イタリア土産 [2018年夏 北イタリア]
今日からイタリア旅行のお話を。
バイロイトとザルツブルクでも写真をいっぱい撮ったのだけど、ザルツブルクの話は行く前にも一昨年のと去年のを相次いで書いていたのでなんだか食傷気味だし、オペラやコンサートの話はあまりにもたくさん見たのでもはやお腹いっぱいで書く気分になれず、まずは単純に旅行して楽しんだイタリアの話から始めようと思う。目にも心にも目新しくて楽しかったし。
と言っても今日はまずお土産の話から。今回の旅でめぎ家がお土産に買ったのは3つのみ。1つはザルツブルクで買った岩塩で、それはうちのドイツ人の従妹にプレゼントするため(従妹はつい最近引越したのだが、ドイツでは引越した家を最初に訪ねるときには塩とパンを持っていく風習なので、せっかくだからザルツブルクのにしようと思ったのだ)。もう1つはプロセコで、プロセコの産地のワイン農家の宿に泊まったので、そこで一本思い出に(これは大晦日のカウントダウンのときにでも飲もうと思っている)。そしてもう1つ、あるものをイタリアはトリエステのこのお店で購入。
散歩して偶然通りがかって、そうそうあれが欲しかったんだよね、ここで買っちゃおうか、と入ったところ。
なんてことのないキッチン用品の雑貨屋さん。
まあ、なんてことのないと言っても、イタリアならではのも並んでいるけれど。
そこで買ってきたのはエスプレッソマシーン。
実は2年ほど前、それまで20年以上使っていたのが壊れてしまい、間に合わせにドイツのスーパーで10ユーロくらいのを買ったのだった(それが奥に写っている)。それで事は足りていたのだけど、一回り大きすぎるし(それより小さいのだと小さすぎたのでその大きさのを買うしかなかったのだ)、なんとなくイタリアで買いたくて、機会を待っていたのだった。ちょうどよい大きさのを購入でき嬉しい。
説明書に書いてあるとおり、まずは水を入れる部分にもエスプレッソの粉を入れて沸騰させエスプレッソを作り、そのまま12時間なじませておき、すすいで次の日から本格的に使用開始。これまで使っていたのはまたいつか壊れたときのために綺麗に洗って仕舞い込んだ。
まあ出来上がりのラッテ・マキアートの味は特に変化ないのだけど、お土産を使うのは楽しい。
というのも、買ったお店やそのご主人とのやり取りをいろいろと思い出して。めぎはイタリア語は音楽用語しか出来ないが、うちのドイツ人が多少できるので、そしてお店のご主人が多少英語ができたので、ちょっと話が弾んだのだ。このエスプレッソマシーンは絶対に洗剤をつけて洗ってはいけないし、食洗機にかけてもいけないよ、スーパーの安いのはダメダメ、美味しくないよ、とご主人は力説していた。
そんなトリエステの話から始めようと思う。
撮影: D600 + 58mm(F1.4), Huawei p20 pro
♪ P.S. ♪
うちのドイツ人はバイロイト3日間のあと一旦帰宅して1週間自宅で過ごしたのでそうでもないが、めぎは2週間半も家を開けていたし、その前も10日間ほど妹がうちに滞在していて普段と全く異なる生活をしていたので、約一ヶ月、どこか別の世界にいたかのよう。帰宅して2日経っても未だなんだかペースが掴めない感じ。
ドイツの学校の夏休みは6週間あって、そのうち最初の1週間はめぎは大学の仕事があったが、その後5週間はまるまる休み。夏休み後は年度始めなので休みの最後2日間は教師には出勤の義務があって職員会議や研修などがあるのだが、それまでまだ10日間お休み中。日本だったら会社員はもちろん学校教師も夏休みが10日間あるかないかで、10日もあったら海外旅行という人もいるだろうし、帰省したり国内旅行する人も多いだろうと思う。めぎの方は5週間も休みがあったので、その最後の10日間は、休みが終わっていくカウントダウンという感じで何となく物悲しい。この感覚の差は凄いなあと思う。めぎだってかつては日本で3連休でも喜んで思いっきり旅にでかけたりしていたのに、郷に入ってすっかり変わってしまったな・・・
それはそうと、約1ヶ月に及ぶ長い間、皆様のブログを訪問したりコメントをしたりする時間がほとんど取れなかった。1ヶ月も妹と過ごすことができるのは人生でこれが最後かもしれないと思ったし、もうかれこれ30年ほど別々に住んでいる妹とは、妹と言えどもすっかり生活パターンも習慣も物の考え方も趣味嗜好も異なり、家族でありながら新たに知り合うという感じもあってなかなかにスリリングな時間で、夜には心身ともに疲れ切っていたのだった。そんな留守中にも訪問・コメントくださった皆様に心から感謝。
バイロイトとザルツブルクでも写真をいっぱい撮ったのだけど、ザルツブルクの話は行く前にも一昨年のと去年のを相次いで書いていたのでなんだか食傷気味だし、オペラやコンサートの話はあまりにもたくさん見たのでもはやお腹いっぱいで書く気分になれず、まずは単純に旅行して楽しんだイタリアの話から始めようと思う。目にも心にも目新しくて楽しかったし。
と言っても今日はまずお土産の話から。今回の旅でめぎ家がお土産に買ったのは3つのみ。1つはザルツブルクで買った岩塩で、それはうちのドイツ人の従妹にプレゼントするため(従妹はつい最近引越したのだが、ドイツでは引越した家を最初に訪ねるときには塩とパンを持っていく風習なので、せっかくだからザルツブルクのにしようと思ったのだ)。もう1つはプロセコで、プロセコの産地のワイン農家の宿に泊まったので、そこで一本思い出に(これは大晦日のカウントダウンのときにでも飲もうと思っている)。そしてもう1つ、あるものをイタリアはトリエステのこのお店で購入。
散歩して偶然通りがかって、そうそうあれが欲しかったんだよね、ここで買っちゃおうか、と入ったところ。
なんてことのないキッチン用品の雑貨屋さん。
まあ、なんてことのないと言っても、イタリアならではのも並んでいるけれど。
そこで買ってきたのはエスプレッソマシーン。
実は2年ほど前、それまで20年以上使っていたのが壊れてしまい、間に合わせにドイツのスーパーで10ユーロくらいのを買ったのだった(それが奥に写っている)。それで事は足りていたのだけど、一回り大きすぎるし(それより小さいのだと小さすぎたのでその大きさのを買うしかなかったのだ)、なんとなくイタリアで買いたくて、機会を待っていたのだった。ちょうどよい大きさのを購入でき嬉しい。
説明書に書いてあるとおり、まずは水を入れる部分にもエスプレッソの粉を入れて沸騰させエスプレッソを作り、そのまま12時間なじませておき、すすいで次の日から本格的に使用開始。これまで使っていたのはまたいつか壊れたときのために綺麗に洗って仕舞い込んだ。
まあ出来上がりのラッテ・マキアートの味は特に変化ないのだけど、お土産を使うのは楽しい。
というのも、買ったお店やそのご主人とのやり取りをいろいろと思い出して。めぎはイタリア語は音楽用語しか出来ないが、うちのドイツ人が多少できるので、そしてお店のご主人が多少英語ができたので、ちょっと話が弾んだのだ。このエスプレッソマシーンは絶対に洗剤をつけて洗ってはいけないし、食洗機にかけてもいけないよ、スーパーの安いのはダメダメ、美味しくないよ、とご主人は力説していた。
そんなトリエステの話から始めようと思う。
撮影: D600 + 58mm(F1.4), Huawei p20 pro
♪ P.S. ♪
うちのドイツ人はバイロイト3日間のあと一旦帰宅して1週間自宅で過ごしたのでそうでもないが、めぎは2週間半も家を開けていたし、その前も10日間ほど妹がうちに滞在していて普段と全く異なる生活をしていたので、約一ヶ月、どこか別の世界にいたかのよう。帰宅して2日経っても未だなんだかペースが掴めない感じ。
ドイツの学校の夏休みは6週間あって、そのうち最初の1週間はめぎは大学の仕事があったが、その後5週間はまるまる休み。夏休み後は年度始めなので休みの最後2日間は教師には出勤の義務があって職員会議や研修などがあるのだが、それまでまだ10日間お休み中。日本だったら会社員はもちろん学校教師も夏休みが10日間あるかないかで、10日もあったら海外旅行という人もいるだろうし、帰省したり国内旅行する人も多いだろうと思う。めぎの方は5週間も休みがあったので、その最後の10日間は、休みが終わっていくカウントダウンという感じで何となく物悲しい。この感覚の差は凄いなあと思う。めぎだってかつては日本で3連休でも喜んで思いっきり旅にでかけたりしていたのに、郷に入ってすっかり変わってしまったな・・・
それはそうと、約1ヶ月に及ぶ長い間、皆様のブログを訪問したりコメントをしたりする時間がほとんど取れなかった。1ヶ月も妹と過ごすことができるのは人生でこれが最後かもしれないと思ったし、もうかれこれ30年ほど別々に住んでいる妹とは、妹と言えどもすっかり生活パターンも習慣も物の考え方も趣味嗜好も異なり、家族でありながら新たに知り合うという感じもあってなかなかにスリリングな時間で、夜には心身ともに疲れ切っていたのだった。そんな留守中にも訪問・コメントくださった皆様に心から感謝。
ザルツブルクからトリエステへ [2018年夏 北イタリア]
現在、夏の北イタリア旅行記を連載中。
この夏はドイツもオーストリアも暑かった。6月終わりから8月前初めにかけて連日35℃前後となり、エアコンのないドイツでは逃げ場がなく自宅でもホテルでも劇場でも死ぬ思いをした。10日間過ごしたザルツブルクでは宿にエアコンがあったので、朝と夕方以降以外はほとんど外に出ず宿で過ごしていた。それが、ザルツブルクを発つという日になって朝から雨となり、一気に気温が下がって朝は15℃くらいのようだった。毎年ザルツブルクを発つときはいつも寂しい気分になったものだったが、今年はどんよりと雲のかかるザルツブルクを心置きなく出発することができた。
今回はザルツブルクからドイツへは向かわず南下。スロヴェニアに入ると青空が覗き始め・・・
更に走ってイタリアへ。
そしてイタリアのトリエステに到着。この間妹は後部座席で爆睡してて、出発はどんより暗く冷たい雨の降るオーストリアで、起きたら突然灼熱の明るいイタリアだった、という感じだったらしい。
また30℃の世界へやってきたわ~
ザルツブルクから北イタリアへ行くことにしたのは、妹が歌の研修会に参加する街へ送っていくためだったのだが、そこに直接行かずに数日寄り道して小さな旅を楽しむことにしためぎたち。トリエステに向かったのは、どこへ行くかという話を妹とメールでやり取りしていたときに、トリエステに寄ってみたいと妹が書いてきたからだった。
泊まった宿はこちら。トリエステの見どころが徒歩圏内の港に面したアパルトメント。一泊なのにアパルトメントに泊まる必要はないのだが、値段と場所でここに決めた。中を写すのを忘れたので、興味のある方はリンク先の写真をどうぞ。めぎたちが泊まったのはStudioという部屋。
到着してまずは1時間半ほど一休みし、夕方5時になってから散歩に行くことにしたのだが、妹は疲れがどっと出て体が重くて起きられないということで夕飯までそのまま休んでもらうことにして、めぎとうちのドイツ人だけで出かけた。昨日ご紹介したエスプレッソマシーンを買ったのはその散歩のとき。
この散歩は20mm単焦点一本で。暑いかと思って軽めのレンズにしたのだが、夕方5時には暑さも峠を越し、湖風で結構気持ちが良かった。
実はトリエステにはうちのドイツ人の父方の叔母が住んでいるという。うちのドイツ人の父親の非常に年の離れた異母妹で、うちのドイツ人が子供の頃まだ少女だった彼女に仲良く遊んでもらったそうなのだが、その後異母兄妹は仲違いをし、兄の方(=うちのドイツ人の父親)はもう亡くなってしまったので仲直りもできないまま。今回うちのドイツ人が連絡をとってみたものの、叔母からは父親への憎しみの返事がきただけで甥に会ってみたいとは思わなかったようだ。残念だけど、ここに叔母が住んでいるんだなあ、彼女はイタリアに移り住んで50年くらい経つはずだけど、どんな人生だったのかなあ、幸せだと良いね、と言い合いながら歩いた。住所的にはこの近くのはずなのだ。
ここはモブログでも載せたところ。スマホ撮影の写真のモブログはこちら。フルサイズに20mm単焦点で撮ったのが下の写真(ブログ用にサイズを落としてある)。比べてみると、写り、ずいぶん違うわねえ・・・スマホのAI機能って凄いなと実感。めぎの下手な腕ではせっかくのフルサイズと高いレンズの性能が活かしきれず、なんだかカメラとレンズに申し訳ない気分。
撮影: Huawei p20 pro, Nikon D600 + 70-200mm(F4)/ 20mm(F1.8)
この夏はドイツもオーストリアも暑かった。6月終わりから8月前初めにかけて連日35℃前後となり、エアコンのないドイツでは逃げ場がなく自宅でもホテルでも劇場でも死ぬ思いをした。10日間過ごしたザルツブルクでは宿にエアコンがあったので、朝と夕方以降以外はほとんど外に出ず宿で過ごしていた。それが、ザルツブルクを発つという日になって朝から雨となり、一気に気温が下がって朝は15℃くらいのようだった。毎年ザルツブルクを発つときはいつも寂しい気分になったものだったが、今年はどんよりと雲のかかるザルツブルクを心置きなく出発することができた。
今回はザルツブルクからドイツへは向かわず南下。スロヴェニアに入ると青空が覗き始め・・・
更に走ってイタリアへ。
そしてイタリアのトリエステに到着。この間妹は後部座席で爆睡してて、出発はどんより暗く冷たい雨の降るオーストリアで、起きたら突然灼熱の明るいイタリアだった、という感じだったらしい。
また30℃の世界へやってきたわ~
ザルツブルクから北イタリアへ行くことにしたのは、妹が歌の研修会に参加する街へ送っていくためだったのだが、そこに直接行かずに数日寄り道して小さな旅を楽しむことにしためぎたち。トリエステに向かったのは、どこへ行くかという話を妹とメールでやり取りしていたときに、トリエステに寄ってみたいと妹が書いてきたからだった。
泊まった宿はこちら。トリエステの見どころが徒歩圏内の港に面したアパルトメント。一泊なのにアパルトメントに泊まる必要はないのだが、値段と場所でここに決めた。中を写すのを忘れたので、興味のある方はリンク先の写真をどうぞ。めぎたちが泊まったのはStudioという部屋。
到着してまずは1時間半ほど一休みし、夕方5時になってから散歩に行くことにしたのだが、妹は疲れがどっと出て体が重くて起きられないということで夕飯までそのまま休んでもらうことにして、めぎとうちのドイツ人だけで出かけた。昨日ご紹介したエスプレッソマシーンを買ったのはその散歩のとき。
この散歩は20mm単焦点一本で。暑いかと思って軽めのレンズにしたのだが、夕方5時には暑さも峠を越し、湖風で結構気持ちが良かった。
実はトリエステにはうちのドイツ人の父方の叔母が住んでいるという。うちのドイツ人の父親の非常に年の離れた異母妹で、うちのドイツ人が子供の頃まだ少女だった彼女に仲良く遊んでもらったそうなのだが、その後異母兄妹は仲違いをし、兄の方(=うちのドイツ人の父親)はもう亡くなってしまったので仲直りもできないまま。今回うちのドイツ人が連絡をとってみたものの、叔母からは父親への憎しみの返事がきただけで甥に会ってみたいとは思わなかったようだ。残念だけど、ここに叔母が住んでいるんだなあ、彼女はイタリアに移り住んで50年くらい経つはずだけど、どんな人生だったのかなあ、幸せだと良いね、と言い合いながら歩いた。住所的にはこの近くのはずなのだ。
ここはモブログでも載せたところ。スマホ撮影の写真のモブログはこちら。フルサイズに20mm単焦点で撮ったのが下の写真(ブログ用にサイズを落としてある)。比べてみると、写り、ずいぶん違うわねえ・・・スマホのAI機能って凄いなと実感。めぎの下手な腕ではせっかくのフルサイズと高いレンズの性能が活かしきれず、なんだかカメラとレンズに申し訳ない気分。
撮影: Huawei p20 pro, Nikon D600 + 70-200mm(F4)/ 20mm(F1.8)
バールでビール [2018年夏 北イタリア]
現在、夏の北イタリア旅行記を連載中。
午後6時になってもまだ日が高いヨーロッパ。イタリアはドイツより緯度が低くて日没が早いなあという印象だったけど、それでも夜はまだまだ明るい。
日差しが強くて、露出が難しかった。
若者たちが楽しそうに歩いていた。
6時も過ぎたし、喉も乾いたし、ということで・・・
ビールのお時間に♪ 残念ながらドイツのビールだったけど。
置いてある砂糖の量が半端ない。イタリアは朝から一日に何度もバールでエスプレッソに砂糖を入れてグイッと飲む人たちの国だものね。
そして夜にもバールでお酒を片手に語り合う国。いいなあバール文化。
イタリアでバールに入るのは、イタリアに来るたびにめぎたちの楽しみにしていることの一つ。このとき妹が一緒に来られず残念。
インテリアが面白い店だった。
撮影: D600 + 20mm(F1.8)
午後6時になってもまだ日が高いヨーロッパ。イタリアはドイツより緯度が低くて日没が早いなあという印象だったけど、それでも夜はまだまだ明るい。
日差しが強くて、露出が難しかった。
若者たちが楽しそうに歩いていた。
6時も過ぎたし、喉も乾いたし、ということで・・・
ビールのお時間に♪ 残念ながらドイツのビールだったけど。
置いてある砂糖の量が半端ない。イタリアは朝から一日に何度もバールでエスプレッソに砂糖を入れてグイッと飲む人たちの国だものね。
そして夜にもバールでお酒を片手に語り合う国。いいなあバール文化。
イタリアでバールに入るのは、イタリアに来るたびにめぎたちの楽しみにしていることの一つ。このとき妹が一緒に来られず残念。
インテリアが面白い店だった。
撮影: D600 + 20mm(F1.8)
トリエステでの夕食 [2018年夏 北イタリア]
現在、夏の北イタリア旅行記を連載中。
だんだんと夕方っぽくなってきたトリエステ。このとき19時近く。
ハーバーの独特な雰囲気が素敵。
旅に来たなあと感じる雰囲気。海っていいなあ。
そしてレストランが開く19時半に妹をピックアップして宿の近くのところへ。まずはデカンタで出てきたハウスワインで乾杯。
妹は完全復活して食欲も十分。3人いると色々と頼めて嬉しい。前菜はマグロの燻製に、ぼんやり写っているアンチョビの乗ったブルスケッタ。
うちのドイツ人のメインは海の幸。港町だわねえ。
めぎはメインなしでボンゴレを。妹はカレー味のパスタだったという記憶。
美味しい食事を楽しみながら、うちのドイツ人は、ここに妹の旦那もいたらどんなに楽しいだろうと思っていたようだった。彼にとっては妹の旦那との交流はいつもとても楽しく、話も非常に興味深かったのだ。確かに、縁あって義理の兄弟姉妹となった我々4人が揃ってこそ、かえってもっと1つになってあれこれ見たいものを言い合ってみんなで見に行ったりして、オペラのことだけでなくもっと多岐にわたって情報交換して、グループ旅らしい旅ができたかもしれない。本来ここに同席すべき人が一人欠けているというのはとても残念だった。義弟もいつかまた来てくれると良いな。
ゆっくり2時間かけて結構な量だったけど食べきって、レストランの隣のバールでエスプレッソとヴェッキア・ロマーニャ(イタリアのブランデー)を。このとき21時40分頃。
ザルツブルクではいつも夜にオペラやコンサートに行っていて、夕食を外で食べることがなかったので、北イタリアで夜になっても半袖で外に座れる夏の心地よさを満喫した。夜風が気持ちよかった。
撮影: D600 + 20mm(F1.8)/ 58mm(F1.4)
だんだんと夕方っぽくなってきたトリエステ。このとき19時近く。
ハーバーの独特な雰囲気が素敵。
旅に来たなあと感じる雰囲気。海っていいなあ。
そしてレストランが開く19時半に妹をピックアップして宿の近くのところへ。まずはデカンタで出てきたハウスワインで乾杯。
妹は完全復活して食欲も十分。3人いると色々と頼めて嬉しい。前菜はマグロの燻製に、ぼんやり写っているアンチョビの乗ったブルスケッタ。
うちのドイツ人のメインは海の幸。港町だわねえ。
めぎはメインなしでボンゴレを。妹はカレー味のパスタだったという記憶。
美味しい食事を楽しみながら、うちのドイツ人は、ここに妹の旦那もいたらどんなに楽しいだろうと思っていたようだった。彼にとっては妹の旦那との交流はいつもとても楽しく、話も非常に興味深かったのだ。確かに、縁あって義理の兄弟姉妹となった我々4人が揃ってこそ、かえってもっと1つになってあれこれ見たいものを言い合ってみんなで見に行ったりして、オペラのことだけでなくもっと多岐にわたって情報交換して、グループ旅らしい旅ができたかもしれない。本来ここに同席すべき人が一人欠けているというのはとても残念だった。義弟もいつかまた来てくれると良いな。
ゆっくり2時間かけて結構な量だったけど食べきって、レストランの隣のバールでエスプレッソとヴェッキア・ロマーニャ(イタリアのブランデー)を。このとき21時40分頃。
ザルツブルクではいつも夜にオペラやコンサートに行っていて、夕食を外で食べることがなかったので、北イタリアで夜になっても半袖で外に座れる夏の心地よさを満喫した。夜風が気持ちよかった。
撮影: D600 + 20mm(F1.8)/ 58mm(F1.4)
トリエステの朝 [2018年夏 北イタリア]
現在、夏の北イタリア旅行記を連載中。
トリエステで迎えた朝は、7時から散歩に出かけた。
日の出は6時頃だったが、7時でもまだ早朝の雰囲気を楽しめた。妹が朝が苦手で同行しなかったのが残念。
海沿いを走るこの大通りのカーブがなんとなく素敵に感じた。
トリエステは坂の町で、街中から坂を登ると城があって綺麗な景色が見下ろせるのだけど、前日にトリエステを見下ろす高台からの写真を撮ったので、城へ行くのはやめてのんびりハーバーを散歩した。
あ、オーストリアから来た船だわ。
ヨットで旅ができたら楽しいだろうな・・・まあヨットは操縦が忙しいから楽しいだけではないだろうけれど、いつか実現できたらいいな。
ここ、大きな船が停泊することもあるのかな。
海沿いをジョギングする人や犬の散歩する人が絶え間なく行き交っていた。
撮影: D600 + 70-200mm(F4)
トリエステで迎えた朝は、7時から散歩に出かけた。
日の出は6時頃だったが、7時でもまだ早朝の雰囲気を楽しめた。妹が朝が苦手で同行しなかったのが残念。
海沿いを走るこの大通りのカーブがなんとなく素敵に感じた。
トリエステは坂の町で、街中から坂を登ると城があって綺麗な景色が見下ろせるのだけど、前日にトリエステを見下ろす高台からの写真を撮ったので、城へ行くのはやめてのんびりハーバーを散歩した。
あ、オーストリアから来た船だわ。
ヨットで旅ができたら楽しいだろうな・・・まあヨットは操縦が忙しいから楽しいだけではないだろうけれど、いつか実現できたらいいな。
ここ、大きな船が停泊することもあるのかな。
海沿いをジョギングする人や犬の散歩する人が絶え間なく行き交っていた。
撮影: D600 + 70-200mm(F4)
朝食と出発 [2018年夏 北イタリア]
現在、夏の北イタリア旅行記を連載中。
トリエステでの朝の散歩の時間はあっという間に過ぎていった。
というのも、その日はヴェローナまで約300km移動する予定だったし、夜にオペラの予定でその前にゆっくり休んだり食べたりする時間をとりたかったので、早めに出発するつもりだったから。
朝食は8時にアパルトメントの隣の建物のカフェで。
イタリアの朝食は甘いパンとカプチーノ。甘いパン(ここではクロワッサン)は3種類あって、めぎはカスタードクリーム、うちのドイツ人はチョコレートクリーム、妹はジャムを選択。朝食に甘いものを食べることに慣れていない日本人とドイツ人にはちょっと辛いが、これがイタリアならではの朝食。
出発前、部屋から見えたカップルの男性がいかにもイタリア人という感じだったのでパチリ。多分なんてことのない話をしているのだろうけれど、イタリア人は動作がオーバーで、常に舞台に立っているかのような大声なのだ。
トリエステの街はまだ静まり返っていた。
この日は土曜日だったし、みんなまだ寝ているのだろう。
海、さようなら。
トリエステはザルツブルクから400kmくらいでそれほど遠くないし、いつかザルツブルクのあとにでもゆっくりと訪れて、近くのスロヴェニアの海岸あたりでゆっくり過ごしてみたいなあと感じた。更に南下してクロアチアの田舎に行くのも面白いかもしれないな・・・そうそう、ザルツブルクからトリエステまで、オーストリアからまっすぐイタリアに入るルートもあるけれど、スロヴェニア経由のほうがアウトバーンが空いているし、高速料金がかかるイタリアに対しスロヴェニアはかからないというのがメリット。もしこの辺りへ旅をするとしたらどうぞご参考に。
撮影: D600 + 70-200mm(F4), Huawei p20 pro
トリエステでの朝の散歩の時間はあっという間に過ぎていった。
というのも、その日はヴェローナまで約300km移動する予定だったし、夜にオペラの予定でその前にゆっくり休んだり食べたりする時間をとりたかったので、早めに出発するつもりだったから。
朝食は8時にアパルトメントの隣の建物のカフェで。
イタリアの朝食は甘いパンとカプチーノ。甘いパン(ここではクロワッサン)は3種類あって、めぎはカスタードクリーム、うちのドイツ人はチョコレートクリーム、妹はジャムを選択。朝食に甘いものを食べることに慣れていない日本人とドイツ人にはちょっと辛いが、これがイタリアならではの朝食。
出発前、部屋から見えたカップルの男性がいかにもイタリア人という感じだったのでパチリ。多分なんてことのない話をしているのだろうけれど、イタリア人は動作がオーバーで、常に舞台に立っているかのような大声なのだ。
トリエステの街はまだ静まり返っていた。
この日は土曜日だったし、みんなまだ寝ているのだろう。
海、さようなら。
トリエステはザルツブルクから400kmくらいでそれほど遠くないし、いつかザルツブルクのあとにでもゆっくりと訪れて、近くのスロヴェニアの海岸あたりでゆっくり過ごしてみたいなあと感じた。更に南下してクロアチアの田舎に行くのも面白いかもしれないな・・・そうそう、ザルツブルクからトリエステまで、オーストリアからまっすぐイタリアに入るルートもあるけれど、スロヴェニア経由のほうがアウトバーンが空いているし、高速料金がかかるイタリアに対しスロヴェニアはかからないというのがメリット。もしこの辺りへ旅をするとしたらどうぞご参考に。
撮影: D600 + 70-200mm(F4), Huawei p20 pro
ヴェローナ到着 [2018年夏 北イタリア]
現在、夏の北イタリア旅行記を連載中。4泊5日のイタリアの旅のうち、今日から2日目のお話を。
トリエステから約300km走ってヴェローナに到着したのは13時頃。まずは高台からの見晴らしを。
↑水平が取れていないけど。右に立っている塔に縦を合わせて撮ったのだけど、こういうときは向こうの水平に合わせるべきだったのかな。
ヴェローナは煉瓦色の屋根で古い街という雰囲気に満ちていた。
スマホでもパチリ。ものすごいパンフォーカスで絵画のような仕上がりなのは、3つのレンズで撮った画像をカメラがAI処理しているため。だから一見目を引くアートのような仕上がりだけど、よく見ると不自然なのだ。
再びデジイチで。
ズームすると、屋根の上の生活が垣間見えて楽しかった。
ヴェローナは、妹が今回デュッセルドルフに来る前に2週間イタリア語と歌の研修を受けたところ。つまり彼女的には再び戻ってきたわけで、ホンの1ヶ月ほど前の記憶が蘇り、でももう遠い昔のような気がして、感慨深かったようだった。
どこを向いても歴史を感じるところだわね~
それから下へ降りて、川沿いをパチリ。
趣のある橋があちこちに。そんなに新しすぎない建物と意外と調和している。
ヴェローナに来たのは、古代ローマ時代の遺跡のアレーナで夏に開かれている野外オペラを見るため。20時45分から夜中の0時までかかる長丁場のオペラなので、このあとめぎたちは宿にチェックインし、ちょっと休憩することに。
いっぱい寝て復活した妹は、めぎたちの休憩中にどこか見に行ったようだったけどね。
撮影: D600 + 70-200mm(F4), Huawei p20 pro
トリエステから約300km走ってヴェローナに到着したのは13時頃。まずは高台からの見晴らしを。
↑水平が取れていないけど。右に立っている塔に縦を合わせて撮ったのだけど、こういうときは向こうの水平に合わせるべきだったのかな。
ヴェローナは煉瓦色の屋根で古い街という雰囲気に満ちていた。
スマホでもパチリ。ものすごいパンフォーカスで絵画のような仕上がりなのは、3つのレンズで撮った画像をカメラがAI処理しているため。だから一見目を引くアートのような仕上がりだけど、よく見ると不自然なのだ。
再びデジイチで。
ズームすると、屋根の上の生活が垣間見えて楽しかった。
ヴェローナは、妹が今回デュッセルドルフに来る前に2週間イタリア語と歌の研修を受けたところ。つまり彼女的には再び戻ってきたわけで、ホンの1ヶ月ほど前の記憶が蘇り、でももう遠い昔のような気がして、感慨深かったようだった。
どこを向いても歴史を感じるところだわね~
それから下へ降りて、川沿いをパチリ。
趣のある橋があちこちに。そんなに新しすぎない建物と意外と調和している。
ヴェローナに来たのは、古代ローマ時代の遺跡のアレーナで夏に開かれている野外オペラを見るため。20時45分から夜中の0時までかかる長丁場のオペラなので、このあとめぎたちは宿にチェックインし、ちょっと休憩することに。
いっぱい寝て復活した妹は、めぎたちの休憩中にどこか見に行ったようだったけどね。
撮影: D600 + 70-200mm(F4), Huawei p20 pro
ヴェローナでの夕食 [2018年夏 北イタリア]
現在、夏の北イタリア旅行記を連載中。
ヴェローナ到着後一息ついて、ちょっと早いけど夕食に出かけたのは17時半過ぎ。この日はここからスマホだけを持って出かけた。
ちょっと作り過ぎの画像ができあがるが、この新しいスマホは旅の思い出の記録として撮るだけなら十分綺麗な写真が撮れると感じる。それどころか、ちょっと写真が上手くなったような錯覚さえ起こさせるほど。今まではスマホで撮った写真では画質に全く満足できず、ブログ用に小さな1インチカメラを必ず持参していたのだが、それがスマホ一つで行けるようになったのだ。すごく画期的なことと言うか、これだからカメラが売れなくなるのだなあと実感した。
レストランは、一ヶ月前に2週間ヴェローナにいた妹のおすすめの店へ。
なかなかお洒落なワインレストラン。
こんな店内でもブレずにそこそこいい感じの写真が撮れてしまうスマホ。調子に乗って映り込みなど頑張ってみたけど、欲張りすぎてイマイチになっちゃった。
ワインレストランなので、飲み物はもちろんワイン。でもこれからオペラなので、グラスワイン。でも2杯、最初はプロセコ、次にフレッシュな白ワインにした。紙袋に入って出てきたパンも美味しい。
イタリア語をまくしたてるおじさんがおすすめしてくれたものから(何言われているかほとんどわからないまま)めぎが頼んだのは、麦とトマトの冷製リゾットという感じのもの。美味しかった♪
イタリア語勉強中の妹が早すぎるおじさんのイタリア語に食らいついて頼んだのは、生ハムとモッツァレラ。モッツァレラがフレッシュ♪
子供の頃に出ていたイタリア語のオペラや歌っていたラテン語の賛美歌や、休暇中に知り合ったイタリア人の子どもたちと喋っていつのまにかイタリア語を覚えたといううちのドイツ人が、わからないなりに理解した分から選んで頼んだのが鴨肉のパスタ。温かいものがあって嬉しい♪ これらを3人で分け合って食べた。
陽気なおじさん、もうちょっとゆっくり喋ってよ~
食べ終わった頃から町が賑やかになってきていた。
このとき19時15分頃。青空が素敵だった。
撮影: Huawei p20 pro
ヴェローナ到着後一息ついて、ちょっと早いけど夕食に出かけたのは17時半過ぎ。この日はここからスマホだけを持って出かけた。
ちょっと作り過ぎの画像ができあがるが、この新しいスマホは旅の思い出の記録として撮るだけなら十分綺麗な写真が撮れると感じる。それどころか、ちょっと写真が上手くなったような錯覚さえ起こさせるほど。今まではスマホで撮った写真では画質に全く満足できず、ブログ用に小さな1インチカメラを必ず持参していたのだが、それがスマホ一つで行けるようになったのだ。すごく画期的なことと言うか、これだからカメラが売れなくなるのだなあと実感した。
レストランは、一ヶ月前に2週間ヴェローナにいた妹のおすすめの店へ。
なかなかお洒落なワインレストラン。
こんな店内でもブレずにそこそこいい感じの写真が撮れてしまうスマホ。調子に乗って映り込みなど頑張ってみたけど、欲張りすぎてイマイチになっちゃった。
ワインレストランなので、飲み物はもちろんワイン。でもこれからオペラなので、グラスワイン。でも2杯、最初はプロセコ、次にフレッシュな白ワインにした。紙袋に入って出てきたパンも美味しい。
イタリア語をまくしたてるおじさんがおすすめしてくれたものから(何言われているかほとんどわからないまま)めぎが頼んだのは、麦とトマトの冷製リゾットという感じのもの。美味しかった♪
イタリア語勉強中の妹が早すぎるおじさんのイタリア語に食らいついて頼んだのは、生ハムとモッツァレラ。モッツァレラがフレッシュ♪
子供の頃に出ていたイタリア語のオペラや歌っていたラテン語の賛美歌や、休暇中に知り合ったイタリア人の子どもたちと喋っていつのまにかイタリア語を覚えたといううちのドイツ人が、わからないなりに理解した分から選んで頼んだのが鴨肉のパスタ。温かいものがあって嬉しい♪ これらを3人で分け合って食べた。
陽気なおじさん、もうちょっとゆっくり喋ってよ~
食べ終わった頃から町が賑やかになってきていた。
このとき19時15分頃。青空が素敵だった。
撮影: Huawei p20 pro
ヴェローナの野外オペラ [2018年夏 北イタリア]
現在、夏の北イタリア旅行記を連載中。
夕食後出かけた先は・・・
ヴェローナの街のど真ん中にあるシンボル、古代ローマ円形劇場。これはその階段から外を見下ろしたところ。
中はこんなところ。
コロッセオのようなのがほぼ原型をとどめて残っていて、その遺跡を会場として毎年夏の3ヶ月間ほど野外オペラをするということで、それはそれは雰囲気抜群。オペラファンには有名なところで、妹がヴェローナに行くと聞いたときからちょっと行ってみたいなあと思っていた。妹にはふたたび同じ街に戻る形になって申し訳なかったけど、せっかくだから3人でこの野外オペラを見ることにしたのだった。うちのドイツ人の亡くなった父親の奥さん(父親と同様、オペラ歌手だった)が、一度は見てみることをおすすめするわ、と言ってたし。妹は一人で滞在していた2週間の間に別の演目を2つすでに見に行ったとのこと。
オペラが始まるのは20時45分からなのだが、1時間前には着いて場所取りを。下の方の土間席や階段席は指定席だが、めぎたちは安い上の方の石段自由席のチケットを取ったから。見る価値はあるけどまあサーカスのようなものだから安い席で十分よ~でも早めに行って前の方に座るといいわよ、と父親の奥さんに言われ、一人25ユーロくらいの自由席にしたのだった。ちなみに座席指定の方は60~190ユーロ程度。
そんなわけで、1時間以上少しずつ暮れゆく空を楽しんだ。
ここでの話はモブログにしている(こちら)。今日の写真はこのモブログで載せたのとかぶらないようにしてあるので、場所の雰囲気はリンク先でもどうぞ。
やっと、もうすぐ開始のドラが鳴った。
見たのはアイーダで、オペラは2回の休憩を入れて3時間ちょっと。終わったのは0時過ぎ。
サーカスなどという言葉を聞いていたので遊び気分で見に行ったのだが、たしかにサーカス的な要素満載だったとは言え、それは野外というこの場にふさわしく、大掛かりな演出や派手な色合いが目に楽しく、好印象。肝心の歌声に関しては、意外と良いわね~意外と上手いわね~いやいや、ずいぶん上手いわね~結構良いわね~~という感じだった。ラダメスとアイーダの歌は結構心にぐっとくるほどの旨さだった。こうやって大衆に気軽にオペラを楽しんでもらえて、ヴェルディも喜んでいるんじゃないかな。というか、ヴェルディってこうやって気軽に楽しむものなのね、というのがめぎの得た収穫だった。この気軽さが夏の野外劇の核なのだろう。
オケはちょっとミスが多かったな~アイーダの有名なフレーズが台無しだったし。歌い手さんたちの出来に追いついていないという感じ。そういう意味ではバレエも振り付けが陳腐で、もっと良い振り付けだったらこのオペラの質がもっと高まるのになあとうちのドイツ人が残念がっていた。良くも悪くも歌中心で、次が多分セットと照明と衣装で、バレエは余興だしオケは歌の伴奏という感じ。そういう予算配分なんだろうな。
なにはさておき、終演後、3時間見きった~楽しかった~~とそれぞれ満足して出てきためぎたち。こんなふうにぞろぞろと外へ。
アレーナの周りはまだまだ飲食できるようだった。
めぎたちは宿に向かってこんな素敵な夜の通りを歩き・・・
途中のバールでビールで乾杯。あ、妹はビールじゃないけど。
これは・・・ミュンヘンのビールだった!
撮影: Huawei p20 pro
夕食後出かけた先は・・・
ヴェローナの街のど真ん中にあるシンボル、古代ローマ円形劇場。これはその階段から外を見下ろしたところ。
中はこんなところ。
コロッセオのようなのがほぼ原型をとどめて残っていて、その遺跡を会場として毎年夏の3ヶ月間ほど野外オペラをするということで、それはそれは雰囲気抜群。オペラファンには有名なところで、妹がヴェローナに行くと聞いたときからちょっと行ってみたいなあと思っていた。妹にはふたたび同じ街に戻る形になって申し訳なかったけど、せっかくだから3人でこの野外オペラを見ることにしたのだった。うちのドイツ人の亡くなった父親の奥さん(父親と同様、オペラ歌手だった)が、一度は見てみることをおすすめするわ、と言ってたし。妹は一人で滞在していた2週間の間に別の演目を2つすでに見に行ったとのこと。
オペラが始まるのは20時45分からなのだが、1時間前には着いて場所取りを。下の方の土間席や階段席は指定席だが、めぎたちは安い上の方の石段自由席のチケットを取ったから。見る価値はあるけどまあサーカスのようなものだから安い席で十分よ~でも早めに行って前の方に座るといいわよ、と父親の奥さんに言われ、一人25ユーロくらいの自由席にしたのだった。ちなみに座席指定の方は60~190ユーロ程度。
そんなわけで、1時間以上少しずつ暮れゆく空を楽しんだ。
ここでの話はモブログにしている(こちら)。今日の写真はこのモブログで載せたのとかぶらないようにしてあるので、場所の雰囲気はリンク先でもどうぞ。
やっと、もうすぐ開始のドラが鳴った。
見たのはアイーダで、オペラは2回の休憩を入れて3時間ちょっと。終わったのは0時過ぎ。
サーカスなどという言葉を聞いていたので遊び気分で見に行ったのだが、たしかにサーカス的な要素満載だったとは言え、それは野外というこの場にふさわしく、大掛かりな演出や派手な色合いが目に楽しく、好印象。肝心の歌声に関しては、意外と良いわね~意外と上手いわね~いやいや、ずいぶん上手いわね~結構良いわね~~という感じだった。ラダメスとアイーダの歌は結構心にぐっとくるほどの旨さだった。こうやって大衆に気軽にオペラを楽しんでもらえて、ヴェルディも喜んでいるんじゃないかな。というか、ヴェルディってこうやって気軽に楽しむものなのね、というのがめぎの得た収穫だった。この気軽さが夏の野外劇の核なのだろう。
オケはちょっとミスが多かったな~アイーダの有名なフレーズが台無しだったし。歌い手さんたちの出来に追いついていないという感じ。そういう意味ではバレエも振り付けが陳腐で、もっと良い振り付けだったらこのオペラの質がもっと高まるのになあとうちのドイツ人が残念がっていた。良くも悪くも歌中心で、次が多分セットと照明と衣装で、バレエは余興だしオケは歌の伴奏という感じ。そういう予算配分なんだろうな。
なにはさておき、終演後、3時間見きった~楽しかった~~とそれぞれ満足して出てきためぎたち。こんなふうにぞろぞろと外へ。
アレーナの周りはまだまだ飲食できるようだった。
めぎたちは宿に向かってこんな素敵な夜の通りを歩き・・・
途中のバールでビールで乾杯。あ、妹はビールじゃないけど。
これは・・・ミュンヘンのビールだった!
撮影: Huawei p20 pro
ヴェローナの朝 [2018年夏 北イタリア]
現在、夏の北イタリア旅行記を連載中。
ヴェローナで一夜明け、めぎとうちのドイツ人は恒例の朝の散歩へ。
残念ながら妹は今回も同行せず。というのは、その間に妹は一ヶ月前に宿泊していた宿へ預けていた荷物(楽譜とかイタリア語の教科書とか)を取りに行かなければならなかったから。ここでピックアップして次の研修先へ行くことにしていたのだった。
朝食までの一時間程度の散歩なのであまり時間がないけれど、観光スポット近くの宿だったのでさくっとこの広場へ。
ガイドブックも見ていないまま来たけれど、多分この辺がスポットなのだろうとすぐに分かる感じのところ。
ここから向こうに抜けられるようになっていて・・・
たしかその途中でこんなのが見えた。
ホンの1m歩くだけで見えてくるものが次々とあって、撮るのが大変。
そしてまた広場。
この辺りにはロミオとジュリエットの家やら墓やらがあるそうなのだが、それは全く確認していない。でも、そんな雰囲気がいっぱい感じられる哀愁漂う街だった。撮った写真に写っているものが何という塔か建物か広場か等々の調べもついたのだけど、ここでは割愛。撮るときにわかっていて撮ったわけじゃないし、こうして偶然に見えてくるものの素晴らしさに見とれて撮った勢いを感じていただきたいので。
これもきっと観光名所なのだろうな、と思って撮った一枚。
今日の写真は全てスマホでの撮影。明日は同じ場所でフルサイズカメラで撮ったものを載せる予定。
撮影: Huawei p20 pro
ヴェローナで一夜明け、めぎとうちのドイツ人は恒例の朝の散歩へ。
残念ながら妹は今回も同行せず。というのは、その間に妹は一ヶ月前に宿泊していた宿へ預けていた荷物(楽譜とかイタリア語の教科書とか)を取りに行かなければならなかったから。ここでピックアップして次の研修先へ行くことにしていたのだった。
朝食までの一時間程度の散歩なのであまり時間がないけれど、観光スポット近くの宿だったのでさくっとこの広場へ。
ガイドブックも見ていないまま来たけれど、多分この辺がスポットなのだろうとすぐに分かる感じのところ。
ここから向こうに抜けられるようになっていて・・・
たしかその途中でこんなのが見えた。
ホンの1m歩くだけで見えてくるものが次々とあって、撮るのが大変。
そしてまた広場。
この辺りにはロミオとジュリエットの家やら墓やらがあるそうなのだが、それは全く確認していない。でも、そんな雰囲気がいっぱい感じられる哀愁漂う街だった。撮った写真に写っているものが何という塔か建物か広場か等々の調べもついたのだけど、ここでは割愛。撮るときにわかっていて撮ったわけじゃないし、こうして偶然に見えてくるものの素晴らしさに見とれて撮った勢いを感じていただきたいので。
これもきっと観光名所なのだろうな、と思って撮った一枚。
今日の写真は全てスマホでの撮影。明日は同じ場所でフルサイズカメラで撮ったものを載せる予定。
撮影: Huawei p20 pro
ヴェローナをズームアップ [2018年夏 北イタリア]
現在、夏の北イタリア旅行記を連載中。今日はヴェローナの朝の散歩中にフルサイズカメラと望遠ズームレンズで写した写真から。
朝のヴェローナは光が美しかった。
壁画が素晴らしいわねえ。
広場にはこんなものも。
ヴェローナはヴェネト州の町。だからヴェネツィアの獅子があちこちに。
なかなか立派ねえ。
あの通路を抜けるときに・・・
見えたこの塔は中世から何度も建て増しされたものらしい。
これは井戸の上にあった鉄の何か。水を汲むのに使われたのかな。
今思えば、フルサイズカメラの方に広角レンズをつけ、ズームアップは新しいスマホの結構優秀な望遠レンズにお任せすればよかったかなと思う。いや、ちゃんとレンズを付け替えれば良いのだけど、短い散歩の時間に手間を掛けたくなかったし、暑くて荷物あまり持ちたくなくてねえ・・・
あちこちにある街灯が素敵だった。
ズームアップは明日に続く。
撮影: D600 + 70-200mm(F4)
朝のヴェローナは光が美しかった。
壁画が素晴らしいわねえ。
広場にはこんなものも。
ヴェローナはヴェネト州の町。だからヴェネツィアの獅子があちこちに。
なかなか立派ねえ。
あの通路を抜けるときに・・・
見えたこの塔は中世から何度も建て増しされたものらしい。
これは井戸の上にあった鉄の何か。水を汲むのに使われたのかな。
今思えば、フルサイズカメラの方に広角レンズをつけ、ズームアップは新しいスマホの結構優秀な望遠レンズにお任せすればよかったかなと思う。いや、ちゃんとレンズを付け替えれば良いのだけど、短い散歩の時間に手間を掛けたくなかったし、暑くて荷物あまり持ちたくなくてねえ・・・
あちこちにある街灯が素敵だった。
ズームアップは明日に続く。
撮影: D600 + 70-200mm(F4)
ヴェローナをズームアップその2 [2018年夏 北イタリア]
現在、夏の北イタリア旅行記を連載中。今日も昨日に引き続き、ヴェローナの朝の散歩中フルサイズカメラと望遠ズームレンズで撮ったものから。
朝8時台だったのだが、既に団体さんが活動開始していた。
ヴェローナと言えばシェイクスピアの戯曲ロミオとジュリエットの舞台。シェイクスピアはヴェローナに来たことはないようだが、ヴェローナに実在した人をモデルに書かれた物語詩を題材に戯曲を作ったらしい。めぎはロミオとジュリエットのバレエは好きだけど、その家やお墓を見るほどの思い入れはなく、場所は確認しなかった。妹によるとその場所は一日中観光客で溢れかえっているそうだが、こんな早くから団体ツアーが訪れているほどなのね。
人が多いところを回避して目についたものをあれこれと。
あ、目があっちゃった♪
面白い屋根だわねえ。
素敵な看板だけど、残念ながら光なし。
建物のあちこちが面白いのだけど、残念ながら光なし・・・
まあでも、こうしてズームアップするのは楽しかった。
あっという間に1時間が過ぎ、そろそろ約束の朝食の時間。あっち行きたいけどもう時間ないな・・・
ヴェローナの話はあともう一回続く。
撮影: D600 + 70-200mm(F4)
朝8時台だったのだが、既に団体さんが活動開始していた。
ヴェローナと言えばシェイクスピアの戯曲ロミオとジュリエットの舞台。シェイクスピアはヴェローナに来たことはないようだが、ヴェローナに実在した人をモデルに書かれた物語詩を題材に戯曲を作ったらしい。めぎはロミオとジュリエットのバレエは好きだけど、その家やお墓を見るほどの思い入れはなく、場所は確認しなかった。妹によるとその場所は一日中観光客で溢れかえっているそうだが、こんな早くから団体ツアーが訪れているほどなのね。
人が多いところを回避して目についたものをあれこれと。
あ、目があっちゃった♪
面白い屋根だわねえ。
素敵な看板だけど、残念ながら光なし。
建物のあちこちが面白いのだけど、残念ながら光なし・・・
まあでも、こうしてズームアップするのは楽しかった。
あっという間に1時間が過ぎ、そろそろ約束の朝食の時間。あっち行きたいけどもう時間ないな・・・
ヴェローナの話はあともう一回続く。
撮影: D600 + 70-200mm(F4)
ヴェローナでの朝食と出発 [2018年夏 北イタリア]
現在、夏の北イタリア旅行記を連載中。今日の写真は全てスマホ撮影のもの。
朝の散歩を終えて、朝食へ。朝食会場は泊まっていた宿ではなく、歩いて5分くらいのところ。甘いものだけのカフェと塩気のあるものも出してくれるバールとの2択で、めぎたちはバールへ。そこでもいくつか選択肢があって、コーヒー・パン・ジュース・卵料理など好きなものを選べたのだが、めぎはラッテ・マキアート、名前を忘れたがトーストではないパン、オレンジジュース、トマト入りオムレツを選んだ。
で、そこにお惣菜も売っていて・・・
美味しそうなハム類が並んでいたので・・・
その日のお昼のためにサンドイッチを作ってもらった。
スマホでのズーム。ね、悪くないでしょ。スマホのズームもここまで実用的になったのね。
チーズも売っていた。なんだか色々買いたくなったけど、これからまだ2泊もあるのでぐっと我慢。
そして10時頃チェックアウト。泊まっていた宿は手前の黄色い建物。ホテルではなく、アパートのワンフロアだけ宿となっているところ。
ヴェローナの旧市街を流れるアディジェ川。さようなら。
撮影: Huawei p20 pro
朝の散歩を終えて、朝食へ。朝食会場は泊まっていた宿ではなく、歩いて5分くらいのところ。甘いものだけのカフェと塩気のあるものも出してくれるバールとの2択で、めぎたちはバールへ。そこでもいくつか選択肢があって、コーヒー・パン・ジュース・卵料理など好きなものを選べたのだが、めぎはラッテ・マキアート、名前を忘れたがトーストではないパン、オレンジジュース、トマト入りオムレツを選んだ。
で、そこにお惣菜も売っていて・・・
美味しそうなハム類が並んでいたので・・・
その日のお昼のためにサンドイッチを作ってもらった。
スマホでのズーム。ね、悪くないでしょ。スマホのズームもここまで実用的になったのね。
チーズも売っていた。なんだか色々買いたくなったけど、これからまだ2泊もあるのでぐっと我慢。
そして10時頃チェックアウト。泊まっていた宿は手前の黄色い建物。ホテルではなく、アパートのワンフロアだけ宿となっているところ。
ヴェローナの旧市街を流れるアディジェ川。さようなら。
撮影: Huawei p20 pro
ベッルーノへ [2018年夏 北イタリア]
今日からまた夏の北イタリア旅行記を再開。今日は3日目のスマホで撮った写真から。
ザルツブルクから南下してトリエステへ行って一泊、ヴェローナへ行って一泊、3日目のこの日はベッルーノという街へ向かって出発。
ベッルーノは北イタリアの中でも最も北部の山岳地帯にある。そこまで田舎道をひたすら走る。川を渡ったら、こんなに干上がっていた・・・イタリアでも雨不足だったのかな。
だんだんと山になってきた。
そして向こうにドロミテ山塊という高い山々が見えてきた。
ベッルーノはその麓辺り。
街の中にはまたこんな門があったり・・・
こんな広場があったり。この観光バスはハンガリーナンバー。近くにはハンガリー人のツアー客が歩いていた。めぎたちはこの広場のベンチで朝食のバールで作ってもらったサンドイッチを食べた。
趣のある扉だわね。
なぜここに来たかと言えば、妹が次の日からここで歌の研修会に参加することになっていたから。でもこの日はここには泊まらず、40kmほど離れたところに宿をとっていた。めぎたちは翌朝妹をここへ送り届けたあと結構な距離を移動しなければならない予定だったので、前日のうちにベッルーノをちょっと歩いてみることにしたのだった。
もう教会も珍しくはないけれど、それでもイタリアの教会はドイツやオーストリアとはまた違ってて興味深い。
明日はフルサイズカメラで撮った写真から。
撮影: Huawei p20 pro
ザルツブルクから南下してトリエステへ行って一泊、ヴェローナへ行って一泊、3日目のこの日はベッルーノという街へ向かって出発。
ベッルーノは北イタリアの中でも最も北部の山岳地帯にある。そこまで田舎道をひたすら走る。川を渡ったら、こんなに干上がっていた・・・イタリアでも雨不足だったのかな。
だんだんと山になってきた。
そして向こうにドロミテ山塊という高い山々が見えてきた。
ベッルーノはその麓辺り。
街の中にはまたこんな門があったり・・・
こんな広場があったり。この観光バスはハンガリーナンバー。近くにはハンガリー人のツアー客が歩いていた。めぎたちはこの広場のベンチで朝食のバールで作ってもらったサンドイッチを食べた。
趣のある扉だわね。
なぜここに来たかと言えば、妹が次の日からここで歌の研修会に参加することになっていたから。でもこの日はここには泊まらず、40kmほど離れたところに宿をとっていた。めぎたちは翌朝妹をここへ送り届けたあと結構な距離を移動しなければならない予定だったので、前日のうちにベッルーノをちょっと歩いてみることにしたのだった。
もう教会も珍しくはないけれど、それでもイタリアの教会はドイツやオーストリアとはまた違ってて興味深い。
明日はフルサイズカメラで撮った写真から。
撮影: Huawei p20 pro
ベッルーノであれこれズームアップ [2018年夏 北イタリア]
現在、夏の北イタリア旅行記を連載中。今日はフルサイズカメラと望遠ズームレンズで撮った写真から。
ベッルーノから見えるドロミテ山塊。
山好きの人にはとっても魅力的な街。
しかもこんなに趣きのある古都だし。
教会の一つに入ってみた。
木製ベンチに名前が書かれていた。家庭ごとに座る場所が決まっているみたい。
ふと視線を感じるとこんなのが・・・
ベッルーノの地図も持っていなければガイドブックも持っていなかったので、何も分からず見ただけだけど、古き良きイタリアという感じがした。あとでネットで調べて教会の名前も歴史もわかったけれど(今はホント便利ね~)、写真を撮ったときはただ気の向くままに歩いていたので、その時のめぎの気分をお伝えすべき敢えて情報は載せずにおく。
屋根の上も素敵だな~
妹はここに2週間滞在できるのね~いいな~
ヴェローナなどと比べたら数はぐぐっと少ないが、観光客らしき人たちもちらほらいたので、それなりに有名な街なのだろう。
あ、またこの作りの教会の塔の屋根。北イタリアならではなのかな。
撮影: D600 + 70-200mm(F4)
ベッルーノから見えるドロミテ山塊。
山好きの人にはとっても魅力的な街。
しかもこんなに趣きのある古都だし。
教会の一つに入ってみた。
木製ベンチに名前が書かれていた。家庭ごとに座る場所が決まっているみたい。
ふと視線を感じるとこんなのが・・・
ベッルーノの地図も持っていなければガイドブックも持っていなかったので、何も分からず見ただけだけど、古き良きイタリアという感じがした。あとでネットで調べて教会の名前も歴史もわかったけれど(今はホント便利ね~)、写真を撮ったときはただ気の向くままに歩いていたので、その時のめぎの気分をお伝えすべき敢えて情報は載せずにおく。
屋根の上も素敵だな~
妹はここに2週間滞在できるのね~いいな~
ヴェローナなどと比べたら数はぐぐっと少ないが、観光客らしき人たちもちらほらいたので、それなりに有名な街なのだろう。
あ、またこの作りの教会の塔の屋根。北イタリアならではなのかな。
撮影: D600 + 70-200mm(F4)
ワイン畑の中の宿 [2018年夏 北イタリア]
現在、夏の北イタリア旅行記を連載中。
イタリア3日目はベッルーノから40kmくらい離れたワイン畑の美しいところに宿をとった。これは宿の部屋から見た景色。
レンズを付け替えて、フルサイズカメラに58mm単焦点で畑の中を散歩した。今年の暑さでぶどうがわんさかと実っていた。
こんなところに宿?と思うような農村地帯。ワイン畑の中をかき分けるようにして辿り着き、妹はどうやって見つけたの?とびっくりしていた。
グーグルマップでベッルーノ近くの宿という宿をネットで見て探したのよ~街にこだわらず、宿の部屋の作り(3人で泊まれる部屋で、エキストラベッドがちゃんとしたベッドであること)と値段と写真だけを比較して。
なにしろこの日は妹との最後の夜だから、打ち上げが楽しく美味しくできる場所を拘って探したのだった。で、プロセコの産地のど真ん中で・・・
見つけたアグリツーリズモの宿。HPの英語バージョンはこちら。
とても新しくて広くて綺麗なのに、一泊の値段は街よりぐぐっと安く(3人部屋はヴェローナでは狭い部屋が214ユーロもしたけれど、ここはリビング付きで140ユーロで、3で割ると一人6千円程度ととってもお得)、その分プロセコと食事を楽しめるとふんだのだ。
こういうところは流石にバスを乗り継いでくるとかは難しいので、アッシー君うちのドイツ人に大感謝。
さてさて、お食事の時間ですわ~
撮影: D600 + 70-200mm(F4)/ 58mm(F1.4)
イタリア3日目はベッルーノから40kmくらい離れたワイン畑の美しいところに宿をとった。これは宿の部屋から見た景色。
レンズを付け替えて、フルサイズカメラに58mm単焦点で畑の中を散歩した。今年の暑さでぶどうがわんさかと実っていた。
こんなところに宿?と思うような農村地帯。ワイン畑の中をかき分けるようにして辿り着き、妹はどうやって見つけたの?とびっくりしていた。
グーグルマップでベッルーノ近くの宿という宿をネットで見て探したのよ~街にこだわらず、宿の部屋の作り(3人で泊まれる部屋で、エキストラベッドがちゃんとしたベッドであること)と値段と写真だけを比較して。
なにしろこの日は妹との最後の夜だから、打ち上げが楽しく美味しくできる場所を拘って探したのだった。で、プロセコの産地のど真ん中で・・・
見つけたアグリツーリズモの宿。HPの英語バージョンはこちら。
とても新しくて広くて綺麗なのに、一泊の値段は街よりぐぐっと安く(3人部屋はヴェローナでは狭い部屋が214ユーロもしたけれど、ここはリビング付きで140ユーロで、3で割ると一人6千円程度ととってもお得)、その分プロセコと食事を楽しめるとふんだのだ。
こういうところは流石にバスを乗り継いでくるとかは難しいので、アッシー君うちのドイツ人に大感謝。
さてさて、お食事の時間ですわ~
撮影: D600 + 70-200mm(F4)/ 58mm(F1.4)
最後の夕食 [2018年夏 北イタリア]
現在、夏の北イタリア旅行記を連載中。
ここはベッルーノから40kmほど離れたところにあるワイン畑の中の宿。
周りにはなにもないところだが、アグリツーリズモなので宿の中で食事を楽しめる。うっかりそのレストランのフロアを写し忘れてしまったが、ガラス張りのとても気持ちのいい空間で、非常に現代的。ぶどう畑を望む見晴らしのいいテラス席に座り、まずはこの宿のワイン畑のぶどうから作られたプロセコで乾杯し、前菜盛り合わせ。
↑前菜にこういうキッシュみたいなのが出てくるのは、イタリアに何十回も行ったことのあるうちのドイツ人にしてはじめてのことだった。でも、妹によれば、日本で高級なイタリアンレストランに行けばだいたいこういう前菜が出てくるという。へええ。うちのドイツ人の知っているイタリアというのは庶民の屋台のピザレベルか、昔イタリアで家に招かれたときの家庭料理レベルで、実は日本人の知っているイタリアンのほうが高級で今どきなんだろうな。
パスタはそれぞれ別々のにしてみた。うちのドイツ人はニョッキで、リコッタチーズとルッコラの味。妹はマッシュルームのラザニア。めぎは地元料理だという「パスタと豆」というのを頼んでみたら、豆のスープにパスタが泳いでいるという感じのものだった。
それからフリッツァンテ・セッコを飲みながら・・・
メインディッシュ。
うちのドイツ人は仔牛とキノコの煮込み。これが柔らかくて絶品だったと言う。妹はマッシュルームとアシアゴチーズのグラタン。めぎはホロホロチョウのグリル・バルサミコソースにポレンタ。妹のめぎのも美味しかったけど、絶品と言うほどではなく、メインはうちのドイツ人のが最高だった。
ものすごくお腹いっぱいになってしまったのでデザートは3人で1つだけ。ミント味のなにかだったと思うのだけど、よく覚えていない。
そして最後にエスプレッソとここのハーブ蒸留酒を。
ああ、終わっちゃったわねえ・・・あっという間だったね。でも、なんてたくさんのことをしたのかしら。この1ヶ月の走行距離は約4000km。考えてみると凄いことだわね。ドイツと日本の半分の距離を走ったのだものね。
あまりにもあまりにもたくさんのことが詰まった1ヶ月で、妹にはさらにその前に2週間ちょっと、その後にも3週間ほどのイタリアでの一人の時間があって、彼女の中で全てが消化されて言葉になって発せられるには数年かかるかもしれないわねえ。それほどに中身の濃い旅だった。
撮影: D600 + 58mm(F1.4)(1枚目のみ), Huawei p20 pro
ここはベッルーノから40kmほど離れたところにあるワイン畑の中の宿。
周りにはなにもないところだが、アグリツーリズモなので宿の中で食事を楽しめる。うっかりそのレストランのフロアを写し忘れてしまったが、ガラス張りのとても気持ちのいい空間で、非常に現代的。ぶどう畑を望む見晴らしのいいテラス席に座り、まずはこの宿のワイン畑のぶどうから作られたプロセコで乾杯し、前菜盛り合わせ。
↑前菜にこういうキッシュみたいなのが出てくるのは、イタリアに何十回も行ったことのあるうちのドイツ人にしてはじめてのことだった。でも、妹によれば、日本で高級なイタリアンレストランに行けばだいたいこういう前菜が出てくるという。へええ。うちのドイツ人の知っているイタリアというのは庶民の屋台のピザレベルか、昔イタリアで家に招かれたときの家庭料理レベルで、実は日本人の知っているイタリアンのほうが高級で今どきなんだろうな。
パスタはそれぞれ別々のにしてみた。うちのドイツ人はニョッキで、リコッタチーズとルッコラの味。妹はマッシュルームのラザニア。めぎは地元料理だという「パスタと豆」というのを頼んでみたら、豆のスープにパスタが泳いでいるという感じのものだった。
それからフリッツァンテ・セッコを飲みながら・・・
メインディッシュ。
うちのドイツ人は仔牛とキノコの煮込み。これが柔らかくて絶品だったと言う。妹はマッシュルームとアシアゴチーズのグラタン。めぎはホロホロチョウのグリル・バルサミコソースにポレンタ。妹のめぎのも美味しかったけど、絶品と言うほどではなく、メインはうちのドイツ人のが最高だった。
ものすごくお腹いっぱいになってしまったのでデザートは3人で1つだけ。ミント味のなにかだったと思うのだけど、よく覚えていない。
そして最後にエスプレッソとここのハーブ蒸留酒を。
ああ、終わっちゃったわねえ・・・あっという間だったね。でも、なんてたくさんのことをしたのかしら。この1ヶ月の走行距離は約4000km。考えてみると凄いことだわね。ドイツと日本の半分の距離を走ったのだものね。
あまりにもあまりにもたくさんのことが詰まった1ヶ月で、妹にはさらにその前に2週間ちょっと、その後にも3週間ほどのイタリアでの一人の時間があって、彼女の中で全てが消化されて言葉になって発せられるには数年かかるかもしれないわねえ。それほどに中身の濃い旅だった。
撮影: D600 + 58mm(F1.4)(1枚目のみ), Huawei p20 pro
お別れと出発 [2018年夏 北イタリア]
現在、夏の北イタリア旅行記を連載中。
ワイン畑の朝は美しかった。
この日の朝の散歩はめぎ一人。妹は例によって朝が弱いし、うちのドイツ人は夜中にあまり眠れず、少しでも長く寝ていたいとのことで。
というのは、うちのドイツ人はリビングのこのベッドを使ったのだけど、ここはバスルームに隣接していて、遅くまでバスルームをゆっくり使う妹の水音でなかなか眠りにつけず、夜中は犬の遠吠えで目を覚まし、更に暑かったりエアコンを付けて寒かったりで、ぐっすり眠ることができなかったようなのだ。
最後の夜だからと寝室をめぎと妹とで使ったのだけど、うちのドイツ人を奥の静かなところで寝かせてあげればよかったなあとちょっと反省。アッシー君への配慮をもっとすべきだったな・・・
そんなわけで寝不足のうちのドイツ人はこの日の朝すこぶるご機嫌斜めで、こんなお別れの日に限ってめぎと大喧嘩。妹は泣いてしまうし、散々な朝食だった。
実は前日の夕食の際に妹からちゃんとしたお別れの言葉がなく、ちょっとがっかりしていたのがうちのドイツ人の機嫌に影響していたのかもしれない。妹の方は朝にお別れの挨拶をするつもりだったようなのだけど、うちのドイツ人的には朝はサクッと支度して送り届けて次の旅へさっさと出発したかったのだ。そんなリズムの違いによる小さな違和感が1ヶ月溜まってここで爆発してしまったと言うか。喧嘩のせいでさらに出発が遅れ、この日に次の地で彼が楽しみにしていたことができないかもしれなくなって、うちのドイツ人はますます機嫌が悪くなっていって手がつけられなくなった・・・
それでもなんとか支度を整え、妹の研修会場のベッルーノへ出発。
40kmほど走ってベッルーノに到着。
宿に送り届け、さようなら・・・なんだかギクシャクした最後になってしまったが、あとで振り返ると、うちのドイツ人などは「まあ家族なんだから喧嘩することだってあるだろう」と気にもとめていない。妹の方はこのあとの研修会であれこれあってこの朝のことなど何処かに飛んでいってしまったようだし、まあよかったわ・・・
二人になっためぎたちはまず、ベッルーノ近くのガソリンスタンドで給油。
そして、腹を立てて朝食を食べそこねたうちのドイツ人がやっとまあまあ普通になって、ちょこっとつまむことができた。
ガソリンスタンドのバール。お酒もある。
こうして1ヶ月ぶりに二人になっためぎたちは、この北イタリア旅行の最後の宿泊地へ出発したのだった。めぎと二人になるとうちのドイツ人は徐々に平静を取り戻していった・・・この人、めぎが妹にかかりっきりだったからヤキモチ焼いていたのかしらねえ。ああまったく手のかかる男だわねえ、もう。
撮影: D600 + 58mm(F1.4), Huawei p20 pro
ワイン畑の朝は美しかった。
この日の朝の散歩はめぎ一人。妹は例によって朝が弱いし、うちのドイツ人は夜中にあまり眠れず、少しでも長く寝ていたいとのことで。
というのは、うちのドイツ人はリビングのこのベッドを使ったのだけど、ここはバスルームに隣接していて、遅くまでバスルームをゆっくり使う妹の水音でなかなか眠りにつけず、夜中は犬の遠吠えで目を覚まし、更に暑かったりエアコンを付けて寒かったりで、ぐっすり眠ることができなかったようなのだ。
最後の夜だからと寝室をめぎと妹とで使ったのだけど、うちのドイツ人を奥の静かなところで寝かせてあげればよかったなあとちょっと反省。アッシー君への配慮をもっとすべきだったな・・・
そんなわけで寝不足のうちのドイツ人はこの日の朝すこぶるご機嫌斜めで、こんなお別れの日に限ってめぎと大喧嘩。妹は泣いてしまうし、散々な朝食だった。
実は前日の夕食の際に妹からちゃんとしたお別れの言葉がなく、ちょっとがっかりしていたのがうちのドイツ人の機嫌に影響していたのかもしれない。妹の方は朝にお別れの挨拶をするつもりだったようなのだけど、うちのドイツ人的には朝はサクッと支度して送り届けて次の旅へさっさと出発したかったのだ。そんなリズムの違いによる小さな違和感が1ヶ月溜まってここで爆発してしまったと言うか。喧嘩のせいでさらに出発が遅れ、この日に次の地で彼が楽しみにしていたことができないかもしれなくなって、うちのドイツ人はますます機嫌が悪くなっていって手がつけられなくなった・・・
それでもなんとか支度を整え、妹の研修会場のベッルーノへ出発。
40kmほど走ってベッルーノに到着。
宿に送り届け、さようなら・・・なんだかギクシャクした最後になってしまったが、あとで振り返ると、うちのドイツ人などは「まあ家族なんだから喧嘩することだってあるだろう」と気にもとめていない。妹の方はこのあとの研修会であれこれあってこの朝のことなど何処かに飛んでいってしまったようだし、まあよかったわ・・・
二人になっためぎたちはまず、ベッルーノ近くのガソリンスタンドで給油。
そして、腹を立てて朝食を食べそこねたうちのドイツ人がやっとまあまあ普通になって、ちょこっとつまむことができた。
ガソリンスタンドのバール。お酒もある。
こうして1ヶ月ぶりに二人になっためぎたちは、この北イタリア旅行の最後の宿泊地へ出発したのだった。めぎと二人になるとうちのドイツ人は徐々に平静を取り戻していった・・・この人、めぎが妹にかかりっきりだったからヤキモチ焼いていたのかしらねえ。ああまったく手のかかる男だわねえ、もう。
撮影: D600 + 58mm(F1.4), Huawei p20 pro
北イタリアを東から西へ [2018年夏 北イタリア]
今日からまた北イタリア旅行記を。
妹と別れて、めぎたちはベッルーノというヴェネツィアの約80kmくらい北の山間にある街からミラノの約50kmくらい北にあるコモ湖畔まで一気に移動。と言っても、ヴェネツィアからミラノまでなら平坦な道200kmをアウトバーンであっという間に移動できるが、ベッルーノからだと山間の下道を延々とという感じ。
ガルダ湖というちょうど中間地点くらいまで到着したのが14時近く。本来ならその頃にはもうコモ湖あたりにいたかったので、予定が大幅に狂っているということである。
まあスタートが遅かったからね・・・めぎ家のいつものリズムだと8時半から9時には次の土地へスタートするのだが、あのワイン畑の宿から出発したのが9時半で、妹を送り届けたベッルーノを発ったのが11時近かったのだから、仕方がないのだ。
あれこれポーズをとっていっぱい撮影していた二人。楽しそうだなあ・・・
そこから間もなくアウトバーンに乗り、今度こそスイスイと行くと思ったら、途中とんでもない豪雨に遭った。ノロノロ運転のあとしばらく雨宿り。まあ事故もなく、しばらくするとやんでくれたから良かったけど。
そして走って走って走って、コモという街からはまた湖沿いをうねうねとカーブしながら走り、そこから今度は山道を登って、全部で400km以上走ってやっと到着。この緑の山の上の集落が今日の宿のあるところ。最後の細い山道が対面怖くてどっと疲れた・・・めぎが運転しているわけでもないのにね。
つづく(しばらく写真少なめで続く)
撮影: D600 + 58mm(F1.4)
妹と別れて、めぎたちはベッルーノというヴェネツィアの約80kmくらい北の山間にある街からミラノの約50kmくらい北にあるコモ湖畔まで一気に移動。と言っても、ヴェネツィアからミラノまでなら平坦な道200kmをアウトバーンであっという間に移動できるが、ベッルーノからだと山間の下道を延々とという感じ。
ガルダ湖というちょうど中間地点くらいまで到着したのが14時近く。本来ならその頃にはもうコモ湖あたりにいたかったので、予定が大幅に狂っているということである。
まあスタートが遅かったからね・・・めぎ家のいつものリズムだと8時半から9時には次の土地へスタートするのだが、あのワイン畑の宿から出発したのが9時半で、妹を送り届けたベッルーノを発ったのが11時近かったのだから、仕方がないのだ。
あれこれポーズをとっていっぱい撮影していた二人。楽しそうだなあ・・・
そこから間もなくアウトバーンに乗り、今度こそスイスイと行くと思ったら、途中とんでもない豪雨に遭った。ノロノロ運転のあとしばらく雨宿り。まあ事故もなく、しばらくするとやんでくれたから良かったけど。
そして走って走って走って、コモという街からはまた湖沿いをうねうねとカーブしながら走り、そこから今度は山道を登って、全部で400km以上走ってやっと到着。この緑の山の上の集落が今日の宿のあるところ。最後の細い山道が対面怖くてどっと疲れた・・・めぎが運転しているわけでもないのにね。
つづく(しばらく写真少なめで続く)
撮影: D600 + 58mm(F1.4)
パランツォという集落 [2018年夏 北イタリア]
現在、夏の北イタリア旅行記を連載中。
この夏の長い長い旅行の最終宿泊地は、イタリアとスイスの国境付近のコモ湖の湖畔の山上にあるパランツォという集落。
コモ湖はこんな感じ。この辺りは湖水地方でいくつも湖があり、それをぐるりと山が取り囲んでいる。ちょっと箱根の芦ノ湖や富士五湖を思い出す感じ。
コモ湖の畔にはコモというそこそこ大きな保養地の街があるのだけど、めぎは宿探しの折例によってグーグルマップでコモ湖の周りをあれこれ見ていって、この山の上からコモ湖を見下ろす景色に惹かれたのだった。小さな集落で、超不便そうで、これはおもしろそう、と。
その面白さは想像以上だった。
こんな廃墟のようなところに人が本当に住んでいるの?ここ本当に車通れるの?というようなところ。
パランツォはPalanzoと書き、Lemna, Molina, Rivaという集落とともにFaggeto Larioという村を形成していて、この4つの集落合わせて人口1200人ほど。
興味深い町並みと雰囲気に疲れもいっぺんに吹き飛び、うちのドイツ人はこの日の朝とは別人のように上機嫌に。今回の北イタリア旅行の中でダントツに最も面白いところだった。
だから写真膨大な量なのだけど、今仕事忙しくて時間無いので、ゆっくりペースでご紹介していく予定。
撮影: D600 + 58mm(F1.4)
この夏の長い長い旅行の最終宿泊地は、イタリアとスイスの国境付近のコモ湖の湖畔の山上にあるパランツォという集落。
コモ湖はこんな感じ。この辺りは湖水地方でいくつも湖があり、それをぐるりと山が取り囲んでいる。ちょっと箱根の芦ノ湖や富士五湖を思い出す感じ。
コモ湖の畔にはコモというそこそこ大きな保養地の街があるのだけど、めぎは宿探しの折例によってグーグルマップでコモ湖の周りをあれこれ見ていって、この山の上からコモ湖を見下ろす景色に惹かれたのだった。小さな集落で、超不便そうで、これはおもしろそう、と。
その面白さは想像以上だった。
こんな廃墟のようなところに人が本当に住んでいるの?ここ本当に車通れるの?というようなところ。
パランツォはPalanzoと書き、Lemna, Molina, Rivaという集落とともにFaggeto Larioという村を形成していて、この4つの集落合わせて人口1200人ほど。
興味深い町並みと雰囲気に疲れもいっぺんに吹き飛び、うちのドイツ人はこの日の朝とは別人のように上機嫌に。今回の北イタリア旅行の中でダントツに最も面白いところだった。
だから写真膨大な量なのだけど、今仕事忙しくて時間無いので、ゆっくりペースでご紹介していく予定。
撮影: D600 + 58mm(F1.4)
パランツォの宿 [2018年夏 北イタリア]
現在、夏の北イタリア旅行記を連載中。
北イタリア旅行の最後の宿はコモ湖畔にあるパランツォという集落のB&B。写り全く良くないけど、これがその入口。
泊まった宿のドアではないけれど、別の建物の同じ作りのドアを写したもののトリミングがこちら。この集落の建物のドアはこういう作りだった。
↑上の写真の長い鍵を家の中からも動かせるようになっている。これはドアの内側。
呼び鈴を鳴らすと3階から宿の主人が結構長い時間をかけて降りてきて中に入れてくれた。入るとすぐ素敵なフロアがあったのだが、薄暗くて写していない。宿のホームページはこちらだが、これを開いて最初のページに出てくる9枚の小さい写真の右上と右下の写真がその玄関フロア。そのフロアに隣接する部屋がレセプション(下の写真)。レセプションは普段鍵がかかってて、用事があるとき(チェックインとチェックアウトのお金のやり取りのあるとき)はB&Bのご主人が降りてきていちいち開けた。つまりホテルではないのでレセプションには常時人がいないのだが、必要ならいつでもご主人を呼べるようにフロアに内線電話が置かれていた。
部屋は階段を上がっていった2階にある。家の中の階段が石。イタリアだなあ・・・
部屋はバスルーム共同のダブルルーム。
なかなか味わいのある部屋だった。一泊二人で80ユーロ。バスルーム共同の割には高いが、夏の休暇シーズンだし、そのうちにご紹介するが朝食が素晴らしかったので、まあ納得。
バスルームは撮り忘れ。ここでの撮影、ちゃんと広角にレンズ付け替えて撮ればよかったのだけど、長い移動で疲れ切ってて、この日ここまでまともに食べてないのでお腹も空いてて、そういう元気なく。
めぎたちの他に子連れの家族が滞在していた。彼らの方は数日滞在している感じ。ここでゆっくり散策しながら休暇を過ごしているのだろう。ちなみにこのパランツォという集落にはホテルはなく、B&Bが数件あるのみ。
これがめぎたちの泊まった部屋の鍵。ブレブレだけど。
泊まった部屋はあの窓のところ。これのみスマホ撮影。
撮影: D600 + 58mm(F1.4), Huawei p20 pro
北イタリア旅行の最後の宿はコモ湖畔にあるパランツォという集落のB&B。写り全く良くないけど、これがその入口。
泊まった宿のドアではないけれど、別の建物の同じ作りのドアを写したもののトリミングがこちら。この集落の建物のドアはこういう作りだった。
↑上の写真の長い鍵を家の中からも動かせるようになっている。これはドアの内側。
呼び鈴を鳴らすと3階から宿の主人が結構長い時間をかけて降りてきて中に入れてくれた。入るとすぐ素敵なフロアがあったのだが、薄暗くて写していない。宿のホームページはこちらだが、これを開いて最初のページに出てくる9枚の小さい写真の右上と右下の写真がその玄関フロア。そのフロアに隣接する部屋がレセプション(下の写真)。レセプションは普段鍵がかかってて、用事があるとき(チェックインとチェックアウトのお金のやり取りのあるとき)はB&Bのご主人が降りてきていちいち開けた。つまりホテルではないのでレセプションには常時人がいないのだが、必要ならいつでもご主人を呼べるようにフロアに内線電話が置かれていた。
部屋は階段を上がっていった2階にある。家の中の階段が石。イタリアだなあ・・・
部屋はバスルーム共同のダブルルーム。
なかなか味わいのある部屋だった。一泊二人で80ユーロ。バスルーム共同の割には高いが、夏の休暇シーズンだし、そのうちにご紹介するが朝食が素晴らしかったので、まあ納得。
バスルームは撮り忘れ。ここでの撮影、ちゃんと広角にレンズ付け替えて撮ればよかったのだけど、長い移動で疲れ切ってて、この日ここまでまともに食べてないのでお腹も空いてて、そういう元気なく。
めぎたちの他に子連れの家族が滞在していた。彼らの方は数日滞在している感じ。ここでゆっくり散策しながら休暇を過ごしているのだろう。ちなみにこのパランツォという集落にはホテルはなく、B&Bが数件あるのみ。
これがめぎたちの泊まった部屋の鍵。ブレブレだけど。
泊まった部屋はあの窓のところ。これのみスマホ撮影。
撮影: D600 + 58mm(F1.4), Huawei p20 pro
隣町のレストランへ [2018年夏 北イタリア]
現在、夏の北イタリア旅行記を連載中。
何度も同じような写真だが、ここが北イタリア旅行で最後に宿泊したパランツォという集落。
この山奥の小さな集落にレストランがなかったらどうしようという一抹の不安があったのだが、宿の人に聞いたところ、案の定この日は空いているレストランがないと言う。1kmほど離れた隣の集落にはあるが、要予約とのことで、宿の人がその場で電話をかけてくれた。
場所はこちら。パランツォは右上にあり、そこからオレンジ色の道をLemnaというところまで行く。普通なら車で行くのだろうが、めぎたちは歩くことにした。なにしろワインを飲みたいしね。左上の青いところがコモ湖。
目指すLemnaはあそこ。結構遠そうだなあ。さあ、頑張りましょ。
夏なのでまだ日が高いのがありがたい。このとき19時ちょっと前。
家の建つ地域はあっという間に終わり、その後は山道をひたすら歩く。途中にこういうのがあるのがいかにもカトリックの地という感じ。
もらった案内には1kmと書かれてたけど、2kmちょっとあったと思う。30分くらい歩いて、やっとLemnaに到着した。
そこから見えたコモ湖。綺麗ね~
撮影: D600 + 58mm(F1.4)
何度も同じような写真だが、ここが北イタリア旅行で最後に宿泊したパランツォという集落。
この山奥の小さな集落にレストランがなかったらどうしようという一抹の不安があったのだが、宿の人に聞いたところ、案の定この日は空いているレストランがないと言う。1kmほど離れた隣の集落にはあるが、要予約とのことで、宿の人がその場で電話をかけてくれた。
場所はこちら。パランツォは右上にあり、そこからオレンジ色の道をLemnaというところまで行く。普通なら車で行くのだろうが、めぎたちは歩くことにした。なにしろワインを飲みたいしね。左上の青いところがコモ湖。
目指すLemnaはあそこ。結構遠そうだなあ。さあ、頑張りましょ。
夏なのでまだ日が高いのがありがたい。このとき19時ちょっと前。
家の建つ地域はあっという間に終わり、その後は山道をひたすら歩く。途中にこういうのがあるのがいかにもカトリックの地という感じ。
もらった案内には1kmと書かれてたけど、2kmちょっとあったと思う。30分くらい歩いて、やっとLemnaに到着した。
そこから見えたコモ湖。綺麗ね~
撮影: D600 + 58mm(F1.4)
田舎のレストラン [2018年夏 北イタリア]
現在、夏の北イタリア旅行記を連載中。
北イタリアのコモ湖畔にあるパランツォという山間の集落から30分ほど歩いてやってきた隣の集落のレストラン。めぎたちの席がすでにセッティングされていた。
山の上の小さな集落にしてはずいぶん立派なレストラン。結構広いし。
BGMはジャズだった。
広いレストランの中に、もう一組、4人分の席がセッティングされてあった。このレストランは要予約とのことで宿の人が電話してくれたのだったが、この日の予約はめぎたちの他にもう一組なのね。
レストランのマスターはイタリア語とフランス語しか話せない。うちのドイツ人はフランス語の方がイタリア語より達者だけど(アッシー君兼通訳付きで旅行ができてホント便利♪)、ここはイタリアなのでイタリア語で話すことに。と言ってもこのレストラン、メニュー等があるわけでなく、つまりワインリストからワインを選ぶということもなく、ワインを飲むか?と聞かれ、飲む、と答えると、赤か白か?と聞かれ、この地方のワインはどちら?と聞くと、そりゃあもちろん赤だ、と言うので、じゃ赤を、と言うと、このピッチャーが出てきたのだった。
この簡単な赤ワインが絶品だったのだが、トリノの辺りのものだという。料理も全くメニューがなく、前菜もなく、いきなりこれが出てきた。このレストランで作ったというハンドメイドのソーセージと豚肉の煮込み、付け合せはサフランライスである。サラダがあるわけでもなく、本当にこれだけであったのだが、これがものすごく美味しくて、こんなにいっぱいあるのに全部サクッと平らげた。
食べ終わった頃、これを作ったというマスターのお母さんが出てきた。そうかあこれがイタリアのおばあちゃんのレシピってやつね。このレストランはこのおばあちゃんがその日に料理したものだけを出すところなのだろう。だから事前予約が必要なのね。
つづく
撮影: D600 + 58mm(F1.4)
北イタリアのコモ湖畔にあるパランツォという山間の集落から30分ほど歩いてやってきた隣の集落のレストラン。めぎたちの席がすでにセッティングされていた。
山の上の小さな集落にしてはずいぶん立派なレストラン。結構広いし。
BGMはジャズだった。
広いレストランの中に、もう一組、4人分の席がセッティングされてあった。このレストランは要予約とのことで宿の人が電話してくれたのだったが、この日の予約はめぎたちの他にもう一組なのね。
レストランのマスターはイタリア語とフランス語しか話せない。うちのドイツ人はフランス語の方がイタリア語より達者だけど(アッシー君兼通訳付きで旅行ができてホント便利♪)、ここはイタリアなのでイタリア語で話すことに。と言ってもこのレストラン、メニュー等があるわけでなく、つまりワインリストからワインを選ぶということもなく、ワインを飲むか?と聞かれ、飲む、と答えると、赤か白か?と聞かれ、この地方のワインはどちら?と聞くと、そりゃあもちろん赤だ、と言うので、じゃ赤を、と言うと、このピッチャーが出てきたのだった。
この簡単な赤ワインが絶品だったのだが、トリノの辺りのものだという。料理も全くメニューがなく、前菜もなく、いきなりこれが出てきた。このレストランで作ったというハンドメイドのソーセージと豚肉の煮込み、付け合せはサフランライスである。サラダがあるわけでもなく、本当にこれだけであったのだが、これがものすごく美味しくて、こんなにいっぱいあるのに全部サクッと平らげた。
食べ終わった頃、これを作ったというマスターのお母さんが出てきた。そうかあこれがイタリアのおばあちゃんのレシピってやつね。このレストランはこのおばあちゃんがその日に料理したものだけを出すところなのだろう。だから事前予約が必要なのね。
つづく
撮影: D600 + 58mm(F1.4)
デザートなど [2018年夏 北イタリア]
現在、夏の北イタリア旅行記を連載中。今日の写真は最後の一枚以外全てスマホでの撮影から。
ここはコモ湖畔のLemnaという集落にあるレストラン。
食べ終わったメインディッシュの皿を下げに来たマスターとちょっと話が弾む。彼はジャズをやっていたとかで、流れている音楽もそれを録音したものだという。そうか、それでここにバンドの設備もあるのね。
チーズはいるか?と聞かれたので、ええ、と答えるとこれが出てきた。結構熟成したチーズ2種類で、またもや赤ワインが進む。
チーズが終わる頃、マスターの息子も出てきた。まだ中学生くらいの息子で、日本人が珍しいらしい。将来はこのレストランを次ぐつもりなのだとか。
デザートはいるか?と聞かれ、ええ、と答えるとこのケーキが出てきた。リンツァートルテみたいなもの。
このレストランには、マスターが「〇〇いるか?」と聞いてくるもの以外に何も無いのだが、マスターとしては、黙って勝手に出すと店からのプレゼントになってしまうので、いちいち確認しているのだろう。それにしてもこの一つ一つ、いったいいくらするのやら。そう言えばカードも使えないと言われたし、持っている現金で足りるかしら。
そう思いつつも、エスプレッソとグラッパとヴェッキア・ロマーニャを。
↑上の写真で写っているように、めぎたちが食事を終える頃、やっともう一組の予約客たちがやってきた。実はこのお客、軍警察のグループなのだと言う。このお店にとって軍警察のグループが客としてくるというのはそれなりに大きなことらしく、ちょっとそわそわ緊張していた。4人が入ってきたとき、マスターだけでなく息子も挨拶に出てきていたし、ちょっとこの店の今後を占う出来事であるかのような雰囲気があった。
さて、めぎたちのお代だが、どれにいくらかかったのかは全く分からず、一人あたり飲食全て込みで20ユーロだった。
このレストランでの食事は、今回の北イタリア旅行の食事の中でダントツに面白く、ダントツに美味しかった。これこそがディープなイタリア本場の味、本物のイタリア体験、という感じで、こういう旅行を妹に体験させてあげたかったなあ・・・でも、こういうの、妹は好むかしら。どうかなあ。いや、妹の方こそイタリアの専門家なのだから、彼女はきっと自分で色々面白い経験をしたいんじゃないかな、こうして我々ドイツの人間に連れられていくんじゃなくてね・・・とめぎたちは、このときベッルーノに残してきた妹に思いを馳せた。このときめぎは、ああ妹との旅は終わったんだなあ、またうちのドイツ人とのいつものリズムに戻ったなあとしみじみとした。
撮影: Huawei p20 pro, D600 + 58mm(F1.4)
ここはコモ湖畔のLemnaという集落にあるレストラン。
食べ終わったメインディッシュの皿を下げに来たマスターとちょっと話が弾む。彼はジャズをやっていたとかで、流れている音楽もそれを録音したものだという。そうか、それでここにバンドの設備もあるのね。
チーズはいるか?と聞かれたので、ええ、と答えるとこれが出てきた。結構熟成したチーズ2種類で、またもや赤ワインが進む。
チーズが終わる頃、マスターの息子も出てきた。まだ中学生くらいの息子で、日本人が珍しいらしい。将来はこのレストランを次ぐつもりなのだとか。
デザートはいるか?と聞かれ、ええ、と答えるとこのケーキが出てきた。リンツァートルテみたいなもの。
このレストランには、マスターが「〇〇いるか?」と聞いてくるもの以外に何も無いのだが、マスターとしては、黙って勝手に出すと店からのプレゼントになってしまうので、いちいち確認しているのだろう。それにしてもこの一つ一つ、いったいいくらするのやら。そう言えばカードも使えないと言われたし、持っている現金で足りるかしら。
そう思いつつも、エスプレッソとグラッパとヴェッキア・ロマーニャを。
↑上の写真で写っているように、めぎたちが食事を終える頃、やっともう一組の予約客たちがやってきた。実はこのお客、軍警察のグループなのだと言う。このお店にとって軍警察のグループが客としてくるというのはそれなりに大きなことらしく、ちょっとそわそわ緊張していた。4人が入ってきたとき、マスターだけでなく息子も挨拶に出てきていたし、ちょっとこの店の今後を占う出来事であるかのような雰囲気があった。
さて、めぎたちのお代だが、どれにいくらかかったのかは全く分からず、一人あたり飲食全て込みで20ユーロだった。
このレストランでの食事は、今回の北イタリア旅行の食事の中でダントツに面白く、ダントツに美味しかった。これこそがディープなイタリア本場の味、本物のイタリア体験、という感じで、こういう旅行を妹に体験させてあげたかったなあ・・・でも、こういうの、妹は好むかしら。どうかなあ。いや、妹の方こそイタリアの専門家なのだから、彼女はきっと自分で色々面白い経験をしたいんじゃないかな、こうして我々ドイツの人間に連れられていくんじゃなくてね・・・とめぎたちは、このときベッルーノに残してきた妹に思いを馳せた。このときめぎは、ああ妹との旅は終わったんだなあ、またうちのドイツ人とのいつものリズムに戻ったなあとしみじみとした。
撮影: Huawei p20 pro, D600 + 58mm(F1.4)
古い村の新しいお墓 [2018年夏 北イタリア]
現在、夏の北イタリア旅行記を連載中。
北イタリアのコモ湖畔にあるレムナという集落のレストランで夕食を食べためぎたち。食べ終わると21時20分で、既に日が落ちていた。
教会の前には、第一次大戦で亡くなった人たちが祀られていた。しかも顔写真付き。
そのすぐ近くに、何やら明るいところがあるので行ってみると・・・
それはお墓だった。それも、ロッカー式の納骨堂が!
奥には昔ながらのお墓があったのだが・・・
ここの特徴は、写真付きであること。これはかなり不気味だった・・・
古い街並みと最新式の納骨堂とのギャップが何とも不思議なところ。
スマホでも一枚。
もうすっかり暗かった。さてさて、また30分歩いて宿のあるパランツォへ戻らねば。
撮影: D600 + 58mm(F1.4), Huawei p20 pro
北イタリアのコモ湖畔にあるレムナという集落のレストランで夕食を食べためぎたち。食べ終わると21時20分で、既に日が落ちていた。
教会の前には、第一次大戦で亡くなった人たちが祀られていた。しかも顔写真付き。
そのすぐ近くに、何やら明るいところがあるので行ってみると・・・
それはお墓だった。それも、ロッカー式の納骨堂が!
奥には昔ながらのお墓があったのだが・・・
ここの特徴は、写真付きであること。これはかなり不気味だった・・・
古い街並みと最新式の納骨堂とのギャップが何とも不思議なところ。
スマホでも一枚。
もうすっかり暗かった。さてさて、また30分歩いて宿のあるパランツォへ戻らねば。
撮影: D600 + 58mm(F1.4), Huawei p20 pro
石造りの集落の夜 [2018年夏 北イタリア]
現在、夏の北イタリア旅行記を連載中。コモ湖畔の小さな集落にいるところ。
山の中の車道を歩いて30分くらいの隣村から宿のあるパランツォという集落まで戻ってきためぎたち。下の写真は集落の中に入ってからの撮影。
宿の人に懐中電灯を持っていくように言われ、うちのドイツ人が以前富士山に登るときのために購入した頭にかぶるタイプのを持っていったのだが(彼はそれを旅行時には常に携帯している)、たしかに山道は外灯もなく真っ暗で、そのLEDの光がなかったらかなり怖かっただろうと思う。で、山道の写真は撮っていない。真っ暗でピントの合わせようもなかったしね。これは上の写真と同じ場所で露出を変えて撮ったものだが、まあこんな感じに暗かったのだ。
パランツォに入ると、ものすごく幻想的な、お墓でもないのにちょっと不気味な雰囲気に満ちていた。
こんな道が入り組んでいる集落で、22時過ぎのこの時間は誰もいない。
石畳が光っていて、街灯の光以外にネオンなども全く無く、この色一色。
お墓を撮影した隣村もそうだが、この村は崖のような山の中腹を切り開いて作った集落で、だから坂ばかり。お墓のスペースがなくてカトリックなのに納骨堂を作ったのもそのせいではないかと思う。
廃墟の町のようだけど、人の暮らしが見える。本当に人がここで暮らしているのだ。人口は300人程度のよう。
フラッシュを使わず、三脚も使わず、絞り開放&ISOオートにしてこの雰囲気を楽しんで撮った。ピント失敗写真ばかりになっちゃったけどね・・・
撮影: D600 + 58mm(F1.4)
山の中の車道を歩いて30分くらいの隣村から宿のあるパランツォという集落まで戻ってきためぎたち。下の写真は集落の中に入ってからの撮影。
宿の人に懐中電灯を持っていくように言われ、うちのドイツ人が以前富士山に登るときのために購入した頭にかぶるタイプのを持っていったのだが(彼はそれを旅行時には常に携帯している)、たしかに山道は外灯もなく真っ暗で、そのLEDの光がなかったらかなり怖かっただろうと思う。で、山道の写真は撮っていない。真っ暗でピントの合わせようもなかったしね。これは上の写真と同じ場所で露出を変えて撮ったものだが、まあこんな感じに暗かったのだ。
パランツォに入ると、ものすごく幻想的な、お墓でもないのにちょっと不気味な雰囲気に満ちていた。
こんな道が入り組んでいる集落で、22時過ぎのこの時間は誰もいない。
石畳が光っていて、街灯の光以外にネオンなども全く無く、この色一色。
お墓を撮影した隣村もそうだが、この村は崖のような山の中腹を切り開いて作った集落で、だから坂ばかり。お墓のスペースがなくてカトリックなのに納骨堂を作ったのもそのせいではないかと思う。
廃墟の町のようだけど、人の暮らしが見える。本当に人がここで暮らしているのだ。人口は300人程度のよう。
フラッシュを使わず、三脚も使わず、絞り開放&ISOオートにしてこの雰囲気を楽しんで撮った。ピント失敗写真ばかりになっちゃったけどね・・・
撮影: D600 + 58mm(F1.4)
朝の散歩へ [2018年夏 北イタリア]
現在、夏の北イタリア旅行記を連載中。
夏の旅行の最終日の朝、いつものように早起きして散歩にでかけた。早起きと言ってもこの写真の撮影は7時1分なのだけどね。
泊まった集落の地図の左上4分の1の・・・
右下の赤いところが宿の場所。そこから左上の教会まで登ってみることにした。高いところから湖を見下ろしたかったし、15分で行けると書いてあるから、8時からの朝食に間に合いそうね、と。
藤の花のようなのが咲いていた。
ちょっと上がると既にコモ湖が見えてとても綺麗。
夜明けが来た町とまだの町。こうして見ると面白いな。
あのお墓のあった教会はあそこ(左中腹に見える建物)。
この散歩でいっぱい写真を撮ったので、暫く続く。
撮影: D600 + 58mm(F1.4)
夏の旅行の最終日の朝、いつものように早起きして散歩にでかけた。早起きと言ってもこの写真の撮影は7時1分なのだけどね。
泊まった集落の地図の左上4分の1の・・・
右下の赤いところが宿の場所。そこから左上の教会まで登ってみることにした。高いところから湖を見下ろしたかったし、15分で行けると書いてあるから、8時からの朝食に間に合いそうね、と。
藤の花のようなのが咲いていた。
ちょっと上がると既にコモ湖が見えてとても綺麗。
夜明けが来た町とまだの町。こうして見ると面白いな。
あのお墓のあった教会はあそこ(左中腹に見える建物)。
この散歩でいっぱい写真を撮ったので、暫く続く。
撮影: D600 + 58mm(F1.4)
高台からの湖の眺め [2018年夏 北イタリア]
現在、夏の北イタリア旅行記を連載中。
朝の散歩で、泊まっているパランツォという山間の集落からちょっと外れ、こんなところを歩いていく。
地図は昨日も載せたこちら。左上の教会へ向かっているところ。
山の下にはまだ夜明けが来ていないみたい。
最後のグネグネした山道は草茫々で朝露がすごくてめぎがそのとき履いていた雪駄では滑りやすくて結構きつかった。でもなんとか、やっと集落の一番高いところに到着。
この光と影の織り成す景色が美しかった。
なんだかめぎの写真ではその美しさが全然伝わらないのだけど。
泊まっているパランツォと、この前日の夜の30分歩いていった隣村とそのまた向こうの村がこんなふうに見えた。
撮影: D600 + 58mm(F1.4)
朝の散歩で、泊まっているパランツォという山間の集落からちょっと外れ、こんなところを歩いていく。
地図は昨日も載せたこちら。左上の教会へ向かっているところ。
山の下にはまだ夜明けが来ていないみたい。
最後のグネグネした山道は草茫々で朝露がすごくてめぎがそのとき履いていた雪駄では滑りやすくて結構きつかった。でもなんとか、やっと集落の一番高いところに到着。
この光と影の織り成す景色が美しかった。
なんだかめぎの写真ではその美しさが全然伝わらないのだけど。
泊まっているパランツォと、この前日の夜の30分歩いていった隣村とそのまた向こうの村がこんなふうに見えた。
撮影: D600 + 58mm(F1.4)
マドンナ教会 [2018年夏 北イタリア]
現在、夏の北イタリア旅行記を連載中。
泊まっているパランツォという集落の最も高いところにやってくると、そこにはこんな教会が立っている。
次の3枚はスマホで撮影。この教会の名前はMadonna del Soldoという。訳すと「お金のマドンナ」・・・本当にそういう意味なのかしら・・・?
16世紀に建てられた教会だそうだが、伝説によると、聖カルロがここに聖母を祀る記念碑を立てようとしたのだが、この場所にワイン畑を持っていた住民に反対されて立てることができなかった。するとそれ以来畑が枯れてしまい、反省した住民が教会を建てたのだとか。
鍵がかかっていて中に入れなかったので・・・
窓から覗いて中を撮影。
次の3枚はまた一眼レフで。窓はこんなふうに鉄格子で塞がれているが、窓ガラスはなく、この格子の隙間からレンズを突っ込んで中を撮ってみた。
不自然な姿勢かつ暗くてうまくピントを合わせられずブレちゃったけど。次の2枚はトリミング。
最後にスマホで撮った湖を。ずいぶん人工的な色合いになったわねえ・・・
撮影: D600 + 58mm(F1.4), Huawei p20 pro
泊まっているパランツォという集落の最も高いところにやってくると、そこにはこんな教会が立っている。
次の3枚はスマホで撮影。この教会の名前はMadonna del Soldoという。訳すと「お金のマドンナ」・・・本当にそういう意味なのかしら・・・?
16世紀に建てられた教会だそうだが、伝説によると、聖カルロがここに聖母を祀る記念碑を立てようとしたのだが、この場所にワイン畑を持っていた住民に反対されて立てることができなかった。するとそれ以来畑が枯れてしまい、反省した住民が教会を建てたのだとか。
鍵がかかっていて中に入れなかったので・・・
窓から覗いて中を撮影。
次の3枚はまた一眼レフで。窓はこんなふうに鉄格子で塞がれているが、窓ガラスはなく、この格子の隙間からレンズを突っ込んで中を撮ってみた。
不自然な姿勢かつ暗くてうまくピントを合わせられずブレちゃったけど。次の2枚はトリミング。
最後にスマホで撮った湖を。ずいぶん人工的な色合いになったわねえ・・・
撮影: D600 + 58mm(F1.4), Huawei p20 pro
山の中を歩く [2018年夏 北イタリア]
現在、夏の北イタリア旅行記を連載中。
昨日ご紹介した教会のところから集落に戻るのに、もと来た道ではなく別の道をぐるりと回ってみることにした。
それは以前ご紹介したこの地図の一番上のところ。
木の枝の間から、前日夜に写した隣町のお墓のある教会が見えた。
しばらく山道を歩く。山道と言っても石で道がつけられてあった。
時折視界が開けるのが面白い。
あ、下の方まで夜が明けたわね~
めぎたちの方は、山を抜け、畑の地帯にやってきた。
小さな段々畑があって、小屋なども見えてきた。
まだまだつづく。
撮影: D600 + 58mm(F1.4)
昨日ご紹介した教会のところから集落に戻るのに、もと来た道ではなく別の道をぐるりと回ってみることにした。
それは以前ご紹介したこの地図の一番上のところ。
木の枝の間から、前日夜に写した隣町のお墓のある教会が見えた。
しばらく山道を歩く。山道と言っても石で道がつけられてあった。
時折視界が開けるのが面白い。
あ、下の方まで夜が明けたわね~
めぎたちの方は、山を抜け、畑の地帯にやってきた。
小さな段々畑があって、小屋なども見えてきた。
まだまだつづく。
撮影: D600 + 58mm(F1.4)