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またまた葡萄畑のあるところへ [ヴュルツブルク]

この週末、一泊二日でちょっと旅をしてきた。
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デュッセルドルフを朝8時に出て、途中、2回ほど朝食やコーヒーの休憩をとって、400キロくらい離れたここに着いたのは1時頃。

泊まったのはこの古城ホテル。
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古城と言っても、19世紀の建物だからたいして古くないけど。

このホテル、めぎは10年以上前に一人で泊まったことがある。そのときに見下ろした景色が非常に美しかったので、ぜひまたもう一度、と思っていた。今回、節目の誕生祝いをここですることにした次第。ドイツは誕生日は自分でパーティーを開いて祝う風習だし、節目の誕生日は殊更盛大に祝うので、めぎがうちのドイツ人を招待。誕生日ってホント大変。
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ね、綺麗な景色でしょ。
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ここ、いらしたことのある方もいらっしゃるんじゃないかしら。
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大司教の居城だったこの要塞と・・・
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大聖堂と・・・
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そして、写真はないけどバロックのレジデンツで有名なところ。

高台からは貨物列車や・・・
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ICEなどの往来も楽しめるし・・・
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河を往来する船の様子も。
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ホテルのまわりは葡萄畑。
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ちょっと散歩に行きましょ♪
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つづく。
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フランケンワインの畑 [ヴュルツブルク]

ホテルのまわりは散歩道。冬の準備も目につくし・・・
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まだ青々とした草も。
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冬になるギリギリまで花を咲かせる逞しさ。
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こちらはもうかなり葉も落ちてしまっているけれど・・・
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フランケンワインになる葡萄ちゃんがちらほら。
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この辺りの土は三畳紀の貝殻石灰。いつも見に行っていたアール河畔の土も石灰だったけど、それはスレート混じりの石灰岩。土が違うとワインの味も違って面白い。
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葉っぱがこんなに赤くなることもあるのね。
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うちを出たときデュッセルドルフは雨だったし、天気予報も曇りだったので期待していなかったのだが、素晴らしい青空!
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ずっと歩いていくと・・・
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ちょっと甘酸っぱいような臭いにおいがした・・・
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いい眺め~♪
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わあ、ずいぶん歩いたなあ。
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2時を過ぎ、ちょっとおなかも空いたし天気もいいので、街に降りてみることにした。

つづく。
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ヴュルツブルク [ヴュルツブルク]

この街の名前は、ヴュルツブルク。
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ここは、めぎの日本の恩師の一人が昔留学していた場所。
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だからめぎは、ドイツといえばヴュルツブルク、とインプットされたくらいこの街の話をよく聞いた。
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めぎが生まれる前にドイツに留学した先生の思い出話。一日研究した後、夏のいつまでも暮れない空を見ながら樽出しの生ビールをぐいっと一杯、というのがお決まりの締めくくり。飲みながらよく、いつか日本で教鞭をとる日が来るのだろうか、将来自分はどうなるんだろうか、と思いめぐらしていたそうだ。当時は一ドル360円だし、日本からの奨学金もたかが知れていたし、日本円の外国への持ち出しも制限されていたし、電話も非常に高く、飛行機も非常に高く、海外へ行くのはごく少数の限られた選ばれた人たちだったから、日本は今よりずっとずっと遠く、その不安な気持ちは今の私には計り知れない。今の私は外国人でありながらもドイツで選挙権以外の権利を全て得ることができたけど、当時の先生は住むところを見つけるのも大変。南ドイツで、カトリックじゃないと敷居をまたがせません、なんて言われたこともあったとか。きっとたくさんたくさん苦労なさったことだろう。

めぎもうちのドイツ人もそれぞれこの街には来たことがあったので、今回は観光は無し。街ではちょっと遅いお昼を市役所の地下のワインセラーで。
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古い中世の土台を使って19世紀頃に新しく建てた感じ。
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ちょっとクリスマスっぽい飾り付け。
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あら、いろいろありますねえ♪
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でも、ここでいただいたのは・・・
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この地方のワイン。
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味は、まあまあ。お昼には軽くレバー団子スープだけをいただきました。

食べ終わって外に出たら・・・
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青空はどこへやら、すっかり曇っていた・・・
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夕陽の沈むところを楽しみにしていたのに、残念。ホテルに戻って、ゆっくりくつろぐことにいたしましょ。

つづく。
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シュタインブルク城ホテル [ヴュルツブルク]

ヴュルツブルクで泊まったホテルはこちら、シュタインブルク城ホテル
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建て屋がいくつかに別れている。
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入り口には日時計。これを写したのはここに到着してすぐ、散歩に行く1時ちょっと前。
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日時計の針の影、見えます?

ちょっと離れた塔にもこんな素敵な日時計が。
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ではでは、中に入りましょ。
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レストランやフロントのあるメインの建物とちょっと離れた別館とは、こんな廊下で結ばれている。
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可愛いショーウインドウも。
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泊まったのはヴュルツブルクを見下ろせるバルコニーのついた部屋。
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天蓋付きのベッドじゃないけど、古城っぽさを満喫。
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バルコニーからの景色はすっかり冬だった。
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散歩と昼食を終えて帰ってきたときはすっかり曇り空。先に写しておいてよかった・・・

つづく。
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ディナーと夜景 [ヴュルツブルク]

土曜日の午後をホテルでゆっくりすることにしためぎたちは、レストランを7時半に予約し、それまでホテルのプールとサウナでのんびり。

プールはめぎには足がつくかつかないかという深さ。うちのドイツ人は喜んで潜ったり泳いだりうねったりバシャバシャどっぷんしたりして遊んでいたが、めぎはプールサイドでまったり。サウナはドイツならではの混浴で、知らないおじさんたちと一緒にめぎも真っ裸でサウナ。

サウナは大好きだけど、やっぱり、温泉があったらなあ、せめてお風呂があったらなあ、といつも思う。

さて、そうこうしているうちに外はすっかり夜。
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あんまり電気のないヴュルツブルクの夜景。素朴であったかい。
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レストランでは、他のお客さんの邪魔にならないよう、フラッシュ無しで撮影。蝋燭の明かりと薄暗いシャンデリアだけなので、イマイチの写りだけど雰囲気をどうぞ。まずはゼクト(ドイツのスパークリングワイン)で乾杯。ちなみに奥に写っているのは水。
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めぎの食べた前菜はガチョウのスモークのカルパッチョ。
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途中でカリンのシャーベットがサービスで。
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めぎのメインはラム肉。うちのドイツ人は鹿肉。
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食事とともにいただいたのは、ホテルのまわりの葡萄畑から穫れた葡萄(Silvaner)で作ったフランケンワイン。ちなみに今回は宿泊と食事はめぎが招待したのだが、飲み物はうちのドイツ人からのプレゼント。フランケンワインを食わず嫌いならぬ飲まず嫌いしていたうちのドイツ人だが、それなりのお値段を出すと非常に美味しいという目から鱗の発見(うちの一ヶ月の酒代が一本に凝縮)。白ワインが琥珀色に近いような色合い。しっかりした味わいが肉料理に全然負けず、一本二人で美味しく楽しく空けました♪

デザートにはカルヴァドス♪
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食べたのはこの建物の中。
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酔っていい気分のめぎは寒さもなんのその♪
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フロントでは暖炉の火があたたかかった。
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♪ おまけ ♪

このホテルの防火扉の絵。
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