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北ドイツ2:住居 [ハンブルク]

めぎがハンブルクで泊まったのはこちら。

ここの5階とその天井裏の一室。ここに引っ越して5周年の友人家族は、うちのドイツ人の30年来の友人である。

こちらがリビング。ひろびろ~



スペースありありって感じ。

この花はドイツ語でMalve(マルヴェ)という。どなたか、日本語で何というか教えてください。

リビングにちょこっとついている小さなバルコニー。小さいといっても、うちのバルコニーくらいあるかも。

みなさん、きれいに花を飾ってますなあ。

こちらがダイニング。

朝食はこんな感じ。

こんなものも。

これをパンにのせてバリバリ食べるのが、ここの奥さんのお気に入り。

こちらでウエルカム・ドリンクとして出されたものはこちら。

カイピリーニャというらしい。カシャッサというブラジルのサトウキビの焼酎のカクテル。ライムを切ってコップの中で絞り(一人あたり一個)、ブラウンシュガーやライム蜂蜜を入れ、氷を入れ、そこへカシャッサを入れる。


このカクテルを、天井裏の部屋からもう一つのバルコニーへ出ていただいた。うーん、いい気持ち♪

このバルコニーはほかの家と共有しているというか、仕切りがない。もちろん、自分の家のテリトリー部分しか使っていないようだったが、お隣さんが出てきてこんにちは、という感じが何ともおもしろかった。

下を見ると・・・お片付けしなさいね。

♪ おまけ ♪
この家の廊下に飾られていたもの。ちょっとおもしろいと思いませんか?


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北ドイツ3:キッチン [ハンブルク]

本日も引き続き、ハンブルクで泊まった家の様子をご紹介。

こちらがその家のキッチン。

左側手前が冷蔵庫。ドイツのキッチンでは、冷蔵庫もキッチンと統一の化粧板が張られていることが多い。

その隣は収納。

いろんなものが置かれているところはどこのキッチンも同じだなあ。

大きなオーブンとコンロ。広くて使いやすい。

大きなコンロに対し、ずいぶん小さめのシンク。と言っても大きなフライパンが入る程度の大きさはあるのだが。

シンクがなぜ小さいかというと、野菜を洗う程度にしか使わないからである。鍋を洗うにしても、ドイツでは基本的に一品しか作らないから、そんなにいくつも洗う必要がない。そして、食器はもちろんこちらへ。

大きい・・・



これだけスペースがあると、狭いところに入るかなあぶつかるかなあなどと考えることなく食器をじゃんじゃんと入れられる。動作も大きくなり、ゆとりが感じられる。

食器洗浄機の上は調理作業台。その窓辺には飾りが。

それから、ソーダ水を作る機械。

定時ごとにいろいろな鳥の鳴き声が聞こえる。これ、ほしい~♪

蛙の鳴き声もあるとか。でも、蛙って12種類も・・・?

廊下からキッチンを覗く。窓辺はいつも綺麗なのがドイツ。

♪ おまけ ♪
こちらがめぎたちが使ったシャワー室。

ガラスを常にぴかぴかにしておかないと気が済まないドイツの人たちは、シャワーを浴びるたびにこれで水滴を取り除く。

急いでいるときは面倒だよね・・・あ、でもきっと、ドイツの人は急ぐことってないのかも・・・

ちなみにこの家にはお風呂もある。お客があるときは、シャワー室とバスルーム(それぞれにトイレもついている)の二つがあるのはとても便利である。


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北ドイツ4:ハンブルクのマルクト(市場) [ハンブルク]

ハンブルクの市場と言えば日曜日のフィッシュマルクトが有名だけど、今日は一般の人が日常の買い物をするスポットをご紹介。

この市場は、地下鉄の高架下に週に2回開かれる。

ありとあらゆるものが売られている。パンも、パスタも、服も、鍋も、アクセサリーも・・・

こちらはチーズ屋さんの前。

数ある中でもやっぱり色合いが綺麗で目を引いたのが野菜。

白い丸いものはコールラビという。ドイツのにんじんはとても細い。皮をむいてそのままかじれるような感じだ。

今の時期の野菜はどれも色が綺麗で美味しそう。

こちらは香味野菜。丸いのはセロリの根。スープの出汁に使う。白くて細いのはパセリの根。真ん中に束になっているのはスープの出汁専用の香味野菜セット。

ドイツでもほうれん草が売られているが、非常に無造作だ。まっすぐで綺麗に束になっている日本のほうれん草と比べると、とても野性的。

ジャガイモは普通、キロ単位で買う。

なんでも無造作。

こちらはRote Beete(ローテ・ベーテ)というビート。煮てつぶしてスープにする。

早くもカボチャが!

野菜売り場の横には鉢植えのハーブもたくさん。

それから果物も。いろいろなベリー。

果物好きな私にはたまらない・・・このつぶれたような形の桃は、とっても甘い。

ドイツの人はリンゴもキロ単位で買う。

綺麗なおうちの奥様も、こんなのを引っ張って、大量購入。

さて、もちろん肉屋も充実。こちらはイノシシ(Wildschwein)とシカ(Reh)。

子牛のステーキ肉も大きい!

鶏肉は、胸肉以外は骨付きである。

髪がナイスなおにいさんが量り売りしてくれる。

美味しそうなベーコン・・・

市場は楽しい♪

♪ おまけ ♪
市場にあったブラシのお店。



ブラシもいろいろありますなあ。これでいろいろなところをぴかぴかにするのね。


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北ドイツ5:魚のマルクト [ハンブルク]

昨日に引き続き、マルクト(市場)。こちらは魚売り場。

なかなか整然と並んでいる。


ここの魚市場は、ちゃんとイカ(Tintenfisch)とタコ(Oktopus)を区別している。ドイツではこの区別がつかない人が多い。


こちらが話題のMatjes(塩漬けの鯡)。小さめの新しいものはPrimtjesといって、ちょっとお高め。舌をかみそう。

もちろん、いただきまーす!(しっぽを持ってぬるぬるっとしてるのを落とさないように気をつけながら顔の上に持ち上げ、パン食い競争の要領でかぶりつく。)

お隣ではドイツのおじさまがマナー正しくナイフとフォークでご賞味。

さて、ここでめぎたちが買ったのは、寿司ネタ。ちなみにドイツでは鮭のネタが人気。鮭の左隣はマグロの赤身、右隣はメカジキ。

泊めていただいたお礼に、どうぞ召し上がれ~

ちなみにご飯はデュッセルドルフで仕入れたあきたこまちのアメリカ米、酢や醤油やわさびや海苔も持参、たくあんも持参、ガリは近くの寿司屋で購入、卵焼きは私が日本風に味付けしたのをうちのドイツ人が焼いた。

手巻き寿司にしたのだけど、みなさんお好きなように・・・こちらの奥様はご自分でにぎり寿司。

おぼっちゃまはすてきな箸使い。

デザートはマルクトで仕入れたイチゴ。

お寿司、しあわせ~♪

♪ おまけ ♪

次の日にお寿司のお礼に友人家族が招待してくれたドイツ料理。めぎが食べたのはヨーグルトソースまみれの塩漬け鰯とジャガイモ。

うちのドイツ人が食べたのは豆とベーコンの炒め物とジャガイモ。

こんなふうに、ドイツ料理は普通、一皿なのである。


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北ドイツ6:街並み [ハンブルク]

ここはハンブルク、昨日までのマルクトの近く。


ハンブルクは運河の街。そのことは意外に知られていないが、橋の数はヴェネツィアに上回るとか。戦争で大空襲を受けたため、建物が新しい。新しいけれど雰囲気があって、結構お洒落で、緑が多く、解放的な感じがする。港町のにおい、とでも言うのだろうか。

うちのドイツ人は、そんなハンブルクで育った。こちらの黄色い建物は彼が昔住んでいたアパート。最近綺麗に塗り直されたようで、新築みたいに見えた。

こちらは彼が通ったギムナジウム。


手すりに触れて、当時を懐かしむドイツ人。

近くにはこんなお店やら・・・

こんなお店やら。

これはワインを配達するための自転車。

こちらは、配達途中の郵便屋さん。

それから我々は、ハンブルクの中心、アルスター湖へ。彼がよくお茶をしたというカフェで、一休み。


若かりし頃は過ぎ去り、でもまだ人生は続き、背負うものもあり・・・しばしまったり・・・
まあ、ゆっくりいきましょう♪

♪ おまけ ♪
ああ、嬉し楽しき昼ビール。

ああ、嬉し楽しき一休み・・・


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北ドイツ7:ジョン・ノイマイヤー・バレエ団 [ハンブルク]

こちらはハンブルクの市庁舎。

よく見るといろいろ立っている・・・

港町らしいものも。

その近くには、内アルスター湖。

アルスター湖から振り返ると、聖ミヒャエル教会。この教会はいわば、ハンブルクのランドマーク。

この界隈に、ハンブルク国立歌劇場がある。

ヨーロッパの名だたるオペラ座の古い建物と違って、ここのは近代的だ。ここに本拠を置くのは、ジョン・ノイマイヤー・バレエ団。ジョン・ノイマイヤーはアメリカ人のバレエ振り付け師・監督で、もう30年以上ハンブルクでバレエ団を率いている。彼のバレエは非常に人気で、パリなどの地方公演はチケットを手に入れるのが難しい。ハンブルクでは比較的手に入りやすいけど、新作プログラムは売り切れが早い。

今回は、アーサー王物語、というバレエを鑑賞。これはもう20年くらい前からあるので2週間前でもチケットが買えたけど、当日は満席だった。緞帳に、アーサー王と聖杯騎士たちの関係図が描かれている。青い光に包まれて床に置かれているのはエクスカリバーだ。

幕が開く前の館内の様子。



もちろん、上演中は撮影禁止。終わってからちょこっとだけ。グレイのスーツを着てちょっと前の方にいるのがジョン・ノイマイヤー。

このバレエは、とってもよかった。ちょっと作為的すぎる嫌いもあったけど、イルージョン的な演出は息を呑む。アーサー王にまつわる伝説を描いているのだが、それと同時に人間の心を描いているような気がしてくる。そしてその演出を、見事に完成された踊りのテクニックが支えている。単独で強烈な個性を持ってバレエ全体を率いるプリマがいるのではなく、一人一人のダンサーは、この演出を完璧に舞台上に再現するための、いわば機械のようでもある。それなのに、観ている者の心に突き刺さり、揺さぶる。全体として沸き上がるパワーがすさまじい。湖に返っていく最後のシーンなどは、圧巻だった。


ジョン・ノイマイヤーは、30年以上もドイツで暮らしているので、もちろんドイツ語を話すが、バレエをdie Ballettと言う。でも、正しくは、das Ballettである。dieまたはdasは、英語のtheに当たる定冠詞で、dieは女性名詞、dasは中性名詞であることを表す。バレエを中性名詞と見なさず、女性名詞にしてしまうあたり、彼のバレエ感が伺えておもしろい。

ジョン・ノイマイヤーはうちのドイツ人に非常に似ている。いや、ジョンの方が年上だから、うちのドイツ人が彼に似ている、と言うべきだろう。

ジョンみたいなグレイのスーツが欲しいなあ、とうちのドイツ人。はいはい、ジョンみたいにかっこよく歳を取ったらね♪


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北ドイツ8:ハンブルクの運河 [ハンブルク]

ハンブルクは、運河の町。町のほぼ中心に内アルスター湖と外アルスター湖があり、水路でエルベ川の港とつながっている上、外アルスター湖から町のあちこちへ運河や水路でつながっている、というわけだ。ガイドブックでは外アルスター湖までしか載っていないが、その北側に運河が広がっており、そのまわりには別荘が立ち並ぶ。その運河の様子を今日はご紹介。

こちらは、友人が所有するカヌーが置いてある倉庫。運び出せばそこは運河。

カヌーはこういう感じ。

いざ出発!

水面が目の高さとほぼ同じ。白鳥さん、こんにちは。

ほかにもいろいろ・・・でも、カヌーはどんどん進み、お話しするゆとりはない。



美しい花も。

見上げれば・・・

見えます?

まわりには別荘。



こういうタイプも。

ここは修道院だったとか。

こんな運河巡りを楽しむ人々。


遊覧船も。


萬福って・・・?(ボートの前の方に書いてある文字ですが、見難いですね)

運河を巡って1時間、外アルスター湖までやってきた。向こうに見えるのが外アルスター湖。それはまた明日。


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北ドイツ9:外アルスター湖 [ハンブルク]

さてさて、外アルスター湖へやってきた。

すると、風が強い!

ゆ、ゆれるっ!!

きゃー☆

こんなに揺れる中、いろんな船がごちゃごちゃ入り乱れているのに、全然ぶつからないってすごいなあ・・・


岸辺の方に行くと穏やか♪

スリル満点の外アルスター湖を後にし、カフェへ。

そう、運河には時々カフェがあり、船をつなぐところもちゃんと用意されている。ほら、このように。

こちらのカフェも。

こんなふうにスルータイプも。

めぎたちが一休みしたのはこちら。


そろそろ戻りましょ。


白鳥さんが先導してくれてるんですが、見えます?

4時間近くに及ぶカヌー遊びを満喫し、最後の後片付け。ご主人が水をつけたスポンジで汚れをとり、奥さんが拭き取る。

ああ楽しかった♪ 感謝。


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北ドイツ10:ハンブルク港のウエルカム・ポイント [ハンブルク]

ハンブルクには、エルベ川という大きな川が北海から流れ込んでおり、ヨーロッパでも1,2を争う荷揚げ量を誇る港がある。ハンブルク港に発着する船はみなWillkomm-Höftというポイントを通過する。それがこちら。

通過する船のうち500トン以上の大型船が通る際には、その国の国歌が流され、国旗が掲揚され、歓迎またはお別れの挨拶を贈る。船はただ通過していくだけなのだが、その際にスピーカーから国歌が流れるというわけだ。

こちらがハンブルクの方。エルベ川は海みたいに広い。

遠くにクレーンがたくさんあるのがわかるだろうか。ハンブルク港である。

こちらが北海の方。北海まではまだまだ遠い。北海の手前で北海とバルト海をつなぐキール運河という大きな運河があり、そこを抜けてバルト海側へ行く船も多いようだ。

こんな大きな船も余裕ですれ違える。

このポイントの前にはレストラン。その前で国旗が揚がったり下がったりしている。

ところで、国歌の前後に「さまよえるオランダ人」というオペラのほんの一節のメロディーが流れるのだが、それがなんだか私にはおかしい。だって、なんだか、これから7年間海をさまよっていらっしゃい、と言っているかのような気がするじゃないですか・・・もちろん、そのメロディーは、元気のいい、上陸の時に奏でられる喜びの部分なのだけど。

さて、長らくハンブルクをお伝えしてきたが、そろそろシュレースヴィヒ・ホルシュタインへ移動する。最後に、その他の写真を一挙ご紹介。

ハンブルクでは寿司屋が非常に目についた。三歩歩けば、という気がするほど、Sushiという文字が目に入った。こちらのお店は、Shiawaseという。

箸が使いこなせるドイツ人も増えてきたようだ・・・

こちらは結婚式の馬車。

あのう、どちらにおかけですか・・・?

人生、重荷を背負って大変ですね・・・

心に灯りを照らして頑張っていきましょう。

そう、昼ワインで楽しく♪


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北ドイツ21:ハンブルク港(クイズの答え付き) [ハンブルク]

そろそろめぎはワタクシの故郷からおうちへ帰るんだそうです。

それじゃあ、ワタクシは見送るのが嫌いですから、ご飯食べることにいたしますよ・・・

というわけでシュレースヴィヒ・ホルシュタイン州を後にしためぎたちは、ハンブルクを抜けて家路へ。

ハンブルクの南にはエルベ川を渡るトンネルがあるのだが、その高速がものすごく混む。ちなみに行きにもこのあたりを夜9時近くに通ったのだが、ちょっと渋滞していた。

帰りはトンネルを抜けてもこの通り・・・


天気がいいので、せっかくの渋滞を有効活用。窓を開けて港を撮影。


反対車線の向こう側にはこんな橋も。

大きい・・・


ず-っと向こうまで続いている。とても大きな港だ。これが海ではなく川だと思うと、その巨大さが興味深い。



こんなものも。

♪ 昨日のクイズの答え ♪
昨日のものはこんなところに売られている。

そこにはこんなものや・・・

こんなのが・・・

そう、ここは魚屋さん。

例の物はこちら。

Schillerlocke(シラーロッケ)というこちらは、ツノザメの腹部の燻製。ツノザメはDornhai(ドルンハイ)というが、この燻製が、シラーの巻き髪の形に似ているということで、シラーのカール、という意味のシラーロッケと呼ばれているそうだ。
味は、ものすごく美味しい。白身で淡泊なところに脂がのって、最高♪

<追記>
シラーとは、ドイツ18世紀後半の作家で、ドイツではゲーテと並んで有名。ドイツのワイマールに行くと、ゲーテとシラーの銅像が並んで建っている。


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エルベ河沿いの散歩 [ハンブルク]

去年の夏にもご紹介したハンブルク。ここは、うちのドイツ人が育った町なので、友人やら知り合いやら所縁の人が多く、泊まりも友人宅。つまり、観光に来たのではなくて所縁の人たちに会いに来たわけで、めぎたちはここに3泊し、うちのドイツ人の昔なじみとその家族とほぼずーっとゆっくりとおしゃべりに花を咲かせていたのだが、一日だけ昼に散歩に出かけた。

前回は夏で、アルスター湖をカヌーで回ったりなどしたが、今回は町の中心部のエルベ河畔を散歩。

まずはS Bahn(電車)でKönigstr.(ケーニッヒシュトラーセ=王様通り)で降り、聖トゥリニターティス教会からスタート。
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この教会は、ハンブルクのシンボル、聖ミヒャエル教会と非常に似ていることから、Kleiner Michel(クライナー・ミヒェル=小さいミヒャエル)と呼ばれている。寒桜が綺麗。デュッセルドルフより3週間くらい季節が遅れている感じ。

この教会の前から下を見下ろすと・・・
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エルベ河の方へ行きましょ。まずは、この橋の下をくぐると・・・
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ずっとなだらかに降りていき・・・
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この広~い広場が、有名なフィッシュマルクト。日曜日に魚やその他の市が開かれるところだ。
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Fischmarkt Hamburg




その一角には、もう何十年も前からあるらしいEier Carl(アイアー・カール)という居酒屋が。
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その前にはエルベ河。河口から100キロもあるのに、川幅は非常に広く、大きなクレーンや船がいっぱいあって、大きな港が広がっている。
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コンテナの数でこの川の大きさが想像していただけるかしら・・・。
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遊覧船も出ている。
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この辺りは、10年ほど前までは何もなく、汚いところだったという。今はすっかり綺麗に遊歩道が整備されていた。
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一見綺麗に見えるSt. Pauli Hafen通りだけど・・・
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その裏からレーパーバーンまでの間は怪しげな地帯。
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ここが有名なヘルベルト通り、すなわち飾り窓。女性は通ることが禁止されている。
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そんな地帯をあとにしてもう一度港に出ると、桟橋があって・・・
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魚をパンにはさんだのが売られている。結構美味しい♪
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右側はシラーの巻き毛。なんだったか覚えてます?
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ミヒェル [ハンブルク]

今日はまたハンブルク旅行記の続き。

エルベ河のハンブルク港を背にすると、Gruner + Jahrという出版社があり・・・
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その先に、教会が見えてくる。
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ハンブルクのシンボル、聖ミヒャエル教会。
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ハンブルクの人たちにはミヒェルの相性で親しまれている。外にルターの銅像が建っている、プロテスタントの教会だ。
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教会の入り口上の銅像。
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この人はもちろん聖ミヒャエルさんで・・・
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踏みつけられているのは竜、すなわちサタン。
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うーん・・・


さて、塔に上りましょ。
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ここから見ると・・・
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さっき見た出版社や・・・
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エルベ河がよく見える。
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こちらはハンブルクの市庁舎。
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遊園地は、この日が聖金曜日、すなわちキリスト受難の日だったため、「当然」のごとく閉まっていた。
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そう、イースター直前の聖金曜日(ドイツ語ではKarfreitag)は祝日だが、キリスト受難の日だからエンターテイメントはお休み。劇場や映画館、オペラやコンサート、遊園地などは全て閉まっており、昔はレストランや居酒屋なども休みだったそうだ(今も休みのところが多い)。こういうとき、文化の違いを強く感じる。なにしろ、学校もイースター休暇で2週間の休み中、会社も祝日で休みなのに、スーパーやデパートなどをはじめ、なにもかも閉まってしまうのだから。

で、我々が何としたかというと・・・
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バッハの受難曲をこの聖ミヒャエル教会で聞いた。
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めぎ的にはちょっとテンポが遅くてイマイチな演奏だったが、教会で聞くバッハはとても美しかった。
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アルト・ハンブルク [ハンブルク]

昨日の聖ミヒャエル教会の塔から教会の足下に見える、この一角。
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ここは、旧商工組合の古い住宅が保存されているところ。
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こんなドアの中に入っていくと・・・
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こんなカゴがぶら下がっている空間があり・・
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狭い路地の両側に、昔の商工組合の未亡人のために作られたという福祉住宅が残っているのだ。
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と言っても、今は土産物屋やレストランになっている。
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めぎたちもここでちょっと一休み。
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中は、結構細い階段で上っていき、意外に奥行きがある。
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木枠が古い感じがするでしょ。
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一緒に写っているカメラは、うちのドイツ人ので、D50。めぎがいつも写しているのはD40X。二つ並べていると、夫婦(めおと)カメラって感じ。

ここで、めぎはアプフェルシュトゥルデルを、うちのドイツ人はチーズケーキを。とっても美味しかった♪ ぜひぜひお勧め。
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この一帯は、アルト・ハンブルク、すなわちオールド・ハンブルクと呼ばれている。ちょっとだけ見えている尖塔は、戦争で破壊されたまま保存されている、聖ニコライ教会の廃墟。
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♪ nice 20000!♪
昨日、niceが2万を越えました。いつもご訪問ありがとうございます。
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お宅訪問 [ハンブルク]

これは、ハンブルクで泊めてもらった友人の家での朝食。
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何を食べよう・・・と目移りしてしまう。
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ゆっくりたっぷり食べながら、2時間くらい朝からおしゃべり。
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こちらは、うちのドイツ人の父親の家。
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私たちにプレゼントまで用意して待っていてくれたのだが、中でもとっても気に入ったのがこのワイングラス♡
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嬉しくて、写真撮りまくり♪
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まずはウエルカム・アフタヌーン・ティーならぬコーヒーと手作りケーキ(レーズンとアーモンドのチーズケーキ)を食べながら、ゆっくりおしゃべり。
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イースターの飾りが可愛かった。
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外は雪だったのだが、ここだけ春のよう。
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ゆっくりコーヒーを楽しんだあと、今度はウエルカム・ドリンク♡
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ちなみに、畳と黒い花瓶はめぎたちからのお土産。
父親はスパークリングワインが好きじゃないので、お気に入りのお酒で。
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上からぶら下がっているのは、蝋燭。こんなの欲しいなあ・・・
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この日はワインを傾けながら夜中の2時までおしゃべり。めぎは12時でダウンしたけど。

以上、ハンブルクのお宅訪問でした♪
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フンメル・フンメル [ハンブルク]

ここがハンブルク中央駅。
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エルベ河の辺りを走る電車。
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交通網はとても発達しているけれど、渋滞で有名なハンブルク。駐車場を見つけるのも大変。路駐OKのところはいつも争奪戦。
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ところで、ハンブルクでは、時折こういうオブジェを見かける。
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この人は、実在していた人物で、水運び業をしていたハンス・フンメル。上水道網が無かった頃、ハンブルクには水運びという仕事があったのだ。この人の本名はヨハン・ヴィルヘルム・ベンツ(Johann Wilhelm Bentz)といい、ハンスはヨハンの愛称である。1797年生まれの生粋のハンブルク人で、Großen Drehbahnの36番地に住み、1854年に亡くなった。

その昔、水を運んでいるハンスに、子供達がからかって「フンメル・フンメル!」と声をかけていたのだそうだ。フンメル(Hummel)とは、彼の前任者の名前に由来するとかなんとか諸説あるようだが、とにかくハンスの名前であるかのようにからかわれていた。30キロもあるとかいう重い水桶を担いでいたハンスは、からかわれても仕返しなどできず、「モアス・モアス!」と罵った。モアスとは、ハンブルクの方言でお尻という意味だが、それはまた、低地ドイツ語(簡単に言えば北ドイツ方言)の"Klei mi am Mors!" を縮めた形。標準ドイツ語で言えば、"Leck mich am Arsch!" という罵り言葉で、訳しにくいが、俺の尻でも舐めてみろ!といった感じ・・・

という話を聞くと、なんとまあお下品な・・・と思うわけだが、そのやりとりが、今ではハンブルクの挨拶になっている。「フンメル・フンメル!」「モアス・モアス!」と挨拶し合うのだ。と言っても、それほど日常会話で使われるわけではなく、ハンブルクっ子でもふざけた時などにしか使わないようだが・・・なにしろ、「やーいやーい!」「くそったれ!」と挨拶しているようなものだから・・・でも、誰もがこの挨拶を知っているし、その由来も知っているのだ。
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「めぎはいまここ」でご紹介した、ハンブルクの車のナンバープレートの「HH」も、ハンザ都市ハンブルク(Hansestadt Hamburg)ではなく、「フンメル・フンメルのHH」だとふざけて説明する人までいる。ハンスさんにとっては相当な嫌がらせだったフンメル・フンメルだが、ハンス・フンメルは今や、ハンブルクの象徴的キャラクターとして愛されているようだ。
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友人のもてなし [ハンブルク]

ハンブルクに行ったのは9月中旬のこと。金曜日の早朝に家を出て、昼に着いてすぐ仕事。土曜日は丸一日、日曜日もお昼まで仕事。金・土の夜と日曜日の午後に、ちらちらっと観光や食事などを楽しんだ。限られた時間に見たハンブルクの初秋の様子に、今日からしばらくどうぞおつきあいを。

仕事が終わって、泊まらせてもらった友人の家に着いたのは6時過ぎ。
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この頃はまだ初秋で、明るかったのね・・・
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友人夫婦は歓迎の夕食を作り始めたところ。材料は生姜とレモン。
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ドイツでは、おもてなしでもお客と一緒に料理することが多い。うちのドイツ人はタマネギ切るのをお手伝い。その他もやし、アーティチョーク、サヤエンドウなどが入る。
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鶏肉を炒め、そこへ野菜も入れて炒め、香辛料を入れて煮込む・・・さて、できあがるのはなんでしょう。
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できあがりを楽しみに、今度はドリンク作り。
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こんなのでライムと砂糖を潰した後・・・
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濃縮ライムジュースを入れ・・・
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氷を入れ・・・
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それからこちら。
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できあがり♪
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これは以前にもここでご馳走になり、そのときにもご紹介したが、とーっても美味しいのでもう一度。
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さて、夕食もできあがり♪
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フラッシュ無しで撮影したので、色がちょっとイマイチだけど。

ご飯はタイ米にシナモンがかかっていた。カレーが苦手なめぎも、おいしくいただきました。
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 [ハンブルク]

寒いよ寒いよ~と思ったら、最高気温が6℃だったとか。はあああ、冬だわ・・・

さて、ここは9月中旬のハンブルク港。
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日曜日の午後、近くでゆっくり見てみたくて、ここへ。
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めぎは大きな船が大好き♪
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大きな仕事機械も大好き。
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もっと近くに寄ってみたかったけど、ここまでが限界。
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あの橋を通って街の方へ戻りましょ。
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橋の上からは・・・
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石炭かしら。鉄鉱石かしら。
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向かった先はこちら。ハンブルクの街が一望できる、エルベ河の対岸。
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この辺りへは大型貨物船は来ないけど、遊覧船などがいっぱい。
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つづく。
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エルベ・トンネル [ハンブルク]

11月。今年もあと2ヶ月。毎日毎日バタバタで、最近なんだか気が休まらない。もっと落ち着いて、ゆったりと、静かな生活がしたいなあ。

さて、今日も、時は9月中旬のある日曜日の午後、所はハンブルクの街並みを見渡せるエルベ河の対岸。

ハンブルクの街からは、時折鮮やかな黄色の船が。
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これは、ライオン・キングのミュージカルを見に行くための船。
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めぎはまだ見たこと無いのだが、みなさん、あります?

さて、本当はこのエルベ河の下を通って向こうへ行きたいと思っていたのだが・・・
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日曜日はトンネルが閉まっていた。
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車は通れないが、人は通れるようだ。
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ほら、人のエレベーターが。
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それじゃ、めぎも♪
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エレベーターは自転車も数台入る大きさ。
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下に着きました~
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車はエレベーターで下りてここから出てくるのね。
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結構人がたくさん。
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こちらがトンネル。
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こういうのを見ると、未来少年コナンのインダストリアやギガントを思い出すめぎ。

ちょっとユーゲント・シュティール。
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近いけど遠いあちら側。残念ながら車は通れないので、港の中をぐるっとまわって移動しましょ。
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つづく。
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エルベ港をぐるぐる [ハンブルク]

現在、昨日の場所から港をぐるっと回ってハンブルクの街の中心部へ移動中。
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この港がとっても古いことを示す石畳や線路。
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港って、ごちゃごちゃ。
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そんな中にも植物が。
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橋をたくさん渡って、だんだんと街中へ。
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仕事していた金・土は晴天だったのに、この日は昼過ぎからどんより暗くなってきて、とうとう雨に。
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ようやく対岸に到着。あそこがトンネルの入り口のある、さっきまでいたところ。
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対岸は観光客でいっぱい。
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めぎは若いニシン(Matjes)を、うちのドイツ人は大きいニシン(Hering)を。
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時期が終わっているので、味はイマイチだった。

つづく。


♪ ちょっと私信 ♪
11月1日、昨日はたぶんめぎにとって今年最大のプロジェクトを終え、どっと疲れが。昨年夏からずっとこのプロジェクトに関して取り組んできたので、正直なところへとへと。今こそ一週間くらい温泉に篭もりたい気分。でも、今は絶好調に学期中。しかも、今回はただ第一関門クリアしたのみであって、今後数年はこのプロジェクトと仲良く折り合っていかなきゃならないし、ううううう。今日は11月2日。1+1=2と考えて、きっと次に前進できるものと信じて、また一歩ずつ頑張ろう!支えてくれたみなさま、ありがとう。
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ちょっと一休み [ハンブルク]

ドイツでは11月3日は平日。1日土曜日が諸聖人の日で祝日だったけど、土曜日はもともと仕事がないから、みんななんだか損した気分。祝日はお店も閉まっちゃうから、金曜日のうちに買い物も済ませておかなければならなかったし。喜んでいるのは、お店で働いている人たち。土日続けて休みになって嬉しい!という声をあちこちで耳にした。なるほど、そうよね・・・

現在、9月中旬のハンブルクの様子をご紹介中。今日は、昨日のエルベ河畔を後にし、アルスター湖畔へ。

ハンブルクは地下鉄もいい感じ。
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アルスター湖のまわりは、ジョギングする人や散歩する人が行ったり来たり。
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皇居のまわりみたい。うちのドイツ人も、若い頃、ここを何百回とジョギングしたそうだ。

さて、目指したところはこちら。
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ここは、ヨットやボートなどの乗り場兼カフェ。うちのドイツ人が若い頃は、ここでお茶というのがお洒落なデートスポットだったとか。
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船がいっぱい♪
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木目調の船、いいなあ。
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雨が降りそうだけど、ぜひ外でお茶したいと言ううちのドイツ人。寒かったわ~
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あ、夏の浜辺のあのカゴが!
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カラス君は雨も寒さもものともせず、楽しそうに散歩していた。
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アルスター湖の風景 [ハンブルク]

ここは昨日ご紹介したアルスター湖畔のカフェに隣接する貸しヨット・ボート乗り場。
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売っているのもありますねえ。欲しいな♪

この若いお嬢さん方はちょうど戻ってきたところ。若い女性でもヨットの資格を持っているのね。カッコイイなあ。
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このカップルは、女性の方が資格持ち。
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指示されて動く男性はちょっともたもたして怒られてて、ちょっと可哀想だった。
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ここは、外アルスター湖の一番北にあるこの橋の近く。
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ここにはこんな駅が。
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橋はこんな感じ。
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外アルスター湖は船がいっぱい。
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見る見る近づいてくる。
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この鳥さんは、なんていうのかなあ。
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ハンブルクの街角 [ハンブルク]

めぎ、本日、誕生日。ああ、もうこんな歳になっちゃったのねえ、と感慨深く過ごしたい節目の誕生日なんだけど、今日はめぎにとって一週間の中で最も忙しい曜日。バタバタバタバタ。

今後十年間の抱負:静かな日々を過ごしたいな。

さて、誕生日だけど、今日は色気のないこの写真から。
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これは、防空壕の跡。こんな立派な防空壕がハンブルクにはあちこちにたくさん残っている。あまりにも立派すぎて、壊すのも大変で、そのまま残っているのだ。お金と手間をかけてお店やアパートに作り替えているものもあるが、工事は頑強すぎて大変らしい。

そんな防空壕の再利用の一つがこちら。
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なるほどねえ。
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これは、ハンブルクとアルトナの境目の近くにある。
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その通りの名は、こちら。
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クジラの尻尾。
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これは、17世紀中葉からこの通りに「クジラの尻尾」という名の居酒屋があったことに由来する。これがその昔、看板にかかっていたクジラの尻尾(ドイツ語版Wikipediaより)。
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実物は今、ハンブルク歴史博物館にあるそうだ。

この通りは、洗練されたお洒落な街並みのハンブルクの中で、ちょっとごみごみしていて異色。
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ここのシンボルが。この廃墟。
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これはフローラという建物。もともとは劇場で、それが色々な用途を経て、テロリストの巣窟として家宅捜索されたりして、取り壊しの案も何度も出たのだけど保存を願うハンブルク人の数が多く、この状態で残っているのだとか。

この近くで有名なレストラン「オリンピックの火」
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安くて美味しくて、うちのドイツ人は学生の頃よくここで食べたそうだ。

このレストランは、モンブランの問屋(の跡だと思うが、どうなんでしょ、今も使われてるのかなあ)の隣。
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万年筆のモンブランの本社って、ハンブルクだったのね。
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プラム [ハンブルク]

ここは、9月中旬のハンブルク。
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木々が色づき始めていた頃だった。
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ナッツも落ちていたり。
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ここは、ハンブルクで2泊した友人の家。
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友人は、この時期、プラムのコンポートを大量に作る。
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大きなオーブンですねえ。
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どうやって作るのかは残念ながら見ていない。おばあちゃんに教えてもらったレシピなんだとか。

部屋中に甘い香りが。できあがりを待ちながら、iPodで写真を見せてもらったり。
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できました♪
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瓶詰めを行うこのおうちのご主人と、それを見ているお坊ちゃま。
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高校生のこのお坊ちゃまが可愛くて♡

たくさんできましたねえ。
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一ついただいて帰りました。
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父親の料理 [ハンブルク]

本日ようやく、9月中旬のハンブルクの話がお仕舞い。

ハンブルクでは金・土・日の3泊。最初の二泊は友人宅。もう一泊は、うちのドイツ人の父親の家に。まずはウエルカム・ドリンクのマルティーニ♪
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ひとしきりおしゃべりに花を咲かせた後、白ワインに切り替えて、父親の奥さんが作ってくれたカボチャのスープを。
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小海老の塩煮の下には生クリームが。それを自分で混ぜて食べる。
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スープを食べ終えた後は、ちょっと休憩。
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10月下旬から11月はじめの今までにかけてめぎ家のバルコニーで満開だった菊の花が、9月中旬のハンブルクではもう満開だった。
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12℃だったこの夕方。まだこんな花も咲いていたし・・・
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薔薇も。
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花や緑が元気なのは、気温だけじゃなくて日照時間とも関係あるのかな、と思う。

そうこうしているうちに、父親が自らメインディッシュを料理。
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ワインも赤に切り替えて・・・
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いただきまーす♪
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この日は、父親たちがこの夏に3週間豪華クルージングをしたアイスランドの写真を見ながら遅くまでおしゃべり。
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いつか、そういう旅がしたいなあ。
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エルベ河 [ハンブルク]

先週の土日にかけて、ハンブルクへ行ってきた。今年のクリスマス休暇はうちで過ごす予定なので、その前に一度父親を訪ねよう、と。

途中で3回くらい休憩を取りつつ約5時間かけて着いたエルベ河は・・・
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霧!
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霞んでますねえ。
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ここは、ハンブルクのエルベ河畔。
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寒いのに、結構な観光客。
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向こうにうっすら大きな貨物船が通っているのが見えます?

ここからは遊覧船にも乗れる。
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向こう側に見える遊覧船に、人が乗っているのが見えます?
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ここから乗るようです・・・
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船に乗っても何も見えないと思いますがねえ。
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そんなエルベ河をあとにして、めぎたちは父親の家へ。今回は観光はここのみ。行く前は、ハンブルクのクリスマス市を見たいなあ、なんて考えていたんだけど、寒くてパス。
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父親のお家はあったかくて、ぬくぬくといたしました~♪ その様子は明日。


♪ 12月10日のアドヴェンツカレンダー ♪

本日のお茶は、メリッサ(80%)とレモングラス(20%)。
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メリッサという名前、ドイツの女性の名によく使われている。お味は、一瞬とてもフレンドリーだけどかなりしっかりとした我をもっている感じ。なんだか私の知っているメリッサさんたちを彷彿とさせるなあ。やはり、名は人を表すのかしら。

本にはちょっとこわ~いお話が。

いつのことだか分からないけど、ハンブルクで、5年間ずっとプラスチックのクリスマスツリーが点灯している家があった。誰ともつきあいのないこの48歳の男性の家賃や電話契約料や保険などは母親が支払っていたが、その母親にも全く連絡しようとしなかった。それもそのはず!何とその男性、亡くなっていたのだ。綺麗なクリスマスツリーの影で誰にも発見されずに腐り果てていた孤独な男性・・・しかしそれは、他人事ではない。

ということで、今日は、お隣さんがどうしているか確かめましょう、お隣さんのために祈りましょう、と。うん、うちはアパート中みんな元気。よかった♪
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ドイツのもてなし [ハンブルク]

12月6日の聖ニコラウスの日、一泊二日でハンブルクの父親の家へ。朝8時半過ぎに家を出て、ちらっとエルベ・テラスによって、父親の家に着いたのは2時過ぎ。シュトレンをはじめとしたクリスマスのお菓子とコーヒー・紅茶がめぎたちを待っていた。お皿の上には聖ニコラウスからのチョコレートも。
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お茶しながらずっとおしゃべり。
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5時頃からシェリー酒で乾杯だの今晩飲むワインのテイスティングだの、すっかりいい気分。

6時半過ぎから、いよいよディナー。
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カゴの中に入っているのはパン。

めぎは、甘いものが苦手であまりお菓子を食べなかったので、ものすごくおなかが空いていた・・・そのため、ようやく現れた食事に夢中で、最初のグリーンピースのポタージュスープを撮り忘れ。グリーンの色がとっても綺麗だったのに・・・

このお人形さん、燃えちゃいそう・・・
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これはモミの木の枝に父親の奥さんが自分で飾りをつけたもの。毎年自分で作っているという。

メインはこちら。
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スモークサーモンとライベクーヘン。ライベクーヘンというのはすり下ろしたジャガイモをぺったんこにして揚げたもので、先日のクリスマス市ではそれだけをリンゴのムースと共に食べたが、今日のはその上にサーモンがのっている。これはよく前菜として出されるが、今日はメインとして。

ゆっくりとおしゃべりしながら食べたので、食べ終わったらもう8時半頃。おなかも満たされたので部屋の雰囲気に目が行くようになり・・・
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この蝋燭のシャンデリアは、このお部屋のメインの灯り。
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よく見ると、可愛い飾りが。
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このお部屋は間接照明ばかり。食事中はテーブルの上の電気をつけたけど、終わるとすぐに消して、蝋燭の光くらいしか使わずに過ごす。おしゃべりしかしないのだから、特に明るい光は必要ないのだ。
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胡桃もご自由にどうぞ。
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そして、9時過ぎにデザート。
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11時過ぎには父親は休み、めぎもお暇し、うちのドイツ人は父親の奥さんと1時半までおしゃべりしたとか。
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めぎが寝る前に写したこの蝋燭、お人形さんに燃え移ることもなく、朝にはすっかり無くなっていた。
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♪ 12月11日のアドヴェンツカレンダー ♪

本日のお茶は、ハーモニー茶。
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何のハーモニーかというと・・・トゥルシーというインドのバジルと、アフリカのハニーブッシュ、それにレモングラス(スリランカやタイなど原産)、レモンバーベナ(これって南アメリカ原産なんですね)、生姜(こちらはアジア原産)、シナモン(熱帯地方)。世界的な和を目指してますわ。でも、ヨーロッパ原産のが入ってませんねえ。

本の方は、この時期ジングルベルの歌がどこにいっても鳴り響いていて静かな時間がなかなかもてないから、テレビやラジオの繰り返し音楽から意識して離れましょう、と。

私の印象では、ドイツってお店の中や通りで音楽が流れていることがないし、極めて静かだと思うんだけどなあ。
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ドイツの朝食 [ハンブルク]

一夜明けた父親の家。
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ドイツの典型的な朝食がワゴンで運ばれてきた。
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ゆで卵を食べるのは、日曜日と特別な日だけ。一人一人の好みに合わせて、半熟から固ゆでまで様々にゆでてくれる。
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野菜がないなあ、と思われた方がもしかしていらっしゃるかも。ドイツの朝食では、サラダを食べることはない。せいぜい果物を食べるかどうかで、それもジャムやコンポートの形で食べることが多い。また、日曜日のゆで卵の例外を除き、朝食で火を通したものが出されることもない。朝は料理をしないのである。

9時から11時頃までかけてゆっくりとおしゃべりしながら(常におしゃべり!)朝食を食べたあと、デュッセルドルフへ向けて帰路へ。また来る日まで、元気でね。
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外は、前日ほどじゃないけどうっすらと靄。
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前日は何にも見えなかったけど、今日は上の方だけ。
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あ、クリスマスツリーがてっぺんに!
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ハンブルク、また来年ね。
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♪ 12月12日のアドヴェンツカレンダー ♪

本日のお茶は、紅茶。
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紅茶って、ドイツ語では黒茶。

本の方は、クリスマス休暇は、休暇やプレゼントや家族間のストレスやご馳走食べ過ぎてどんどんメタボになっていくおなかの他に、何の意味があるんだろう?そう、キリストの誕生だ!とのこと。

「家族間のストレス」と書かれているところが非常に興味深い。ドイツは個人主義の国。子どもも高校卒業と共に独立し、親も子もそれぞれ干渉せずにそれぞれの生活を楽しむ。でも、クリスマスだけは家族揃って一家団欒を過ごさなければならない。それって、実は非常に大変。だって、価値観や生活観の違う人たちが狭いところに集って「家族であったかいクリスマス」という劇をバッチリ演じなければならないから。しんどくて、ストレスがたまって、クリスマスに大喧嘩したといううちも少なくない。うちも喧嘩しないように気をつけなきゃ・・・うふふ。
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ハンブルクの父親の家 [ハンブルク]

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今日からしばらくハンブルクのお話を。数日前にもーきちさんをハンブルクにご案内した話を書いたが、実はハンブルクに行ったのは8月中旬のこと。日本から戻ってきて、まだ学校が夏休み期間中だった比較的時間の自由が利く間にうちのドイツ人の父親を訪ねることにしたのだった。

到着すると、父親の奥さんがケーキを焼いて待っていてくれた。コーヒーを飲みながらケーキを食べてひとしきり話したところで夕方5時くらい。ここで食前酒になだれ込み。
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ここにはいつも美味しそうなお酒が並んでいるの♪ それぞれ好きなのを飲む決まり。
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お庭もとっても綺麗だし・・・
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うちの中もいつも綺麗。
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あら、こんなところにワインが隠れてるわ~
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この日は外に食べにいったのだが、歩いてほんの5分程度のレストランまでも歩くのが大変になった父親。まあもうすぐ80歳ですからね・・・その距離でも車で移動。それでも外へ食事を楽しみにいけるというのは素敵なこと。そういう元気をずっと保っていけたらいいのだけど。

帰ってきてからもそれぞれ好きなワイン片手におしゃべり。以前だったら父親はここでたくさん飲んだものだが、今はほとんど飲まず、10時になると就寝。それ以上起きているとしんどいのだとか。めぎも同じタイミングで失礼し、その後うちのドイツ人と父親の奥さんは夜中2時頃までおしゃべりしていた。
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ちなみに父親が今の奥さんと再婚したのは今から20年くらい前、うちのドイツ人が30を過ぎた頃。だから、奥さんには継母という意識はなく、父親のパートナーだというだけ。家族なんだけど、非常に密接なんだけど、でもさっぱりとしたしがらみのない関係が見ていて非常に気持ちいい。ちなみに、父親と息子は性格が非常に似ていて、特に短所はそっくりで、従って奥さんはめぎと同じようなことで苦労しているから、めぎと奥さんは色々と意気投合。

翌朝はこんなワゴンで朝食が運ばれてきた。
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チーズとハムの盛り合わせ。このくるくる回る木の台、欲しいな~
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薄切りしてあるパンのうち2種類は、父親が自分で焼いたもの。
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奥さんお手製の4種類のベリーのジャムも美味しかった。
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このあとめぎたちはもーきちさんを連れてハンブルク観光に出かけ、父親たちはおうちで休憩。夕方には戻り、夜には今度はお家でゆっくりとお食事を。前菜はイタリアの生ハムとメロン。
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メインは牛肉の煮込みにたしかプルーンのソースがかかってて、付け合わせはインゲンとジャガイモ。料理したのは父親。
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こんなワインを楽しんで・・・
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デザートはローテグルッツェというベリー系のコンポートにバニラソース。北ドイツの典型的なデザートで、これも父親お手製。
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高齢になってもこうして料理したり賞味したりできるというのは本当に有り難いこと・・・いつまでも健康で食事を美味しく楽しみ続けたいものですねえ。きっとみなさまお気づきのように、うちのドイツ人の料理好き&料理上手は父親譲り。

ところで、父親はヘビースモーカー。それも、パイプで。
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なぜこんなにいくつもパイプがあるかというと、パイプで煙草を吸うと熱くなってすぐに掃除ができず、従ってすぐに次のが詰められないから。だからパイプは何十本もある。ここに写っているのはほんの一部。

こういう風に煙草を詰めるのね。ちなみに煙草を入れている壺は、うちのドイツ人が子供の頃からあるそうだ。
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これだけ吸ってこれだけ飲んでも80歳まで元気に過ごしてこられるのね・・・そうそう、パイプではないけれど、ヘビースモーカーのところもうちのドイツ人はしっかり父親から受け継いでおりますわ。
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ハンブルクの市場 [ハンブルク]

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ここはハンブルクのIsebek運河の近く。
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上の写真と下の写真は同じ建物を撮っているのだけど、撮り方によってずいぶん印象が違いますねえ。
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この近くに、毎週金曜日に開かれる市場がある。
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トマトと一緒に売られているこの紫の花は・・・
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咲く前はこんな形。これがアーティチョーク。茹でて芯の部分を食べる物。
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あ、トウモロコシもある・・・美味しいのかな。
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果物の方は、ベリー系の品揃えが素晴らしい。フランボワーズもブルーベリーも500gで3ユーロもしないわけで(つまり300円未満)、ドイツではいろんなベリーがどっさり楽しめる。
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プラムもどっさり。6ユーロ出せば2キロも買えちゃう。ドイツの人はどっさり買い込んでプラムケーキを作るのだ。
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ここに行ったのは8月20日のこと。この頃はまださくらんぼが採れてたんだな・・・
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お花も綺麗♪
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このバラは10本で200円。それならバラもプレゼントしやすいわねえ。
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生ものだけじゃなくて、お菓子やパンやパスタやチーズやお総菜も売られている。このお店はたしか「地中海の店」という名前で、トルコやギリシャなどの食べ物がいっぱい。
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さて、めぎにとってこの市場の最高のお店がこちら。
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ね、最高でしょ♪
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もしハンブルクに住んでいたら、ここでお刺身のネタが比較的手軽に買えるんだけどなあ。

ここで、塩漬けニシンをいただきました~♡
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ハンブルクに行くことがあって、もし金曜日にお時間があったらぜひこちらへ。最寄りの地下鉄はHoheluftbrücke。
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♪ おまけ ♪

さくらんぼを買ってもらって大満足のもーきちさん♪
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ハンブルクの倉庫街 [ハンブルク]

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ここはハンブルクの港の一部。
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ちょっと小綺麗に見えるこの一角は・・・
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倉庫街。
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昔は汚い地域でだれも寄りつかない寂れたところだったとうちのドイツ人は言ってるけど、ここ数年で煉瓦の街並みが見直され、綺麗に整えられ、新しく建て直されたところも多く・・・
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今や観光地の一つになっている。
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ここに来たのは8月20日のこと。ドイツの今年最後の夏日だという暑さで(と言っても27℃程度だったけど)、町ゆく人たちはこんなに軽装だった。
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倉庫街の一角に、ジオラマの大きな模型で有名なところがあるのだが、予約無しでは数時間待ちということで諦めた。
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仕方がないので窓からこんな景色を撮影し・・・
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ちょっとその辺をブラブラ。
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この辺りの建物はだいたい19世紀の後半に建ったものらしい。
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ここがもーきちさんの記念撮影場所。
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ここよ♪ (←追記)




振り返ってもなかなかステキ。
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煉瓦が多いのは、北ドイツには建築向きの大きな石がほとんど無いから。オランダやイギリスも同じ理由。イタリアなどでたくさん立派な石があるのとは大きな違いね。建物の素材で町の景色の印象もまるで変わってくる。
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港町らしいわね。
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