SSブログ
2018-19年 ペナン島 ブログトップ
前の30件 | -

旅の始まり [2018-19年 ペナン島]

今日からぼちぼち年末年始の旅のお話を。

今回使用したのはチャイナ・エアライン。決め手はプレミアムエコノミーが他の航空会社のエコノミーより安かったから。
a1.jpg


台湾の航空会社で、まずデュッセルからアムスへ飛び、そこから台湾へ、そこからペナン島へと、かなり長丁場な旅。でも、マレーシア航空とかKLMとかでクアラルンプール経由で行くより安かったのだ。チャイナ・エアラインの機内情報サービスは中国語と英語のほか日本語対応だった。飛び上がった瞬間、ここから9452kmある・・・遠いなあ・・・
a2.jpg


機内では台湾ビールを楽しみ・・・
a3.jpg


機内食も美味しかった。
a4.jpg
a5.jpg
a6.jpg


座席も快適で、前衛的な振り付けのバレエがあったりして楽しめたのだが、すぐ後ろのエコノミークラスの前方座席に12時間泣き叫び続けた子供が2名いて、うちのドイツ人は全く眠れずくたびれ果てた。
a9.jpg


2回目の食事も美味しかった。
a7.jpg
a8.jpg


着陸態勢に入った頃、前の座席の子供がずっと外をビデオ撮影していた。機内モードでこういう事ができるようになったのが楽しいわねえ。
a10.jpg


台湾に到着したらJALが止まっていた。
a11.jpg


そこから乗り換えてペナン島へ。その機内の写真はないので、明日からはペナン島のお話を。
nice!(32)  コメント(8) 

ペナン島で前半にしていたこと [2018-19年 ペナン島]

今日からいよいよ年末年始のペナン島のお話を。

長い長い旅を終えて飛行機でやっとペナン島に着き、ATMでマレーシアリンギットを確保し、路線バスに乗ってホテルのあるバトゥ・フェリンギという地域へ出発!これは途中のバス・ターミナルから見た景色。おお~ペナン島だわ~~♪
a1.jpg


これがバスの中。ペナン島は大きく言ってマレー系・インド系・中国系が住んでいるところ。空港からタクシーで行くと速いけど、めぎたちは路線バスで現地の人の乗り降りを見ながらペナン島到着をしみじみと味わう時間を楽しんだ。
a2.jpg


1時間半ほどかかってホテルに到着。きゃあきゃあ懐かしい~~いつもと同じホテルで3回目の滞在。リピーターなのでホテルから安いプランを提供されて、繁忙期と言えども普通に取るよりお得だったのが嬉しい。40%オフだったかな。
a3.jpg


部屋にはウエルカムフルーツとチョコレート。ウエルカムドリンクはない。何しろマレーシアはイスラムでアルコール禁止の国だからね。
a4.jpg


豪華ではないが広々と清潔で、このベッドがとても寝心地が良い。腰の痛くならないベッド。ここ、歳を取ってくると特に重要。バルコニーもあって、ゆっくり寛げた。
a5.jpg


めぎたちはここで最初の3泊4日4泊5日はゆっくり休んだ。めぎたちは観光しに来たのではなく休暇に来たのだ。この「休暇」という概念はヨーロッパならではと言うかドイツらしさと言うか。10月以降の激務とトドメの長旅で疲れ切っていためぎたちは、食事の時間と所要で出かけた時間以外はずっと部屋でのんびり昼寝したり読書したりしていた。

この「所要」というのはテイラーにオーダーに行くことと散髪とマッサージ。まず服のオーダーメイドについて。めぎたちはこのホテルで過去2回服(めぎは夏の音楽祭用のドレス、シルクのパジャマなど(毎晩寝るときにこそシルクで贅沢をするのがめぎの流儀)、うちのドイツ人はシャツやスーツなど)のオーダーメイドをしてとても満足してて、今回も是非と思っていたのだが、その以前のテイラーは直前に他に移ってしまい、新たにテイラーを探さなければならなくなった。以前の人はとても良かったし、移ったのはジョージタウンで同じペナン島なので行こうと思えばそこへ行けるのだが、行くのにバスで1時間程かかり、オーダーや仮縫いやさらなる直しや引取などで何度も往復するのは嫌だとうちのドイツ人が却下。うーん、残念。でも、オーダーメイドはペナン島に行く理由の一つだったので、どうしても実現させたい。ドイツで作るよりずっと安いし、ちゃんと生地を選べば品物もよく、自分のサイズに作ってもらえるというのはとても気持ちが良いし、現地の人と触れ合えるので楽しいからだ。そんなわけでめぎたちは滞在最初の2日間ほど(と言っても全部で2時間ほどだけど)ホテルの近くでテイラー探しをしたのだった。今回お願いしたのは中国系マレーシア人と日本人のご夫婦がやっているところ(日本語のサイトも有る!それはこちら)。オーダーしたときは日本人の奥さんのほうが一時帰国中だったが、引取のときには戻ってきていてお会いすることができた。めぎはシルクシフォンのドレス1着、春秋のコート1着、シルクのパジャマ1着、うちのドイツ人はシャツ2着、スラックス1着をオーダーし、全部で3350リンギットほど(9万円弱)。肌触りもよくサイズもぴったりで着るのが楽しみ♪
a11.jpg


次に散髪について。ドイツからマレーシアまで旅に行って散髪?という感じだけど、めぎたちは観光に行ったわけではなく休暇に行ったわけで、いつも忙しくて自分自身に気をかける時間がなく、休暇先で散髪をするのは大いなる贅沢なのだ。髪を切りに行けば現地の人と触れ合えるし、これを楽しみにしてうちのドイツ人は2ヶ月近く髪を切りに行くのを控えて頑張り、めぎはここで2年ぶりに髪を切った。ちなみにめぎは白髪染めをしないため、2年間美容院に行かずとも平気。割と最近日本で女性ジャーナリストだったか女優さんだったかが白髪染めをしない宣言をして話題になっていたようだけど、めぎはもう15年以上前から実践中。人生で一度も髪を染めたことがない。ずっとそのままだと超楽で、年相応でいることの快適さを謳歌している。めぎは職業柄若く見えることになんのメリットもないしね。ここはうちのドイツ人が切ってもらったところ。
a14.jpg


それからマッサージについて。めぎは滞在ホテルの前のビーチで足のマッサージ(指圧)をしているめぎと同年代くらいの中国人夫婦に再会するのをとても楽しみにしていた。ホテルのスパでマッサージを頼むとそれなりのお値段だが、ホテルの外(ビーチは国営でプライベートビーチではない)だとずっと安い。安さを求めればそこら中にマッサージサロンがあるのだが、若いお姉さんにマッサージしてもらうのと違ってこの中国人のおじさんおばさんのマッサージはプロフェッショナルで安心感抜群。クリスマスもお正月も休みなく働きまくるこの二人にめぎはお金を払いたく、滞在3日目に1回、10日目くらいにもう1回と、2回お願いした。
a12.jpg


45分で足裏から膝までマッサージしてもらい、40リンギット。毎回10リンギットのチップもお支払いし、日本円で言えば1350円くらい。これをホテルでやれば5倍はするだろう。肩とか背中はないが、足裏マッサージで全身スッキリ。なにより、波の音を聞きながらマッサージしてもらう時間は格別。究極のエステだった。
a13.jpg


最後に昼寝と読書について。昼寝と読書するならドイツの自宅にいれば良いような気もするのだが、自宅にいるとうちのドイツ人の場合自営業なので仕事しちゃうし、めぎもうちにいるならと採点を伸ばし伸ばしにして休暇前に終わらせるというとてつもなくしんどいことをやり遂げずにいただろうし、食料品調達やら掃除やら料理やら日々の家事もあるし、クリスマスやうちのドイツ人の誕生日で電話もあって対応しなければならないし(ドイツでは誕生日に親戚・友人からじゃんじゃんお祝いの電話が来る)、何も気にせずただ昼寝と読書に徹するなんて言う贅沢はできないのが普通。それが休暇を過ごしにわざわざ出かけるメリットなのだ。しかも光いっぱいで、半袖一枚で体ものびのび。ああ、幸せだったなあ・・・
a6.jpg


つづく
nice!(32)  コメント(8) 

勝手知ったるペナン島だけど [2018-19年 ペナン島]

現在、年末年始のペナン島の話を連載中。

3回目のペナン島。勝手知ったるという感じで、到着後すぐ馴染みのところへ夕食に出かけた。まずはホテルの裏のビーチに出る。
a7.jpg


おお、なんかすごい人がいるわね・・・
a4.jpg


ゴミ拾いをしている中国系の女の子たち。可愛かった~
a1.jpg


うちのドイツ人は満面の笑み。こういうアジアな雰囲気が好きなのだ。日本人がヨーロッパに旅行に来てまで日本人観光グループに会いたくはないように、うちのドイツ人はアジアに来てまで欧米人に会いたくはない。欧米人に会わずに済むところなんてものすごく限られているのだが、ペナン島は比較的欧米人の少ないところ。というか、欧米人がいてもそれをずっと上回るほどたくさん現地の人も訪れているところ。このバトゥ・フェリンギ・ビーチにはジョージタウンから遊びに来ている人が多いのだ。それがめぎたちが好んでペナン島に行く大きな理由の一つである。

しかし、馴染みのお店はちょっと以前と様子が変わっていた。一応そのお店はあるものの、以前と違ってビールを売ってくれない。正確に言うと、そこは小さなホーカー(屋台集合施設)のようなところで、テーブルのある広場を取り囲むようにいくつかのお店があって、食事はこのお店から、飲み物はあのお店から、別の食事を別のお店から、とあちこちから買って一つのテーブルで食べることが以前はできたのだが、今はお店ごとにテーブルの縄張りができていて、別のテーブルにはビールを売ってくれなくなっていたのだ(座ったテーブルのお店はイスラム系なのでお酒は置いていなかった)。まあ近くのコンビニで缶ビールを買ってくることができたのだが、ホーカーを出て買ってくるというのはどうもイマイチだし、ホーカー内で仲が悪くなっているような気配で居心地が良くない。それに、味付けもかなり辛めになっていて、美味しいのだがうちのドイツ人には辛すぎ。以前はそんなことがなかったのにな・・・まあ辛くしないでと言えば良かったのかも知れないが。それになによりその近くのめぎたちがよくお昼にナシゴレンやビーフンを食べていたお店が潰れてしまっていて、この場所でなにか変動が起きているような、ちょっと嫌な雰囲気が感じられた。
a8.jpg


猫ちゃんの毛並みがずいぶん良くなっていた。以前ここで見た猫ちゃんはガリガリだったのだが・・・
a9.jpg


猫ちゃんにとっては喜ばしいことだけどね。
a2.jpg


猫ちゃんは可愛いけれどどうも居心地イマイチで、この馴染みの場所では初日のこのとき以来一度も食事をしなかった。いや、これまた正確に言えば、元旦に一度行ってみたのだが、馴染みのお店が閉まっていた・・・それもまた初めてのことだった。以前は毎日毎日そこで食べていて休みなんてなかったのに。年末年始はここの書き入れ時のはずなのに。

美しい夕焼けは以前と同じだったけど。
a10.jpg


後日別の美味しいところを見つけて通いつめて大満足したのだが、この日は結構失意に暮れて、何のためにここまで長旅してきたんだろう?と結構ネガティブになっためぎたちだった。この近くにあったとうもろこし屋台も見つからなくて、その可愛い売り子さんに会うのを楽しみにしてきたうちのドイツ人はがっかりしてたし。
a5.jpg


よく買い物をしたコンビニは健在だったけど。
a6.jpg


部屋から見える景色は変わらず美しかったけど。
a3.jpg


前回来たのは3年前。やっぱりなにかが変わっていくのよね。
nice!(31)  コメント(8) 

2日目の朝 [2018-19年 ペナン島]

現在、年末年始のペナン島の話を連載中。

一夜明けようとしているペナン島。12月23日の朝6時40分頃の撮影。美しい満月だった。
a1.jpg


赤道近いペナン島では毎朝7時半頃に日の出で毎晩7時半頃に日没。いつも7時頃朝食会場に行ってのんびりコーヒーを飲みながら明るくなってくる様子を観察していた。これは7時半頃。日の出とともに朝食会場前の芝生の掃除が始まるのだ。
a2.jpg


以前はこの芝生の上に席が設けられていたのだが、今回は改装されてレストラン内の床のあるテラス席までとなっていた。それがちょっと残念だった・・・芝生の部分ではレストラン内の音楽が聞こえないので、うちのドイツ人がアメリカのクリスマスソングにイライラする事がなくすんだし、鳥も来たりして面白かったのだ。でもまあ芝生ギリギリのところに席が設けられていてので雰囲気は十分よく、芝生の向こうの海の音も十分聞こえるし、良しとしましょ。

夜が明けて明るくなってから麺をいただいた。これは朝食会場でその場で茹でてくれる。入れる具も自分で選ぶことができる。スープの塩気が足りなかったが、醤油が置かれているので自分で調整できる。
a3.jpg


食べ終わるとすっかり日が高くなっていた。何しろ本当にゆっくりと食べたので、食べ終わったら9時だったしね。特にすることもないのでめぎたちは連日朝食をのんびりと楽しんだ。
a4.jpg


南国の植物が眩しく感じられた。
a6.jpg


海の方では既にアトラクションが準備万端。
a7.jpg
a9.jpg


朝の散歩を楽しむ人達が歩いていた。
a8.jpg


これは部屋からの眺め。下の真ん中に見えているポッカリと空いた部分が、以前よく昼食を取りに行った店のテーブルがあったところ。
a10.jpg


↑上のトリミング。ああ、あそこのナシゴレンの味、懐かしいわねえ。あそこのコックのお兄さんが懐かしいな。後日あのマッサージの中国系ご夫婦に聞いたところ、なんでも場所代が高くなって立ち退いたのだとか。そうか、この辺、きっと地上げ屋が来てるのね。今度ペナン島に来たら、ここに大きな小奇麗なショッピングセンターが立っているのかもしれないなあ・・・それともホテルかコンドミニアムかに変わっているのかもね。そうするとここにいっぱいたむろっていたマレー人の若者たちとか家族連れとかがいなくなるわけで、面白さも激減しちゃうな。そうしたらペナン島に来る意味もなくなるね・・・などとめぎたちは話し合ったのだった。
a11.jpg


実際この近くには以前ごちゃごちゃっとしていたところに小奇麗なスタバができていて、ああ世界中どこに行っても同じになっていくんだなあと感じた。それは観光客にとっては安心感があるかも知れないし、地元の人にとっては発展を感じるのかも知れないが、めぎたちにとっては旅をする意味がなくなっていく。一日がかりでマレーシアまで行ってスタバに入りたくはない。これはカフェ文化のウィーンでスタバに入りたくないのと同じことだ。と言ってもめぎたちだって小奇麗なリゾートホテルに滞在しているわけで、再開発の恩恵を大いに受けているのだけど。どんなに面白くても、歳を取ってきてバックパッカー用の安宿に泊まり歩く元気はもうないし、どの辺で妥協してバランスをとるかという感じなのだが、折よく旅をするのもしんどいくらいの歳になってきて、それと同時に世界は面白くなくなってきてて、ぎりぎり面白い世界を見ることができてよかったと思って旅からも引退すべきなのかも知れないな。まあ今後はヨーロッパ内でブルゲンラントのような忘れられた場所を楽しむことにしようかしらね・・・などと話し合ったり。ただ、真冬に一度だけ明るい光を見て英気を補充したいのよね~めぎは。今後はどこへ行こう?
a2.jpg


ちなみに今回お昼は朝食会場からもらってきたパンや部屋に置かれていたウエルカムフルーツや毎日配布されるクッキーなどですました。朝ゆっくりいっぱい食べ、それで十分だった。これも歳を取ってきた証拠かもしれないな。お腹空かないんだもの。
nice!(27)  コメント(7) 

ホテル周辺の様子 [2018-19年 ペナン島]

現在、年末年始のペナン島の話を連載中。今日は滞在2日目の午前中のこと。

朝食後、ホテル周辺の散策に出かけた。近場でテイラーを探すためだ。ホテル内には以前とは別のテイラーが入っていたのだが、電話番号が書かれているだけでお店に人がいない。電話して予約するよりまずは人を見て決めたいとうちのドイツ人が言うので、近場で探してみることにしたのだった。ペナン島にはテイラーがいっぱいあるので、ホテルの外でも良いお店が見つかるかも、と。

めぎたちのホテルの道路の向かい側はこんなところ。1階はコンビニのような商店が入っているのだが、その上はホテルだった。現地ホテル、室外機がいっぱい。ちょうどそこに泊まっていたらしい女子高生くらいの団体が出発するところだった。
a1.jpg


バスはずいぶん立派ねえ。
a2.jpg


テイラーを探しながらちょっと撮影。幹線道路から入っていく細い道を覗き見る。ペナン島の一般の人の暮らしというのはどうなのかな・・・
a3.jpg


これはどうしてこんな模様が描かれているのかしらねえ。
a4.jpg


そこら中に熱帯雨林の植物があるのに、それでもこうして鉢植えをいっぱい置くのって面白いな。
a8.jpg


まあ鉢植えでなければ大きくなりすぎるのかも・・・
a10.jpg


どんなに崩れた感じの家でもエアコンはある。この近くで石油がとれるためか、貧しそうでも電気代に関しては問題がないようだ。路線バスもエアコンガンガンだし、酷暑でもエアコンがなくて死にそうだったドイツより実は過ごしやすいのかも・・・
a5.jpg


あらら。
a6.jpg


フルーツは朝食でいっぱい食べた。バナナが濃くて美味しいのよねえ。
a7.jpg


テイラーはこの通り沿いに何店かあったもののあまりピンとこなくて、今度は近所のいくつかのホテルの中のテイラーをあたってみることにした。そしてあるホテルのフロントで、そのホテルにはないけれどこの辺りならそことあそこと・・・と教えてくれて、それでようやくここならというところを見つけたのだった。
a9.jpg


と言っても行ってみたらこの日はなぜか閉まっていて(日曜日だったからなのか、予約がないときは店にいないのかちょっと不明)、その向かいに別のテイラーがあったのだがドイツから来たと言うと思いっきり高い値段をふっかけられてあまりにも怪しげで断り、結局はここならと思ったところに予め電話かメールで予約しなければならなかった。めぎたちはドイツの携帯しか持ってなかったのでホテルの人に電話してもらい、でも留守電だったようなので、部屋のWi-Fiでネットで調べてホームページを見つけてメールも打ち、夜になってようやく電話がつながって、次の日のお昼にアポを取り、めでたくテイラー探しを終了。
nice!(28)  コメント(6) 

2日目の午後 [2018-19年 ペナン島]

現在、年末年始のペナン島の話を連載中。

テイラー探しから戻ってきためぎたちは、午後はホテルの部屋で涼みながらネットや読書などして休み、時折バルコニーに出て撮影などして楽しんだ。
a3.jpg
b1.jpg


今回の部屋はホテルの端っこだったので、バルコニーからホテルの外の世界を眺めることができた。
b2.jpg


コンドミニアムの前に見えているのはモスク。この拡声器から定期的に大音響でアザーン(礼拝の呼びかけの唄)が聞こえてくる。ああイスラムの国だなあと気付かされる。初めて聞くとびっくりしてその轟が怖いほどだが、考えてみればまあお寺の鐘や教会の鐘と同じようなものである。朝方まだ暗いうちに起こされちゃうのは時々しんどいけど、これも旅の面白さ。
b3.jpg


手前にはとても古い、でもずいぶん立派な家。そのうちにはなくなってしまうのだろうな。子どもたちが自転車で遊んでいた。暑いのに凄いな~
b4.jpg


まあずっといれば慣れるのだろう。実際めぎたちも旅の終わり頃はクーラー要らずになっていた。
b5.jpg


バルコニーではハトさんが睦まじくしていた。
b6.jpg


夕方5時頃になって再び外へ。うちのドイツ人が散髪に行くため。
b7.jpg


どこかのホテルに納めに行くらしいきれいな花。
b8.jpg


散髪したのはあの青いプレハブの店。現地の人達が次々とやってきて気持ちよさそうに切ってもらっていたのが決め手。
a1.jpg


そこで女性の髪を切ってくれるところを聞いてみたが、おなか空いたので後日に行くことにした。

海ではまだ沢山の人が遊んでいた。
b9.jpg


さあて、今日はどこへ食べに行こうかしらね・・・
b10.jpg
nice!(27)  コメント(6) 

2日目の夕食の場所 [2018-19年 ペナン島]

現在、年末年始のペナン島の話を連載中。

2日目の夕食は、3年前に見つけたけど食べに行ったことのなかったところへ行ってみた。時間は18時半頃で、まだ人がほとんどいないが店は開き始めていたところ。
c1.jpg


あ!猿!!
c2.jpg


降りてきても全く動じない店の人。
c3.jpg


ビニールの袋奪われても全く動じない店の人・・・
c4.jpg


と言うのは、このホーカーに集う店の人達はこの野生の猿たちにこの時間帯に餌をやるのを日課としていたから。最初に見たときにはそのことを知らなくてびっくりしたけど、それから毎日この情景を目撃した。奪われたビニール袋の中にはヤシの種のようなものが入っていて、それをいつも餌にやっているのだ。猿たちはそれ以外のものを奪おうとはせず、こんなふうに手渡しでもらったりするほど慣れていた。そしてひとしきり食事が済むと、みんなで林へ戻っていった・・・
c5.jpg


たぶんこんなことも、そのうちには衛生上問題になって施設ごと新しく建て替えられて目にできなくなっていくのだろう。ここの店の人達にとっては、こうやって猿の好物をやることで猿に残飯をあさられたりせずに済んでいるのではないかと思う。野生の動物と人間との面白い共存。めぎは、こういうのを多分ぎりぎり目にすることができてよかったなあと思うのだ。あと10年20年経てば、きっとここはなくなってしまうと思うから。今の子供達は小奇麗なショッピングセンターとスタバしか知らない世代になっていくのだろう。

さて、そろそろ夕食を。ここに来たのは実は、このホーカー内のこのお店を例の足マッサージの中国系夫婦のご主人がやっているから。ご主人は昼間は浜辺で足のマッサージをし、夜はここで料理しているのだ。いったい一日に何時間働いているのだろう・・・凄いなあ。
c6.jpg


このホーカーではどのテーブルに座ってもホーカー中のお店で注文することができ、ビールも注文できた。残念ながらタイガービールではなく何故かデンマークのビールだったけど。それも、何故かシンガポールのタイガービールよりこのデンマークのビールの方が若干安かった。
c7.jpg


マッサージのご主人の作ってくれた麺料理。美味しかった~♡うちのドイツ人のために辛さを抑えて作ってくれた。
c8.jpg


別の屋台の水餃子も美味しかった。
c10.jpg


ここで美味しいものにめぐりあい、他のお店にも興味が湧いてあれこれ試し、ペナン島での全9泊のうち7回ここで夕食にした。毎回猿さんアトラクション付きで、最後にはあちこちの屋台の人たちと仲良くなってお別れに記念撮影したりして。いつか再び行くことがあったら、ここがまだあるといいなあ・・・そして、ここの屋台の料理人のおじさんたちが幸せで元気だといいなあ・・・
c9.jpg


めぎたちは年末年始という一年の最繁忙期に訪ねているわけで、雨季とか閑散期に彼らがどの程度働いているのか、定休日があったりするのか、休暇をとったりするのか、全く不明。彼らも仕事でストレスを抱えたりするのかな。ここの人たちは、客がいないときはのんびりと座っておしゃべりしたりスマホを見たりしてて、客が来るとすっと屋台に立ち、ちゃっちゃと料理してサクッと出してまた座ってタバコ吸ったりしてて、最も客の多い20~21時頃に集中して働きあとは猿と戯れていたりするわけで、最繁忙期にもかかわらずストレスとは無縁に見えた。同時に働くことが当然と言うか、人生と働くことがイコールのような空気も感じた。何より働く様子が幸せそうなのだ。そしてその仕事の結果である料理は最高の味。なんて充実した仕事ぶり。それがとても印象に残った。
nice!(28)  コメント(8) 

暮れていく2日目 [2018-19年 ペナン島]

現在、年末年始のペナン島の話を連載中。

これは滞在2日目の19時半頃、夕食を終えてもまだ少し明るかった。
d1.jpg


浜辺では店じまい中。
d2.jpg


バナナボートさんも戻ってきて・・・
d3.jpg


搬入。
d4.jpg


こんなのが浜辺に並べられて・・・
d5.jpg


次々に搬入。
d6.jpg


3年前、この様子を撮影したけどブレブレだったので、今回こそはと思っていた。しかしやっぱりブレブレだったけど。まあ飲んだあとのいい加減な撮影だし、かなり暗いしね。
d7.jpg


この店じまいの仕事はここでは365日毎日毎日毎日繰り返されているわけで、これを次の日の夜明けとともにまた搬出する仕事も365日繰り返しているわけで、めぎたちが去ったあともこのビーチではこれを毎日やっているわけで、そのことがなんというかめぎの心にいつも残る。1回目の滞在のときも2回目の滞在のときも、そのことがめぎの心に大きな思い出になっていたのだが、やっぱり今回も。更に今回は、この繰り返し性というか永遠性というかそんな感じのものを感じるまさにここで姿を変えていくものもあるという不思議なパラドックスが、なんとなくめぎの心をざわつかせる。そう言えば3年前、ここでパラセーリングをしたときめぎたちは浜辺に降り立ったのだけど、今回見たところでは海上の船から飛び立ち船に降ろされていた。あの浜辺に降り立つというのは降り立つ人にとってもうまく操縦できるかどうかドキドキだったし、さらに浜辺を散歩している人にとって結構危険だったから、やり方を替えたのだろう。そんなふうに、ずっと同じかと思っていたものも変わっていくのだな。めぎはあの降り立ったときの浜辺にドシンと尻餅をついた砂の感触を今でも覚えているが、それはもう起こりえないということなのだ。

浜辺からホテルに戻ってきた。プールではまだ泳いでいる人がいた。
d8.jpg


旅行中のブログにも載せたエントランスのツリー。この日は12月23日。クリスマスはこれからというところ。まあこんな南国でクリスマス気分もなかったけれど。
d9.jpg


そしてこれは次の日、クリスマスイヴの朝6時50分頃の撮影。もう満月は過ぎていたけど、綺麗だったので。露出をもうちょっとだけ明るめにすればよかったかな・・・本当は三脚使って長秒撮影すべきだったわね。
a1.jpg


夜明けを前に、早くもお馬さんが出勤してきていた・・・
a2.jpg
nice!(29)  コメント(5) 

南国のクリスマスイヴの一日 [2018-19年 ペナン島]

現在、年末年始のペナン島の話を連載中。今日から滞在3日目、クリスマスイヴのお話を。

イヴの日の朝食。めぎは朝からアジアで麺など、うちのドイツ人はイギリス風の朝食でベーコンエッグにベイクドビーンズにトースト。と言ってもマレーシアはイスラムの国なのでポークはなく、ベーコンは牛肉で作ったものだけど。
a3.jpg


この日、芝生では朝から結婚式の準備中。
a4.jpg


カメラマンさんのカメラはニコン。どのカメラかわからなかったけど、ファインダーが丸いので、上級機だわね~
a5.jpg


部屋のバルコニーから観察。イヴに結婚式だなんて、高そう・・・
a6.jpg


さて、めぎたちはこの日お昼ごろ、ようやく見つけて予約したテイラーへ行って注文と採寸をし・・・
a7.jpg


そこで尋ねてその近くで連れて行ってもらった美容院で今度はめぎが髪を切り・・・(12リンギット!たったの300円ほど!!)
a8.jpg


ここがその美容院。
a9.jpg


その近くで現地のコーヒー(コピというのだが、ネスカフェパウダーにパウダーのクリームというとっても懐かしい味で1リンギット=約27円)に、そのお店にあったちょっと辛いピラフのようなものを食べてみた。うちのドイツ人には辛すぎだけど、美味しかった。これも1リンギットだったような記憶。
a10.jpg


それからホテルに戻り、午後は昼寝したり読書したり。クリスマスイヴということでこんなケーキが各部屋に届けられ、部屋でコーヒーを入れて(カプセル型のマシーンが備え付けられていた)3時のおやつ。これ、見た目で想像するよりずっと美味しかった。スポンジケーキがクリームと共に丸まっている感じ。なんというか、日本のクリスマスケーキを思い出し、懐かしかった。せっかく配られても食べない人がほとんどだろうと思う・・・勿体無いわねえ。
a11.jpg


↑ちなみにうちのドイツ人は以前日本で年末年始を過ごしたときに日本のデパートでこういうクリスマスケーキが売られているのを見かけたが、どんな味なのか全く想像できなかったのだとか。ドイツにはこういうケーキがないので経験したことがなく、ケーキと言われてもドイツのケーキと全く違うので想像の範疇を超えるのだ。今回食べる機会を得てようやく日本のクリスマスケーキ(スポンジケーキと生クリームやチョコレートクリーム)の味が想像できるようになったのだそう。じゃ、ドイツのクリスマスケーキってどんなの?と思った方に・・・ドイツではクリスマスケーキというものが特に無い。強いて言えばシュトレンで、つまりレーズンやドライフルーツやくるみなどの入ったケーキで、ヨーロッパの他の国でもそれと似たようなケーキをクリスマスシーズンに食べる。つまり生クリームといちごとかチョコレートというケーキは無い。いちごなんて春に採れるものでクリスマスシーズンには無いし、輸入品がスーパーにあっても外国人しか買わない・・・とのこと。
nice!(32)  コメント(6) 

イヴの夜 [2018-19年 ペナン島]

現在、年末年始のペナン島の話を連載中。

イヴの日はケーキで結構お腹がいっぱいになっていたので、19時半近く、日暮れの頃になってから夕食へ。
b2.jpg


行くときに凄い空模様になっていた。この三角の屋根のお店はガイドブックにも載っているシーフードレストランだが、以前何度か食べたけど、美味しいけれどホーカーの3~5倍のお値段なので今回はパス。
b3.jpg


ペナン島はバイクがいっぱい走るところ。それが自転車みたいに隙間を縫って走ってくるから結構怖い。思わぬところから突然ブーンと現れるのだ。信号も無視するし。
b4.jpg


イヴの夜は、3年前にも来たことのあるこの辺りで最も有名なホーカーへ。ロングビーチカフェという名前のところ。
b6.jpg


ここにはタイガービールも。
b5.jpg


ここのタイガービールの売り子さんを例の足裏マッサージの中国系夫婦の奥さんのほうがやっていて、全くあのマッサージ夫婦は二人でどれだけ働いているのだか・・・同じホーカーではなく夜は別々のホーカーで仕事しているというのも面白いわねえ。と言っても隣同士のホーカーだけど。

ホーカーというのは、テーブルのある大きな空間をぐるりと沢山の屋台が取り囲んでいて、自分で好きな屋台に注文に行って、テーブルの番号を言って届けてもらい、届いたときに生産するというシステム。これ、レタスのようなもので隠れているけど、その下にはグツグツと煮え立った鍋に豚バラ肉の角煮。豚肉を売っていたのはここだけだったような記憶。
b7.jpg


さて、旅行中の記事でも書いたように、ここでものすごいスコールが。トタン屋根に当たる音で話す声も聞こえなくなるほどの勢い。
b8.jpg


めぎたちは急いでいないのでゆっくりと雨がやむのを待った。
b9.jpg


しかし結構待ってもやまないので、弱まったところで戻ることに。濡れても全く寒くなく、それどころか気持ちがいいのが南国の素敵なところ。ホテルではプールが遊泳禁止になっていた。明かりの上のサンタの帽子の演出が妙にチープでなんとも可愛い。
b10.jpg


ホテルのツリーとサンタの帽子と届けられたケーキがなければこの日がクリスマスイヴだということを忘れてしまいそうなほど全くクリスマスっぽさがない。この上っ面で宗教性のないクリスマスは日本と同じで、ヨーロッパから遠く離れているのだと実感する。ヨーロッパでのクリスマスは変な言い方だが誰もが幸せなクリスマスを祝わなければならないといった結構な重圧感があるので、この軽さがこの上なく楽なのだが、いっその事クリスマスを演出しないでくれたらもっといいんだけどなあと思う。そうしたらもっと、異国に来たと感じられて良いのにな。

夜にはタイガービールで乾杯してささやかなプレゼント交換を。最大のプレゼントは今回の休暇だから、これは本当にお互いにささやかに。めぎからは彼が希望した日本の調理器具(押し寿司を作るヒノキのセット)を、うちのドイツ人からはめぎが集めているドイツのエルツ地方のクリスマスの木彫りの人形を。
b11.jpg
nice!(26)  コメント(5) 

滞在4日目のこと [2018-19年 ペナン島]

現在、年末年始のペナン島の話を連載中。

ペナン島滞在4日目の朝。朝7時の撮影。この夜は結構な嵐だったのだが、この日の天気はどうかな・・・
c1.jpg


7時15分頃もまだ薄暗かった。この日は麺の具にお豆腐があった。
c2.jpg


食べ終わってしばらくすると、青空が覗いてきた。これは9時頃。
c3.jpg


この日は10時半に例の中国系夫婦の奥さんの方にマッサージを予約していた。サンタが空から降りてきたのはこのとき。思えばこの日は12月25日。クリスマスはこの日だったのよね。
c4.jpg


足のマッサージのあとはホテルでゆっくりと寛いだ。どこにも行かず、昼寝と読書。うちのドイツ人はあのホーカーの猿のことなどネットで調べていた。これはめぎのお古のスマホで、彼は初めてのスマホで辞書アプリを使ったり(彼がこの旅の間に読んでいたのは英語の本で、たまに単語を調べていた)、ドイツのニュースを読んだり、旅先で行った場所や目にした動物や植物などをWikipediaなどで調べたりするのを楽しんでいた。
c9.jpg


彼は、こうしてWi-Fiが繋がるような旅をしていては、結局旅をする意味もないな、自分ももう終わってるよね、と自虐的に言っていた。現地でSimカードを買ったわけではなくホテルで無料Wi-Fiを繋いだだけなのだが、繋がるとどうしてもドイツのニュースを見てしまうし、送られてきたメールを読んでしまう。こうしてドイツと繋がってドイツの動向を知り、クリスマスや誕生日のお祝いをやり取りしたり仕事のメールへの返事を書いたりするのでは、結局旅に出ている意味がないと言うのだ。それならやめれば良いのだが、スマホを持っていればメッセージを見たりそれに返事をしたりするのを避けられないということを実感したのだろう。なにしろスマホはPCよりずっと手軽で、画面を見ればメールが届いているのだから。遠くの故郷の人へ思いを馳せながらハガキを送るしかなかった頃の方が、不便極まりなかったけど本当にその地にいる旅ができたように思う。
c6.jpg


しかし同時に、こうして滞在型のんびり休暇を過ごすには、スマホはとても便利なアイテムだった。百科事典の代わりにいつでもネットで調べ物できるし、1リンギットがユーロでいくらかとかチェックできるし(事前に見る暇がなかった)、天気予報も見られるし、地図や開店時間などもチェックできるし、めぎなどいつもよりブログをのんびり見ることができたりした。普段は飛ばし読みしているのをゆっくり読んだりして、スマホ片手に休暇の時間を楽しんだ。音楽祭に出かけたり街歩きをしたりしているいつものヨーロッパの旅とは全く違うのんびりとした時間だった。
c5.jpg


さて、この日は今回の旅の最初の4泊5日ペナン島滞在の最終日で、次の日から3泊4日でタイのリペ島へ行き、その後また戻ってくる予定だったので、午後はホテルに残していくスーツケースと、リペ島に持っていくリュックとに荷物を詰め直したりして過ごした。そしてまた今日も19時近くになった・・・
c7.jpg


あ、そろそろ夕食のお時間ね。なんだか食べて寝てスマホ見て食べて寝てばかりの繰り返しだけど、こんな何もしない時間というか時間の無駄遣いが最高のクリスマスプレゼントだったなあ。こうしてひたすらゆっくりしたおかげで秋から暮れまでの仕事の疲れもドイツからマレーシアまでの長旅の疲れも癒え、次の日からアクティブに行動し始めたのだった。
c8.jpg
nice!(31)  コメント(8) 

4日目の夕食 [2018-19年 ペナン島]

現在、年末年始のペナン島の話を連載中。

滞在4日目の午後7時過ぎ、日が沈んで例によってマリンスポーツが店じまいしている頃に浜辺を歩くと・・・
d1.jpg


中国系の若者たちがいっぱいいた。
d2.jpg


中国から来たのか、マレーシアの中国系の人なのかは全くわからないが、みんなでとっても楽しそうだった。クリスマス(この日は12月25日)に友達同士で旅行、若い時のいい思い出になるわね~
d3.jpg


さて、この日は2日目の夜に来たホーカーへ再び。あの猿のいたところ。
d4.jpg


まずはあの足裏マッサージのご主人のお店で麺を頼み・・・
d5.jpg


この日は別の魚介のお店でも注文してみた。
d7.jpg


カニやら・・・
d8.jpg


泳いでいるお魚さんもいたが・・・
d9.jpg


はまぐりみたいな貝のしょうが味炒め。これがとっても美味しくて、めぎはこの魚介屋台の調理人おじさんにイチコロ。白米もつけてもらって丼もの感覚で食べた。
d6.jpg


↑上の料理はどれも12リンギット、約312円。計650円弱で二人でお腹いっぱい。あはは、チープなクリスマスディナーだわね。でも、下手なレストランよりずっと美味しい。日本でも店を開いたら一皿3千円とかで提供できると思われる美味しさとボリューム。ここはお酒が禁止のマレーシアなのでビールが外国人向け価格で大瓶20リンギットくらいするが、つまり飲食合わせて二人で1200円ほどで大満足できる。食事をもう一皿、ビールをもう一本増やしてもたかが知れている。めぎたちはここへ戻ってくるのを楽しみにペナン島前半日程を満ち足りた気分で終えた。

この日の帰りは浜辺ではなく道の方を歩いてみた。
d10.jpg


ナイトマーケットがきれいに輝いて賑わっていた。
d11.jpg
nice!(37)  コメント(8) 

ペナン島滞在第2期の1日目 [2018-19年 ペナン島]

今日からまた年末年始のペナン島のお話を。

ペナン島にはクリスマス前後に4泊5日滞在し、その後3泊4日でタイのリペ島に小旅行し、またペナン島に帰ってきた話は既に書いた。馴染みのリゾートホテルで一夜明けて、これは朝7時頃。ペナン島ではまだ夜が明けていない。
a1.jpg


この日はうちのドイツ人の誕生日。誕生日には彼の好きなことをしましょうということで、彼の最も生きたがっていたところへ出発。これは8時半頃、まず路線バスを待っているところ。
a2.jpg


自転車の人が駆け抜けていった・・・と思ったら、あら!
a3.jpg


猿がいっぱい~!
a4.jpg


猿に気を取られているうちにバス到着。バスはかなり新しい。
a5.jpg


これは空港バスなのだが、空港は反対方向。空港からここまでやってくるのに1時間半くらいかかるのだが、めぎたちはそこから終点方向へ向かっている。終点までは普通に走るとあと10分くらいで、めぎたちはその1~2つ手前で降りる。この日は自転車がいっぱいいて、バスはそれを抜かすことができずノロノロ運転だった。
a6.jpg


バス停の近くには、ツーリング向けの非常に簡単な民宿もいくつか。面白そうだけど流石にこういうところには泊まれないのよね~スーツケース持っていくところではないわよね。
a8.jpg


目的地はテロッ・バハンという村の市場。手前の車の露天売は関係なくて、その後ろに見える建物のところ。
a7.jpg


めぎたちは8年前ペナン島に初めてきたときも、3年前2回めに来たときも、ここを訪ねた。1回目は市場が終わった頃に到着し、2回目は早めに行って市場で買い物したり現地の人と一緒にお茶を飲んだりして楽しんだ。それがいい思い出になったので、うちのドイツ人はぜひぜひもう一度ここを訪ねたかったのだ。明日からそこでの話をご紹介する予定。
nice!(30)  コメント(7) 

市場の中 [2018-19年 ペナン島]

現在、年末年始のペナン島の話を連載中。

テロッ・バハンの市場の中へ。ここは中華系の人も買い物しているが、基本的にムスリム系の人たちの市場。
b1.jpg


一言でムスリムと言っても、普通の格好、それも半袖のTシャツにジーンズという女性も入れば、目しか出していない人もいる。いろいろなんだなあ・・・
b2.jpg


こんな素朴な秤が懐かしい。
b3.jpg


この小さなお魚が大好きで、購入。100グラム108円くらい。
b4.jpg


お店の人。
b5.jpg


スパイスなのかな~
b6.jpg


これは何なのかな~
b7.jpg


お魚を覗き込む小さな女の子。
b8.jpg


あ、この魚を捌いている女性は、3年前にも撮影した。お変わりなくて何より。
b9.jpg


色々と魅力的なのだけど、料理したりするわけではないのでただ見るだけだったのが残念。
b10.jpg


つづく・・・
nice!(30)  コメント(8) 

肉を食べるということ [2018-19年 ペナン島]

現在、年末年始のペナン島の話を連載中。

市場の奥までやってきた。
c1.jpg


そこに、たくさんのケージがあった。
c2.jpg


ふと見ると・・・
c3.jpg


おおお!
c4.jpg


おおおお!!!
c5.jpg


此処から先はかなりきつい画像になるので、苦手な方はスルーして一番下へどうぞ。




覚悟のある方だけ、どうぞ。





そう、ここは生と死の世界。これって、すごい状況よね・・・ケージからやっと出られたと思ったら、そこはもう死の世界なんだもの。鶏さん、どんな思いで外を見ているのだろう・・・
c6.jpg


この部屋は買い物客も直接訪れて買っていく。つまり誰にでもオープン。入って行って、カメラを見せて、いい?とジェスチャーすると、こうして笑われた。
c7.jpg


こうして鶏さんを掴んで・・・
c8.jpg


その瞬間は載せるのをやめておきますわ。いっぱいいっぱい撮ったのだけどね。

で、その後解体作業と言うか、内臓をとったりする処理が続く。すっかり肉と化した鶏さん・・・
c9.jpg


そうなのだ。肉を食べるというのは、こういうことなのだ。こういう作業をしている人のおかげでみんなお肉が食べられるのよね。そして、こうして命を奪われる鶏さんたち家畜のお蔭で。

ここはものすごい臭いだった。どんなに写真を撮っても、たとえビデオを撮っても、今の技術では臭いはお届けできない。うちのドイツ人はその臭いに耐えきれず、めぎよりずっと先に外へ出ていった。しかし、ここでこうしてずっと働いている人がいるのだ・・・

鶏が肉になる様子を見るのは本当に酷い。その後お魚を見てちょっとホッとする。しかし、考えてみれば、その酷さはお魚さんにとっても何ら変わりない。魚だって、海から連れ去られてこの姿になったのだから。ありがたく大事にいただかなければね。
c10.jpg
nice!(25)  コメント(8) 

市場の食堂 [2018-19年 ペナン島]

現在、年末年始のペナン島の話を連載中。

鶏さんのところで疲れ果てて、ちょっと一休み。
d1.jpg


砂糖抜きでと頼んでみたけどやっぱりこってり甘いのが出てきたミルクティー。
d2.jpg


働いている人たち。ピントずれちゃったけど。若い人もお年寄りもみんな働いているのが印象的。
d3.jpg


あ、あの女性のところで3年前はお昼ご飯を買って帰ったのよね。あの人もお変わりなくて何より。
d4.jpg


飲み物売り場の皆さん。
d5.jpg


スマホ率が高かった。
d6.jpg


さて、今日はそろそろ帰りましょ。このとき10時くらい。猫ちゃんが見送ってくれた。
d7.jpg


10時になると熱帯地方はもう暑くて暑くて、バス停までの僅かな距離を歩くだけで汗びっしょりになる。そうそう、マレーシアは左側通行。イギリスの統治にあったからね。右側通行に慣れためぎたちは、運転は荒く、信号無視も多いし特にバイクはどこからでも突然あらわれるので、道路を渡るときにいつもちょっとびびった。
d8.jpg


ところでこの日、お昼のためにここでちょっと買って帰った。この絵の鶏さんがあの撮影の後ではなんともシュールに感じてしまう・・・
d8.jpg


しかし、この1リンギット(約27円)の鶏肉は絶品だった。
d10.jpg


特に、このレバーの串焼きが素晴らしかった。
d9.jpg


鶏さん、本当にありがとう。
nice!(25)  コメント(6) 

午後はのんびり [2018-19年 ペナン島]

現在、年末年始のペナン島の話を連載中。

午前中市場でハードに鶏の撮影をしてきた後の午後は、特に用事もなくのんびりと過ごした。例えば、浜辺をちょこっと散歩したり。
a1.jpg


マレー系の若者たちが楽しそうに集っていた。
a2.jpg


見ていたら、はるか昔の自分自身の若かりし頃をふと思い出した。こんなふうに集って楽しんでいた頃があったのよね。この頃って、未来がいっぱい開けていたはずなのに、未来はこうあるべきって決め込んでいた頃でもあって(めぎの場合17~22歳くらいの頃ね)、勿体なかったなあ。まあその頃があったからこそ、エネルギーを溜め込んで、その後それを取っ払うことができたのだけどね。
a3.jpg


3人で撮影しあっている中華系の若い女性たち。めぎが若い頃はこんなふうに気軽には外国にまだ行けなかったんだよなあ・・・海外に行くってお金もかかるし、まだ一部の人達のもので精神的な敷居が高かった頃。
a5.jpg


それが、卒業旅行とかが始まって、大学生の夏期語学研修も普通になって、一年交換留学とかも極めて普通になり、さらにインターンシップをする若い人も増えた。今は高校生が海外へ修学旅行やら短期交換留学やら簡単にしちゃうものね。でも、本当に外国を経験できた人って、どのくらいいるのかな。簡単に行く機会が提供されて、受け入れる側もすっかり整ってて、行った先でも日本語で事足りて、全てレールに乗ったままで帰国できて、折角の若い時代なのに勿体無いな・・・なあんて思うのは、まあ年寄りのおせっかいであって、誰しもいつか自分で気がつくものなのだろうけど。めぎもそうだったようにね。

ホテルに戻り際、あの中華系夫婦の足裏マッサージのところでめぎは次の日に予約を入れた。
a4.jpg


それから、ホテルでゆっくり。うちのドイツ人はドイツから届く誕生日祝のメールに返事を書いたり(ドイツでは大人になってもずっと誕生日を祝うのが普通なので、と言うか、家族や友人や同僚の誕生日を忘れてお祝いを言わないのは大人として失礼の極みであるので、電話やメールがその日にわんさかとくる・・・このときめぎたちが遠くへ旅行中なのは家族・友人には周知なので、みんなメールを送ってきていた)、本を読んだり昼寝したりと暇な時間を楽しんでいた。その間、めぎはバルコニーから見える景色を望遠レンズで撮ったりして遊んでいた。
a1.jpg


後半のペナン島滞在時は前半とは部屋が変わり、海とともに中庭の見える部屋になったので、ホテルに植えられた植物などを望遠で撮って楽しんだ。
a2.jpg
a3.jpg
a4.jpg


そして・・・
a5.jpg


鳥さんも♪
a6.jpg


そうこうして、また夕方になった。
a7.jpg


浜辺ではアラブ系のカップルが海を眺めていた。
a8.jpg


・・・あ、いや、男性の方はスマホを眺めていた・・・この女性、ちょっと苛ついているみたい・・・
a9.jpg


昔のドリカムを思い出す雰囲気の中華系若者たち。
a10.jpg


そんな人々の様子を眺めつつ浜辺を歩いて、めぎたちはいつものホーカーへ向かった。
nice!(29)  コメント(6) 

猿たち [2018-19年 ペナン島]

現在、年末年始のペナン島の話を連載中。

2018年12月30日の夕食の場所はいつものホーカー。まずシーフード焼きそばみたいな麺からスタート。
dd3.jpg


食べていたら、いつもの猿たちが登場。この日はすぐ近くに行ってゆっくり撮影。
dd4.jpg


店の人達が餌をやっているところを間近で。結構こうしてフォーカスを向こうに外しちゃったけど。
dd5.jpg


面白い顔だわね~
dd6.jpg


↑トリミング。餌はヤシの種類のようなもの。赤い種のようにも見える。中の白い果肉を食べるようだ。
dd7.jpg


猿は結構用心深くて、餌をもらうとすぐに上に登っていったり、餌を手渡しではなく投げてもらうのがほとんどなのだが、中にはこんなことを許すのもいるし・・・
dd8.jpg


ここまで近づいてくる子どもたちもいるし・・・
dd9.jpg


とうとうこんなことまでするのも出てきた。
dd10.jpg


ここまで撮らせてもらってもう十分。めぎは席に戻った。
dd11.jpg


それからこの日はちょっと豪華にいつもと違うものを。なにしろうちのドイツ人の誕生日だからね。
dd12.jpg


メインはこのお魚さん。色んな魚の中からうちのドイツ人が選んで料理してもらったもの。何という魚かわからないけれど。
dd13.jpg


カラッと揚がってて、野菜いっぱいの甘酸っぱいソースが掛かってて、最高のご馳走だった。
dd14.jpg


帰り道。ああ、今年も誕生日が終わっちゃったね・・・
dd15.jpg


今年もこうして元気に足跡を追いかけることができてよかったな・・・
dd16.jpg


ホテルではまだプールで遊んでいる家族連れがいた。
dd17.jpg


こうして12月30日が暮れていった。ペナン島の滞在は残すところあと3日半。
nice!(27)  コメント(8) 

2018年大晦日の午前中 [2018-19年 ペナン島]

現在、年末年始のペナン島の話を連載中。

2018年も大晦日がやってきた。大晦日と言っても南国のリゾートホテルの朝食はいつもと同じ。
a1 31. 12. 18.jpg


ペナン島に来た当初はアジアの料理が嬉しくて朝から麺やらお粥やら食べていたのだが、この頃からもう十分食べ尽くした感があって、朝はシンプルに洋風に食べていた。まあ洋風と言ってもここの基本はイギリス風で、更にマレーシアなので豚肉系が無く、つまりベーコンやソーセージは牛肉で作ったものしかなかったのだけどね。そういうなんちゃってベーコンはやっぱりあまり美味しくないので、めぎはいつも野菜とチーズ入りオムレツを作ってもらい、焼いたトマトを付け合わせにしていた。

いつも夜が明ける前から朝食会場に行き、食べながら明るくなっていくのを楽しみ、食べ終わったらすっかり夜が明けていて、ホテル前の海を撮影。この日は風が強く、雲もあるけど向こうの景色がよく見えた。
a2.jpg


さて、大晦日は何をしようか・・・昨日の市場にもう一度!と意見が即一致し、またバス停へ。この日はお猿さんたちは出てきてくれなかったけど。
a3.jpg


途中で見かけた屋台と人々。ペナン島の人は朝も屋台で食べる人が多いみたい。
a4.jpg


あれはどこかの制服なのかなあ。大晦日でも学校や仕事があるのかなあ。
a5.jpg


思えば、前日の30日は日曜日だったけど市場はやっていた。大晦日もやっていた。元旦もやるとのことだった。市場は正月は関係ないのだ。イスラムの新年とは全く時期が違うしね。中国の新年とも違うし、大晦日は平日なのだろう。

さて、この日は市場にしっかり一眼レフを持ち込み(と言ってもAPS-Cセンサーの小型のだけど)、ちょっと気合を入れてまた例の鶏さんの場所でいっぱい撮影した。
a6.jpg


この前の日は小さなミラーレスカメラで観光客のオバサンが楽しんで撮っているという雰囲気でいたのだが、この日は黒いしっかりしたカメラで乗り込み、「撮りますよ~撮ってますよ~」としっかりアピール。シャッター音も響かせ、つまり、めぎはめぎのレベルなりの「作品撮り」に挑んだのだ。それに対し、あああんたまた来たのね、好きだね~というリアクションで撮らせてもらえたのはとても有り難かった。それが本当にコンテストで日の目を見るかどうかはわからないが、このときはめぎなりに前日の写真の反省をもとに真剣に撮影。その酷いシーンなどここには載せないけれどね。
a7.jpg


この日は市場中で、人々を撮ることにも取り組んだ。
a8.jpg


旅に行って、めぎの最も興味を引くものはその土地の人々。その土地の暮らし。それが撮りたい。それを撮らないのなら、旅にカメラを持っていく意味がない。
a9.jpg


だから、正々堂々と大きな黒い目立つカメラでカシャッカシャッと音を響かせて撮る。この食堂では一時間くらい座ってずっと撮影を続けたが、誰にも嫌だと言われなかった。
a10.jpg


ここにいる人の3分の1くらいは英語ができる。できなくても、意思表示は明らかだ。

全然気にされない場合もあるし・・・
a11.jpg


撮影しているのを知ってて、すぐ近くに「ここに座っても良い?」と聞いて食事を取り始めた店の人もいた。
a12.jpg


恥ずかしいわ~と笑う人も。
a13.jpg


ああ楽しかったなあ。
nice!(28)  コメント(7) 

大晦日のペナン島 [2018-19年 ペナン島]

現在、年末年始のペナン島の話を連載中。

これは、昨日書いた市場から出たところ。さて、そろそろ帰りましょ。
b2.jpg


昨日書いたように、大晦日と言えども年の瀬の買い物といった雰囲気は全く無かった。この女性がいつもよりたくさん買い込んでいるのかいつもと同じなのか、よくわからない。
b1.jpg


ただ、新年はマレーシアでも元旦のみ休日だとのことで、大晦日も休む人が多いのかも知れない。
b3.jpg


現地のホーカーには若い人でいっぱいだったし。
b4.jpg


歩道にちょこんといた猫ちゃん。
b5.jpg


かわいいわね~
b6.jpg


バスにはドリアン持ち込み禁止。
b7.jpg


さて、ホテルに戻るローカルバスの中に、途中で学生らしき女の子たちが乗ってきた。大晦日でも学校はあるようだ。ヒジャブを被っているこの彼女たちの持ち物をズームアップ・・・
b8.jpg


何の勉強をしているのかな~Sing to the Dawnってアメリカのお話よね・・・A Poison Treeというのは18世紀末のイギリスの詩・・・英語教育に力を入れているのだな。5という数字が多いということは、この女の子たちは5年生なのだろうか。小学校5年生にしては大きいので、ちょっと調べてみたら、マレーシアの学校制度では初等教育6年、中等教育が5年とのことで、その中等教育はForm1~5というらしい。そうかあ、この女の子たちは日本で言えば高校2年生なのね。大学に入るにはさらにForm6という予備教育期間があるそうだ。マレーシア語はわからないので英語以外は教科の名前もわからないけど、頑張ってこの学年まで育った学生たちってっことね。この本の持ち運び方、子供の頃に見た大草原の小さな家のローラたちみたい。
b9.jpg


さて、めぎたちはホテルに戻ったあと、大晦日の午後を撮ってきた写真を見たり昼寝したりしてゆっくりと過ごした。そしてまた夕方になった。
b10.jpg


浜辺には中華系の若者たちがいっぱい。みんなで浜辺でカウントダウンをするのかな。
b11.jpg


そして、マレー系の若者たちはカメラを向けると陽気にピースしてくれた。
b12.jpg
nice!(30)  コメント(8) 

2018年大晦日の夜 [2018-19年 ペナン島]

現在、年末年始のペナン島の話を連載中。

とうとう2018年も押し迫ってきた。めぎたちの結婚記念日のこの日の夕食も、いつものホーカー。
a3.jpg


あんかけ風の麺が美味しかった。ぼんやり写っているのは水餃子で、これもとっても美味しい。その後イカリングのようなものを食べたのだが、撮っていない。
a4.jpg


この日、このホーカーの角に祭壇を見つけた。
a5.jpg


それからこんなのも。
a6.jpg


帰りの海岸。
a7.jpg


ホテルに戻ると、中庭でカウントダウンパーティーが始まっていた。
a8.jpg


3年前には芝生にテーブルが並べられてて大晦日のディナーコースがあるようだったのだが、今年は立食パーティーになっていた。
a9.jpg


ステージで誰かが演奏したり話したりしていたのだが、ほとんど誰も注意を向けていなかった。それって虚しいわよね・・・
a10.jpg


そんなわけであまり面白くなく、めぎたちは部屋に戻ってドイツから1本だけ持ち込んだフランスのシャルドネワインを飲みながらカウントダウンの瞬間を待った。そして・・・いよいよ始まった。
a11.jpg


花火が綺麗。
a12.jpg


特に花火を綺麗に撮ろうと工夫したわけではないのだが、結構きれいに撮れていた。カメラの進歩って凄いなあ。
a13.jpg


今年も二人で元気に過ごしていけますように。
a14.jpg


ペナン島の話はあと2日半分。しかしこの2日半にかなり写真撮ってて、ブログではまだまだかかりそう・・・でも、その前に、ちょっと休憩いたしましょ。明日からしばらくは別のお話を。
nice!(34)  コメント(5) 

ペナン島でのお正月 [2018-19年 ペナン島]

今日からまた年末年始のマレーシア・ペナン島での話を再開しようと思う。大晦日までの話は3月のウィーン旅行前に全て終えてあり、今日から今年の年始の話に入る。ここはペナン島でのめぎ家の定宿の前、バトゥ・フェリンギのビーチ。
a0.jpg


ここで今年2019年のお正月を迎えためぎ家。ここでお正月を迎えるのは3回目で、もうわかってはいることだがちょっと寂しいことに、マレーシアではお正月と言っても特別なことはなく、前日の夜のカウントダウンパーティーが賑わっているだけ。朝食にも特別なメニューは何もない。これはめぎが毎日食べていた定番のオムレツと焼きトマトで・・・
a1.jpg


こちらはうちのドイツ人の定番。
a2.jpg


めぎたちはいつも7時頃に朝食会場に赴き、そこで夜明けを迎えた。明るくなると、掃除の人がやってきて庭の落ち葉などを清掃する。いつも朝食会場のテラス席の端っこのテーブルに陣取り、清掃の様子を毎日こうして眺めていた。
a3.jpg


2019年1月1日、今日は何をする?今日もあの市場へ行く?・・・以前ご紹介したように、12月30日と31日はバスに乗って現地の人達が行く市場へ行ったのだが、うちのドイツ人はその2日間で市場は満足したらしく、この日はホテル近くを散歩してみることにした。ホテルの裏のビーチ側はいつも行ったり来たりしているし、ホテル前の道路もバスで通ったりたまに歩いたりしていたが、その道路の向こう側には行ったことがなかったのだ。
a11.jpg


道路の向こう側へ入る道。ホテルとはガラリと世界が変わる。でも、ずっと向こうに高いビル・・・多分コンドミニアムになると思われる建物が建設中。この辺は徐々に再開発中なのかもしれないな。
a4.jpg


食堂があった。無造作にこんなふうに積んだまま。盗難とかってないのかも。
a5.jpg


壊れているのか崩れているのか・・・?でも、遠くに人の営みが見える。
a6.jpg


これは上のトリミング。ね、誰か住んでいるんだわ。
a7.jpg


壊れたのか、建設途中なのか、途中で放置されたのか、よくわからないところがたくさん目についた。
a10.jpg

その一角にゲストハウスもあった。
a8.jpg


ちょうど宿泊客が出てきた。泊まっている人がいるんだわ。こういうところに泊まれば、ずいぶん安上がりで休暇を過ごすことができるんだわよね。いつかやってみようかな・・・
a9.jpg


つづく
nice!(33)  コメント(5) 

ペナン島の暮らしって [2018-19年 ペナン島]

現在、2019年元旦のペナン島の話を連載中。

右は昨日の記事の最後にご紹介したゲストハウス。左側の建物は崩れかけている・・・
b1.jpg


トタンの中を覗くと、どうしてこんな状態になったのかわからない感じ。
b2.jpg


しかしその一角には人の営みの気配。
b3.jpg


どういう人がここでどんな暮らしをしているのだろう。家賃っていくらぐらいなのかな。ここで生きていくには一日にどのぐらいのお金が必要なのだろう。めぎたちが泊まっているホテルの従業員さんたちやいつも食べに行くホーカーの料理人さんたちはこういう暮らしをしているのだろうか。

近くには食堂があるので、朝の今は見当たらないけど夜にはこの辺りに人が結構いっぱい来るのだろう。
b4.jpg


もっと行くと建設中のコンドミニアムに到達するようだが、暑くて断念した。
b5.jpg


ゲストハウスの駐車場の囲いのようなところに朝顔みたいなお花が咲いていた。
b6.jpg


その花に埋もれそうなバイク・・・
b7.jpg


この一帯はこれからどう変化していくのかな。
b8.jpg


放置されているものの多くは妙に真新しく、この辺りがほんの数年前まではたぶんジャングルで、最近なにか新しく建てようとしていたのにうまく行かなくなったように見える。そして今は大きなコンドミニアムの建設ラッシュ。数年後はここの景色が一変しているのかもしれないな。
b10.jpg


美しく一輪咲いているハイビスカスが愛おしく感じた。
b9.jpg


この日の散歩はこれでおしまい。このとき朝の9時半頃だったのだけど、もう暑くて限界で・・・軟弱なめぎたちはこれでホテルに引き上げ、のんびりプールで遊んだのだった。
nice!(33)  コメント(5) 

ペナン島リゾートホテル内のお花 [2018-19年 ペナン島]

現在、2019年元旦のペナン島の話を連載中。

元旦の朝9時半頃ホテル近くの散策からホテルへ戻り、それからプールで遊んで一休み。お昼は朝食会場から持ち帰ったパンや果物で済ませ、その後は昼寝したり午前中に写した写真を見たりのんびりと。午後3時頃になってめぎは意を決してマクロレンズを持ち出し、ホテル敷地内の花を撮影に出かけた。
a1.jpg


と言っても軽いD5600にとても軽い40mmマクロレンズというセットだけど、とにかく暑いのでそんな軽いセットでも億劫で、お花の撮影はずっと後回しにしていたのだった。でも元旦を迎え、ここに滞在するのもあと2泊となり、そろそろ撮影しておかなきゃね、と。うちのドイツ人はそれに同行する気はさらさら無く、涼しい部屋で読書などして留守番していた。
a1.jpg


マクロレンズでの花の撮影って難しいわねえ。シベにピントをあわせると、花がボケるしねえ。ちゃんと花とシベの位置をうまく調整して立てばいいのだろうけど、花の位置によってはそうもいかないしねえ。これはF8で撮ってみたもの。花はいっぱい咲いているのだけど、綺麗な花を見つけるのも意外と大変。
a2.jpg


この不思議な形のお花は・・・
a3.jpg


このお花の真ん中。
a4.jpg


明るくて眩しくて、暑くて暑くて暑くて!、撮影は本当に大変。
a5.jpg


これは、バナナの花。撮っていたら、虫さんが割り込んできた。
a6.jpg


大きな葉っぱ・・・大きな花が小さく見える・・・
a7.jpg


虫もいっぱいいるので、いない花を探すのは至難の業・・・と言ってもホテルの敷地内だからずいぶん少ないほうなのだろうけど、それでも色々とお出ましになる。
a8.jpg


これはこのツンツンした蕾が可愛くて撮ったのだけど。
a9.jpg


このとうもろこしみたいなのも含め、花の名前はめぎには全くわからないのだが(しかも調べてもいないのだが)、どれもここ数回に渡るマレーシアのペナン島とボルネオの滞在であちこちで見かけたものばかり。つまり熱帯地方では全く珍しくもないお花なのだろうと思うが、真冬のドイツから行くとこれらが本当に眩しく美しく見えるのだった。
a10.jpg


今はドイツもお花が咲き乱れているから、これらの写真を見てもあまり感動はないのだけどね。
nice!(36)  コメント(6) 

ホテル敷地内で [2018-19年 ペナン島]

現在、2019年元旦のペナン島での話を連載中。

これはプールサイドのヤシの木。
a11.jpg


敷地内には大きな木がいっぱいあって、その木陰で宿泊客たちがのんびり横になっている。よく見ると不思議な植物が多く、あれこれとパチリ。
a12.jpg


木々を見上げて撮っていたら、なにがあるの?なにかいるの?と声をかけられたり。
a14.jpg


木の幹に様々な植物が張り付いているのが面白かった。
a13.jpg


上の2枚だけ見るとジャングルの中みたいだけど、実は周りはこんな感じ。
a15.jpg


この鳥さん、動きが早くてピント合わせが追いつかず、なかなかうまく撮れない。これはトリミング。
a16.jpg


めぎは暑さの中一人で1時間くらい粘ってあれこれ撮り、それなりに満足して(自己満足♪)部屋に引き上げた。

さて、時間は前後するが、これは午前中のプールでの撮影。防水カメラを上に向けてプールの水に浸す感じで見上げて撮ってみた。ほんの少し水のフィルターを通すと面白いかもと思って。
a17.jpg


これもプールの中から。レンズの部分を半分水に浸して撮ってみた。
a19.jpg


カメラをもう少し下に下げるとこう写る。
a20.jpg


せっかくリゾートホテルに泊まっていたのに、プールで遊んだのはこの日が初めてだった。前半はリペ島で海で泳ぐのを楽しみにしてプールには全く足が向かず、戻ってきてからもリペ島での余韻でプールに足が向かなかったというわけである。でも、滞在が残り少なくなって、南国ならではのプール遊びもまた楽しかった。
a18.jpg
nice!(31)  コメント(8) 

元旦の夕方から夜にかけて [2018-19年 ペナン島]

現在、2019年元旦の話を連載中。

元旦の夕方がやってきた。
c1.jpg


お正月らしくない景色だけど。
c3.jpg


ストールみたいに見えたタオル。
c2.jpg


ここは数年前には美味しいホーカーがあったところ。つぶれて無くなっちゃってて本当にショックで残念で、このビーチで足のマッサージをしている中国系のマレーシア人夫婦に訳を尋ねてみたところ、地上げ屋のせいで場所代が払えなくなって撤退したという噂を聞いた。そうなのか・・・
c4.jpg


思えばここは、立派なリゾートホテルの立ち並ぶビーチ沿いに唯一残された現地ホーカー地帯。非常に簡単な作りの安いホーカーの前でマレーシア人たちが家族でピクニックなどをしているところで、そこを買い上げて例えば小奇麗で大きなショッピングモールにするといった計画が持ち上がっても不思議ではない・・・
c5.jpg


まだ数件の店が営業しているが、ここが根こそぎなくなるのは時間の問題かも。というのも、以前と違うことがまたもう一つ。この日は元旦だからこそ美味しいものを食べようと、かつて足繁く通った魚料理のお店へ向かったのだが、なんとそこも閉まっていたのだった。今回の滞在でそこに行くのはクリスマスにペナン島に到着したその日の夜に食べに行って以来だったのだが、そのときはやっていたものの料理人の女性に以前のような元気がなく、お店の雰囲気もどことなく荒んでて、うーんどうなのかなと思っていたのだった。そうしたら、なんと書き入れ時の元旦にお休みとは・・・以前は年末年始休みなどなかったのに。むむむむ。
c7.jpg


仕方がないのでまた来た道を戻る。営業しているホーカーもあったけど、あまりいい思い出のないところばかりだったので・・・それもまた残念なこと。
c6.jpg


で、またホテルの前のビーチを通り・・・
c8.jpg


こんな夕日を楽しみながら・・・
c9.jpg


結局今回の滞在中ほぼ毎日通い詰めているホーカーへやってきた。ま、美味しいから良いのだけどね。ただ、ここからは海が見えないのが残念なのよね・・・あのお休みのお店は海辺で本当に気持ちよかったのにな。
c10.jpg


この日は焼きうどんみたいなのと・・・
c11.jpg


なんだかわからない黒い豆と炒めたはまぐりと・・・
c12.jpg


いつもの焼きそばのようなものを頂いた。
c13.jpg


およそお正月らしからぬいつものここの食事。美味しかったけど、そろそろ飽きてきたなあ・・・ま、夕食をここで食べるのはあと一回を残すのみ。アジア食に飽きた頃ドイツに帰れるというのは良いことかも。
nice!(34)  コメント(5) 

1月2日の朝 [2018-19年 ペナン島]

今日からまたお正月の旅のお話を。場所はマレーシアのペナン島のバトゥ・フェリンギという地域。

1月2日の朝もリゾートホテルの食堂のオムレツでスタート。
a1.jpg


この日も朝食後はホテル近くの散策へ。前日見つけたゲストハウスのところまでやってきたら、あ、遠くに猫ちゃん。
a2.jpg


その辺りに高いヤシの木があった。
a3.jpg


一口にヤシの木と言っても、色々あるのねえ。
a4.jpg
a5.jpg


人が住んでいるのが伺える。
a6.jpg


鳥かごに鳥・・・鳥は野生にいっぱいいるのに、面白いな。
a7.jpg


崩れかけた屋根だけど、ここにも人が暮らしているんだわ・・・
a8.jpg


きれいな毛並み・・・飼われているのかな。
a9.jpg


前日に赤いハイビスカスを写したところにサギがいた。
a10.jpg


つづく
nice!(23)  コメント(7) 

野生の動物たち [2018-19年 ペナン島]

現在、お正月のペナン島の話を連載中。

サギのいたハイビスカスのところまでやってきた。そこは小さな川にかかる橋で、もちろんサギはめぎたちが近づくと川に降りていってしまっていた。
a1.jpg


川を見るとサギがいたのでパチリ。
a2.jpg


パチリパチリしていたらサギが飛び去って行っちゃった・・・
a3.jpg


というのを撮ったつもりだったのだが、あとでPCで写真を見て驚いた。2枚めの写真をトリミング。
a4.jpg


3枚目の写真をトリミング。
a5.jpg


サギがいなくなった川を恨めしくもう数枚撮ってあったのだが、そのときにもこのトカゲさん?には全く気づいていなかった。なにしろ周りは光いっぱいで、川は木陰で暗くて、全然見えなかったのだ。
a6.jpg


それからちょっと歩いたところにはこんな電線があった。人の暮らしがあるのねえ。
a7.jpg


こんなジャングルのようなところにコンドミニアム建設。そのうちにはトカゲもいなくなっちゃうのだろうな。
a8.jpg


そんな事を考えていたら、ん?リス?
a9.jpg


あなたはだあれ?リスさん?ネズミさん??かなり巨大。しっぽがフサフサで長いなぁ・・・
a10.jpg


つづく
nice!(29)  コメント(5) 

熱帯地方の暮らし [2018-19年 ペナン島]

現在、お正月のペナン島の話を連載中。

昨日のしっぽの長い動物さん。
b1.jpg


その電線の伸びる向こうには白猫さん。
b2.jpg


あ、これ、なんて言うんだっけ・・・南国のフルーツ。朝食会場に切ったのがあったり、店で売られているのを見かけたりしてたけど、こんなふうにその辺にいっぱいなってるのね。写し忘れたけど、この下にはいっぱい落ちてゴロゴロしていた・・・もったいないなあ。でも、地元の人にしてみたら、ありすぎてどうでもいいんだろうな。
b3.jpg


その近くには崩れ果てた家の残骸。
b4.jpg


鬱蒼とした茂み・・・ドイツの茂みと違って、足を踏み入れたら何がそこにいるかわからない。
b5.jpg


めぎたちは冒険をやめて引き上げることにした。9時近くなって、そろそろ暑くなってきたし。で、ここは例のゲストハウス。
b6.jpg


あら、猫ちゃん・・・
b7.jpg


なんてところにいるの・・・そう、オープンなのね・・・でも、遠慮しとくわ。
b8.jpg


近くのお店ではテレビ?ネット?がついていた。人は見かけなかったけど。
b9.jpg


そしてこのバス通りを渡ってホテルへ無事に戻った。ホンの30~40分程度の散歩なんだけど、暑くてヘロヘロ。
b10.jpg


現地の人達はこの暑さが普通なのだわね。
nice!(26)  コメント(7) 

1月2日の午後と夕食 [2018-19年 ペナン島]

現在、お正月のペナン島の話を連載中。

1月2日の午後は、オーダーメイドの服を取りに行ったり、プールで遊んだりして過ごした。
a1.jpg


そしてまた夕方が来た・・・この日の夕方は特別である。この日が滞在最終日なのだ。
a2.jpg


最後の夕方をきれいに撮ろうと思っていたら・・・なんと、カメラが結露してしまった!部屋のクーラーが効き過ぎていたのね~
a3.jpg


かなり愕然としたが、いつものホーカーにつく頃には復活!よかった~~
a4.jpg


そしていつものビールを楽しみ・・・
a5.jpg


すっかり馴染みになった料理人のおじさんの美味しい麺料理を楽しみ・・・
a6.jpg


気に入ったこの漬物のようなのをちびちびとかじって楽しみ・・・
a7.jpg


そしておじさんと記念撮影をした。これは美味しい麺料理を生み出してくれる仕事場。
a8.jpg


そしてもう一つ、この奥の魚料理のお店にも行って・・・
a9.jpg


お魚を選んで最後の魚料理を作ってもらった。
a10.jpg


次の日の飛行機は15時半頃。ああ、明日のこの時間にはもう飛行機の中だわね・・・
nice!(28)  コメント(6) 
前の30件 | - 2018-19年 ペナン島 ブログトップ