デュッセルドルフからはじめまして [小さな出来事]
ブログを作ってみたいな♪と思って、えいっと作ってしまいました。
一生懸命仕事をして、美味しいものを食べて、ゆっくり休む。これが私のドイツ生活の基本です。
ベランダのカマキリ [小さな出来事]
デュッセルドルフはヨーロッパ一の日本人社会があるから、日本の食材が手に入りやすいのだけど、どうしても割高感はぬぐえない。それで、ベランダで家庭菜園に走っている人って多いと思う。
私もベランダでシソの葉を育てているのだけど、大きく青々とした葉を広げている様子に惚れ惚れして、あーおいしそう!と取り入れようとしたら!
お客さんが着ていたのだ。
見える?
ちっちゃなちっちゃな、透き通るような美しいカマキリだった。
ひまわり&浅葱の花 [小さな出来事]
今日はちょっと嬉しかったことを。
毎年小さなベランダに所狭しと花やら野菜やらを植えて楽しんでいるのだが、ドイツは天候不順でなかなか思い通りに行かないことが多い。今年は7月末まであんなに猛暑だったのに、8月に入ってからはがらっと秋になり、今はコートを手放せないし、今晩はちょっとだけだけどなんと暖房のスイッチを入れてしまったくらいだ。
そんな中、春から種まきして楽しみにしていたひまわりがなかなか育たず、もうだめかなーと思ったら、今日花を咲かせた。
小さくて可愛い。
元気がいいのが浅葱である。ドイツ語でSchnittlauchという。これが本当に日本の浅葱と同じなのか、ちょっとナゾなのだけど、辞書にはそう載っている。それを鉢植えで買ってきて、ベランダのプランターに移したら、まあ元気のいいこと!伸び放題増え放題、そして花がどんどん咲く。愛らしいきれいな花だ。
菊(その2) [小さな出来事]
菊のレポートのアクセス数が非常に多いので、その後の様子も報告することにした。
買ってもらったのは9月22日。ブログに載せた写真を撮ったのは24日。
今日は27日だが、よく晴れて、結構暖かくて、こんなに花開いた。
開いたばかりの花は瑞々しくて本当に美しい。
そのまわりの開きかけのや蕾のものにもそれぞれの美しさがあって、見ていると時を忘れそうだ。
ろば [小さな出来事]
10月3日はドイツ統一の日で休日だった。今年は北ドイツのキールという町で統一記念行事が行われたらしい。統一を祝う行事は、首都ベルリンで開かれるのではなく、各州持ち回りで行っているそうだ。ちょうど首相になったメルケルさんが東独出身ということで、結構話題になっていた。
その統一の日、私たちはWesterwald(ヴェスターヴァルト)というところへきのこ狩りに出かけた。しかし、きのこに関しては明日以降に報告することにする。
ヴェスターヴァルトは場所的にはジーゲンの近くである。ジーゲンってどこ?と思った方は、ボンとマールブルクの間と思っていただけるといいだろう。
その辺はドイツ語ではMittelgebirge(ミッテルゲビルゲ)と呼ばれる低いなだらかな山岳地帯。ドイツにあるミッテルゲビルゲを3つ挙げよ、という問題が、そういえばドイツに気化したい外国人向けのドイツ常識テストに出題されているそうだったが、ヴェスターヴァルトはそのミッテルゲビルゲの一つである。
それはこんな感じ。
ちょっとアップダウンがある感じが分かるだろうか。なだらかな丘陵地帯、とでも言うべきか。振り返ると森がある。
森の近くで、ロバに出会った。
ロバを間近で見たのは初めてだったので、草を摘んでやってみたりして、きのこ狩りはそっちのけですっかりロバと楽しんでしまった。
簡単な網の策があるだけだと思ったら、モーター付だった。電気ショックで逃げないようにしているのだ。ソーラーをつけているところが、環境大国ならではという感じがするが、どうだろう。
きのこは育つか? [小さな出来事]
きのこ採りの際、同行したコドモがきのこの根を採取し、うちで育てると言う。
そこら辺を泥だらけにしながら黙々と一人で植え付けを行うコドモ。
さて、きのこは顔を出すだろうか。
乞うご期待。
今時のコドモ [小さな出来事]
先週から2週間は、ドイツの学校は秋休みである。
ここNRW州は今年の夏休みが6月末から8月初めまでだったから(ドイツでは州ごとに学校の夏休みの時期がずれている。休暇の集中を防ぐためらしい)、新学年が始まって(ドイツは秋から学年が上がる)約2ヶ月経って、2週間の休みに入ってホッと一息といったところだ。
今日はコドモの友達が遊びに来ていた。何をして遊ぶかと言えば・・・
外に行けばいいのに、と思うけれど、今時の子どもはやっぱりコンピューターゲームが主流らしい。少年たちの会話をちょっと聞いてみると・・・(下手な翻訳なのでイマイチ少年ぽくないが)
A: ここでこの通りを買っておけばあとで家を建てられるから得だよ。
B: でも手持ちが少ないんだ。
A: そっちの通りを担保に借金すればいいじゃないか。
あーだこーだと議論しながらゲームを進めていっている。5年生ともなると、借金の担保などといったことがゲームになるのだな、へええ。
まあでも、ドイツ語で担保はPfand(プファンド)といい、この言葉は普通、空き瓶やペットボトルの回収にも使われてて(空き瓶を返すと戻ってくる瓶代がPfand)、小さい頃から馴染みがあるらしい。なにしろ、空き瓶のケースやペットボトルの空いたのを持ってスーパーへ買い物に出かけるのが日常であるし、子どもたちは学校で空き瓶集めをしたりしてるのだ。哲学用語などのドイツ語に代表されるように、日本語に訳すと難しい言葉になるけれど実際は簡単な日常語であるドイツ語は非常に多い。
そこへパパが「パンケーキを焼いたから食べにおいで」と呼びにきて、少年たちが行ってしまったところを盗み見ると・・・
やっぱりモノポリーだった。
ボート [小さな出来事]
荷物を積んで、いざ出発!
どこへ行くんだろう?
ここ!
カモさんたちも遠巻きにごあいさつ。
船着場に前から入るかお尻から入るかについて議論する父子。
また荷物を積んで・・・
おっとっと。
カモ [小さな出来事]
うちの近くには公園があって、そこの大きな池はいろんな鳥たちがいる。
これは去年の冬に撮ったものだが、カモの首には白い線がある。日本のカモと同じ種類だと思う。
しかしこんなカモも。これは春に撮ったもの。
その他、こんな鳥たちも。
もうすぐガチョウの季節だ。ガチョウの足のローストは絶品。晩秋の楽しみの一つである。
さて、うちの今夜の夕食を捕ってこようかな・・・!
かぼちゃ [小さな出来事]
うちのベランダで育てたかぼちゃが、一つだけ実をつけた。
なぜ狭いベランダでかぼちゃを育てることになったのか。うちのコドモが食べられるものを植えたがるからである。花より団子。おかげで夏中、かぼちゃの花を楽しんだ。
花はたくさん咲いたのだけど、実はこれだけ。こんなに小さいけれど、満足している我々である。
ベランダの楽しみ [小さな出来事]
最近、特に都会ではそれほどでもなくなったけれど、ドイツは基本的に、窓をぴかぴかに磨き、窓辺やベランダに花を飾ることに命をかけている国である。
10年位前までは、日本人駐在員の家などに突然近所の人が窓掃除の洗剤をお土産に訪ねてきたり、あなたの家は綺麗だけどただ一つ欠けているのは窓の花だ、などとコメントして行ったりすることがあったそうだ。
うちのベランダは、外に綺麗に見えるようにしているわけではないけれど、ごちゃごちゃいろいろな緑が植えられている。その半数くらいが、コドモの意見を反映して食べ物である。
例えばイチゴ。
無花果。
最近コドモがおねだりして買ってもらったものはオリーブ。
コドモが去年の誕生日におねだりしてプレゼントされたものはオレンジ。
コドモの今の希望は、クリスマスに葡萄の木をプレゼントしてもらうことである。さてさて。
ベランダの楽しみ2 [小さな出来事]
私もベランダに食べ物を好んで植えている。
まず、前にも書いたけど、紫蘇。青葉の紫蘇だ。日本食材店で買うと高いので、自分で育てて夏中楽しんでいる。
次に、ミント。これはミントティーにする。いい香りだ。今はもう秋になってイマイチな写真しか撮れなかったが、ミントの花が咲いていたのでご紹介。
そして、バジル。これはどんどん増えるので食べるのが追いつかない。
でも、なんといっても一番好きなのは、浅葱だ。前にも載せたけれど、この花は本当に綺麗だと思うのでもう一度。
ライン河畔の楽しみ [小さな出来事]
夏のある日、ライン河畔を散歩したときの風景。
子どもたちが砂場で何かを作っているのは、万国共通のことだろう。
でも、大人がこんなものを作るのは、珍しいのでは?
なにか心の中を表現したもののようで、非常に興味深く、出来上がってその人が立ち去ったあとで写真に撮らせてもらった。
花売り [小さな出来事]
デュッセルドルフの郊外で、こんな花を見つけた。
この花は、こんな花畑の一角にあった。
遠くの看板に、Blumen selbst schneidenと書かれている。花を自分で切る、という意味だ。
ここは色々な花やハーブが植えられている畑で、それを通りすがりの人が勝手に入って好きな花を好きなだけ好きなように切って買っていってよいところである。
そういえば日本でも、畑の道端に「一袋100円」などと書いて取れた作物が無人で置かれていたのを見たことがあったけど、今もそういうのはあるのだろうか。
花バサミと値段表、お金を入れておく袋はここにある。
たいていの花がもう終わりかけていて、買おうと思うほどのものは残念ながらなかった。
最初の写真は、Seidenpflanzeという。直訳すると「絹植物」。ふーむ。桑じゃないし、なんだろう?
フクシア [小さな出来事]
adaさんのブログで数日前にフクシアの記事を読んだ。
ほうそうなのか、フクシアって、ドイツの植物学者フクスさんから名を取ったものだったのか。
ブログを通して色々と勉強になるこのごろである。
うちにもそのフクシアがある。ドイツ語ではFuchsieといい、フックシエと聞こえる。最初の「フ」にアクセントが置かれる。ちなみにドイツ語でFuchs(フクスというよりフックスと聞こえる)は狐のこと。私は長いこと、どうしてこの花は狐と関係があるのだろう、と思っていたのだった。なんことはない、ミスター狐さん(植物学者フクスさんのこと)の名に由来していたのだ。
秋になってもう元気が無いけれど、まだ咲いている。adaさんの素晴らしい写真と比べると淋しい限りだが・・・
蕾もたくさん。まだもうしばらく咲きそうだ。
もう一つ、ちょっと違う種類のフクシア。こちらの方が元気である。
つけたしで、秋の色をしてきたイチゴ。
先日紹介したツタの紅葉は、ブドウの蔓。
今日は非常に風の強い日だった。うちのアパートの中庭に大きな木があって、その紅葉を写そうとしたが、まさに嵐、ピントがボケボケである。
カササギ [小さな出来事]
まず、今日のデュッセルドルフ。暖かくてとてもいい天気だった。
今日は12時ごろから出勤。うちのちかくの通りはお昼の所為か車通りが少ない。
ふと見ると・・・
これはカササギである。デュッセルドルフではそこら中にいる。声がとても可愛い。羽を広げた姿もとてもステキなのだが、それは残念ながら写真に収められず。
カササギは、ドイツ語でElster(エルスター)。
今日の大学は、お昼なので明るい。21度くらいまで気温も上がり、Tシャツの人とダウンジャケットの人が入り乱れていた。
余談だが、ドイツ人は、もう10月だから、まだ10月だから、といった服の選び方をしない。それに、周りと同じ格好じゃなくても無頓着だ。自分が寒いと感じるか暑いか、それが全てであって、周りがコートを着ているか半袖かはどうでもいいらしい。明るければ秋でもサングラスをするし、寒ければ夏でもコートをまとうのである。
これもスッポンタケ? [小さな出来事]
みほさまのブログの記事を見て、あれ?似てるの私も見たなあ、とごそごそ。
これです。
これもスッポンタケ?
私はこれを見て、Schwanzみたい!と思ったのですが・・・(ドイツ語辞書で、尻尾以外の訳語をお探しください。)おほほほ。
ドイツの駅 [小さな出来事]
今日は朝から出張。
8時過ぎのデュッセルドルフ駅の様子。
私が乗る電車は8時40分発のRE1である。REは、Regional Express(レギオナール・エクスプレス)の略。電車名と、停まる駅と停まる時刻、最終目的地が書かれている。すぐ下のICEは、終着駅がアムステルダムだ。国境が地続きのヨーロッパでは、こういうのが珍しくない。昔、青函トンネルが開通したときに札幌駅で「上野」という文字を見たときには感動したものだが、今はすっかり慣れてしまって感動が薄らいでしまった。
表示板にはこう出る。
待っている間に隣のホームにICEが入ってきた。ちょっと新幹線に似ている。
さて、次はケルン。でも、ケルン中央駅ではなく、隣のケルン・メッセ・ドイツという駅。ここで乗り換えてケルン空港へ。遠くにケルン大聖堂が見える。
私の乗るS Bahn(エス・バーン、普通電車のこと)が入ってきた。
空港で出迎える方がなかなか出てこないので、ちょっとドイツの飛行機を撮ってみたり。これはルフトハンザ。
一仕事終えて、帰りの空港駅で。ドイツは兵役の国なので、こういう若者たちをよく目にする。
最後に乗り換えのケルン・メッセ・ドイツにて。この鉄橋を超えるとケルンである。
ベランダの藤 [小さな出来事]
うちのベランダでは、5年ほど前に相方が植えた藤がどんどん大きくなり、3年前にちょっとだけ花を咲かせた。
昨年はしかしながら蕾のまま終わってしまい、大きな鉢の土を新しく植え替え、今年を迎えた。
そして今年。
これは今年の5月初め。
7月にももう一度。
私がドイツ人と一緒に暮らすようになるにはもちろん色々な要因があったのだが、そのうちの一つは「藤の花をもっているドイツ人」というのが大きな位置を占めていた。
今日の藤。来年も元気で花を咲かせてね。
そして今日の菊。まだ結構元気である。
雁 [小さな出来事]
うちの近くに生息する雁の様子をご報告。
ぽりぽりさまによると、これはシジュウカラガンというそうだ。
お食事中。
散歩中。
またお食事。
二人で(二羽で)仲良くお食事。
仲違いしてもお食事。
紅葉 [小さな出来事]
二日ほど前、ウィーンでは雪が降ったというが、デュッセルドルフでも木枯らしが吹き荒れた。
それでかなり落ちてしまったのだが、その直前に撮ったデュッセルドルフの紅葉をご紹介。
カモさんたちも日光浴を存分に楽しんでいた。
デュッセルドルフの美術館 K21 [小さな出来事]
デュッセルドルフにはいくつか美術館があるのだが、特に有名なものは無いようである。ベルリンやハンブルクやドレスデンやミュンヘンに行ったときには美術館めぐりをしたものだが、5年も住んでいるデュッセルドルフでは、展覧会には行ったことがあっても美術館の常設展示を見に行ったことは無い。
うちの近く、いつも水鳥や池の写真を撮ってここに載せているところは、K21という美術館である。もともとは議会議事堂があったところだそうで、今でも政治家の集まりにたまに使われているようである。モダンなカフェもあって、雰囲気がいいところだ。
池の周りには散歩道ができていて、ベビーカーを押したお母さんやお年寄りのご夫婦などがよくゆっくり歩いている。
K21はKunst des 21sten Jahrhunderts の略で、21世紀の芸術、という意味である。これとペアの形で、K20という美術館もある。K20は旧市街にあり、この二つの美術館の間を簡単に行き来できるようにレンタサイクルがある。美術館のレンタサイクル制度は、ここがドイツで初の試みなのだそうだ。
春から秋にかけてしか貸していないそうだが、美術館の入場料を払えば無料で自転車が借りられるそうだ。自転車には地図がついている。下の方の赤い点がK21、上の方のがK20である。
マウスのオープニング [小さな出来事]
今日は私の顔として出ているマウスの先日のオープニングをご紹介。
これから手品をいたします。
あれ?出てこないぞ?
叩いてみたら帽子が動き出して・・・
なんか吹き出してきて・・・
じゃじゃーん!
でもまた消えちゃった・・・
手を突っ込んだら、きゃー!!吸い込まれちゃった!
やっぱりエレファントだったのね。
マウスについては以前にも記事に書いた。よろしければこちらもどうぞ。
http://blog.so-net.ne.jp/megimigi/2006-10-16-1
この番組は、アメリカのセサミストリートにちょっと似ている。全部で30分番組なのだが、数分ずつに区切られ、キャラクターのやり取りだけではなく、工場の様子や社会の出来事、伝統的な行事についての説明、短い歌や小さな物語も流れるのだ。セサミストリートや「おかあさんといっしょ」と大きく違うことは、これは教育番組ではないことである。躾をする場面がないのだ。みんななかよくしましょう、ずるいことをしてはいけません、いじめてはいけません、きまりをまもりましょう、といった躾けに類する映像は全く無い。そこがとても気に入っている。
マウスとエレファントはしゃべらない。ほんの数十秒の動作を描いたアニメ映像だけでドイツの子供のハートをつかんだキャラクターである。1971年の番組スタート以来、大人の心もつかんでいるようである。
リンゴのリース [小さな出来事]
最近は以下のような飾りが花屋でよく売られている。
11月11日が近づいてきてからよく見かけるようになったので、たぶんファッシングと関係があるのだろうと思う。ファッシングとはカーニバルのことだが、2月のカーニバルのハイライトに向けてカーニバルの季節が始まるのは聖マルティンの日である11月11日の11時11分なのだとか。11という数字が並ぶのは、キリスト教の十戒を超える数字だからだとか。
どうもよくわからないのだが、それはさておき、この時期にいっぱい取れるリンゴを飾りに使うのはなんともいい雰囲気だ。部屋に置くと、リンゴとその他の木の実とモミの枝のいい匂いがする。植物の飾りには常に生ものを使うところがドイツの特徴で、造花を飾っているうちはほとんどない。クリスマスツリーだって、生のモミの木なのだ。
このリースは立派なだけあってちょっと高い。
この花束風なのがお手ごろ。
花の苗なども売られていた。今から育てると春に楽しめるのだろう。
日本風 [小さな出来事]
これは、ドイツ人が日本をイメージしてデコレーションしてくれた朝食である。
パンの薄切りの上にのっているのはMett(メット)というのもので、燻製にした豚のひき肉を細かくしたもの。生ハムを細かくしたようなイメージで、なかなか美味しい。玉葱のみじん切りと胡椒をふってある。
その上に5つ並んでいるのは干し無花果。この時期、スーパーにたくさん並んでいる。下のオレンジ色の3つは干し杏だ。
右に別のお皿で並んでいるのは、ゼリー状のお菓子にチョコレートのコーティングをしたもの。
ところで、タイトルの「日本風」という言葉に違和感を感じた方はおられるだろうか。
「和風」というと、ヨーロッパのものを日本で日本風にアレンジしたもののことをいうから、ヨーロッパで和のものをヨーロッパ風にアレンジしたものを私は「日本風」と言葉を変えて呼んでいる。ちょっと困るのは、ヨーロッパの人は日本のものをヨーロッパ風にアレンジしたものだとはなかなか認めたがらず、日本風にしたのよ、と主張するところだ。
晩秋 [小さな出来事]
11月も半ばを過ぎたというのに、今日は最高気温が17度だった。
ドイツの11月としては、異例の暖かさ。異常気象だ。
今日は秋晴れで、ピークを過ぎた紅葉が最後の輝きを放っていた。
落ち葉がたくさん積もっている。
よく見ると、いつも元気なEfeu(エーフォイ=キヅタ)と、紅葉した生垣の葉と、落ち葉とが、三様の美しさを演出している。この緑のエーフォイは、ドイツではちょっと雑草扱いされている。どこでも元気で、一度生えるとすぐに他を圧倒してしまうのだ。
落ちたばかりの葉は、まだみずみずしい。
卵屋兼果物のコンポート屋件その他もろもろ [小さな出来事]
ここは私がよく卵を買うところ。マルクトの一角である。
手前に写っているオレンジ色のはかぼちゃである。この種類はなかなか美味しい。パンプキンスープにすると絶品である。
奥にちょっと写っている瓶は、ジャムの数々。
ここにはこんなものも。白いのはガチョウの卵、栗、そして果物のコンポート。
ガチョウの卵はかなり大きい。普通の卵の3倍くらいはある。思わず一つ買ってしまったが、さて、何に使おう・・・
ここで買った卵をタルタルで使ったら、なんと、双子だった!
いつも行くマルクトの様子。この日は人出が少なかった。
寒かったけれど、道端には花が。落ち葉の中で健気に咲く花は美しい。