ロットヴァイルという町でまずは昼食 [2023年春 ナーゴルト・ロットヴァイル]
今日から2023年4月初旬のRottweil(ロットヴァイル)という町のお話を。
シュヴァルツヴァルト地方のロットヴァイルに行ったのは、その近くのナーゴルトという町の叔母の家に行ったから。既に何度か記事にした通り、叔母は6月にデュッセルドルフ郊外のホームに引っ越したため、そちらの方へ行くのはこれが最後かもと思って、以前から一度行ってみたかった町へ足を延ばすことにしたのだった。
ナーゴルトから車で40分ぐらいで、まずこんな塔が見えてきた。
日本語でロットヴァイル試験塔というらしい。塔についてはこちら。場所はこちら。
でもその塔には寄らずにめぎたちはロットヴァイルの町へ。と言ってもまずは泊まる宿へ。こんなワンちゃんが静座。Rottweiler(ロットワイラー)という品種のワンちゃん。昔からこの町の辺りでよく見られた犬種なのでこの町の名前が付けられたとドイツ語のWikipediaに書いてあったが、宿だけでなく町のあちこちにこの銅像があった。
そして到着後すぐ、宿のレストランへ。グルメで有名なレストラン付きの宿だったのだが、その日(日曜日)の夜はお休みとのことで、昼に間に合うようにここを訪れたのだ。まず昼ビールで乾杯。
お通し。
ビールは、めぎは白ビール。写真を見て思い出した~そうだった、このとき、一度飲んでみようと思って白ビールにしたのだった。めぎ的に初の白ビール。普通のビールよりまろやかな感じがした。
うちのドイツ人はこの近く(この町のではなく、ドナウエッシンゲンという町、あのドナウの源泉がある町)の地ビール。
つまり、この町の地ビールは無かったということかな。全く無いのか、このレストランには無いのかは不明。
前菜。うちのドイツ人はサラダで…
めぎは「小川のイワナの刺身」という名前の料理。刺身ではなくカルパッチョというか、たたきというか、しっかり味の付いた料理だった。
メインディッシュ。うちのドイツ人はHohenloheの牛肉というこちらで言えば神戸牛みたいな有名な牛さんのRostbratenという料理(簡単に言えばオーブン焼き)。
めぎはラム肉。
それぞれのメインに合わせたお勧めのワインを頂いた。全く同じに見えるけど、味は全然違った。うちのドイツ人はCuvée(色々な品種のブドウのワインを合わせた混合ワイン)で、めぎはメルローだったと思う。
この直前まで滞在したナーゴルトの叔母の家でのことをあれこれ話しながら食事。同時に来ていた従妹とその息子は、日曜日の午後デュッセルドルフに帰った。大変だなぁ。めぎはこのときの週末からイースター休みが始まったところだったので、日曜日にこうして泊りがけでもう一日滞在できたのだった。
デザート。
宿はこちら。場所はこちら。
シュヴァルツヴァルト地方のロットヴァイルに行ったのは、その近くのナーゴルトという町の叔母の家に行ったから。既に何度か記事にした通り、叔母は6月にデュッセルドルフ郊外のホームに引っ越したため、そちらの方へ行くのはこれが最後かもと思って、以前から一度行ってみたかった町へ足を延ばすことにしたのだった。
ナーゴルトから車で40分ぐらいで、まずこんな塔が見えてきた。
日本語でロットヴァイル試験塔というらしい。塔についてはこちら。場所はこちら。
でもその塔には寄らずにめぎたちはロットヴァイルの町へ。と言ってもまずは泊まる宿へ。こんなワンちゃんが静座。Rottweiler(ロットワイラー)という品種のワンちゃん。昔からこの町の辺りでよく見られた犬種なのでこの町の名前が付けられたとドイツ語のWikipediaに書いてあったが、宿だけでなく町のあちこちにこの銅像があった。
そして到着後すぐ、宿のレストランへ。グルメで有名なレストラン付きの宿だったのだが、その日(日曜日)の夜はお休みとのことで、昼に間に合うようにここを訪れたのだ。まず昼ビールで乾杯。
お通し。
ビールは、めぎは白ビール。写真を見て思い出した~そうだった、このとき、一度飲んでみようと思って白ビールにしたのだった。めぎ的に初の白ビール。普通のビールよりまろやかな感じがした。
うちのドイツ人はこの近く(この町のではなく、ドナウエッシンゲンという町、あのドナウの源泉がある町)の地ビール。
つまり、この町の地ビールは無かったということかな。全く無いのか、このレストランには無いのかは不明。
前菜。うちのドイツ人はサラダで…
めぎは「小川のイワナの刺身」という名前の料理。刺身ではなくカルパッチョというか、たたきというか、しっかり味の付いた料理だった。
メインディッシュ。うちのドイツ人はHohenloheの牛肉というこちらで言えば神戸牛みたいな有名な牛さんのRostbratenという料理(簡単に言えばオーブン焼き)。
めぎはラム肉。
それぞれのメインに合わせたお勧めのワインを頂いた。全く同じに見えるけど、味は全然違った。うちのドイツ人はCuvée(色々な品種のブドウのワインを合わせた混合ワイン)で、めぎはメルローだったと思う。
この直前まで滞在したナーゴルトの叔母の家でのことをあれこれ話しながら食事。同時に来ていた従妹とその息子は、日曜日の午後デュッセルドルフに帰った。大変だなぁ。めぎはこのときの週末からイースター休みが始まったところだったので、日曜日にこうして泊りがけでもう一日滞在できたのだった。
デザート。
宿はこちら。場所はこちら。
秋の食事になった10月後半のめぎ家の食事 [食べ物・飲み物]
今日はめぎ家の食卓の写真をどうぞ。動画はしばらくお休み。でもまた落ち着いたら復活するつもり。
秋休みが終わって、魚介を買いに行く時間が全くとれない日々が再びやってきて、肉食が戻ってきためぎ家。これは出来合いを買ってきたローストビーフの日。付け合わせは塩をふった二十日大根と、その葉っぱを茹でてお浸しにしたのと、写ってないけどちゃんとジャガイモを切って揚げたフライドポテト。
秋になったなあと思うのは、夕食の時間にもう暗くて電気をつけていること。ライティングをきちんとして撮っているわけではないので、色合いもよくないし、食事を撮るのにも気乗りがしない季節になる。
でも、作ってくれた人に敬意を払って頑張って撮るようにしている。めぎがカメラを持ち出すと、美味しそうに見えるんだな、とうちのドイツ人が喜ぶからだ。この日はラム肉と牛肉の逢引の肉団子に脂肪分10%の濃いヨーグルトと卸しニンニクをかけてオーブン焼きにした料理。トルコ系のお店で買ったパンをトーストして添えてある。
この日は、鶏の脚を買ってきて骨から切り離したモモ肉を生姜醤油につけ、小麦粉をはたいて揚げたもの。つまりは唐揚げ。緑のはホウレン草と松の実のごま油炒め。その他、出来合いを買ってきたアーティチョークとパン。
写してないけど、取り除いた骨はちゃんと出汁を取って後日スープとなった。ドイツでは鶏のモモ肉は常に骨付きで売られるので、手間はかかるが手軽に美味しい出汁を取れる。
デザートはここのところずっとフルーツ盛り合わせ。夏が過ぎ、カキとナシとブドウの季節になった。このブドウは種なしで、皮も柔らかくそのまま食べられるタイプで、ギリシャやトルコでメジャーな品種。名前は分からない…とっても甘くておいしい。酸味はほとんどない。
この日は鶏のハツとレバーと野菜のオイスター炒め。
めぎが日本米を炊き、丼みたいに上にかけて食べた。
それからこの日は、前菜としてオレンジ色の甘芋。上にコリアンダーと紫玉ねぎのみじん切りと甘いチリソースをかけてある。メインは撮り忘れ。たぶん、温め直した残り物だったのだろうと思う。
この日もメインを撮り忘れなのだが、サイドディッシュに今年初の芽キャベツ。サッと茹でて、チーズをかけてオーブン焼き。
…と書いてきたが、さっきもちらっと言ったように、作っているのはうちのドイツ人。めぎはサラダとほうれん草のごま油炒めと二十日大根と日本米のご飯とフルーツしか用意していない。毎日有難いことである。
10月末、とうとうジビエが登場。ジビエと言っても今回は鴨だけど、ああそろそろジビエだねぇ~と言う気分になる。
ドイツの秋の食事と言うか、冬の食事と言うか。白いのはクヌーデルと言って、ジャガイモの粉と小麦粉を水で溶いて丸めたジャガイモ団子。また紫キャベツを甘く煮た匂いの立ち込める時期になったのねぇ…
この日曜日に冬時間になり、日本との時差は7時間から8時間に変わった。朝7時が昨日までの8時なので、ちょっと時差を感じることで、ああいよいよ冬だなあと実感する。これもまた風物詩という感じかな。
秋休みが終わって、魚介を買いに行く時間が全くとれない日々が再びやってきて、肉食が戻ってきためぎ家。これは出来合いを買ってきたローストビーフの日。付け合わせは塩をふった二十日大根と、その葉っぱを茹でてお浸しにしたのと、写ってないけどちゃんとジャガイモを切って揚げたフライドポテト。
秋になったなあと思うのは、夕食の時間にもう暗くて電気をつけていること。ライティングをきちんとして撮っているわけではないので、色合いもよくないし、食事を撮るのにも気乗りがしない季節になる。
でも、作ってくれた人に敬意を払って頑張って撮るようにしている。めぎがカメラを持ち出すと、美味しそうに見えるんだな、とうちのドイツ人が喜ぶからだ。この日はラム肉と牛肉の逢引の肉団子に脂肪分10%の濃いヨーグルトと卸しニンニクをかけてオーブン焼きにした料理。トルコ系のお店で買ったパンをトーストして添えてある。
この日は、鶏の脚を買ってきて骨から切り離したモモ肉を生姜醤油につけ、小麦粉をはたいて揚げたもの。つまりは唐揚げ。緑のはホウレン草と松の実のごま油炒め。その他、出来合いを買ってきたアーティチョークとパン。
写してないけど、取り除いた骨はちゃんと出汁を取って後日スープとなった。ドイツでは鶏のモモ肉は常に骨付きで売られるので、手間はかかるが手軽に美味しい出汁を取れる。
デザートはここのところずっとフルーツ盛り合わせ。夏が過ぎ、カキとナシとブドウの季節になった。このブドウは種なしで、皮も柔らかくそのまま食べられるタイプで、ギリシャやトルコでメジャーな品種。名前は分からない…とっても甘くておいしい。酸味はほとんどない。
この日は鶏のハツとレバーと野菜のオイスター炒め。
めぎが日本米を炊き、丼みたいに上にかけて食べた。
それからこの日は、前菜としてオレンジ色の甘芋。上にコリアンダーと紫玉ねぎのみじん切りと甘いチリソースをかけてある。メインは撮り忘れ。たぶん、温め直した残り物だったのだろうと思う。
この日もメインを撮り忘れなのだが、サイドディッシュに今年初の芽キャベツ。サッと茹でて、チーズをかけてオーブン焼き。
…と書いてきたが、さっきもちらっと言ったように、作っているのはうちのドイツ人。めぎはサラダとほうれん草のごま油炒めと二十日大根と日本米のご飯とフルーツしか用意していない。毎日有難いことである。
10月末、とうとうジビエが登場。ジビエと言っても今回は鴨だけど、ああそろそろジビエだねぇ~と言う気分になる。
ドイツの秋の食事と言うか、冬の食事と言うか。白いのはクヌーデルと言って、ジャガイモの粉と小麦粉を水で溶いて丸めたジャガイモ団子。また紫キャベツを甘く煮た匂いの立ち込める時期になったのねぇ…
この日曜日に冬時間になり、日本との時差は7時間から8時間に変わった。朝7時が昨日までの8時なので、ちょっと時差を感じることで、ああいよいよ冬だなあと実感する。これもまた風物詩という感じかな。
聖霊降臨祭の音楽祭の2つ目の演目 [2023年初夏 ザルツブルク]
今日は2023年5月末のザルツブルクのお話を。
初夏の聖霊降臨祭と言うキリスト教の祝日に開かれるザルツブルク音楽祭を訪ねためぎたちは、滞在2日目、午前中の散歩を終えてから宿のアパルトメントでゆっくりしていた。これはお昼。
夜はこの音楽祭の目玉演目を見に行くことにしていた。その前に腹ごしらえ。こんな風にいちいちレストランに行かずに買ってきたものでそこそこお洒落に過ごせるのがアパルトメントの良いところ。
そして、公演へ。
何度見ても素敵で、撮りたくなる景色。スマホで写すのが残念。
会場のバルコニーから。
席は3階席の上の方。それでもよく見える。オペラグラスも使いながら楽しんだ。
この日の演目は「オルフェオとエウリディーチェ」という名前で、クリストフ・ヴィリバルト・グルックの作品。実は同じ作曲家の同じオペラのパリ版のバレエが多いのを、その前日にジョン・ノイマイヤーの演出・振り付けで鑑賞している。その話はこちら。
この日に見に行ったのは、同じオペラのパルマ版をもとにしたもので(このオペラは1762年のウィーン版と1774年のパリ版が知られているが、めぎたちが見たのは1769年のパルマ版と言うかなりマイナーなもの)、演出はクリストフ・ロイ。めぎはロイの演出が大好きなので、とても楽しみにしていた。主役のオルフェオを歌ったのはバルトリ。ちょっと年取ってきたなあという感はぬぐえないが、技術も演技も素晴らしく、さすが。
詳しくはこちら(ドイツ語)。夏にも同じオペラを上演してて、そちらの方が映像や写真が多く、面白い(こちら)。トレイラーはこちら。
ロイの演出はやっぱり素晴らしく、バレエの部分の振り付けすら本職のジョン・ノイマイヤーに負けない、と言うかひょっとしてずっと良かったかもという印象。振り付けにちゃんと意味があるというか、演出家の勝手な解釈ではなく、またはまずバレエがあってそのバレエを見せるために音楽や筋があるというのでもなく、その音楽と筋を優先した上での振り付けで動きの一つ一つが納得できるものだった。ロイ、凄い。
行って良かったと思う素晴らしい公演だった。映像がなく、とても残念。
初夏の聖霊降臨祭と言うキリスト教の祝日に開かれるザルツブルク音楽祭を訪ねためぎたちは、滞在2日目、午前中の散歩を終えてから宿のアパルトメントでゆっくりしていた。これはお昼。
夜はこの音楽祭の目玉演目を見に行くことにしていた。その前に腹ごしらえ。こんな風にいちいちレストランに行かずに買ってきたものでそこそこお洒落に過ごせるのがアパルトメントの良いところ。
そして、公演へ。
何度見ても素敵で、撮りたくなる景色。スマホで写すのが残念。
会場のバルコニーから。
席は3階席の上の方。それでもよく見える。オペラグラスも使いながら楽しんだ。
この日の演目は「オルフェオとエウリディーチェ」という名前で、クリストフ・ヴィリバルト・グルックの作品。実は同じ作曲家の同じオペラのパリ版のバレエが多いのを、その前日にジョン・ノイマイヤーの演出・振り付けで鑑賞している。その話はこちら。
この日に見に行ったのは、同じオペラのパルマ版をもとにしたもので(このオペラは1762年のウィーン版と1774年のパリ版が知られているが、めぎたちが見たのは1769年のパルマ版と言うかなりマイナーなもの)、演出はクリストフ・ロイ。めぎはロイの演出が大好きなので、とても楽しみにしていた。主役のオルフェオを歌ったのはバルトリ。ちょっと年取ってきたなあという感はぬぐえないが、技術も演技も素晴らしく、さすが。
詳しくはこちら(ドイツ語)。夏にも同じオペラを上演してて、そちらの方が映像や写真が多く、面白い(こちら)。トレイラーはこちら。
ロイの演出はやっぱり素晴らしく、バレエの部分の振り付けすら本職のジョン・ノイマイヤーに負けない、と言うかひょっとしてずっと良かったかもという印象。振り付けにちゃんと意味があるというか、演出家の勝手な解釈ではなく、またはまずバレエがあってそのバレエを見せるために音楽や筋があるというのでもなく、その音楽と筋を優先した上での振り付けで動きの一つ一つが納得できるものだった。ロイ、凄い。
行って良かったと思う素晴らしい公演だった。映像がなく、とても残念。