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2022年秋 ヴィサンブール ブログトップ

モーゼル川で一休み [2022年秋 ヴィサンブール]

今日は秋の小さな旅のお話を。

デュッセルドルフを朝8時ごろに出ためぎたちは、目的地までのちょうど中間地点にあるモーゼル川のSAで一休み。
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モーゼル川が一望できる。
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朝9時45分頃。まだ朝靄が。
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場所はこちら。マイナスを8回ぐらい押すと上にボン、ケルン、そしてデュッセルドルフが表示される。目的地のWissembourg(ヴィサンブール)は小さすぎて出てこない。シュトゥットガルトの近くにあるKarlsruhe(カールスルーエ)西30㎞ぐらいのところが目的地。



この橋を渡っていく。
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下を見ると、白い鳥が何羽か。
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トリミングしてみた。白鳥さんかな。
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あ、電車!
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今年のモーゼルワインの出来はどうかな。
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めぎたちはここでコーヒーを買い、持参してきた簡単な朝食を取った。この外のテーブルではなく、車の中でね。
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胡桃拾い [2022年秋 ヴィサンブール]

今日はこの秋の小さな旅のお話を。

ここはドイツの南西部、プファルツ地方。プファルツワインが有名なところ。
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そこに、めぎたちがほぼ毎年訪ねている木がある。
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いつもは10月初め頃に行くのだが、今年はもう秋が深まった頃の訪れとなった。
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でも、そのおかげで胡桃がたくさん落ちていた。すっかり実り切ってすっかり落ちた、という感じだった。そうなっても誰も拾ってないので、喜んでいただいてきた。
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うちのドイツ人がうちに帰ってからきれいに洗い、少しずつ食べている。
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さて、そのすぐそばにさらに別の木がある。
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その足元には、落ちた梨の実がゴロゴロと草に隠れていた。
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腐りかけたのがゴロゴロ重なり状態だったので、誰も採りに来ないのだな、と判断。落ちているものからまだ綺麗なのを数個選んで持ち帰った。
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それをうちのドイツ人がコンポートにしてくれた。いつもの年は梨はまだ枝になっている状態だったので、落ちているのを拾うことができてちょっと嬉しい。白いのはフレッシュチーズ。
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その後めぎたちはドイツを去り…
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フランスに入った。
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ヴィサンブールで豪華コース昼食 [2022年秋 ヴィサンブール]

今日は2022年秋のフランスのヴィサンブールのお話を。

ドイツのプファルツ地方で胡桃&梨拾いをした後間もなく到着したのは、国境の街フランスのヴィサンブール。目的地はこのスワンの看板。
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ヴィサンブールにはもう何度か着ているのだが、いつもお昼にちらっと寄るだけで、泊まったことはなかった。このスワンの看板はホテル兼レストランで、うちのドイツ人はいつもこれを見て、いつかここで食事をしようと思っていたそうだ。で、今回めぎの誕生日祝いにここで食事をすることにし、このホテルを2泊予約した。

で、到着するや否や、まずお昼のコースメニューを賞味することに。テーブルにはこんなグラスがセッティングされていた。
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めぎ、フリッカー処理をすっかり忘れて撮影していたので写真は黒い縞々入り。

到着の乾杯は地ビールで。ハイネケンのグラスだけど、中身は地ビール。
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ビールの後は白ワイン。ワインは料理に合わせてメニューについているもの。それと同時にお通しが運ばれてきた。キッシュみたいなのと、小さな器に入ったスープ。
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それからこれが前菜で…(豚肉のゼリーよせと、レンズマメだったかな。)
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次はメインディッシュに合わせた赤ワイン。
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イノシシ肉の煮込みだったと思う。白いのはシュペッツレという南西ドイツとアルザス地方の麺。
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こんなメニューをお昼から優雅にかなり時間をかけていただいた。誕生日っていいわねぇ~♪

それからデザート。もうおなかいっぱいだけど。
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中は2色のアイス。
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エスプレッソを頼んだら、さらにお菓子がついてきた…これはもう全く食べられなかった。
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何度かこの街に来ていたのにめぎはこのレストランに全き気付いていなかったが、うちのドイツ人はずいぶん前からここに食指が動いていたというわけで、良く鼻が利くわね~とても美味しく、レストランの雰囲気もよく、楽しくいただけた。もう昼からかなり酔っ払い~
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以上、到着後最初の食事の話が終了。ここには2泊したわけで、その間の全ての食事代がうちのドイツ人からのプレゼント。だからまたそのうちに食事の話が出てくる予定。
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ヴィサンブールで泊まった宿 [2022年秋 ヴィサンブール]

今日は2022年秋のヴィサンブールのお話を。

着くや否や本格的なフランス料理を堪能しためぎたちは、いい気分でホテルの部屋へ向かう。
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↑これはレストランとホテルと市役所の駐車場で、写真に写っていないがその右側にレストランがあり、同じく写っていないが左側に市役所がある。ホテルは右の茶色の建物と奥の白いのの2つ。

めぎたちが泊まったのはこの白い建物の方。
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古い建物だが部屋は近代的でシンプル。
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バスルーム。例によってシャワーしかない部屋を選んでいる。旅行先でバスタブを基本的に好まない話は以前に書いたので割愛。
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鏡の引き戸の奥はクローゼット。
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向こう側の方が古くて(15世紀の建物)ちょっと興味あったのだけど、もう満室でこちらの新しい方になった。新しいと言っても建物自体は17世紀のものだとのこと。
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スワン看板がくっついている建物がレストラン。
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望遠でちょっと楽しんだ。
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一息ついて15時近くから散歩に出た。右奥がレストランで、左側の建物が市庁舎。駐車場はその裏にある。
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ホテルの場所はこちら。ホームページはこちら

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ヴィサンブールの散歩~その1~ [2022年秋 ヴィサンブール]

今日は2022年秋のフランスのヴィサンブールのお話を。

お昼に到着してフランス料理の昼食を堪能して、夕方から散歩に出かけためぎたち。いつもはあっちの方に行ってフラムクーヘンというフランスのピザを食べるのだけど…
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今回はこの運河沿いを反対方向へ歩くことにした。運河沿いには石畳の道が続いているのだが、そこはパーキング地帯でもある。
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可愛い車に乗ってきたお二人。
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この辺り、いろんな車が停まってる。
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ちょっと行くと、素敵な木組みのおうちがあった。
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何枚かズームアップ。でも、ズームアップって、どこをどう切り取るのがいいのか、どうも分からないめぎ…
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こうして全体を撮った方がいいかも…
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もっと先の方へ。
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この散歩の話はかなり長く続く。
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ヴィサンブールの散歩~その2~ [2022年秋 ヴィサンブール]

今日は2022年秋のフランス・ヴィサンブールのお話を。

秋の夕方、ドイツとの国境の街ヴィサンブールを散歩中。
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木組みの家の形が面白い。もともとこうなのか…
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長い年月に歪んだのか。
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蔦に覆われた家も多い。
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運河の水量を調節する仕掛け。
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そのそばにちょっとした丘があり、登って見下ろしてみた。
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観光列車もどきの車もある。
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すごいな~あそこ。
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屋根の歴史を感じるわねぇ…小さな窓がある。うちの建物の屋根の窓と同じような感じ。
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上には緑の空間があって、その緑がとても美しく見えた。
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そろそろ秋も終わり近く、ここの緑が眩しく感じたのだった。
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ヴィサンブールの散歩~その3~ [2022年秋 ヴィサンブール]

今日は2022年秋のドイツとの国境の街フランスのヴィサンブールのお話を。

散歩して、ちょっと高台に登って町を見下ろしていたところ。
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こんな屋根が見えたり…
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蔦が茂った古い家を見下ろしたりし…
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下ってその家の方へ行ってみた。
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庭でバラが美しく咲いていた。10月の終わり頃で、こんな秋も深まった時期にバラが咲いているところが見られるなんて、と言いながら写していた。
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庭にはルバーブが生い茂り…
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リンゴがなっていた。
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そして、リンゴがたくさん落ちて、ちょっと腐って、酸っぱい匂い(臭い、と書いた方がいいかも)が立ち込めていた…ここ、空き家なのかな。
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美味しそうなのに、勿体ないな。でも、ちょっと遠くて手が届かなかった。
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今いるところはこの近く。



近くをこんな車が通って行った。ドイツナンバーだった。このPSはよく見かけたのだがラインラント・プファルツ地方のPirmasensという町のこと。ラインラント・プファルツ地方のナンバーはよく見かけ、お隣ドイツの国境の州からフランスの国境の街へたくさん遊びに来ているんだなと伺えた。
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運河と回廊 [2022年秋 ヴィサンブール]

今日は2022年秋のフランスのヴィサンブールのお話を。ヴィサンブールとは、ドイツとの国境の街。

ここはlavoir du bruchというところ。
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反対側の水の音が嘘のように静かな水面。
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古そうな石が魅力的。
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向こうに見えている若いカップルが、ちょうどキッスしたところだったのだけどシャッターは一瞬遅かった…
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場所はこちら。



その近くに大きな古い修道院がある。これは外の回廊。
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町の大きさからみて、かなり大きな面積を占めるように思う。
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修理中なのかな…
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屋根をうまく撮りたかったのだけど、どうも今一つ。
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向こうに大きなワンちゃんたちがいた。
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そこに、穴のような入り口があったので、入ってみた。
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続く。
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古い礼拝堂 [2022年秋 ヴィサンブール]

今日は2022年秋のフランスのヴィサンブールのお話を。

散歩してやってきたのは大きな修道院の中の一角。
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場所はこの回廊の突き当りの近く。



穴倉に入るのかなと思うような入り口の中は、とても暗い。
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そして、とてもこぢんまりとしてて…
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とても古い。椅子のように見えるのは腰かけるためではなく跪いて祈るための物。
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小さな古いステンドグラスがあった。
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一つには顔がある。ヴィサンブールのキリスト、という名前がついているようだ。
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この窓の空間、素敵…
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昔のステンドグラスって、素朴で素敵。
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この礼拝堂、1060年に建てられたものらしい。その前、7世紀ごろには既にこの辺りに修道院があったらしいのだが、それは11世紀にすっかり壊され、ロマネスク建築に新しく建てられた。その後修道院はさらにまた新しくゴシック様式になったので、11世紀の名残はこの礼拝堂のみのようだ。しかしここ、フランス革命以後1960年までワインセラーとして使われていたのだとこちらに書かれている。
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小さな礼拝堂の歴史はこのときは全く知らなかったが、その雰囲気から長い時間の重みを感じつつ、あとにした。
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聖ペーター&聖パウル修道院教会 [2022年秋 ヴィサンブール]

今日は2022年秋のフランスのヴィサンブールのお話を。

散歩してきて辿り着いた教会。
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大きな建物で、見上げる場所によって全く形が異なる。
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日時計があった。肉眼では全く確認できなかったが、影は15時半頃を指している。実際、撮ったのは15時38分だった。
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教会の名前も分からず入っているのだが、とても重厚で美しい。
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教会ってこういう明るいところと暗いところの差が大きく、現在のカメラの進化の恩恵をいっぱい感じる。
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高いところにあるステンドグラス、綺麗なんだけどなかなか撮りにくいなぁ。
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ここは聖ペーター~聖パウル修道院教会という名前で、もともとは7世紀ごろに建てられたが、今残る建物の最も古い部分は11世紀の物らしい。聖ペーター(日本語では聖ペトロと言った方がいいかも?)と聖パウロの二人の聖人を祀っているが、それも昔は別々だったらしい。場所はこちら。



12世紀ごろに歴史の改竄が行われ(中世にはそれまでの歴史が新しい支配者との間で不都合になると別の歴史を書き換えることがよくあったのだとか)、ここを7世紀に作ったのはメロヴィング王国のダゴベルト1世だという系図が作られた。それで、教会の中には彼の彫像がある。
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↑と言っても、その時そのことを知っていたわけではなく、写してきたものをこれは何なのかな~と調べてみて(と言ってもせいぜいWikipediaをドイツ語とフランス語で読んだ程度だが…しかもフランス語は翻訳ソフトを利用したし)、たまたまこの銅像が見つかったので名前がわかっただけ。しかし、歴史の改竄の話はちょっと興味深い。

何が見所なのかもわからずに入っているため、アルザスで最も古いものの一つだというバラ窓は写していない。それはこちら。めぎが写してきたステンドグラスはこの写真。ぶれてる…
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こちらの聖母像もちょっとぶれちゃった…
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天井の造りが美しく…
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床に映る影も素敵だった。
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床自体は結構新しいかも。
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つづく。
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ヴィサンブールの修道院教会~その2~ [2022年秋 ヴィサンブール]

今日は2022年秋のフランスのヴィサンブールのお話を。前回書いた聖ペーター&聖パウル修道院教会の続き。
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教会をもっとうまく撮れるようになりたいな…ともう15年ぐらいずっと思いながら、ずっと同じ感じで停滞しているめぎ。
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後ろのパイプオルガンは、18世紀中ごろにJohann Friedrich Alffermannという人が製作を開始したが亡くなってしまい、その後Louis Duboisという人が1765年に完成させたというもの。2010~12年に修復されたとのこと。
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こちらのオルガンは1953年のRoethinger製。
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このシャンデリアと小さめのオルガンのある空間が綺麗だな、でもこのステンドグラスのバラ窓からはちょうど光が入ってきていなくて残念だな、と思って何となく何枚か撮っていたのだが…
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実はこのバラ窓こそが、ここの教会のステンドグラスの目玉、12世紀の終わり頃に作られた古いものとのこと。
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↑上の小さいのをトリミング。ここまで見えて、高性能のフルサイズセンサーに感謝。
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これはこちらからの引用。
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こちらのバラ窓は、入ってきた光が石壁に映って綺麗だなあと思ってこんな風に撮ってあったんだけどね。でも、正面からじゃないけどね。ま、普通に見学して撮ると下から見上げるわけで、特別なレンズを使うか、どこかに登らせてもらって上から撮らせてもらうかしないと、結局のところはWikipediaから引用したようなのは撮れないのよね。遠くから望遠で撮るという手もあるけど、そんないい望遠は持ってないし、離れられるのも限度があったりするしね。
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それから、このフレスコ画の方はたまたまちゃんと、でももちろん下から見上げて撮ってあった。聖クリストファーというらしい。14世紀に描かれたもので、11.5メートルという大きさがフランス最大なのだとか。
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こういう支柱を支えている彫刻も興味深い。13~14世紀の物だという。これを掘った人は、その時何を思っていたんだろう。自分の仕事が教会建築を支えている、というような自負などがあったのだろうか。それとも、そういう自己実現のような考えは、もっと新しいのだろうか。
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ここでの時間、いい時間だった。
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ヴィサンブール初日の散歩を終える [2022年秋 ヴィサンブール]

今日は2022年秋のフランスのヴィサンブールのお話を。

ヴィサンブールの修道院教会を見終えて出てきたら、すぐそばにクリスマスマーケット用の小屋がたくさん立っていた。
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ヴィサンブール地区コミュニティと書かれている。この辺りの共同のクリスマスマーケットがここに立つということなのかな。
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小屋は可愛いが、そのため後ろの壁画がよく見えなかった。
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その近くのこちらは「塩の家」。もともとは病院で、その後塩の倉となり、さらにその後屠殺場となっていたところだとか。
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うねうねしている屋根が面白い。
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そのそばのこちらのレストランでいつもお昼を食べていたのだが、この日はもうお昼に豪勢なフランス料理フルコースを食べたので、写真撮っただけ。
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おお~凄いカッコ…
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黄葉とこのタイプのガス灯(電灯かもしれないが)がいかにもヨーロッパ。
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黒いのはゴミ箱。
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この日はこれで散歩を切り上げ、宿に戻って一休みした。
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ヴィサンブールの夜 [2022年秋 ヴィサンブール]

今日は2022年秋のフランスのヴィサンブールのお話を。

夜になって、すっかり暗くなってから外へ。静かで人気のない広場に、連帯を呼びかける若者たちがいた。
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場所はこちら。



ホテルのレストランはこの日、昼はあったものの夜はお休みの日で、外の別のレストランへ。
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凄く狭いところで、既に満席。めぎたちは出口近くの普通お一人様用か荷物置場なのかなと思うところに座らせてもらった。この木のテーブルみたいなのは実はピアノ。
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まずはビール。
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お席は13番。
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昼にコース料理を食べためぎたちは夜になってもたいしてお腹が空いてなくて、スープと…
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エスカルゴのみ頂いた。
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食べていたらピアノの演奏が始まり、それがすぐ隣で演奏しているので煩いしコロナも気になって、早々に店を出た。夏の間は外で食事していたからよかったが、中で混んでいる中食事をすることにはこの頃まだ抵抗があったのだ。
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ここから帰宅して5日後ぐらいに、うちのドイツ人が体調を崩した。このレストランで移ったのか、次の日の夜のレストランでなのか、それともこの旅行とは全く関係なく仕事で会った人からなのか、不明。だけど、最も嫌な予感がしたのはここだった。それまで3年以上(5年以上かな)風邪一つ引いたことがなかったので、コロナでマスクして無菌状態だったところで抵抗力が弱ると聞いていたのは本当だったわね~と思った次第。

ちょっとお散歩。
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町はシーンとしていた。昼間の人混みが嘘のよう。まあレストランにはいっぱいいたけど。
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このときAPS-CのZ50に28㎜単焦点(35㎜換算約40㎜)で出かけていたので、大きな教会が入らない…離れると見えなくなっちゃうし。
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これで散歩も切り上げ、めぎたちは宿に引き上げた。
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次回(約1週間後)からはヴィサンブール2日目のお話を。
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ヴィサンブールの朝食 [2022年秋 ヴィサンブール]

今日は2022年秋のフランスのヴィサンブールのお話を。

一夜明けて、朝。
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このときの週明けからこの宿は3週間ぐらいの休暇に入るというところで、それと関係があるのかどうかは分からないが、窓辺の花をざっくりと切り落としていた。
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宿にはフランス料理のレストランがあるのだが、朝食は別の部屋だった。
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テーブルに既に小さなバゲットのようなのが用意されていた。これ、フランス語では何というのかな。
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バイキングの種類は、小さな宿にしては十分豊富。これはパラパラで。
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オレンジジュースも美味しいわ~
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卵料理はゲストが来るたびに注文を聞いて、熱々のを出してくれる。めぎたちは茹で卵を。写真はパラパラ2枚だが、このばねのような金属の道具を卵の上に載せ、上から石のような部分を落とすとその衝撃でヘルメットみたいな部分に沿って殻が割れるようにできている。勧められたので使ってみたが、いや、別に、自分で普通に(机にとんとぶつけるとかナイフで叩くとかして)割ってもいいんじゃないかと…かえって、その丸い割れた線から剥きだすのが面倒だったわ…
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最後にケーキもちょこっと食べてみた。おなかいっぱい。
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これはホテルのチェックインカウンター。このテルテル坊主みたいなのは何だったのかな…
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場所はこちら。



いいお天気。この日はまる一日フリーで、夜にホテルの宿でディナーの予定。時間はたっぷりだし、ちょっと出かけましょ。
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ブドウ畑へ [2022年秋 ヴィサンブール]

今日は2022年秋のフランス・アルザス地方とドイツ・プファルツ地方の国境あたりのお話を。

フランスのヴィサンブールで一夜を過ごしためぎたちは、朝食後ちょっとお出かけ。ここはヴィサンブールのお隣の村、シュヴァイクホーフェン。訳すと「黙る中庭」。ドイツ領である。
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場所はこちら。左下にヴィサンブールがある。そこはフランス。



めぎたちは今、シュヴァイクホーフェン村の裏手の山にいる。そこはワイン用のブドウ畑で、こんな器具が置かれてあった。
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そして広がるブドウ畑。
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ブドウの採り入れは既に終わっていて、たまに残っているものは…
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こんな状態。
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そこからしばらく散歩。
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ズームでさっき見下ろした教会を確認。このときはフルサイズ用便利ズーム24-200㎜を使っていた。
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時間は10時少し前ぐらいなのだが、早朝のようにひっそりとしていた。
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この散歩の話、しばらく続く。
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冬時間に入ったばかりの頃 [2022年秋 ヴィサンブール]

今日は2022年秋のドイツのプファルツ地方とフランスのアルザス地方の国境地帯のお話を。

朝のブドウ畑。
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そんなに朝早いわけではないのだが、朝靄がかかっているような雰囲気。
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実はこの頃ちょうど冬時間に入ったところで、スマホは自動的に時間が変わるし腕時計はちゃんと時間を変えてあったのだが、カメラの時間を変えるのを忘れていた。Exif情報を見ると10時57分の撮影になっているのだが、これは9時57分。
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これから長い冬が始まるんだなあ…と思いながら歩いていた。
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ここのブドウ畑はワイン用だが、既に採り入れは終わってて、いくつか残っているブドウは部分的に干しブドウ状態。
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トリミング。
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こちらは…
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トリミングしたらハエさんが写っていた。
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見えていないまま写しているものっていっぱいあるんだなぁ…
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さっき見えていた村はドイツの村。あそこに見える廃墟みたいな城の塔はフランス。今歩いているところはどっちだかよく分からない…あっちの方にちょっと行ってみましょ。
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ワイン畑を散歩中 [2022年秋 ヴィサンブール]

今日は2022年秋のドイツ・プファルツ地方とフランス・アルザス地方の国境付近のワイン用ブドウ畑のお話を。

歩いていた時、ここはフランス領なのかなと思っていたが、ドイツ領のワイン酒場の案内があったりする。
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上手く撮れないのだが、撮って歩くのが楽しいところ。
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たまにこんなのがあったりもするし。
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美味しいワインを背負っているように見える幹。
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葉っぱが黄色ではなく赤く紅葉している一角があった。同じように見えるブドウ畑だけど、違う品種のブドウを作っているということね。
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めぎたちはあそこに見える塔の方へ向かっているところ。
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途中にドイツ語とフランス語の標識が。Pauliner SchlossまたはChâteau Saint-Paulと言うようだ。11世紀に建てられたらしい。
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そちらの方へ行ってみたが…
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塔は私有地の中にあり…
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これ以上は近づけなかった。
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場所はこちら。フランス領の中にあるのがわかる。



ひっそりとした国境に立ち続ける中世の塔。
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いつも甘酸っぱいブドウの匂いに囲まれているのね。
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忘れられた実たち [2022年秋 ヴィサンブール]

今日は2022年秋のドイツとフランスの国境地域のワイン畑のお話を。

こんな景色の中を散歩中。
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時折こんなものが置かれていたりする。
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ブドウは既に収穫された後のようなのだが、時折忘れられたかのようにいくつか残っている。たぶん、忘れたのではなくて、何か意図して残したのではと思うのだが。
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片隅でバラが美しく咲いていた。
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別の片隅ではキイチゴが干からびて残っていた…
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鳥さんも食べなかったということかしらね。
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これは何だったっけ…?
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賑やかにおしゃべりしている女性たちが通り過ぎて行った。この人たちの他には声は全く聞こえてこないので、広い畑の中にこだましてた。
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あ、またブドウ…
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まだ食べられそうなのもあればカビが生えているのもあり。
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この散歩、あともう少しだけ続く。
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フランスとドイツの国境 [2022年秋 ヴィサンブール]

今日は2022年秋のフランスとドイツの国境付近のワイン用ブドウ畑のお話を。

昔の国境石らしきもの。
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標識には独仏両方の言語が書かれていた。
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こんな作業車が通っていく。
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ちょうど国境のところに胡桃の木があっていっぱい落ちていて…
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そこでうちのドイツ人は胡桃拾いをした。
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めぎはその辺りのブドウを撮って遊んだ。
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採ってじゃなくて、撮ってね。
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ドイツ側の国境の村Schweigen(シュヴァイゲン)も見えてきた。
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その近くには、ワイン造りについての展示があった。
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よくある感じのものだけど。
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場所はここ。記事の最初の石や胡桃の木があるところは、この地図の左下の方へスクロールしたところにあるPaulinerstraßeの国境部分。



この散歩の話はあともう一回。
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自販機で [2022年秋 ヴィサンブール]

今日は2022年秋のドイツとフランスの国境付近のワイン畑のお話を。

ワイン畑の散歩をそろそろ終えるところ。
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村の方へ戻る。
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ここからが村の始まりなのだが…
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ん?自販機?
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ドイツで自販機って普通全く見かけないので、何だろうと思って行ってみたら…
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ワインの自販機だった。
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場所はこちら。



面白いので一本買ってみた。買うには身分証明書を読み取らせて年齢確認をするのだが、それがなかなかうまくいかなかったりしてちょっと難しかったのだが、どう機能するのか興味深くてやってみた、という方が正しいかな。
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買ってきたのはこのワイン。飲むところを写し忘れたが、普通に美味しかった。
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紅葉が始まっていた頃のこと。
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こういう季節まで、あと4~5か月。あっという間だなあ…
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フランス・アルザス地方の昼食 [2022年秋 ヴィサンブール]

今日は2022年秋のフランスのアルザス地方のヴィサンブールのお話を。

フランスとドイツの国境のワイン畑の散歩を終えて、再びヴィサンブールに戻ってきたのはお昼過ぎ。いつものレストランでお昼を食べよう。
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場所はこちら。



このヴィサンブールにはほぼ毎年来ているのだが、いつもお昼に着いてここでお昼を食べている。
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こんな小さな運河があるところ。
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今回はここで2泊していて、うちのドイツ人もビールが飲める。
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頼んだのはいつものように、この地方の名物、フラムクーヘン。フランスのとっても薄いパリパリのピザのようなパンケーキ。
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はらりと落ち葉が。
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ビールを一人2杯飲んだようだ。お支払いは二人で35ユーロほど。
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秋が深まってきたなぁ…
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味わい深い街並みね。
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この一つ一つの窓の向こうに生活があるのよね。
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お昼過ぎのヴィサンブール [2022年秋 ヴィサンブール]

今日は2022年秋のフランス・アルザス地方のヴィサンブールのお話を。
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ドイツとフランスの国境地帯を散歩して戻ってきて、お昼を食べてからちょっと街を散歩中。
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この日ずっと曇りだったのが、やっとちょっと光が差してきた。
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ワイン畑にいたときにこの光がほしかったなぁ…
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そういえば以前ここでこの型のケーキを買ったことがあったけど、それほど美味しいとは思わなかったので今回はパス。
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可愛い街ねぇ。
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古い街に電気とか電話とかが後付けなので、たまにこんなのがある。でも、ずいぶん少ないなぁ…他のケーブルは地面に埋めたのかなぁ。
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特に買い物は無いのでただ歩いただけで…
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宿への曲がり角まで戻ってきた。
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右へ曲がると、めぎたちが泊まっているホテル兼レストラン。
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お昼にビールを飲んだ所為もあってなんだかもう眠くなり、この日はこれで宿に戻り、お昼寝。夜のディナーに備えた。
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ヴィサンブールの最後の晩餐 [2022年秋 ヴィサンブール]

今日は2022年秋のヴィサンブールのお話の最終回。

ヴィサンブールで泊まっていたのはこちら。
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場所はこちら。ヴィサンブールというのはフランスのドイツ国境沿いにある小さな街で、めぎたちはそこに2泊3日で食事を楽しみに来ていた。



母屋はレストラン。
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到着した日のお昼にも美味しいランチコースを頂いたが(その話はこちら)、2日目は夜の晩餐。
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ドイツ国境の街と言ってもここはフランス、すなわちフランス料理。楽しみ♪
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まずはアペリティフ。プロセッコにカシスリキュールだったかな。
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そうそう、今日の写真はフリッカー処理をしていないので縞々の影が入っている。

小さな器で出てきたスープも美味しかった。何のスープか忘れちゃったけど。
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お洒落だな~
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前菜は牡蠣にした。こんな奥地で?という感じだが、本日の一品として強く勧められたので。このホテルは次の日から2週間ほどの休暇に入るところだったので、牡蠣を全部使い果たしたかったのだろう。
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お勧めのワインと一緒に。
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それからメイン。メインにはめぎは前菜料理の中から選んだフォアグラ。レストランで頼むときに、前菜のこれをメインとして出して食えと頼めばどんなレストランでもやってくれる。メインが多すぎの時やあまり好きなものが見当たらない時にめぎはよくそうしている。ここではどうしてもこれが食べたかったのでこれをメインとした。
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うちのドイツ人はラム肉料理。もちろんめぎもお裾分けを頂いた。これ、とても美味しかった♪
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それぞれに合ったワインも。
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デザートの時には蒸留酒も頂いた。
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ああ、美味しかったな~このとき、これからの長い冬、クリスマス休みまでの長い日々をこれで頑張ろうという気持ちだった。
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次の日、サクッと帰宅の路へ。これは途中にガソリンを入れに寄った場所。
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以上で長い間とびとびに書いてきた2022年秋のお話は終了。秋になる前に終わったわ~
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