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2018-19年 ペナン島 ブログトップ
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旅の始まり [2018-19年 ペナン島]

今日からぼちぼち年末年始の旅のお話を。

今回使用したのはチャイナ・エアライン。決め手はプレミアムエコノミーが他の航空会社のエコノミーより安かったから。
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台湾の航空会社で、まずデュッセルからアムスへ飛び、そこから台湾へ、そこからペナン島へと、かなり長丁場な旅。でも、マレーシア航空とかKLMとかでクアラルンプール経由で行くより安かったのだ。チャイナ・エアラインの機内情報サービスは中国語と英語のほか日本語対応だった。飛び上がった瞬間、ここから9452kmある・・・遠いなあ・・・
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機内では台湾ビールを楽しみ・・・
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機内食も美味しかった。
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座席も快適で、前衛的な振り付けのバレエがあったりして楽しめたのだが、すぐ後ろのエコノミークラスの前方座席に12時間泣き叫び続けた子供が2名いて、うちのドイツ人は全く眠れずくたびれ果てた。
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2回目の食事も美味しかった。
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着陸態勢に入った頃、前の座席の子供がずっと外をビデオ撮影していた。機内モードでこういう事ができるようになったのが楽しいわねえ。
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台湾に到着したらJALが止まっていた。
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そこから乗り換えてペナン島へ。その機内の写真はないので、明日からはペナン島のお話を。
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ペナン島で前半にしていたこと [2018-19年 ペナン島]

今日からいよいよ年末年始のペナン島のお話を。

長い長い旅を終えて飛行機でやっとペナン島に着き、ATMでマレーシアリンギットを確保し、路線バスに乗ってホテルのあるバトゥ・フェリンギという地域へ出発!これは途中のバス・ターミナルから見た景色。おお~ペナン島だわ~~♪
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これがバスの中。ペナン島は大きく言ってマレー系・インド系・中国系が住んでいるところ。空港からタクシーで行くと速いけど、めぎたちは路線バスで現地の人の乗り降りを見ながらペナン島到着をしみじみと味わう時間を楽しんだ。
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1時間半ほどかかってホテルに到着。きゃあきゃあ懐かしい~~いつもと同じホテルで3回目の滞在。リピーターなのでホテルから安いプランを提供されて、繁忙期と言えども普通に取るよりお得だったのが嬉しい。40%オフだったかな。
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部屋にはウエルカムフルーツとチョコレート。ウエルカムドリンクはない。何しろマレーシアはイスラムでアルコール禁止の国だからね。
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豪華ではないが広々と清潔で、このベッドがとても寝心地が良い。腰の痛くならないベッド。ここ、歳を取ってくると特に重要。バルコニーもあって、ゆっくり寛げた。
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めぎたちはここで最初の3泊4日4泊5日はゆっくり休んだ。めぎたちは観光しに来たのではなく休暇に来たのだ。この「休暇」という概念はヨーロッパならではと言うかドイツらしさと言うか。10月以降の激務とトドメの長旅で疲れ切っていためぎたちは、食事の時間と所要で出かけた時間以外はずっと部屋でのんびり昼寝したり読書したりしていた。

この「所要」というのはテイラーにオーダーに行くことと散髪とマッサージ。まず服のオーダーメイドについて。めぎたちはこのホテルで過去2回服(めぎは夏の音楽祭用のドレス、シルクのパジャマなど(毎晩寝るときにこそシルクで贅沢をするのがめぎの流儀)、うちのドイツ人はシャツやスーツなど)のオーダーメイドをしてとても満足してて、今回も是非と思っていたのだが、その以前のテイラーは直前に他に移ってしまい、新たにテイラーを探さなければならなくなった。以前の人はとても良かったし、移ったのはジョージタウンで同じペナン島なので行こうと思えばそこへ行けるのだが、行くのにバスで1時間程かかり、オーダーや仮縫いやさらなる直しや引取などで何度も往復するのは嫌だとうちのドイツ人が却下。うーん、残念。でも、オーダーメイドはペナン島に行く理由の一つだったので、どうしても実現させたい。ドイツで作るよりずっと安いし、ちゃんと生地を選べば品物もよく、自分のサイズに作ってもらえるというのはとても気持ちが良いし、現地の人と触れ合えるので楽しいからだ。そんなわけでめぎたちは滞在最初の2日間ほど(と言っても全部で2時間ほどだけど)ホテルの近くでテイラー探しをしたのだった。今回お願いしたのは中国系マレーシア人と日本人のご夫婦がやっているところ(日本語のサイトも有る!それはこちら)。オーダーしたときは日本人の奥さんのほうが一時帰国中だったが、引取のときには戻ってきていてお会いすることができた。めぎはシルクシフォンのドレス1着、春秋のコート1着、シルクのパジャマ1着、うちのドイツ人はシャツ2着、スラックス1着をオーダーし、全部で3350リンギットほど(9万円弱)。肌触りもよくサイズもぴったりで着るのが楽しみ♪
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次に散髪について。ドイツからマレーシアまで旅に行って散髪?という感じだけど、めぎたちは観光に行ったわけではなく休暇に行ったわけで、いつも忙しくて自分自身に気をかける時間がなく、休暇先で散髪をするのは大いなる贅沢なのだ。髪を切りに行けば現地の人と触れ合えるし、これを楽しみにしてうちのドイツ人は2ヶ月近く髪を切りに行くのを控えて頑張り、めぎはここで2年ぶりに髪を切った。ちなみにめぎは白髪染めをしないため、2年間美容院に行かずとも平気。割と最近日本で女性ジャーナリストだったか女優さんだったかが白髪染めをしない宣言をして話題になっていたようだけど、めぎはもう15年以上前から実践中。人生で一度も髪を染めたことがない。ずっとそのままだと超楽で、年相応でいることの快適さを謳歌している。めぎは職業柄若く見えることになんのメリットもないしね。ここはうちのドイツ人が切ってもらったところ。
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それからマッサージについて。めぎは滞在ホテルの前のビーチで足のマッサージ(指圧)をしているめぎと同年代くらいの中国人夫婦に再会するのをとても楽しみにしていた。ホテルのスパでマッサージを頼むとそれなりのお値段だが、ホテルの外(ビーチは国営でプライベートビーチではない)だとずっと安い。安さを求めればそこら中にマッサージサロンがあるのだが、若いお姉さんにマッサージしてもらうのと違ってこの中国人のおじさんおばさんのマッサージはプロフェッショナルで安心感抜群。クリスマスもお正月も休みなく働きまくるこの二人にめぎはお金を払いたく、滞在3日目に1回、10日目くらいにもう1回と、2回お願いした。
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45分で足裏から膝までマッサージしてもらい、40リンギット。毎回10リンギットのチップもお支払いし、日本円で言えば1350円くらい。これをホテルでやれば5倍はするだろう。肩とか背中はないが、足裏マッサージで全身スッキリ。なにより、波の音を聞きながらマッサージしてもらう時間は格別。究極のエステだった。
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最後に昼寝と読書について。昼寝と読書するならドイツの自宅にいれば良いような気もするのだが、自宅にいるとうちのドイツ人の場合自営業なので仕事しちゃうし、めぎもうちにいるならと採点を伸ばし伸ばしにして休暇前に終わらせるというとてつもなくしんどいことをやり遂げずにいただろうし、食料品調達やら掃除やら料理やら日々の家事もあるし、クリスマスやうちのドイツ人の誕生日で電話もあって対応しなければならないし(ドイツでは誕生日に親戚・友人からじゃんじゃんお祝いの電話が来る)、何も気にせずただ昼寝と読書に徹するなんて言う贅沢はできないのが普通。それが休暇を過ごしにわざわざ出かけるメリットなのだ。しかも光いっぱいで、半袖一枚で体ものびのび。ああ、幸せだったなあ・・・
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つづく
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勝手知ったるペナン島だけど [2018-19年 ペナン島]

現在、年末年始のペナン島の話を連載中。

3回目のペナン島。勝手知ったるという感じで、到着後すぐ馴染みのところへ夕食に出かけた。まずはホテルの裏のビーチに出る。
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おお、なんかすごい人がいるわね・・・
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ゴミ拾いをしている中国系の女の子たち。可愛かった~
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うちのドイツ人は満面の笑み。こういうアジアな雰囲気が好きなのだ。日本人がヨーロッパに旅行に来てまで日本人観光グループに会いたくはないように、うちのドイツ人はアジアに来てまで欧米人に会いたくはない。欧米人に会わずに済むところなんてものすごく限られているのだが、ペナン島は比較的欧米人の少ないところ。というか、欧米人がいてもそれをずっと上回るほどたくさん現地の人も訪れているところ。このバトゥ・フェリンギ・ビーチにはジョージタウンから遊びに来ている人が多いのだ。それがめぎたちが好んでペナン島に行く大きな理由の一つである。

しかし、馴染みのお店はちょっと以前と様子が変わっていた。一応そのお店はあるものの、以前と違ってビールを売ってくれない。正確に言うと、そこは小さなホーカー(屋台集合施設)のようなところで、テーブルのある広場を取り囲むようにいくつかのお店があって、食事はこのお店から、飲み物はあのお店から、別の食事を別のお店から、とあちこちから買って一つのテーブルで食べることが以前はできたのだが、今はお店ごとにテーブルの縄張りができていて、別のテーブルにはビールを売ってくれなくなっていたのだ(座ったテーブルのお店はイスラム系なのでお酒は置いていなかった)。まあ近くのコンビニで缶ビールを買ってくることができたのだが、ホーカーを出て買ってくるというのはどうもイマイチだし、ホーカー内で仲が悪くなっているような気配で居心地が良くない。それに、味付けもかなり辛めになっていて、美味しいのだがうちのドイツ人には辛すぎ。以前はそんなことがなかったのにな・・・まあ辛くしないでと言えば良かったのかも知れないが。それになによりその近くのめぎたちがよくお昼にナシゴレンやビーフンを食べていたお店が潰れてしまっていて、この場所でなにか変動が起きているような、ちょっと嫌な雰囲気が感じられた。
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猫ちゃんの毛並みがずいぶん良くなっていた。以前ここで見た猫ちゃんはガリガリだったのだが・・・
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猫ちゃんにとっては喜ばしいことだけどね。
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猫ちゃんは可愛いけれどどうも居心地イマイチで、この馴染みの場所では初日のこのとき以来一度も食事をしなかった。いや、これまた正確に言えば、元旦に一度行ってみたのだが、馴染みのお店が閉まっていた・・・それもまた初めてのことだった。以前は毎日毎日そこで食べていて休みなんてなかったのに。年末年始はここの書き入れ時のはずなのに。

美しい夕焼けは以前と同じだったけど。
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後日別の美味しいところを見つけて通いつめて大満足したのだが、この日は結構失意に暮れて、何のためにここまで長旅してきたんだろう?と結構ネガティブになっためぎたちだった。この近くにあったとうもろこし屋台も見つからなくて、その可愛い売り子さんに会うのを楽しみにしてきたうちのドイツ人はがっかりしてたし。
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よく買い物をしたコンビニは健在だったけど。
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部屋から見える景色は変わらず美しかったけど。
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前回来たのは3年前。やっぱりなにかが変わっていくのよね。
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