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秋休みにしたこと [小さな出来事]

だんだんと暗い時間が長くなり、空もこんなのを写すことが多くなってきた。
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めぎはこの2週間、秋休み中だったのだが、それもあっという間に過ぎてもう最後の週末がやってきた。本当は休みの最初の頃に数日間ミラノにサッカーのインテルのチャンピオンズリーグの試合とスカラ座のオペラを見に行く予定にしてチケットを取ってあったのだけど、うちのドイツ人の都合が急につかなくなって、キャンセル。めぎだけでも一泊だけでも行こうかとずいぶん迷ったけど、サッカーはともかく特にスカラ座は二人で一緒に見に行きたかったので、泣く泣くキャンセルした。大好きなバリトン歌手が出ることになっていたのでとても残念だったが、まあ仕方がない。

で、その2週間もの間何をしていたかと言えば、
1.コロナのワクチンの注射(長いことご無沙汰で、2年ぶり4回目!ドイツではもう予約の必要もなく、かかりつけの医者にふらっと立ち寄ってすぐにしてもらえる(つまりインフルのワクチンと同じ扱いになった)。注射した部分が1~2日ちょっと痛かったぐらいで副反応もなく、元気。インフルと同時注射も認可されてるけど、かかりつけの医者はそれに反対だとのことで同時には注射せず、2週間後時間のある時にまたふらっと行く予定)

2.新しい遠近両用メガネの購入(めぎはド近眼+乱視+老眼なのでレンズ代が高く、一番高いレンズを使ってフレーム込みで2080ユーロ。カメラのDfとか新しい135mmF1.8とかと迷ったけれど、最も大切な目の方を優先)

3.昼間はひたすら動画の練習(ジンバルも買ってみたが全然使いこなせず。手持ちで散歩に出かけて色々撮影してみたが、編集時にあれが足りないこれが足りないと気がつき、反省ばかり)

4.夕食後はYouTubeでひたすらモーツァルトのオペラ(フィガロ)とピアノ協奏曲(20~27番)の鑑賞(全然知らなかったピアニストを発見し、そのうまさに脱帽)

5.朝晩Duolingoでイタリア語の学習(話題のDuolingoを使ってみたら、見事に嵌った。面白いし、かなり身に着く。ドイツ語で学習しているのだが、言語の違いがよく分かって興味深いし、めぎの場合日本語で勉強するより頭に入りやすい。目標はモーツァルトのオペラを原語で鑑賞することなのだが、既に聞いたことのある単語が出てきて、ああこれはそういう意味だったんだ!と分かって楽しい。いつもドイツ語字幕で見ているので何を歌っているかは分かっているのだが、単語レベルで分かるとさらに味わいが深くなると実感)

…と、かなり忙しく過ごしていた。ハッキリ言ってたいしてなにもしていないのに、夜はぐったり疲れてた。

下手な動画だが、めぎ家近くの聖マクシミリアン教会にて。ああこれが足りない、と思ったのは数年前に写した写真を代用。季節が違うので、違和感ありありだけど。こんなカットを撮って来ればよかったんだな、と。こうして撮って編集してみて、テレビや映画などがどれほど上手に撮られているかがよく分かった。こういう場所では斜めなのも目立つし、何を真ん中にするか、何を伝えたいのか、もっと考えないとね。ホントお笑いの駄作だけど、めぎの習作の記録として載せる。



場所はこちら。



教会をうまく写真に撮れるようになりたいというのが長年の目標なのだが、動画も然り。クオリティを上げるには恐らく何度も何度も撮る必要があるんだろうな。写真は同じところで何枚も何枚も撮るのだけど、動画って意外と一か所で1~2つしか撮っていなかったりする。すると、それが失敗作だともう全く使えないということになる。

さて、全然知らなかったピアニストというのはNikolai Luganskyで、この人のモーツァルトの弾き方がものすごく気に入った。しかしこの人、羊のショーンのビッツァー(犬)に似てるわよね…うちのドイツ人がそう言い出してから、もうビッツァ―にしか見えない。



それからスカラ座で見たかった演目のトレイラー。この演出は2006年のがDVDで売られてて、こちらにイタリア語字幕で出ているのだが、その時のフィガロ役だったバリトン歌手Ildebrando D'Arcangelo(イルデブランド・ダルカンジェロ)が今回は伯爵役になっていて、ぜひ見たかったのだ。ああ、ご縁がなかったわ…

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