アール渓谷 [アール川河畔の葡萄棚]
ここ数日にわたって天気のよいデュッセルドルフ。日曜日にうちにこもっているなんて勿体ない!それで、あるものがとても見たくなって、車で一時間少々走って遠足に。
着いたところはAltenahr(アルテンアール)と言う町。ライン支流のアール川沿いの町だ。
そこで、こんな遊歩道に入る。
上にはこんなものが見えている。
遊歩道はこんな道。
この日は陽射しがきつくて登っていると汗ばんだが、日陰の部分は凍っていた。空気は結構冷たい。
さあ、もう少し。
古い城跡。12世紀に建てられ、18世紀にケルンによって滅ぼされたのだそうだ。
上から見るとアルテンアールはこんな町。
これがアール川。
さて、めぎがぜひ見たかったものはこちら。
そう、これ♪
続きは明日。
葡萄畑 [アール川河畔の葡萄棚]
めぎが見たかったもの。
それは、Weinberg、すなわち葡萄畑。
葡萄畑のことを、ドイツ語ではWeinberg(葡萄山)という。畑という意味のドイツ語を使わない。葡萄畑は山の斜面にあるからなのだろう。Weingarten(葡萄庭)という言い方もあるが、普通はWeinbergだ。
こんな遊歩道ができている。
この日は天気がよくて、葡萄畑をハイキングしている人がいっぱいいた。
枯れた葡萄畑は、典型的なドイツの冬の景色という感じがする。
と言っても、ドイツでは基本的に赤ワインは出来ない。寒すぎるのだ。でも、ここで生産されるワインの70%が赤ワイン。量は少ないが上質のが出来る、と宣伝されている。この辺りがドイツ、いやヨーロッパの赤ワイン生産の北限だ。
一年間、時々見に来て、葡萄の育つ様子を観察できたらいいなと思っている。
昨日お見せした城跡はあんな遠く。
さて、葡萄畑ハイキングでおなかが空いたので、町に戻ろう。
アルテンアールの町は、ワインを売り物にしてすっかり観光地化されている。
可愛らしいワイン屋さんやレストランや居酒屋が軒を並べている。
ワインは毎日あなたを輝かせます・・・わたし、毎日飲んでいるんだけどなあ・・・
ここが可愛いな、と思ったが・・・
ハイキングシューズではいるのはちょっと・・・という雰囲気だし、うちのドイツ人は運転でお酒飲めないので、またの機会に。
ちなみにこのからくり時計は2ユーロ入れて鳴らす仕組み。
めぎたちがお昼を食べたのはこちら。
光がとても暖かだったので、ダウンジャケットを着ながら外で食事。
めぎが食べたのはHolzfäller Steak(木こりのステーキ)といって、豚肉のステーキ。うちのドイツ人が食べたのは、牛レバーのステーキ。見た目はほとんど同じだった。
最初は、お酒の飲めない運転手につきあって紅茶を頼んだのだが、ワインを運んでいるお姉さんをみて・・・
1グラスだけ追加注文♪
赤ワインが70%とのことだったが、まわりの人がみんな白ワインを飲んでいたので白に。
美味しかった♪
この結晶みたいのはドイツ語でWeinsäure(ヴァインゾイレ)といい、辞書には酒石酸と書かれているが、一般的に日本語でなんて言うのだろう??
アール川 [アール川河畔の葡萄棚]
アルテンアールの町は、とっても可愛かった。
ワインの町であり・・・
キリスト教の町でもある。
こんな小さな町だけど、こんな立派な教会がある。
素朴な十字架と・・・
新しい十字架。
近くの別の山の頂にも十字架。
さて、めぎたちはアール川をライン川の方へ下っていった。その途中にも小さな村が点在している。この橋が素敵だなあと思って一休み。
古そうですねえ。
小さな村にもキリスト教。
川を守ってもらっているのですね。
葡萄がいつまでも美味しく穫れますように。
♪ おまけ ♪
この植物、何て言うんでしょうか?
ちょっと触ると・・・
うわぁ~ぎゃあ゛~!!!!