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久々の金曜日のマルクト広場 [文化の違い]

タイトルとは全然関係ないが、今日はめぎ的にトップニュースから。

ザルツブルク音楽祭の次期(2027-31年)総音楽監督の選出が4月4日にあって、今の総音楽監督のヒンターホイザーが続投することが決まった。この写真はこちらから。
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26年までの契約の彼も次期の公募に応募してて(公募無しに続投ということは無いのね、というか、音楽祭の芸術監督って公募されるんだ…)、彼も含め8人の応募があったとのこと。こちらの記事によると、この職に就くのに必要な条件は、ザルツブルグ音楽祭の評議員会によると…
「同程度の規模と複雑さを持つ文化事業の芸術管理における確かな経験」
「独自の全体的な芸術コンセプトに基づいてプログラムをデザインした経験」
「オーストリアおよび国際的な文化生活とその組織環境に関する知識」
「理想的にはザルツブルク音楽祭特有の状況に精通」
「革新的で創造的なプログラムをデザインする能力」
「社会的能力、強力なコミュニケーション能力、自己主張と物事を成し遂げる能力、決断力、交渉力、外国語能力」
…と、こんなにいっぱい。ヒンターホイザーの他に誰がいるんだ?と思うような条件だったが、ここのところ新しい総支配人との不仲やら音楽祭の彼が企画しているプログラムのロシア人音楽家についてやら取り沙汰されていたヒンターホイザーなので、どうなるのかな、とファンのめぎはドキドキしてた。めぎが音楽祭に毎年通うようになったのは2015年からだが、ヒンターホイザーは2016年から音楽監督に就任し、2015年と16年とではガラリと音楽祭の色が違ったことを覚えている。その色が好みでめぎはその後も毎年行き続けたのだ。まあ出来レースだったのではという気もしないではないが、これでもうしばらくヒンターホイザーのオーガナイズした音楽祭が楽しめる。よかった♡


さて本題。今日は4月5日撮影の久々の金曜日のマルクト広場。
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人々の恰好はまだ冬のようだけど、木々が色づいてきていた。
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でも、よく見ると、一部の人はコートが薄手。(本当は肉屋スタンドの前でウキウキしている可愛いワンちゃんを撮りたかったのだけど、カメラを構えたら影に隠れちゃって撮れなかった写真。)
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ドイツには衣替えという習慣がなく、みんな年中その人の感じたままに好きな格好をする。寒いと感じたら他の人が薄着だろうと関係なく厚手のコートを着るし、暑い人は半袖でもかまわない。だれもそういうことで恥ずかしく思うことなどなく、みんなと合わせる必要がないのがいい。タンスには常に一年中の服が同居してて、衣装ケースの出し入れのような仕事がなくて楽。

八百屋スタンドには初々しいキュウリや…
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早くもルバーブや…
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今年初の白アスパラが並んでいた。一番高いランクので1㎏17ユーロだった。まだまだ走りで高すぎる…ドイツはホワイトアスパラが主流で、実はこの左にもっとランクの低いのもずらっと並んでいるのだが、それに対しグリーンのはこの程度しか売られてない。右下のパックのは、既に皮を剥いた白アスパラ。白アスパラは皮を剥いて茹でるものなので、予め向いたのがこうして売られるのだが、たいていはその左のように皮つきで買っていく。茹でる直前に自分で剥いた方が断然美味しい。
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花屋スタンドにはもう紫陽花が並んでいた。
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近くのストリートではイチョウが小さな葉っぱをつけていた。残念ながら雨がちの曇りだったけど、一気に春を感じたわ。
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めぎの2週間のイースター休みはこの週末まで。土曜日に突然27℃まで上がるという予報(その後は17~20℃前後)。その所為か、肉屋スタンドではグリル用の肉が並んでいた。早くも庭でバーベキューをする人がいるのかも。さて、どんな天気になるかな。
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