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2021年秋 ドイツ南西部とフランス北東部 ブログトップ
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ちょっと出かけてきました [2021年秋 ドイツ南西部とフランス北東部]

実はめぎ、ここ数日ちょっと遠出中だった。これは、連れ帰ってきたものたち。
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どこへ行ったか分かるかな~以前にも行ったところ。
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一か所、知らない場所にも立ち寄って、美味しい食事とワインを堪能。
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で、帰宅してお土産で夕食。グラスのオレンジ色の飲み物はAperol Spritz(アペロール・シュプリッツ)と言い、Aperolというイタリアのオレンジリキュールとプロセッコのカクテル。イタリアに行ったわけではないが、どうやら最近流行っているみたいであちこちで飲んでいるのを見かけたので、うちのドイツ人がうちで作ろうと購入。赤ワインの方は、上の写真で飲み切れず持ち帰ったもの。白い小さな丸い入れ物の中の白い物体は蝋燭で、大聖堂でうちのドイツ人が買ってくれたもの。
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左の四角い板の上にはガチョウのリエッテ、レバーのポートワイン風味パテ、右の丸い板の上にはフレッシュチーズ、行った場所のじゃないけど同じ国のバノンというチーズ(栗の葉っぱでくるまれたブリーのような山羊の白カビチーズ)。お椀の中はうちのドイツ人が用意した鶏ガラスープ。
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デザートはエクレア。
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行ったのは、デュッセルドルフから約300㎞離れた南西ドイツのSt. GermanhofとアルザスのWissembourgという独仏国境の町と、MetzとReimsとSedanというフランス北東部の町。3泊毎日宿泊先が変わる強行軍だけど、以前(2019年に)見足りなかったところだけ重点的に見て、あとはカフェやバーでのんびり過ごすゆったり旅。ほんの3泊4日の旅だったけど、日常から全く別世界へ行っていつもと全然違うものを見て写真写してものすごくリフレッシュ。そのお話は、ザルツブルクの旅行記が終わってから。
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秋旅ダイジェスト [2021年秋 ドイツ南西部とフランス北東部]

今日から夏のザルツブルクの話の残りを書こうと思っていたけど、秋の旅から帰ったばかりで気が乗らず、とりあえず行ってきたところをダイジェストでご紹介。

似たような旅を2019年の秋にもしているのだが、コロナでロックダウンの間、よくその旅のことがめぎ家で話題になっていた。あの宿は、あのレストランは、あの店は、今頃どうなっているかな…と。それで、2019年とほぼ同じような道を辿り、様子見に懐かしい場所を訪ねてみようということになった。結論を言えば、残っていたものもあれば、変わってしまっていたものも多々あった。それなりに人々が観光したりレストランやカフェに集っていたりして、以前と同じような営みが感じられる一方で、今回の行き先はマイナーな場所なのでコロナ終息後と言ってもいの一番に人が向かう場所では全くなく、フランスに入ってからは日本人はもちろんドイツ人にもほとんど会わず、穴場的でとても楽しめた。言い方を変えれば、そんなに混んではいないだろうから、完全収束したわけではないコロナに感染するリスクも少ないだろう、との目論見が当たっていたとも言えるかな。300㎞は車でそこそこ楽に行ける範囲なので、飛行機や電車でリスクを負う必要も無いし。ここ数日、タイやインドネシアが再び外国からの観光客に門戸を開いたというニュースがドイツで伝えられているのだが、明るい太陽と熱帯の鮮やかな色にものすごく惹かれるものの、そこまで飛行機に乗ってマスクをして向かおうという気にはまだならない…

さて、朝8時過ぎに出発し、これは8時半の撮影。現在の日の出は7時50分頃なのだが、霧も濃く、やっと夜明けという感じ。ルール工業地帯の要とも言える褐炭採掘場の跡地の上を走るアウトバーン。
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10時頃にモーゼル川の橋までやってきた。ここにいるときに少しずつ霧が晴れてきた…
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そして最初の目的地プファルツ地方に到着。行き先は南西ドイツと言うよりドイツ西部の南部と書いた方が正確だったかな…今年のワイン用ブドウは冷夏のためイマイチらしく、いい被写体を見つけるのも難しかった。
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独仏の国境あたりをちょこっとだけ散歩。ここは、ここから向こうはフランスと言うところで、今回一回目の国境越え。フランスは現在、入国に際し、ワクチン接種完了証明と、ここ数日発熱していないとか咳が無いとか自己チェックしてサインした紙(48時間以内の日付)を携帯することを義務付けているが、ここには誰もいないし何のチェックもなかった。
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上の散歩道を再び戻ってドイツ入国し、それから車でWissembourg(ヴィサンブール)というフランスの国境の町へ。今回2回目の越境だったが、やはり国境には誰もいなくて車でそのままフランス入国。ヴィサンブールも以前と同様にそこそこ賑わっていた。いつも行くレストランでお昼を食べたのだが、そこでは席で注文前にワクチン接種完了証明をチェックされた。
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それからまたドイツに戻って、国境の村St. Germanshof(ザンクト・ゲルマンスホーフ)で一泊。ここのレストランで、シュトゥットガルトからキャンピングカーで来た夫婦と同席に。プファルツ地方をあちこちハイキングして歩いているという。彼らは食後、レストランの駐車場で一泊し(宿の了解済み)、早朝次のハイキングの目的地へ移動していった。
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2日目、景色とドライブを楽しむためにアウトバーンを避けつつ独仏の国境のドイツ側を西へ進み、ザールブリュッケンと言う街を通過してから田舎の道をフランスに入る。今回の旅の3回目の国境越え。やはりここにもだれもいなかった…
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田舎道でたまたま表示を見つけて立ち寄ってみた10世紀に建てられたという教会。下道を走るのは、こういうのを見つける偶然が楽しいから。
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その近くにいた羊さん…
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そして次の目的地Metz(メッス)に到着。この大聖堂をもう一度見たくて。晴れて良かった♪
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中は以前と同様ゴージャスで美しかった。カトリックのごてごてした教会は基本的にあまり好きではないのだが、ここは大きいのでそのごてごて感があまり気にならず、ステンドグラスの美しい色と石の独特な黄色い色を楽しめる。
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メッスはモーゼル川の流れる街。はるばるここまで遡って来たわ~という気分。天気が良くて、コートは必需品だが外に座ることも可能だった。
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旅の3日目は曇り時々雨時々晴れ。こんな田舎道を行く。フランスって、お洒落なイメージあるけど、パリ以外はド田舎。国土が広いので、畑のスケールも桁違いに広い。
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2019年にはVerdun(ヴェルダン)という独仏の歴史的な戦場となった場所を訪ねたのだが、今回はそれは割愛。途中雨にもなったりしてどこにも寄らず200㎞弱ひたすら走って、Reims(ランス)に到着。ランスでは曇りがちだったけど、雨があがってくれて時折太陽も顔を覗かせてよかったわ。これは歴代のフランス国王の戴冠式が行われたという大聖堂。
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この大聖堂とメッスの大聖堂は似ていて非なる雰囲気で、めぎはメッスの方が好き。うちのドイツ人はランスの方が空気の流れがあっていいという。
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ランスに一泊しようかとも思ったがここに泊まりたいと思える宿が見つからず、近くのシャンパーニュ地方で一泊も考えたがシャトーは2019年に泊まったエトージュというところ以外にピンとくるところが見つからず、北上してSedan(スダン)というベルギーとフランスの国境の町にやってきた。ここもかつて普仏戦争や第2次大戦時に戦場となった場所。すっかり忘れられた街と言う佇まい。
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そこの要塞を改装した宿に泊まって、ちょっとリッチなフランス料理を楽しんだ。こんな場所なのにレストランはそこそこいっぱいで、車のナンバーを見たところドイツはめぎたちのみ、イギリスが1組、それ以外はフランスとベルギーで、地元の人たちに受けの良いレストランなのだろうと伺えた。
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そして4日目、まっすぐ北上してベルギーに入り、北東へ通り抜けてアーヘンの辺りでドイツへ戻った。雨だったのでその道中の写真は無し。雨になったから帰るのもそんなに残念でなく、リフレッシュして楽しい気分で帰宅。この旅の話は、ザルツブルクの旅行記を終えてからの予定。
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デュッセルドルフからほぼまっすぐ若干東寄りに南下 [2021年秋 ドイツ南西部とフランス北東部]

今日から先月の秋休みの初めに行った旅の話をしようと思う。もう約一か月経ってしまったけど、クリスマスまでのしんどい期間、旅の振り返りはいい息抜きになるかな…と。旅のダイジェストはこちら

秋休みに入った初日の朝8時過ぎ。
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この日は霧が立ち込めていた。
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8時半頃にはここに。以前にもダイジェストでお見せした写真だけど、遠くまで風力発電がいっぱいあるスケールの大きさが面白くて、フロントグラス越しに撮影。
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何枚も撮った。
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これはこの辺り。褐炭採掘場の跡地を通っている新しいアウトバーン。この日の目的地へ向かうにはちょっと回り道なのだが、まっすぐ向かう道は夏の洪水の影響でまだ通れない区間があって、迂回しているのだ。



それからしばらく走って10時ごろ、休憩に寄ったサービスエリア。未だ霧が立ち込めていた。
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5人の子供連れの家族がいて、お父さんと子供一人が斜めに腕立て伏せをしてて、その横で子どもたちが飛んだり跳ねたり遊んでいたのが面白くて。ここに子ども4人しか写っていないが、飛び回っているのでなかなか全員揃わず。
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ここはモーゼル川に架かる橋。でも、霧でほとんど見えず。
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場所はここ。



本当はモーゼル川とその周りのブドウ畑が見えて綺麗なのだけど、なんにも見えないわね~
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めぎたちはここでコーヒーを買って、車の中で持って来た朝食をつまんだ。食べ終わった頃もまだ子供たちが遊んでいた。やっと家族全員を一枚の写真に収めることができたわ…何がなんだか分からないけど。
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そして、やっとちょっと霧が晴れてきた。最後に橋を写せてよかったわ。
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