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2015-16年年末年始 ペナン島 ブログトップ

ペナン島 ~プロローグ~ [2015-16年年末年始 ペナン島]

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今日からぼちぼち年末年始の旅のお話を。

この年末年始に行ったところはずばりマレーシアのペナン島。4年前と全く同じホテルに10泊。今回泊まった部屋からの眺めはこちら。
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なぜペナン島へ、一度行ったことのあるところへ10泊も?

昨年の春過ぎから計画を立て始めたのだが、当初はタイやミャンマーやベトナム、さらにこちらも再訪になるがボルネオも候補に挙げていた。観光ではなく海辺のリゾートでゆっくりのんびりというのが今回の旅のコンセプト。しかし、いいなあと思うところはドイツからかなり遠い。アジアまで行くのだから飛行機直行でも12時間は覚悟するのだが、良いリゾートはその国の首都に着いてからさらに乗り継ぎ、数時間は移動しなければならないのがほとんど。それが、うちのドイツ人に言わせると、「そんなに遠くに行くには10泊では日数が少なすぎる、できれば直行できるところ、そこから移動するにしても1時間くらいで着くところがいい」と。

うちのドイツ人の希望条件で探すと場所はかなり絞れるのだが、ピンと来る良いところがなかなかない。ここならまあ妥協できるかなと思ったところでも、ホテルが高すぎたり、海側の部屋がもう埋まっていたり。海側の部屋に拘ってホテル移動する、という条件ではうちのドイツ人が首を縦に振らない。彼は到着したらそのまま10泊決して移動したくないのだ。まわりに何もなくてホテルの中だけで10泊過ごさなければならないのも却下。地元の食堂や市場などにできれば歩いて行きたいのだ。そんなこんなであれこれ検討したがどれもイマイチで、クアラルンプールまで直行便、そこから乗り換えるものの1時間で着けて、まわりに地元のホーカーがうじゃうじゃあるペナン島、となったわけである。
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ペナン島なら前に泊まったホテルへもう一度行こう、とすぐに二人で同意。部屋もプールも居心地よかったし、ホテルの朝食が素晴らしかったし、10泊セミスイートに泊まってもそれほど高くもないし、美味しい食堂がすぐ近くにいくつかあったし、行き方ももう分かってるし・・・と。特に、ホテルのテーラーが非常によかったのでそこでまた仕立ててもらおうと盛り上がり、ここに来ることをひたすら楽しみにして11~12月を乗り切ったのだった。
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そうだそうだ、あのパラセイリングをしてみよう、とも。
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ホテルは以前と変わらないこともあれば、以前とちょっと違うこともあり、やっぱり4年分の月日がホテルにもめぎたちにも流れていたのだが、ガッカリすることはあまりなく、色々新たに発見し、大いに楽しむことができた。
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到着したのは12月24日の昼過ぎで、ここまでの写真は初日24日の撮影で、下は25日。こんな風に夕暮れを部屋から眺めたのは実はこの最初の2日間だけ。その後は日々、夕暮れ前に近くの食堂へ移動し、夕暮れを見ながら夕食を楽しんでいたからだ。
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パラセイリングも間近で眺めながら。やってみる前は、どうする?本当にやる?と話しながら、やったあとは、自分たちの経験を元に乗っている人たちの様子を眺めて色々批評しつつ。
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そういえば、この年のクリスマスは満月と重なったとかで、これは26日の早朝なのだが、まだほとんど満月の月を撮影してみたり(この写真のみV3にアダプタで70-300mmをつけて換算810mmで撮影)。38年ぶりのことだとか・・・次にクリスマスと満月が重なるのは2034年とやらで、38年も待たなくても良いけど、さて、そのときめぎもうちのドイツ人も元気で二人揃ってそれが見られるか・・・普通にいけばまだ可能性はあると思うけど、絶対とは言い切れない。そう思うと、この一瞬一瞬は貴重ね。
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日の出は反対側なので初日の出なども全く見ていないが、朝焼けはずいぶん楽しんだ。これは7時半頃。
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これは別の日の朝7時頃。あそこに月が。まだかなり暗い。
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しかし、7時20分にはここまで明るくなる。赤道近くなので、日はあっという間に昇り、すとんと落ちる。昼と夜の切り替わりがあっという間で、それが緯度の高いドイツとは全く違ってて面白い。
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スコールのような雨が降ることもある。(次の4枚は、今回水中カメラとして新しく買ったコンデジで撮影。)
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でも、このあと1時間もすればすっかり晴れるのだった。
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10泊の4分の3くらいの時間をホテルで過ごしためぎたち。部屋では本を読んだり昼寝したりでほとんど写真を撮っていないが、多くの時間を海辺かプールで過ごした。日本のガイドブックにはペナン島といえば世界遺産のジョージタウンで何見てカニ見て・・・と色々載っているが、ジョージタウンはホテルとダイビング、またはホテルと空港の往復の時に通り抜けただけ。観光しに行った訳ではないからだ。それにしてもなんとまあのんびりだらだらしたことかしら・・・
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しかし、実際は意外に忙しかったのだ。毎朝6時45分に起きてシャワーを浴び、7時半頃まだ空いている朝食会場へ行ってお気に入りの場所を陣取ってゆっくり朝ごはんを楽しみ、そのあと海辺でぼんやりし、そのあとプール、すると早くもお昼で何か食べに出かけ、そのあとは昼寝とインターネット、4時頃ホテルで毎日もらえるクッキーと部屋にあったコーヒーでお茶をし、その日によってはまた一泳ぎ、6時過ぎには夕飯を食べに出かけ、8時半頃帰ってきて、またシャワーを浴びたらもう眠くて9時過ぎには就寝・・・という規則正しい日々を毎日毎日繰り返していたのである。どうです?そんな年末年始。掃除もしなくて良いし、仕事のことなどスッカラカンに忘れられて、移動がないからスーツケースを詰めたり開いたりを繰り返す必要もなく、毎日だいたい同じ辺りに食べに行くから現地の人とも知り合いになってちょっとおしゃべりできたりするし。
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ああ、楽しかったな~これはV3での撮影。今回の旅では、プールや海で新しく買った水中カメラを使い、スパイスガーデンに植物を見に行ったときだけ気合いを入れてD600に24-70mmレンズをつけて持ち出した以外、ほとんどV3に18.5mm(換算50mm)の単焦点だけで撮影。軽いし嵩張らないし、そんな気軽さもよかった。V3を買ったときについてきた10-30mmズーム(換算27-81mm)も持っていって、下の写真など撮ってみたのだが、なんだかあまりしっくり来なくて、結局は慣れた単焦点だけで撮影していた。
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撮影: D600 + 24-70mm(F2.8)、Nikon 1 V3 + FT1 + 70-300mm(F4.5-5.6)、AW130、Nikon 1 V3 + 10-30mm(F3.5-5.6)
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この4年間に変わったこと、変わらなかったこと [2015-16年年末年始 ペナン島]

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10泊もペナン島で何をしていたんですか、と問われれば、ホテルにいました、と答えるしかないほどほとんど出歩かなかった今回の旅。ここはホテルのロビー。
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到着してチェックインの手続き中に出された飲み物。起き上がりこぶしみたいなグラスで出されたなかなか個性的な味のジュース。これを出してくれたウエイトレスさんがチャーミングで可愛らしく、好印象。
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ここは夜にはバーのようなラウンジになり、ライブコンサートも毎晩開かれていた。歌手はなかなかの声で、英語の懐メロから最近のヒット曲まで網羅し、どんな歌を歌っても非常に上手かった。たまたま通りがかかったとき、欧米系のおじいさんが一人で座っていて、若いウエイトレスさんがとっても上手にお相手をしていて、このおじいさんがとても楽しそうな様子だったところに遭遇。
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このおじいさんはクリスマスにお一人でここにいて、連れあいを亡くされたのかしら・・・ご家族もいらっしゃらないのかな。いつか、もしめぎが先に逝ったら、うちのドイツ人もこんな風に過ごすのかも知れないな。

モブログでも書いたが、このホテルに前回来たのは4年前、うちのドイツ人の父親が亡くなった年の暮れ。そのときにも義父の誕生日に義父の好きだった赤ワインをここで飲んで追悼したのだが、今回も全く同じことを。迫力ある生歌を聴きながら、過ぎ去った4年の重みを噛みしめた。
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このホテルは一見4年前とほとんど変わらずにあった。ロビーにクリスマスの煌びやかな飾り付けがあるのも当時と同じ。でも、よく見ると、それはただのツリーではない・・・お米とか洗剤とかジュースとか、日用雑貨が段々に飾られているツリーなのだった。そして、その後ろにはなにやらボックスが・・・そこには、滞在客に、使った子どものオモチャでもう必要ないものがあれば従業員の子どもたちのために寄付してくれるようにと書いてあり、ビーチボールや砂場用のシャベルなどが入っていたのだった。
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庭にもクリスマス用のデコレーションがあったが・・・
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それはよく見るとホテルの水のペットボトルでできていた。
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アートと言えばそうなのかも知れない。でも、ただのゴージャスなリゾートホテルではない雰囲気に変わったとも言えなくはない。もともとこのホテルはこの界隈ではゴージャスさから言えば3番手か4番手くらいのリゾートホテルで、すぐ近くには素晴らしいサービスを誇る名だたるホテルが軒を連ねる。日本のガイドブックでも、至れり尽くせりのリゾートライフを過ごすのならここへあそこへと別のホテルがページ数を割いて紹介されていて、めぎたちの泊まったところは4番手くらいに3分の1ページくらいで小さく紹介されているだけ。ホテルの口コミも、日本人の書き込みを見るとほとんどが口を揃えて別のホテルを褒めまくっていて、めぎたちのホテルに関してはコメントそのものが少ないし、あまり評価も高くない。それでも4年前は十分ゴージャスだったし、日本人のコメントもそこそこあったのだが、今は少しコストダウンをしているのか、趣向を変えたのか。

そんなことを思いながら見渡してみると・・・最も変わったのは、客層である。
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もともとアラブ系の客層の多いホテルであったし・・・
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長期滞在の欧米系も結構多いホテルであって、その点に関してはあまり変わっていなかったが、今回はマレー系の客が非常に多かったのだ。それも、大家族で。
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以前と変わらずクリスマスや大晦日にパーティー会場が設置されていたが・・・
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そこで楽しんでいたのはほとんどマレー系の家族連れだった。
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このホテルは名だたるゴージャスホテルと比べると宿泊料金も安めで、それが長期滞在をする欧米系やアラブ系には都合が良いのだが、同時にマレー系の客にも泊まりやすくなったのかも知れない。または、他のホテルと差別化し、週末や祝日に家族旅行をする小金持ちのマレー系に泊まりやすい雰囲気に変えたのかも知れない。それと同時に、旅行日数の短い日本人客や静かで豪勢な雰囲気を楽しみたいカップルなどは至れり尽くせりのゴージャスさを求めて別のホテルに流れたのかも知れない。めぎたちにとっては、現地の人たちの休暇の様子が間近で見られるというのは願ってもない興味深いことで、この変化をポジティブに楽しんだのだった。
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そんな中、変わらないことも多々あった。例えば、手入れの行き届いた庭の中の・・・
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南国の綺麗な花。
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植物はしっかり管理されていて、枯れたまま放置されていることもなく、落ちた葉やら花びらやらもキッチリ掃除されていた。
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その掃除の仕方も全く変わっていなかった。6時半頃から7時半頃までの薄暗い早朝に、掃除機などを使わずに箒と熊手とちりとりで掃除するのだ。箒でさっさと掃く音が4年前めぎたちには非常に心地よかったのだが、それは全く変わらずにあって感動。
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そして、あの鳥さんも。
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また会えて嬉しかった。
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撮影: Nikon 1 V3 + 18.5mm(F1.8)、Nikon 1 V3 + FT1 + 70-300mm(F4.5-5.6)
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リゾートホテルライフ [2015-16年年末年始 ペナン島]

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現在、年末年始のペナン島の話を連載中。

10泊の滞在中のほとんどの時間を過ごした部屋は・・・
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こんなところ。バルコニーは日陰になっているので日中でもぼーっとするのによかったし、リビングには最新のTimeなどが置かれてて楽しめたし、ソファーはゆったりしててコーヒーを飲みつつ本を読んだりするのによかったし、バスルームが2つもあって水着を掛けておいたりするのに便利だった。
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観光に出かけたりもせず10泊二人で一つの部屋で過ごしていると夫婦と言えども流石に息がつまるので、リビングルームのあるセミスイートルームを予約。が、このホテルにはスイートでも特別なラウンジ利用とか飲み物やおつまみが出されるカクテルサービスとかがある訳ではない。そういうのが無い分宿泊料が安いとも言えるだろうか。めぎが先日から「ゴージャスなリゾートホテル」と呼んでいるのは、内装がゴージャスというよりは、客室が一戸建てのシャレーだったり、東南アジアの伝統的な東屋風だったりし、部屋付きのプールがあったり子どもが泊まれなかったりして静かで、アフタヌーンティーやカクテルサービスがあったりするようなところのこと。そういう方が「こぢんまり」した気分を味わえるが、めぎ家の10泊分の予算で2~3泊しかできず、とても手が出ない。多くの日本人が泊まっているようだが、それはやっぱり2~3泊なら豪華に良いサービスを、ということなのだろう。ヨーロッパでは決して大型ホテルを好まず小さな民宿を探すめぎ家だが、東南アジアの小さなところはバックパッカー向けで、プールサイドでのんびり休暇を過ごすという今回の旅のコンセプトには合わず、大型ホテルに泊まるしかない。個人旅行のホテル探しは予算と希望の折り合いをつけるのが結構難しい・・・まあ、そのホテル探しこそが滞在型の旅の計画の醍醐味で、楽しくもあるのだが。

南国リゾートによくあるタオルのアート♪
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ここがイスラムの国なのだなあと思う天井の印。メッカの位置を指しているのだ。みなさんお祈りは部屋でやっているのかしら・・・ロビーやプールなどでは見かけなかった。そういえば外で見かけるマレー系の人も、お祈りしている人はいなかったなあ・・・お祈りすべき時間は毎日新聞に載っていたが、人々が一斉に姿を消すということもなかったし、意外にお祈りしていない人も多いのかしら。
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さて、めぎがホテルライフで最も重視していることの一つは朝食。4年前、バイキングの種類が豊富でどれもとっても美味しくて感動した朝食はどうなっているかしら・・・とっても楽しみに行ってみたら、朝食会場のテラスの前の芝生のところにテーブルが準備されているところが全く変わってなくて、今回も以前いつも座っていた一番前のテーブルで食事。その場所に座りたくて、毎日早起きしてまだ夜が明けたばっかり位の時に会場入りしていたのである。(ちなみに朝食は確か6時半からで、夜明けは7時15分くらい。)
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食べ始める頃はまだ薄暗く、芝生の掃除をしている人もいた。
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食べているうちに明るくなってきて、こんな景色を見ながらゆっくり味わっていた。
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以前は、席に着くとウエイターさんがコーヒーか紅茶かと聞いてきて用意してくれたのだが、今回は飲み物もセルフサービスになっていた。朝食自体も4年前より品数が若干だが少なくなっていて、味もほんの少し落ちたように感じた。十分美味しいのだが、4年前ほど感動しなかったということである。めぎが日々食べたのは、その場で作ってくれるオムレツと、焼きうどんみたいな麺と、焼トマトやパプリカなどと、お粥かスープ麺、そして写していないが最後にフルーツとドーナツやパンケーキなど。
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うちのドイツ人はいつも決まって目玉焼きとベイクドビーンズ、それに牛や鶏で作ったベーコンもどきやソーセージ。それにいつもトーストを食べていた。
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クリスマスの飾りやシュトレンなどはあるのに豚肉は全く無いところは、4年前と同じ。

食後はよく海辺でジェットスキーやらパラセイリングやバナナボートなどを引っ張る船やら、人々が海のアクティビティの準備している様子を眺めていた。
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それからプール。池が凍るほどキンキンに冷え込んでいる今のドイツで見ると、同じ地球上とは思えない写真だが。
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水中カメラで撮影したり、ドーナツ型のプールをぐるぐる泳いだり。
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そしてプールサイドで新聞を読みながらまったり。水着で座っていても寛げる暖かさ・・・午前中なら暑すぎず、日陰でのんびり。これはクリスマスのドレスデンの様子と、新年の東京の様子。おお~と思いを馳せた。
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遠く離れてドイツや日本の記事を読むと、なんとも不思議な気分になる。このとき毎日のように取り上げられていた日本のテーマはこのこと。日本の見方でもヨーロッパの見方でもない、東南アジアのこの件への見方は非常に興味深かった。
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それからずいぶん紙面が割かれていたプレミアリーグの記事。オェーズィルの記事が多かったのはなぜかしら・・・オカザキもよく出てきた。クロップもファンハールも日々取り上げられていた。この新聞、見出しがなかなか上手く洒落ていて、マレーシアの新聞って侮れないなあと感じた。
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クロップの記事が面白かったので、一度ホテルのレストランのサッカー中継を見に行った。お客はめぎたちだけで、大画面を独占して見たが、その日のリバプールは負けてしまった。
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最後に、今回もお世話になったテイラーショップ。このお店はシルクの生地しか扱ってなくて、それが肌にとても心地よい。前回も仕立ててもらってとてもよかったので、今回もうちのドイツ人はスーツ1着にシャツ3枚を作り、めぎも音楽祭などに行く時用のドレス2着と、シルクのパジャマを仕立ててもらった。採寸してもらってデザインを決めたり生地を選んだりするのはとても楽しく、シルクだからそれなりの値段もするけれどドイツで仕立てると考えると非常に安く、でも非常にキッチリと丁寧な仕立てで仕上がりも美しく、そしてめぎたちのことを覚えていてくれたこのショップの女性と非常に馬が合って話も弾み、とても温かく楽しい思い出になった。お疲れのようだったけど、またいつかここに行けるときまで元気でここにいてくれたらいいな・・・
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撮影: Nikon 1 V3 + 18.5mm(F1.8)、D600 + 24-70mm(F2.8)、AW130、S31
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ホーカーから見える景色 [2015-16年年末年始 ペナン島]

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現在、年末年始のペナン島の話を連載中。今日は1月24日で、めぎたちがペナン島に到着してからもう一ヶ月、そこをあとにした日から早くも3週間・・・ああ、月日は飛ぶように過ぎていくわねえ。

ここは、めぎたちが滞在中10泊11日間毎日、お昼か晩のどちらかに訪れたホーカー。ホーカーというのは現地の食堂というか、屋台街というか。後ろに見えているのがホテルで、ホテルのプールと庭を突っ切って海岸に出て左へ曲がってちょっと歩くと着く。徒歩2分程度。
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3軒くらいのお店というか炊事場が並び、その前にこんな簡単なテーブルと椅子が並び、椰子の木も生えていて、目の前は海である。
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平日の昼過ぎは空いていることもあったが、お昼と晩は大盛況。ここの特徴は、マレーシア人が多く座っていたこと・・・現地の人がいると言うことは、安くて美味しいという証拠。
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お昼にはいつも生ジュースをいただいた。これはパイナップルジュース。
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そして、こんなのや・・・
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こんなのを食べた。
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↑こういうのはだいたい一皿6~8リンギットで、1.5~2ユーロくらい。つまり、一皿200円前後。毎食二人で千円もしない食事をしていたのである。

たまに昼からビールを飲んだことも。マレーシアはお酒は非常に高い。大瓶一本が18リンギットくらいだったかな・・・つまり、食べ物よりずっとずっと高い。
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でも、こんな景色を見ながら、そして波の音を聞きながら飲むビールって、最高なのよね~♪
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めぎたちは日々この店で食べながら、人々の様子を眺めていた。海辺には、オーストラリア人を中心とした白人の他、中国人を中心とした東アジア人(日本人もちらほら)、アラブ人、そしてマレーシア人がたくさんいた。その中で、象徴的に印象に残ったのがこちら。
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換算50mm単焦点での撮影で、つまりズームできなかったので、これはトリミング。
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このイスラムの少女たちの生き生きしていた様子・・・それは、日本やドイツの極めて普通の少女たちと何ら代わりがない。それに、こんなにきっちり頭から足首まで身体を覆っているのに、その横にいたビキニ姿の若い二人よりずっと可愛らしく、色っぽく、素敵に見えた不思議さ・・・4年前にも同じようなことを書いたが、この様子を見ると、それまで抱いてきたイスラム女性のイメージが根底から覆される。

撮影: Nikon 1 V3 + 18.5mm(F1.8)
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マレー人の休暇の様子 [2015-16年年末年始 ペナン島]

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現在、年末年始のペナン島の話を連載中。

今回の旅で目についたのが・・・
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海辺に張られたテント。
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クリスマスやお正月はマレーシアでもホリデイになっているようで、その期間は家族連れやら若者のグループやらがたくさんここでキャンプ。ホテルのすぐ前のビーチに、ちょうどホテルの敷地の真ん前を避ける形でテントが並んでいた。

若者たちの姿は世界共通。これは若いカップルで、二人で自分撮りしたのを確認しているところ。
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キャンプの他に、日中にここにお弁当と敷物持参でやってきてピクニックしている人たちも多かった。
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そして、お昼寝・・・
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あっちでもこっちでもせまい敷物の上に何人もすし詰めでお昼寝していた。
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それから若者たちのバイクの集い。
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バイクバイクバイク・・・
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実はここで、ある小さな事件を目撃した。イギリス人夫婦と思われる年配の人がここにたぶんレンタルしたバイクを駐めていて、出発時に別の駐輪していたバイクに接触、倒してしまったのだ。大勢の若者たちの中から一人がすぐに飛び出していき、数人がそれに続き、おお~どうなるんだ?と思って見ていたら、そのイギリス人の男性がさっとウエストポーチからお金を取り出し、いくらか(ちょっと遠くてイマイチ分からなかったがたぶん100リンギットくらい=約25ユーロ=約3千円)握らせて事なきを得てさくっと去っていった・・・言い争いをせず、警察なども呼ばず、あっという間に事態を収拾したのが見事であった。まあ見たところどこも壊れていないようだったのだが、その若いマレー人も怒鳴ったりすることもなく平静であった。

ここで、失礼ながら「ちんぴら」という言葉を思い出しためぎ。
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うちのドイツ人にその言葉を教えたら、エラク気に入って喜んでいた。
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いつも通ったこのホーカー(屋台街)、「ちんぴら」さんたちに占拠されていた日もあったが、基本的には家族連れが昼食やジュースなどを楽しんでいた。
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夕方になると、ほぼ大半が片付けてどこかへ消えていった。すぐ近くのバックパッカーの安宿に泊まっているのか、近くに住んでいて休日に遊びに来ただけなのか、ナゾである。ただ、この現地のマレー人の人たちがここでこんな風に楽しそうに、しかもすっかり安心して寝込んだりして休日を過ごしていたのが非常に印象的だった。
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撮影: Nikon 1 V3 + 18.5mm(F1.8)
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記憶と現実 [2015-16年年末年始 ペナン島]

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現在、年末年始のペナン島の話を連載中。

ここは、4年前にペナン島で毎晩のように通ったところ。中華系の屋台というか食堂というか。
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こんな風に並んだ魚から選んで調理してもらう。何を頼んでも美味しかったという記憶で、滞在2日目の夜、クリスマスの晩にいそいそと出かけたのだった。
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夕食の始まりはいつもこのビール。
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この日はこの魚にしましょうか・・・
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甘酸っぱい餡かけになって出てきた焼き魚。
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これが、4年前には魔法のように美味しく感じたのだが、今回は、ん?こんなもんだったっけ?という感じ。いや、決してまずくはなく、むしろ美味しいのだが、でも、魔法のような美味しさというほどの感動はなく。これって、記憶が美化されたから?2度目で新鮮味に欠けるから?それとも調理の腕が落ちたのか?

4年前も食べたこの貝も・・・
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前と同じように焼いてもらったのだが(この貝は焼いても蓋の開かないタイプで、手で簡単に開けられる)、美味しいのだが、4年前のような感動は無く。(この料理の写真をモブログで載せたときにご質問のあったこの上に乗っているものは、レモングラス。)
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あんなに楽しみにしていたのになあ・・・お会計も、以前より割高だったし。以前は料理4~5皿と飲み物で40リンギット(約1300円)程度だったのに、今は60リンギット(約2千円)くらいといった感じ。4年でそんなに物価が上がったのかしら。

しかし、ここから見る夕焼けは以前と変わらず感動的だった。
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焼き方は以前と変わっていないようだったんだけど。ちなみに調理している人も前と同じだったんだけど。
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そんなわけで以前のように毎晩のように通うという気は失せ、10回の夕食のうち、2回行っただけ。ここからは2回目の時の写真。2回目は滞在最後の晩餐として、もう一度ここを訪ねたのだった。

6時過ぎ、日が暮れ始めた海を見ながら・・・
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やっぱりビール。
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今回も魚を選び・・・
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同じく甘酸っぱい餡かけに。味はやっぱりまあまあ。
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この日は巻き貝があったので・・・
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生姜味で。これ、美味しいんだけど食べるのが難しい。楊子でつまみ出せるほど大きくないので、吸い込む感じで食べるのだが、吸い込むとスポンと気管に入りそうになったり、なかなか吸い出せなかったり。四苦八苦しているめぎたちを見て、すぐ泊まりのマレー人の男性が大笑い。コツを説明してくれたりしたが、やっぱりめぎには難しく。
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この他野菜の炒め物とか炒飯とか食べたのだけど、撮り忘れ。

やっぱり以前ほどの感動はなかったが、10日間いろんなところで色々食べてみたあとでもう一度行ってみれば、観光客向けの大きなホーカー(屋台街)やレストランなどよりずっと安くてずっと美味しいのは確かだった。そして、なんと言っても暮れゆく海を目の前で見ながら、そして心地よい海風に当たりながらの食事は格別。
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ああ、また行きたいなあ・・・

撮影: Nikon 1 V3 + 18.5mm(F1.8)
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上へ! [2015-16年年末年始 ペナン島]

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今日から久々にまた年末年始のペナン島のお話を。

2回目のペナン島滞在で、必ずやろうと決めていたのがパラセイリング。
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滞在3日目の時差も旅の疲れも消えた頃、朝食の時に「今日やろう」とうちのドイツ人が言い出し、朝食後まっすぐ値段を聞きに行き、部屋へ着替えに行ってお金を持って、いざ!どのくらいの距離をやるかによってお値段が違い、めぎたちは初めてなので確か2番目に短い距離のコースにした。二人で200リンギット、約50ユーロ、6500円程度である。

準備中。
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まわしみたいなロープをはいて、情けない格好でドキドキしているうちのドイツ人。
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それから説明を聞いてちょっとだけトレーニング。めぎたちは二人で飛びたいので、プロに後ろで操作してもらえない。飛び上がるときにどうするか、飛び上がってからどうするか、降りてくるときにどうするか、そんなに難しくはないが、一通りトレーニング。特に降りるときは、前のめぎは何もしなくて良いが、後ろのうちのドイツ人はパラシュートを海ではなく浜に降ろすために決まったロープを引っ張らなければならない。あとでこれまで撮った写真を見ていたら、たしかに後ろでプロがロープを引いていた。
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そう、こういうことをうちのドイツ人がやらなければならないのだ。と言うか、海に落ちるか浜に降りるかはうちのドイツ人次第という訳である。よし、命は預けたからよろしくね。
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さて、出発!出発の時はめぎも走ったりロープを持ち替えたり忙しいので、写真はない。飛び上がってから早速撮影。
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あっという間に上がっていく。風が強く、煽られ、なかなかにスリル。
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きゃあぁぁぁ~~~ひょおぉぉぉぉ~~~~
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空中では、まわしみたいなロープに腰掛ける形でぶら下がる。めぎは上手くまわしに腰掛けられて、足をぶらんとさせてリラックスできたのだが、うちのドイツ人はどうも上手く腰掛けられず、ずっと腹筋を使って足を持ち上げていたらしい。もう無理だ~などと言い始めたのが方向転換して浜に向かい出した頃。
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足を下にぶらんとさせてもまわしなんだから大丈夫だよ、とめぎが言うと、本当か?と言いつつなんとかなったらしい。
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それから浜からの相図に合わせてロープを引いて無事に浜に着陸。風圧でロープを引くのは結構難しく、手の皮をすりむいていたけれど、人や建物にもぶつからず、海にも落ちず、完璧。

いやあ、凄い冒険だったね~~~としばし海辺で一息。
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次から次へと昇り往く、そして降りてくるパラセイリングを眺めながら。
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見ていた間に、ロープの操作を誤って結構建物や人に近づいてきて、こういう風に見ている&順番待ちしている人が逃げなきゃいけないパターンがあったりも。
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まあたいていは素人の操作でも無難に終わるのだが、プロの場合は安心感が全く違うし、着地も凄く上手い。倒れず立ち降りるのだ。

10泊11日の滞在で、結局この1回きりのチャレンジ。楽しかった♪
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撮影: AW130、Nikon 1 V3 + 18.5mm(F1.8)
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下へ! [2015-16年年末年始 ペナン島]

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現在、年末年始のペナン島の話を連載中。

滞在5日目、早起きして迎えのバスに乗って船に乗り換えて、着いたのはパヤ島とかパヤール島とか表記されるPayarという島の・・・
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手前のポンツーン。ものすごく大きな屋根付き浮き板という感じのところ。
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ここに10時半頃から16時近くまで滞在。
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ここからシュノーケルを借りてこんな風に簡単に海に降りていける。
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すると、そこにはカラフルな魚がうじゃうじゃ。
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それは、こんな風に餌付けしているから。
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さて、めぎたちはここで体験ダイビング。簡単に説明受けて、お手軽にダイビング。
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海の底で撮った写真・・・光が全然足りないわねえ・・・
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しかし、同じカメラなのにビデオは非常に綺麗な色で撮れていた。ビデオ撮影自体は全く慣れていなくて、このビデオを見ていると酔いそうだが、ご容赦を。それにしても、見ていると、この世にはいったいどれだけの生物がいるのだろう・・・と気が遠くなる。そして、これを見にまた是非海の底へ行きたい・・・とうずうずしてくる。



↑ビデオの最後には、ぐらぐら動きながらだが、ポンツーンへ階段で上がる直前にガイドに教えてもらって気がついた大きなクラゲを写したのをつなげてある。先に階段を昇ったうちのドイツ人はこれに気がつかなかったそうだ。こんなにすぐ近くにいたのにね。

ダイビングを終えてから、このポンツーンの底のガラス窓の所へ行ってみた。
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さっきまで、こんな風にめぎも潜っていたのねえ。
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お昼になり、食事。バイキングで食べ放題。味は悪くはない。スパゲティなどの洋食よりマレー系中華を食べることをお薦めする。写真はボケちゃったけど。
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ここへのツアー参加者の多くはマレー系と中国系が多く、次に日本人と欧米人も。この男の子、可愛かった。
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昼食後、めぎはシュノーケルをすることにしたが、うちのドイツ人は板の上でのんびり。彼は体験ダイビングを堪能したので、もうそれ以上シュノーケルは必要ないとのこと。それじゃ、行って来まーす!
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それにしても凄い魚の数ねえ。
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お魚さんとちょっとお散歩へ。
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ああ、私も下へ行きた~い・・・
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さっきはあそこにいたんだなあ・・・
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ズーム機能を試してみた。悪くないわねえ。
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今回ダイビングをするに当たり、新しくこのカメラを買っていった。30mまで防水だというタフなカメラ。写りも綺麗だし、面倒なハウジングもいらないし、今のところめぎにはこれで十分ね。
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・・・と思っていたのだが、2回目のシュノーケルをしている頃に液晶画面の下部分の約3分の1が曇ってきた。見ると、レンズ部分の上にも水滴が見えた。そのまま撮影は続けられたが、上がってシャワーを浴びて様子を見ようとしたら、今度はスイッチが入らなくなった。あらまあ・・・潜っているときも1回目のシュノーケルも大丈夫だったのに、この日は一度もどこも開けていないのに。これが世に言う水没というヤツなのね。撮りたいものは撮った後での水没で、しかもSDカードなどは何ともなくてデータが全て綺麗に残ってて、よかったわ。つまり、電池やSDカードを入れる部分(めぎが開け閉めをする部分)は全く濡れて無かったのだった。どこから水が入ったのかしらね。ドイツに戻ってきてから、このカメラを買ったお店が引き取ってお金を全額返してくれたが(使って水没したカメラを引き取って全額保障してくれるというのにも驚いたが)、完全防水のはずなのに、どうも釈然としない。良い印象だったのに、残念。

カメラのことはともかく、素敵な体験で、素敵な一日だった。次回は体験じゃなくてもっと本格的にもっと長時間ダイビングできるようになりたいな。そして、珊瑚や魚をもっとゆっくり落ち着いて観察したいな・・・そう思いながら、結局まだダイビングを習いには行っていないけれど。
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撮影: AW130
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トロピカルスパイスガーデン [2015-16年年末年始 ペナン島]

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今日からまた年末年始のペナン島のお話を。

10泊11日の滞在中、ホテルを出て移動して観光に行ったのは4回。そのうちの1回は先日ご紹介したダイビング。今日の話はそのうちの2回で、ホテルから現地の普通バスで2~3つめくらいの停留所のスパイスガーデンを訪ねたときのこと。
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もう少し先にはトロピカルフルーツファームとかバタフライファームと言った観光施設もあるのだが、うちのドイツ人が今回はスパイスの植物が見たいというのでそこに。ホテルから近くて便利だったし。

最初に訪れたときはちょうど始まるところだったガイドツアーに参加した。それはそれで悪くはなかったが、見たいところで端折られたり、興味ないところでゆっくりされたり、途中で写真を撮る時間がなかったりしてイマイチ不消化気味だったので、もう一度行ってイヤホンガイドを借りてゆっくり自分たちのペースで見ることにしたのだった。
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そんな訳で、今日の写真はその2回の間に写したもののダイジェスト。

ガイドの説明もイヤホンガイドも結構しっかり聞いたのだけど、もうすっかりうろ覚え。バナナは分かるのだが・・・
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右上のあのオレンジ色の実は何かしらねえ。
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これはヤシではなく別の種類と聞いたのだけど、何だったかなあ・・・
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これらは全てバナナの仲間と聞いたような記憶。
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これはトーチジンジャー。
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これは不明。
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これはシナモン。
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この皮がシナモンになる。
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これはクローブだったような記憶。
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ここはバニラが寄生している木の幹。
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これは不明。
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これも不明。
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もともとめぎは植物の名前にはあまり興味が無く、そのとき綺麗だなと思ったものや面白いなと思ったものを写すだけ。だから、名前の札なども撮影しないし、もともとあまり札も見ていない。

これも不明だが(ここには名前の札もなかったし)、めぎたちの心に最も印象深く残ったもの。
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なんていう花なのかしらね・・・
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ここは小さくともジャングルで、蚊もいっぱいいた。長ズボンをはき、虫除けの薬を塗りたくっていたけれど、それでもやっぱり刺された。それに、昼過ぎになるとどんどん暑くなるので、午前中に訪問。2回とも9時の開園と共に入場、11時にはここをあとにした。
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今日の写真は全てD600に24-70mmレンズで撮影したもの。ペナン島で24-70mmレンズを持ちだしたのはこのスパイスガーデンだけ。重くとも、やっぱり安心確実の装備なのよねえ・・・新しく出たVR付きのは、高いし、さらに大きく重いので、もう手は出さないけどね。
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撮影: D600 + 24-70mm(F2.8)
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熱帯植物を望遠で [2015-16年年末年始 ペナン島]

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現在、年末年始のペナン島の話を連載中。

昨日ご紹介したスパイスガーデンには、D600と24-70mmレンズの他に、V3にアダプターでフルサイズ用の70-300mmをつけて2台体制で。重いけど、やっぱり換算810mmの世界で撮ってみたかったからね。だってバナナが・・・
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こんな風に撮れたり・・・
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こんな風に撮れたり・・・
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こんな風に撮れたりするんだもの。
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あの名前の分からないオレンジ色の実も、ここまで大きく写せるんだもの。
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その所為で見えてくるものもあるし・・・ほら、トーチジンジャーの上に・・・
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ね♪
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これはナツメグの実。
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ウォーター・リリーはこのお方の名前ではなくて・・・
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こちらね。
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こちらは終わっちゃってて残念。
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こうして写していると、もっと良い望遠が欲しくなっちゃうな。F2.8は流石に無理でもF4通しとかの望遠。夢だなあ。
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そこまでじゃなくても、同じ70-300mmでもV3用のなら軽くて手ぶれももっと防げるし、ピントももっと合わせやすいんだろうなあとか・・・
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フルサイズ用の80-400mmとか200-500mmとかをちゃんとフルサイズカメラにつけて使ったら、もっと世界が違うのかなあとか・・・
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でもフルサイズ用のレンズはやっぱりフルサイズにつけたいから、そうするともう1台FXカメラかせめてDXカメラが必要で、すると重すぎてさすがに2台体制は難しいよなあとか・・・
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ドイツだったらそれでも担いでいくかも知れないけど、暑い熱帯地方は体力的に心許ないかなとか。
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そうは言っても、このV3と70-300mmの写り、悪くなかった。後ろの玉ボケも綺麗だったし。こうしてパラパラにすると画質が落ちちゃうのが残念だけど、枚数が多いからね。
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暑い中歩くのも悪くなかった。ペナン島は30℃以上になるのは午後の一時なので、そんなに辛くない。多少発汗するのも新陳代謝がよくなるように感じ、気持ちよかった。昨日も書いたように、11時には切り上げて、帰りのバスのクーラーにホッとしたけれど。
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最後に、お土産ショップ。いろんな種類のスパイスが売っている。たしか、うちのドイツ人がここでクローブを買おうとし、めぎが頼んでシナモンの皮を追加してもらった。クローブは使うから、シナモンは、ここのは今普通に知られているクルクルッと巻いた形のシナモンじゃなくて、もっと原始的な皮の形のだったから。この写真のみD600に24-70mmレンズで。
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撮影: Nikon 1 V3 + FT1 + 70-300mm(F4.5-5.6)、D600 + 24-70mm(F2.8)
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現地の市場 [2015-16年年末年始 ペナン島]

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現在、年末年始のペナン島の話を連載中。

滞在10泊11日中4回出かけたうちの最後の1回は、ホテルから現地のバスで4~5つめのところ。
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町外れというか、観光地っぽくもなくて、この島の普通の生活の雰囲気が垣間見えるところ。
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そこに、こんな殺風景な建物の市場がある。
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4年前にここに来たときは、午前中しか開かれない市場がもう店終いしたところだった。それで、今回は午前中のうちに訪ねてみたのだった。

マレー系の人がほとんど。中華系の人はここにはほとんど来ないようね。
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売っていた野菜。知らない野菜もいっぱい。
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魚も色々。
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ここで捌いて売っていた。
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果物。
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そして、干物、乾物。
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めぎたちはここのあちこちのスタンドで少しずつ、おやつのバナナと、お土産に小さな魚やイカなどの干物を購入した。安いのか高いのか全く分からないが、全部で20リンギットくらい(約5ユーロ、約600円)払った。
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市場の隣は食堂だった。
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お店の看板の下に小さな炊事場があって、こんな風にその場で調理していた。
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こんな風に手で食事している人が大半だった。
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中にはスプーンなどを使っている人も。
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このおじいさんたちに同席してもいいかと聞くと、嬉しそうに親しげにどうぞどうぞ、どこから来たの、と話しかけられた・・・と言ってもうちのドイツ人にだけど。ペナン島でもボルネオでも、めぎの経験では、めぎがうちのドイツ人と一緒にいるときにはマレーシアの人は決して誰もめぎには話しかけない。
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あとで、うちのドイツ人と、この男性たちは何才ぐらいだろうか、という話になった。もしかしたらうちのドイツ人と同じくらいか、若かったりして・・・おじいさん、と書いたけど、60才前後じゃないかしら。うーむ・・・

めぎたちも何か飲んでみることにした。Teaと言ったら・・・
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これが出された。2リンギットくらい(約50セント、約60円)だったと思う。あま~~い!
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本当は是非是非何か食べてみたかったのだけど、朝食後すぐにここに来たためおなかがいっぱいだった。それで、持ち帰りで何か買ってみることにした。

で、このおばさんのところで・・・(おばさんなどと書いたけど、たぶんこの女性はめぎよりずっと若いと思う)
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これを持ち帰りに。
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この市場はとても印象に残った。うちのドイツ人にとってはここが今回の滞在の思い出No.1だったそう。そうね、インパクトあったわねえ・・・それに、現地の人たちとふれあえて、とっても楽しかったのよね。ホテルでここへの行き方を尋ねたときには、反対側の方向へ行ったところの大きな市場の方を薦められたのだけど、めぎたちはこの素朴な現地の市場がとても気に入った。いつかまたペナン島に行く機会があったら、うちのドイツ人は毎日ここで朝食を食べたいとまで言っている。

ここで食事していた人たちは、毎朝ここで食事しているのかしら。よく来るのかしら。それとも特別な外食だったのかしら。そんなことを聞いてみたかったな・・・
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そして昼過ぎ、ホテルの部屋で戦利品で昼食に。
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あのおばさんの作ったこのビーフンと目玉焼き、美味しかった♪
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撮影: Nikon 1 V3 + 18.5mm(F1.8)
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浜辺の猫たち [2015-16年年末年始 ペナン島]

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現在、年末年始のペナン島の話を連載中。

10泊11日の滞在中、ほぼ毎朝、朝食をゆっくり楽しんだ後、浜辺でマリンスポーツの準備の様子を眺めていた。
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こんなので人力で毎朝ジェットスキーやボートなどを次々と海に運んでいく。
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めぎたちがいたのはホテルのすぐ前にあるこの海の家のようなところで、朝は座っていても何も言われず、準備する人々の様子を眺めていた・・・同時に、猫ちゃんも。
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ここには20匹くらいの猫が飼われていた。夜は後ろに見える檻の中に入っていて、朝になると順次出してもらっているようだった。ちゃんと餌ももらっていた。通りで綺麗な毛並みよね。
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ここにはワンちゃんもいて、美味しそうなお肉をもらっていた。
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それを見据えている猫ちゃんと・・・
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カラスたち。
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ワンちゃんの食事が終わると、カラスたちがよってきた。
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そして猫ちゃんの目をかすめて奪っていった。
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すると猫ちゃんは牙を剥きだして・・・
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飛びかかっていった・・・カラスも逃げ足ならぬ逃げ羽早かったけど。
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猫ちゃん同士が一触即発の時もあれば・・・
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檻に入れられている猫たちを気にしつつ優雅にのんびりお食事の時もあるし・・・
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一人(一匹)黄昏れていることも。
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どの猫たちも可愛かったなあ・・・
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媚びず逃げず。
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こうして猫たちを眺めているうちにいつの間にか準備は終わり・・・
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一日が始まっているのだった。
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そして、日暮れと共に店終い。
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ここではこの日常が繰り返されているのよね。めぎが生業として授業をしたり準備したり採点したり成績付けたり生徒たちのあれこれに心を悩ませているのと同じように、彼らはこれを生業として、繰り返し繰り返しこの毎日を繰り返し、猫たちも繰り返し繰り返しこんな毎日を送っているのだ・・・昨日も今日も明日も。

ここにいたときは、自分自身の日常は遙か彼方の非日常に思えたけどね。
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撮影: Nikon 1 V3 + 18.5mm(F1.8)
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南国の花 [2015-16年年末年始 ペナン島]

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これが予約投稿しておいた記事。なぜか予定時刻になってもアップされていなかった・・・仕方がないので自分で公開に切り替えたんだけど、なぜ・・・?

現在、年末年始のペナン島の話を連載中。

ドイツからはるばる東南アジアまで行きたいと思うのは、冬に色が無くなるから。こんなビビットな色が恋しくて。
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ホテル内にはいろんな花が咲いていた。これは・・・
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咲いた花よりもこの矢のようなのがつんつんしていて可愛かった。
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植物園とかじゃないから名前は全く分からない。まあもともとめぎが植物に疎い所為でもあるけれど。
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花は毎日毎日咲いては萎れ、散っていくようなのだけど、ホテル内ではそれを見かけることはほとんど無い。非常にしっかり掃除が行き届いているからだ。
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この白い花は、ホテル中あちこちに咲いていたが、日が当たると眩しくてとても写せない。
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咲いたばかりの時はこの細いひげのような部分がこんな様子で・・・
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終わり近くなるとこんな風になる。
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ホテルの部屋からも、望遠で色々写してみた。
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こんなスコールに見舞われたこともあった。
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椰子の木を上から眺めるのは楽しかった。
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上から見るとずいぶん熟れているのもあって、椰子の実が落ちて頭に当たったら痛いなあ・・・と思っていたが・・・
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ある程度熟れると予め切り落とされていた。
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そして、これは以前にも確かアップしたが、こんな風に片付けられていた。
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ホテルの前にも植物が植えられていたが、ホンの小さな空間にも小さなジャングルのようにいろんな植物がうじゃうじゃ生え、鬱蒼としていた。
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高いところにたくさん花が咲いていた。
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最後にAW130で写した蓮。
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パッと明るいわね。
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こんな色と光が恋しいなあ・・・

撮影: Nikon 1 V3 + 18.5mm(F1.8)、Nikon 1 V3 + FT1 + 70-300mm(F4.5-5.6)、AW130
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