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12月29日のめぎ家の儀式 [2022-23年年末年始 ボルネオ]

今日は2022年末のボルネオ島コタキナバルでのお話を。

昼間の町の市場や食堂ホールの散策後、タクシーでホテルに戻っためぎたちは部屋で景色を見ながらのんびり涼んでいた。夕方になったホテルの庭は、カウントダウンに向けたイルミネーションが灯り始めた。
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どうやら結婚式らしい感じの人たちがいた。全てを仕切っている感じの迫力ある花嫁さん。
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お衣装も今風。
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庭で結婚式をするのかと思って見ていたら、この船に乗って出港していった。かなりのお金持ちなんだろうな。
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めぎたちは市場の食堂で買ってきたお弁当を晩御飯とした。豆腐の料理と鶏レバーの料理とお魚の料理の3種類ぐらいの具を選んでのせてあるのだが、混ざっちゃった。味は抜群にいい。これがユーロ換算で2ユーロもしないのだから、タクシー代をかけて買いに行ってもホテルのレストランよりずっと安い。
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さて、暗くなったころ、あの船が戻ってくるのが見えた。
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青のイルミネーションは、川か池を演出しているのかな…?
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それからめぎたちは、このホテルに新しくできた屋上のバーに行ってみた。
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11~12階建てぐらいの高さなので、ある意味心地よい。戻ってきたあの船もイルミネーションしたまま。あそこでパーティーしているのかな。
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さて、めぎたちがバーにわざわざ来たのは、赤ワインを飲むため。12月29日はうちのドイツ人の父親の誕生日で、2011年に亡くなった義父が今も生きていたら92歳になったところ。その亡くなった年からめぎたちは年末年始の東南アジアへの旅を始めたのだが、その初めてのペナン島で、生きていれば81歳になったはずの誕生日に義父が好きだった赤ワインをホテルのラウンジで飲んで偲んだのがこの儀式の始まり。あれからもう11年も経ったんだわね…
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東南アジアの湿気と夜の生ぬるい風は赤ワインとは全く合わない。でも、生涯一度も常夏の東南アジアには足を踏み入れたことのなかった義父が、もし一緒に来ていたらどれほどオープンマインドで楽しんだか、と想像するのが楽しい。
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部屋に帰るときに写したホテルの内側。こんな風に吹き抜けになっている。
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これでようやく6日目の話が終了。次回からこの旅の話は中盤に入る。
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