクに来たわ~と実感。
この旅の話は他の旅行記の合間合間にのんびりと長々続く予定。
2023年の聖霊降臨祭は5月28日の日曜日で(これは毎年日にちが違う祝日で、5月末から6月初旬にある)、学校が月曜日と火曜日もお休みになる。めぎたちは27日の土曜日の朝、7時10分発の飛行機を取った。
7時10分発のはずがその時間にようやく搭乗。
飛行場は凄い混雑で、チェックインのためにもセキュリティチェックのためにも長蛇の列だった。4連休で当然混雑が予想されたので5時過ぎには飛行場についていたのだが、搭乗口にたどり着くまでに1時間半ぐらいかかった。飛行機の中も満席。
ちょっと書き留めておくが、この混雑、セキュリティチェックの人手不足のためだと言われていたのだが、それは去年のコロナ後すぐの夏の3~5時間かかると言われた頃と比べかなり改善されていた。それに対しこれはどうにかできないの、と今回思ったのは、荷物の預け入れである。世の中、PCやスマートフォンでチェックインできるようになり、あとは荷物を預けるだけという人が多く、航空会社からも空港での混雑を避けるために事前チェックインを推奨するメールがわんさかと来るのだが、その荷物の預け入れの空港でのシステムが全くもっていただけない。たくさん機械が並んでいるもののその機械は乗客が自分で荷物に張り付けるようタグを印刷することができるだけで、預け入れは結局カウンターなのだ。その預け入れ専用のカウンターはチェックインの人と同じ場所で、または、どうにもこうにも人がいっぱいだから預け入れ専用のカウンターもチェックインをやってて、結局預け入れだけでもチェックインをする人と同じ長い行列に並ぶこととなり、事前チェックインした意味は全くない。日本みたいに機械の場所からスーツケースが預け入れできるようでなければ(フランクフルト空港にはそういうのがあるらしいがデュッセルドルフにはまだ無い)、あのたくさん並んでいるタグ印刷の機械も閑古鳥で全く意味がない…一応、朝7時までの便は前日夜に荷物預け入れができるというサービスがあるのだけど、めぎたちの便は7時10分発だから対象外。もし6時台の飛行機だったとしても、前日夜8時頃にそのために空港に行かなければならないし、その前日預け入れの時間が行き帰りも含め1時間だと想定すると、当日もそこに行って(20分ぐらいかかる)セキュリティチェックに並んで全部で1時間はかかると考えたら、結局総時間は長くなるわけで、うーむ…
そんなわけでかなりストレスの多い雰囲気だったのだが、まあ終わってみれば1時間半で終わったのだからたいした話でもない。こうしてドイツの人はこのバタバタを忘れてしまい、それで空港も航空会社もそのままにしちゃうのだろうな…この日は非常に良い天気で、空の上からの景色を楽しめた。真下には褐炭採掘場。エネルギー危機で褐炭も使い続けているドイツだが、さて、今後どうなるのかな。そもそもこうして飛行機で飛ぶという行為も、かなり気が咎めるようになってきた…それでもこんなに人が飛んではいるのだが。
ザルツブルクに到着。ここは本当に小さな飛行場で、飛行機が建物近くに到着し、タラップを降りて自分で歩いていくシステム。
目指すはあの山の方。見えにくいが、翼のすぐ下の低い山の上にホーエンザルツブルク城塞が見えている。
公共のO-Busという電動バスに乗って到着。ここはザルツブルクの有名なショッピング通り、ゲトライデガッセ。9時半のゲトライデガッセはまだ人がほとんどいなく、真夏とはずいぶん違うなあと感じる。いつもの宿に荷物を置いて、部屋の支度ができるのをどこかで待つこととする。
ちなみにめぎ家が泊まる宿はチェックアウト11時だが、めぎたちの泊まる部屋に泊まっていた人はちょうど9時半頃に出発した。その人と顔を合わせたのだが、いつもここを利用しちゃうんだよね~とのこと。つまり、その人もめぎたちと同様、常連さん。
それからめぎたちは近くのうちのドイツ人の気に入りのカフェへ。
やっと朝のコーヒー。もちろんオーストリアのメランジェ。
そして、先日も載せたが、卵3つのベーコンエッグ。食べきれなかったし、このあともうしばらく卵は要らないという気分になったけど、ああザルツブルクに来たわ~と実感。
この旅の話は他の旅行記の合間合間にのんびりと長々続く予定。
市場とモーツァルト [2023年初夏 ザルツブルク]
今日は5月末のザルツブルクのお話を。
つい先日のような気がするけど、もう3週間ぐらい前のこと。5月末の土曜日の朝、ザルツブルクに到着。宿の部屋にはまだ入れないので、ゆっくり朝食を取った後、街をぶらぶら。ここは大学広場で開かれている土曜日の午前中の市場。
場所はここ。
あ、アスパラの店。白アスパラは、一番高いので500g7.5ユーロ。めぎ家のうちの近くのマルクトでは1㎏13ユーロだったから、ちょっとお高め。グリーンは一番高いのが500g8ユーロだって。グリーンの方が高いのね。さらに紫アスパラというのもあって、500gが8.5ユーロだった。
ここには魚スタンドもあるのだが…
ほんの3泊の予定だし魚を料理するつもりはなく、肉屋スタンドで色々購入した。
うーん、美味しそう~
それからチーズもいくつか購入。
「購入」と書いたけど、買ったら荷物になるし、まだ宿には入れないので、市場が終わる13時ごろに取りに来るという約束をして、購入したものを書くスタンドに置いておいてもらった。
このときのお休みは聖霊降臨祭というキリスト教の祝日で、ドイツ語で「聖霊降臨祭のバラ」という名の花がたくさん切り花で売られていた。芍薬のことである。欲しかったけど、旅先なので写真撮っただけ。
それから街を歩いて(上の地図で言うと右の方へ歩いて、)モーツァルト広場まで行った。ここはいつも人がいっぱい。
このモーツァルトさんは、よく知っている顔とちょっと違う。
ザルツブルクはモーツァルトの生まれた町。モーツァルトがザルツブルク訛りのドイツ語を話していたんだなあと想像すると、ちょっと印象が変わるかも。日本語で喩えると、ウィーンが京都弁で、ザルツブルクが奈良弁という感じかな。奈良の人が話す言葉を奈良弁というのかどうかわからないけど。
場所はここ。
つい先日のような気がするけど、もう3週間ぐらい前のこと。5月末の土曜日の朝、ザルツブルクに到着。宿の部屋にはまだ入れないので、ゆっくり朝食を取った後、街をぶらぶら。ここは大学広場で開かれている土曜日の午前中の市場。
場所はここ。
あ、アスパラの店。白アスパラは、一番高いので500g7.5ユーロ。めぎ家のうちの近くのマルクトでは1㎏13ユーロだったから、ちょっとお高め。グリーンは一番高いのが500g8ユーロだって。グリーンの方が高いのね。さらに紫アスパラというのもあって、500gが8.5ユーロだった。
ここには魚スタンドもあるのだが…
ほんの3泊の予定だし魚を料理するつもりはなく、肉屋スタンドで色々購入した。
うーん、美味しそう~
それからチーズもいくつか購入。
「購入」と書いたけど、買ったら荷物になるし、まだ宿には入れないので、市場が終わる13時ごろに取りに来るという約束をして、購入したものを書くスタンドに置いておいてもらった。
このときのお休みは聖霊降臨祭というキリスト教の祝日で、ドイツ語で「聖霊降臨祭のバラ」という名の花がたくさん切り花で売られていた。芍薬のことである。欲しかったけど、旅先なので写真撮っただけ。
それから街を歩いて(上の地図で言うと右の方へ歩いて、)モーツァルト広場まで行った。ここはいつも人がいっぱい。
このモーツァルトさんは、よく知っている顔とちょっと違う。
ザルツブルクはモーツァルトの生まれた町。モーツァルトがザルツブルク訛りのドイツ語を話していたんだなあと想像すると、ちょっと印象が変わるかも。日本語で喩えると、ウィーンが京都弁で、ザルツブルクが奈良弁という感じかな。奈良の人が話す言葉を奈良弁というのかどうかわからないけど。
場所はここ。
暇つぶし [2023年初夏 ザルツブルク]
今日は2023年5月末のザルツブルクのお話を。今年2023年にはザルツブルクに2回行った。そのうちの1回目、うちのドイツ人と一緒に5月末の聖霊降臨祭の休暇に行った時のお話である。
午前中の飛行機でザルツブルクに着いためぎたちは、いつもの宿に荷物を置かせてもらった後、チェックイン可能な時間まで暇つぶし。ここはドーム前広場。いつも夏にはここに演劇イェーダーマンのためのステージと座席が設営されるので、こういう風に何もないのを見るのは初めて。
場所はこちら。
そこからレジデンツ広場に抜けると、フィアカー(馬車)の客待ちの馬さんたちがいた。
みんなお疲れのご様子…まだ朝なのに。
5月末のザルツブルクは暑くもなく寒くもなく気持ちよくて、外のミュージアムカフェに座ることにした。グロッケンシュピールの下にあるところ。
めぎはアフォガートを。うちのドイツ人はラッテマキアートだったと思う。
すぐ近くでなにやらダンスが始まった。
この日は聖霊降臨祭なので、何か催しか集まりがある模様。何があるのか分からないが、そこに行く前という感じの人たちが集まっていた。
暇なのでめぎはその辺をブラブラして色々撮っていた。これは大聖堂。
噴水をこう撮ったり…
こう撮ったり…
こう撮ったり。
場所はこちら。
そろそろいいかしらね~とゲトライデガッセに戻ったのが12時半。
場所はこちら。
このときの3泊4日の話はのんびり年末ぐらいまで続く。
午前中の飛行機でザルツブルクに着いためぎたちは、いつもの宿に荷物を置かせてもらった後、チェックイン可能な時間まで暇つぶし。ここはドーム前広場。いつも夏にはここに演劇イェーダーマンのためのステージと座席が設営されるので、こういう風に何もないのを見るのは初めて。
場所はこちら。
そこからレジデンツ広場に抜けると、フィアカー(馬車)の客待ちの馬さんたちがいた。
みんなお疲れのご様子…まだ朝なのに。
5月末のザルツブルクは暑くもなく寒くもなく気持ちよくて、外のミュージアムカフェに座ることにした。グロッケンシュピールの下にあるところ。
めぎはアフォガートを。うちのドイツ人はラッテマキアートだったと思う。
すぐ近くでなにやらダンスが始まった。
この日は聖霊降臨祭なので、何か催しか集まりがある模様。何があるのか分からないが、そこに行く前という感じの人たちが集まっていた。
暇なのでめぎはその辺をブラブラして色々撮っていた。これは大聖堂。
噴水をこう撮ったり…
こう撮ったり…
こう撮ったり。
場所はこちら。
そろそろいいかしらね~とゲトライデガッセに戻ったのが12時半。
場所はこちら。
このときの3泊4日の話はのんびり年末ぐらいまで続く。