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2016-17年年末年始 ボルネオ ブログトップ
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今回の旅の飛行機のこと [2016-17年年末年始 ボルネオ]

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今日から年末年始のボルネオ旅行のお話を。

ボルネオの旅の話に入る前に、まずは往復の飛行機のことを書いてこの話を終わらせてしまいたいと思う。今回使った飛行機はターキッシュエアラインズ。その航空会社を選んだのは、1)デュッセルドルフから出発すること、2)ボルネオまで乗り換えがイスタンブールとクアラルンプールで2回あるのだが、待ち時間が長過ぎもせず短過ぎもせず良かったこと、3)そして1000ユーロ程度と、年末年始の長距離飛行機代にしてはまあまあの値段だったことによる。格安航空券会社の手配チケットだったのだが、ターキッシュエアラインズで直接予約すると同じくらいの値段でクアラルンプールまでしか手配できず、そこからボルネオのコタキナバルまでは自分でさらにチケットを用意する必要があった。100ユーロくらい上乗せすればエア・ベルリンというドイツの航空会社でアブダビとクアラルンプール経由で最終目的地までのチケットを直接買える方法もあったのだが、100ユーロ高い上に乗り換えの待ち時間が長いし、スーツケースを預けるとさらにお金がかかるし、ということでターキッシュエアラインズに決定。

旅の直前になって、手配した格安航空券会社から日程の変更依頼が届いた。本当は土曜日にドイツに戻る便を予約したのだが、帰りはターキッシュエアラインズのフライト予定が変更になって日曜日に延期したという。それで良いか否か返事をくれ、とのこと。日曜日か・・・うーん、本当は土曜日までに帰ってきたかったけど、日曜日夜にデュッセル到着なので、まあちょっと辛いけど仕事には全く支障はないわよね・・・ということで、そのまま変更を承諾したのだった。

さて、デュッセルドルフからイスタンブールまでは3時間半くらい。デュッセルを夜7時近くに出発し、イスタンブールに夜中に着く便で(時差は2時間)、その写真は全く無し。それから乗り換えが2時間。これはイスタンブールの空港待合室。待合室の椅子が非常に少なく、あとから来た人たちは床にどっかりと座っていく。それが面白くてスマホで撮影。
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さて、やっとクアラルンプール行きの搭乗時間になり、全く統制の取れていない群衆がほんの一人しか担当者のいないゲートに押しくらまんじゅうのように群がって一人一人チケットをチェックしてバスに乗り込んでいったのだが、やっと順番の回ってきためぎのチケットがなにやらピピッと変な音がして、担当者がコンピューターで調べ始めた。えええ~いったいどういうこと?と思ったら、なにやらチケットに書き込み、あなたの席はここ、と言われた・・・え?で、あとからやっと群衆をかき分け順番の回ってきたうちのドイツ人を待っていると、やはり同じことが。

そう、めぎたちは、なぜかビジネスにアップグレードされたのだ。きゃあ~どうしましょ!さっきの群衆押しくらまんじゅうから突然VIP扱いのパラダイスへ!
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そんな訳で、思いがけずめぎたちは11時間ほどターキッシュエアラインズのフルフラットシートと機上シェフの料理を満喫した。うちのドイツ人など、降りたくない~などと言ったほど快適だった。
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これは朝食。
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朝食と言っても、クアラルンプールの到着は午後6時近く。それから乗り換えまで3時間ほど待ち時間があって、お弁当を用意したのはこの時間のため。クアラルンプールからボルネオのコタキナバルまではマリンドエアーというローカルな航空会社で、本当は3時間待ちのはずが4時間待たされ(理由は不明)、2時間半飛んで、到着が夜中を過ぎた。席は再びエコノミーだったけど、機内食(たしかピザパンのようなもので熱々)が意外と美味しく、飛行機自体は悪くない印象。残念ながらその写真もないけれど。

そして到着してみれば、なぜかデュッセルドルフからコタキナバルまで通しでチェックインされていたはずのスーツケースが届いておらず、それがターキッシュエアラインズの所為なのかマリンドエアーの所為なのかクアラルンプール空港の所為なのかは分からないが、宿泊したホテルの人の尽力で無事一日遅れでホテルまで届けられたのだった。(コタキナバル空港でロストバゲージの手続きをしたマリンドエアーからはウンともスンとも返事が無く、本当にホテルの人の尽力の賜である。)

そんなわけで、往路に関しては、ビジネスへのアップグレードという幸運と、ロストバゲージという悪運とで、差し引きゼロという感じの・・・でもスーツケースは一日遅れで到着したのでアップグレードの幸運ばかりが心に残って、プラスの印象であった。

そして2週間があっという間に過ぎ、帰る日に。前の日にネットでチェックインしようとしてもエラーになり、むむ?と思っていたのだが、まあ空港でチェックインすればいいことよね・・・ということで、ホテルをちょっと早めにチェックアウト。これはコタキナバル空港の朝6時頃で、無事にチェックインを済ませたあと待合室から撮影。写っているのはマレーシア航空の飛行機で、めぎたちの乗るマリンドエアではないが、待合室からはこれしか見えなかったので。向こうに海と島が見える・・・ああ、お別れね。
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これはマリンドエアの中。
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ここで新聞にイスタンブールの雪の話が出ていることに気がついた・・・1月6日に雪でたくさん欠航になったらしい。うーん、2日前で良かったね、などと話していたのだが・・・
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クアラルンプールに着いて、カウンターで乗り継ぎ手続きをしようとすると、あ、ターキッシュエアラインズですね、ここでは手続きできないので、ついてきてください、と言われ、乗り継ぎエリアから導かれてやってきたのは出発手続きエリア。そう、1月8日の便も欠航だったのだ!いや、1月6日からずっと欠航していたらしい。そういうこと、メールで知らせてくれればいいのに・・・せめてホームページに載せてくれればいいのに!
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で、ターキッシュエアラインズの手配したバスで連れてこられたのがこのホテル。めぎたちのチェックインのあとにも続々と。
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なんでもイスタンブール空港は雪で4日間も閉鎖?麻痺?して何千人も何日も空港で夜明かししたそうで、それと比べたら立派なホテルで素晴らしい3食付きで待たせてもらえて有り難いことであるのだけど、このときはまさかこの後3日間も足止めになるとは思ってもみなかった。ターキッシュエアラインズの人も、もしかしたら今晩か明日にも連絡する、と言い、携帯電話番号とメールアドレスを書かされたので、スマホを片時も離さず夜中も何度も何度も確認しためぎ。今思うとバカみたい。

長くなったので続きはまた明日。

撮影: Nikon 1 V3 + 18.5mm(F1.8)、Xperia Z1
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帰りのフライトが決まるまで [2016-17年年末年始 ボルネオ]

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現在、年末年始の旅の行き帰りの話を連載中。

帰りのフライトがキャンセルになって、連れてこられたホテルの部屋から見えた景色。まあタダで泊めてもらっているから仕方ないけど、あまり景色は良くないわねえ。
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部屋はそこそこ広く、ベッドも快適。ただ、外の空調の音が煩かった。
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窓のずっとずっと向こうには・・・
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クアラルンプールのシンボルが見える。ちょっと遠いわねえ・・・
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バスで連れてこられるときに道を確認していたから分かってはいたけれど、ここはクアラルンプールではなく隣町スバン。クアラルンプールまではタクシーで行けるとのことだったが、以前見て知っているし、お金も手持ちはもうそろそろ終わりだったし、もうすっかり旅の終わりの心づもりだっためぎたちは特に出かけたいという気にはならなかった。だって、出かけている間に帰りのフライトが決まったら、慌ただしいじゃない?フライトの連絡も、ホテルにいた方がすぐに入るだろうし。

そんなわけで、めぎたちは出かけることなくホテルで時を過ごしたのだった。でも、こうして到着した日は、次の日にはもう帰路につけると思っていたのだけど。
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ちょうどこの日、クリスマスツリーを解体していた。
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めぎは上階へ行って夕陽を撮影したり・・・
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街並みを見下ろしてみたり。
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そうして次の日のフライトに備えたつもりだったのに、次の日も何の連絡もなく、夕方になってもう一泊を覚悟しためぎたちは、なけなしの最後の手持ちのお金で近くのローカル店に缶ビールを買いに行った。ホテルの食事にはアルコールは含まれてないし、ホテルのお酒はものすごく高いし、まあカードで払ったりお金を下ろせばいいのだが、予定外のこんなところでお金を使う気にはならなかったのだ。
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泊まったホテル。あとで調べてみたら、そんなに高くもなく安くもない普通のビジネスホテル。
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食事は非常に充実していて、3食バイキングだが種類は十分にあり、毎日中身もちょっと違っていた。
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美味しかったのが本当に救いになった。
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ホテルはもともとは中国系のチェーンのようで、お客も中国人団体客が圧倒的に多かったが・・・
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マレー人も結構見かけた。
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ヨーロッパ人のほとんどは、めぎたちと同じ運命の飛行難民たちのようだった。
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だって、そうよねえ・・・ヨーロッパからはるばる来て、このホテルで何週間も休暇を過ごそうとは思わないわよね、普通。団体旅行の最初か最後の一泊なら分かるけど。ホテルのプールだってこれだけだし。泳いでいるのはやはりめぎたちと同じ飛行難民たちばかりのようだった。
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めぎたちも水着を持っていたら一回くらいここで泳いでみたかったのだが、スーツケースが無くて、それが適わなかった。なぜスーツケースが無かったか・・・それは、めぎたちがトランジットだったからだ。コタキナバルからクアラルンプールに着いたとき、めぎたちは乗り継ぎのつもりだったのでスーツケースを受け取らなかった。スーツケースはコタキナバルでのチェックイン時にデュッセルドルフまで運ばれることになっていたのだから、当然である。それがいきなり乗り継ぎカウンターから直接出発ロビーに連れて行かれ、そこからバスに乗せられたのだから、スーツケースは空港に置きっぱなしになったのだ。次の日には発てると思っていたからスーツケースのことは話題にしなかったし、その次の日に発てなくなったときも、その次の日には帰れるだろうと・・・いや、帰れないかもと思い始めてもいたのだが、ここでスーツケースを引き取りたいなどと言いだして、受け取ったらすぐに帰国なんてことになるのもバカみたいだと思って・・・もしかしてホテルへ運んでいる最中に帰国のフライトが決まったら困るし・・・ということで、結局言い出さなかったのだった。これは説明会の様子。何の説明にもなっていなかったけど。今思えば、このとき航空会社は本当にフライトの手配を待っている人を確認していたのだろうと思う。どうやら勝手に自腹で帰ることにして消えちゃった人もいたようなのだ。
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で、結果はみなさんご存じの通り3日目も帰りのフライトは決まらなかったのであって、まさかの3泊になることが決まったとき、スーツケースのことをようやく訊ねてみた。なにしろもう2日も着の身着のままなのだ。ほとんど部屋にいて部屋のガウンで過ごしてたし、それ以外も冷房の効いたホテルにずっといるからまあいいけどね・・・すると、どうやらターキッシュエアラインズには全く届いて無くて、たぶんマリンドエアーにあるのではと言う。ええええ・・・で、またホテルの人の力を借りてマリンドエアーに問い合わせをしたが、ウンともスンとも返事がない。ちょっとぉ~~またもやスーツケース紛失ですか・・・マリンドエアー恐るべし。

その3日目の午後、急にホテルのロビーに掲示があって、まだ帰りのフライトが決まっていない人はどこどこにこれこれを書いてメールしろ、という指示があった。おいおい、メールアドレスならフライトキャンセルの日にもう書いたのに、どうして?と腹が立ったが、もちろんすぐに手続き。すると、まわりに帰りのフライトの連絡が入った人がちらほらいて、どんどん出発していく・・・でも、めぎたちには来ない・・・ああ、腹立たしい!

そしてホテル滞在4日目のお昼前、ようやく帰りのフライトの連絡があって、無事に帰路につけることになったという訳である。フライトは夜9時過ぎだが6時にタクシーが手配され、ホテルの部屋は2時でチェックアウトと言われ、めぎたちは2時から遅いお昼をゆっくりと食べ、3時頃から6時までロビーでその時を待った。まわりには同じような人たちが勝手にスマホの充電などしていた。時々その中から、それじゃ!と出て行く人がいる・・・早めのフライトでもう空港へ移動するのだ。この人たちはイタリア人で、グループなのかと思いきやここで知り合って一緒に過ごしていたようで、出発はバラバラだった。
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めぎもイタリア人の真似をして充電しつつネットを徘徊し、時々ホテルの中を撮影に行ったりして待ち時間を過ごした。うちのドイツ人は3時間びっちり新聞を読んだりその新聞に載っている数独をやったりしていた。
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ホテルの中はいつの間にか旧暦のお正月の準備が進んでいた。相変わらず人々はインターナショナル。
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空港に向かうタクシーは若いドイツ人カップルと一緒だった。彼らはもうターキッシュエアラインズを信用できなくなり、自分で別の航空会社の便を予約したのだという。めぎも自腹で帰ろうかと一人ずいぶんあれこれ検討し、高すぎたり乗り換えが多すぎたりしてどれも断念したのだが・・・うちのドイツ人はそんな気がさらさら無かったのでただ辛抱強く待っていたけれど・・・でも、結果としては、自分で手配した彼らとターキッシュエアラインズが手配しためぎたちとは同じ時間帯の出発(飛行機は違うが)。うーん、何という皮肉・・・自腹を切った彼らはあとでターキッシュエアラインズに請求するつもりだと言っていたが、うまくいくといいわね・・・

もう一日続く。


撮影: Nikon 1 V3 + 18.5mm(F1.8)、Nikon 1 V3 + FT1 + 70-300mm(F4.5-5.6)、Xperia Z1
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帰りのフライトで [2016-17年年末年始 ボルネオ]

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現在、年末年始の旅の行き帰りの話を連載中。

3泊という予想外の長居をして、コンシェルジュや3食ずっと同じ所で食べたレストランの従業員とも顔なじみになったホテルをちょっと寂しい気分にさえなりながらようやくあとにし、タクシーでクアラルンプール空港に到着して、まずめぎたちがしなければならなかったこと・・・それは、チェックインより何より前に、3日前にコタキナバルで預けたままのスーツケースを探し出すことだった。なにしろ、昨日書いた通り、スーツケースは3日前にめぎたちと共にマリンドエアーでクアラルンプールに到着したきり、行方不明なのだ。乗り継ぐはずだったターキッシュエアラインズには届いていないし、その前のマリンドエアーからは連絡無し。で、クアラルンプール空港であちこち聞き歩き。まずは今回乗るシルク・エアーという飛行機のチェックインカウンターで事情を話すと、係員が二人がかりで追跡調査をしてくれたが、見つからず。それで次にマリンドエアーのカウンターで事情を話すと、たぶん到着手荷物受取所のマリンドエアーのところにあるのではないかと言われる。そこに行くにはどうしたらいいかと問えば、今いるのは5階だが、3階のバガキの横に入口があるという・・・バガキ?と聞くと、今度はゆっくりとバーガキンと言う・・・あ、バーガーキングね!とめぎが気がつき、大笑い。そこを訪ねてみると、入るのにデイリーパスが要ると言われ、それを発行するところはどこ?と聞くと、2階のガーデンの後ろだという。ガーデン?と繰り返すと、フドコトの後ろだと・・・フドコト?あ、フードコートね!とやはりめぎが気がつく・・・そこに行くと、確かにフードガーデンという名のフードコートが。うちのドイツ人にはアジア訛りの英語は非常に聞き取りにくく、時々めぎの方が分かったりするのが面白い。

で、フードコートの裏にはなかなかいかめしいセキュリティのカウンターがあって、2.1リンギット(約60円)でパスポートと引き替えにこのパスが渡された。
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そのとき、めぎのパスポートを見たいかめしい制服の男性係員が、急にトーキョー?どこ?と聞くので、そんなことを聞かれてなんて答えて良いか分からないめぎはa City in Japanと間抜けなことを言ったのだが、さらにその係員はサッポロまでどのくらい?と聞いたのだ。めぎの本籍は東京にあるので、パスポートには札幌の文字はない。それなのにどうして札幌?と思いつつ、東京から1000kmくらい、と答えると、1000kmかあ・・・遠いねえ・・・と憧れに満ちた声で言ったのだった。

そう言われて改めてそのいかめしい制服を着た係員を見ると、若い童顔のお兄ちゃんで、もしかしたらアニメとかが好きで日本に憧れがあるのかも知れないし、もしかしたらマレーシアでたくさん放映されている中国の人気ドラマで北海道を知ったのかも知れない。なんとまあ・・・今まで怖そうなセキュリティチェックの人という印象だったのが、一気に可愛い生徒の一人のような、そんな風に見えたのが面白かった。

デイリーパスは結局一つしか発行されず、うちのドイツ人が代表して一人でこのデイリーパスで到着手荷物受取所のマリンドエアーのところに入っていった。いいなあ。辿り着くと、マリンドエアーの人が二人スマホに夢中になっていて、その一人に事情を話すと、あああの紺と赤の2つね、とすぐに出してきてくれたのだという。こんなに簡単にすぐに見つかるのに、どうして問い合わせに返事くれないのか、あんなに脇目もふらずスマホいじっているのに!とうちのドイツ人は憤慨していたが、とにもかくにも無事にスーツケースを取り戻し、ご機嫌にポーズを取るのでパチリ。
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余談だが、マリンドエアーのカスタマーセンターにメールを送ってから一週間も経った1月18日、ようやく返事が来た。お問い合わせの用件をどこどこに電話してください、とのこと・・・でもね、ホテルの人がそこに電話をかけてくれて、カスタマーセンターにメールしろ、と言われたからメール打ったんだけど。第一、便名とか名前とかも書いてあるんだから、その荷物が既に引き取られたことくらい調べがつかないのかしらね?マリンドエアー恐るべし。

さてさて、スーツケースを取り戻し、ようやくシルクエアーにチェックイン。まず向かうのはシンガポール。
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これはシルクエアーの中。非常にシンプルな飛行機だった。
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1時間でシンガポールに到着。実はめぎもうちのドイツ人もシンガポールは初めて。こんなことで上陸することになるとはね~初めてなのに真っ暗で、素通りとは残念。ずっと向こうに観覧車が見えた。あの辺のビルの中にあの有名な上のつながったホテルもあるのね・・・とうちのドイツ人に言ったら、新しいものに疎いうちのドイツ人はそのビルのことを全く知らなかった。
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シンガポールに到着して、次のフライトのフィンエアーの乗り継ぎゲートを探していたら、もう一人めぎたちと同じ運命でホテルで待機していた若い女性が同様に探してて、一緒に移動。彼女は早い時期に姿が見えなくなっていたので、もう帰国したのかなと思っていたら、なんとホテルを移動させられたのだとか。そうか、そういうケースもあったのね。彼女はフィンランド人で、次のフライトが最後のフライト。いいなあ。めぎたちはヘルシンキで乗り換えてデュッセルドルフへ向かうので、まだまだ先は長い。

そして乗り継ぎカウンターで次の2つのフライトのチケットを受け取り、ようやくヨーロッパへ出発!
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ちょっと空いていたのか、ターキッシュエアラインズのサービスなのか、めぎたちは2人で3席を使え、しかも1席は足の伸ばせるタイプで非常に楽だった。これは到着直前のオーロラライト。
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そしてヘルシンキに到着。到着は朝の5時半頃で、次のフライトまで2時間待ち・・・コーヒーでも飲もうか、と言いながらふとチケットを見ると、ラウンジにご招待と書かれてる!席も前の方だし、これ、ビジネスじゃない!?

ということで、ビジネス客用のラウンジで一息。
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おお~久々のベーコン!
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こうして少しゆっくり出来ためぎたちは、上機嫌で最後のフライトへ。
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外には雪が見える。寒そうだなあ・・・
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中で朝食が出された・・・こんな短いフライトなのでビジネスと言ってもたいしたことはないのだが、それでもちょっと良い気分。おなか空いてなかったけど、一生懸命食べた。
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地球は丸いんだなあ・・・
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デュッセルドルフという文字が近づいてきた頃・・・
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少しずつ・・・
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夜が明けた!
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ああ、光が綺麗ね~
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太陽を久々に見た気がした。太陽いっぱいのところにいたのにね。
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そして雲の下に出て、ドイツの街並みを見た。ただいま~!
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こうして朝9時過ぎ、無事に到着。仕事は午後から。
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以上が行きと帰りの顛末。

全体を総括してみると、行きは予期せぬビジネスクラスへのアップデートとロストバゲージ、帰りは3日にわたる遅延とそこそこ居心地の良いホテルでの上げ膳据え膳とロストバゲージとビジネスクラスへのアップデートで、これをどう評価したらよいものかしらね・・・3日間先の見通しがないというのはその当時は辛かったが、今となればそれも過ぎ去った思い出。まあめぎもうちのドイツ人も元気だし、終わりよければ全て良しかしら。

それにしても、めぎ家の年末年始の旅って、そういえばモスクワで飛行機遅延のためビザ無しトランジットを経験したり、シチリアで旅を打ち切らなければならなかったり、マレーシアからオランダまでの向かい風が強いからとスーツケースを置いて飛行機が飛び立ったりと、いろんなハプニングがあるなあ・・・年末年始の旅って鬼門なのかしら。いずれにしても、こうしてこの3日間の話を書き終えて、ようやくスッキリ旅の話に取りかかれるわ・・・

撮影: Nikon 1 V3 + 18.5mm(F1.8)、Xperia Z1
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