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ベルリン中央駅 [ベルリン]

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これはデュッセルドルフ中央駅。
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乗る電車を待っている間にあれこれ撮影。ドイツの電車は自転車を積み込めるので、どこかへサイクリングに行く人たちが集合していた。
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めぎたちは今回ICEの1等を予約。早めに予約すればデュッセルドルフ=ベルリン往復が座席指定込みで一人当たり100ユーロくらい(3か月前に購入。もっと前に買えばもっと安かったらしい)。2等はもっと安いけど、座席指定にお金がかかる。それなら1等を取っちゃえ!と思うようなお値段。だって、ベルリンまで4時間半くらいかかるんだもの。新幹線のグリーンで4時間半の旅を往復すると思えば、それが100ユーロ(1万3千円程度)って破格でしょ。片道じゃないのよ~

中はゆったり。
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通路をはさみ、片側は1列。めぎたちがいた方は2列。一人旅にも非常に便利だ。
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めぎたちはわざと向かい合わせのテーブル席を予約した。こうやってお弁当やパンを広げたかったから。
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25分ほど遅れてベルリン到着。
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向こうには、旧東側にあるテレビ塔。
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めぎがベルリンに来たのは1984年と2003年。84年は壁があった東西分裂時代だし、2003年は未だ大工事中だった。うちのドイツ人は70~80年代に何度も来たが、最後が壁崩壊の頃。新しくなったベルリンは全く知らない。

開放的な明るい駅ね~
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めぎたちは、ベルリン中央駅を利用するのは初めて。2006年のドイツでのサッカーW杯に合わせて作られたそうだが、めぎたちの知識では、ベルリンは未だツォー駅に到着するところというイメージ。いやはや、本当に我々ってジジババになったわね~という感じ。
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ホームからガラス越しに首相府と国会議事堂が見えた。
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ベルリン中央駅は3層式。到着したのは高架ホームで、入り口はあちら。
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地下ホームまで全て吹き抜けになっている。
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なかなか面白い開放的な構造。
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東京駅がレトロな重厚さをテーマに改装したのに対し、ここのコンセプトはずいぶん現代的ね。
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さて、めぎたちはここからローカル線へ乗り換えた。ローカル線も高架ホームから。
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ローカル線の中。
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途中、懐かしのツォー駅を通過。
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こうしてベルリンへ向かったのは、ハンブルクの友人夫婦とこの夏ベルリンで会うことに決めたから。毎年どこかへ一緒に旅をしているのだが・・・数年前は日本へ、その後ライン河畔の古城ホテル、リューゲン島などを旅し、今年はベルリンに決めたのだ。というのは、友人夫婦の娘さんがベルリンに住んでいるから。娘さんの住むシャーロッテンブルクという旧西側の地域に宿を取り、あちこち案内してもらった。そんな旅の話は数日後から。明日は帰りのお話を・・・最初に鉄道の話をまとめておきたいので。

撮影: Nikon 1 V3 + 18.5mm(F1.8)
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13時間の旅 [ベルリン]

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ベルリンの話は一気に飛んで、これは帰りの日。ローカル線に乗ったのは11時15分頃。
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11時半頃ベルリン中央駅到着。
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帰りの電車は12時過ぎ。ちょっと時間あるので・・・
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一休み♪
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めぎはアイスコーヒー、うちのドイツ人はコーラを。日本と大きく違うことは、アイスコーヒーとはアイスクリームが乗っている珈琲のことで、ヘタするとその珈琲は温かいことさえあるのだが、この日の珈琲は一応冷たかった。コーラは日本と違ってこういう風に瓶で出され、自分でコップに注ぐ。いずれにせよ、氷はない。これで全部で9ユーロ弱(約1200円程度)。高~い・・・ベルリン中央駅はベルリンの普通の相場の倍くらいの値段だった。
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さて、ホームへ行きましょ。
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戻りのホームは地下。
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地下だけど吹き抜けだから外のように明るい。
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そして無事に出発。出発時点で既に10分くらい遅れていた。遅れたのは、車内のアナウンスによると、乗客が乗り込みに混乱して時間がかかったからなのだそう。でもね、どうしてそんなに混乱したかといえば、来た電車の号車番号が予定とまるっきり反対だったからなのだ。誰もがきちんと自分の指定した座席の号車番号のところで待っていたのに全然違ってて、めぎたちなどはホームの端から端まで移動しなければならなかった。ホームも車内も、自分の号車へ移動する人たちが狭い通路で交差して、大混乱になったのだ。予めその旨を告げるアナウンスでもあれば時間短縮できただろう。それを、混乱の原因を詫びもせず、乗客の乗り込みに時間がかかったので遅延が生じたとアナウンスするって、どういうこと?

その昔はドイツって時間に正確な国だったけど、今や公共交通機関が遅れないことなんて、無い。どうしてなのかしら・・・これは一つの仮説に過ぎないが、破格の値段でバスや飛行機や自家用車との競争に打ち勝とうと頑張っているしわ寄せが、たぶん職員の給料の辺りに出ているんじゃないかなと思う。お客が快適な旅ができるよう気持ちよくサービスしようというような気分には誰もなれないような、もしくは、時間に正確にキッチリ仕事をして自分の仕事に誇りを持とうと努力するような状況には誰もなれないような、劣悪な労働条件なんじゃないかしら・・・遅れようとどこか壊れてようとゴミが落ちていようと、この人たちは自分たちの職場がどれほど乱れていようとどうでもいいんじゃないかしら、と思う様なことがたくさん目につく。1等の座席もあちこち壊れていて、足置き台が上がらなかったり、枕が外れていたり。ICやICEの1等がよ。普通、1等って、会社の威信をかけてしっかり整備するんじゃないかしら・・・一事が万事そういう適当さで、10分程度遅れてもたいした話しじゃないという感じ。

さてさて・・・電車はどの後それなりに順調に進み、まずヴォルフスブルクへ。ここはかつてハーゼーベがプレイしていたスタジアム。彼は今はフランクフルトね。
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ヴォルフスブルクはフォルクスヴァーゲンで有名な街。というか、それしかない街。訳すと「オオカミの城」という意味だが、ここにかつてオオカミがいた訳ではなく(いや、この辺りはかつては森で、その森にはもちろんオオカミが住んでいたはずだが、それを名前の由来にしているサイトもあるが)、このオオカミという意味のヴォルフは実はヒットラーのニックネームに由来するらしい。1938年ヒットラーがここに礎石を置き、フォルクスヴァーゲンの工場が建設されたのだが、そのためヒットラーの城という意味でヴォルフスブルクと名付けられたのだとか・・・それが本当か否か、Wikipediaを見ても分からなかったが、少なくともドイツ人たちの間ではそう言われている。
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そんなことを話しつつヴォルフスブルクを通過。
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その後、ハノーファーに着く前に突然電車が止まった。どこだかに落雷があったというのだ。しばらくして、電車は進行方向と逆に動き出し、おお~ベルリンへ戻るのか?などと思っていたら路線変更してなんとかハノーファーの駅へ。この時点で25分の遅れ。
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同じコンパートメントの人が降りたので、車内を撮影。帰りの電車はICで、ちょっと古めのコンパートメントタイプ。このとき、食堂車に行ってカプチーノを購入し、ベルリンで予め買っておいた生ハムのサンドを食べた。
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そしてのろのろ運転でビーレフェルトという駅に着いた。ビーレフェルトはベルリンからデュッセルドルフまでの道のりの残り約3分の1くらいの地点。しかしここからが長かった・・・電車は雷雨と暴風の影響ですっかり止まってしまった。落雷でコンピューター制御が麻痺し、さらに暴風で木が折れたり枝が散らばったりして線路が塞がってしまったらしい。
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それでも電車の中は空調が効いていたし、コンパートメントをめぎとうちのドイツ人で二人締めで、まあ2~3時間くらい遅れても別にたいしたことはないよね、という感じだった。なにしろめぎは高校が夏休みだからそんなにストレスがなかったし、うちのドイツ人もベルリンで楽しく過ごしたあとだったのでリラックスしてたのだ。これは16時半の撮影。予定ではその頃デュッセルドルフに着いていたはずだった。
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待っていた5時間くらいの間(そのあともずっとずっとデュッセルドルフに着くまで)、うちのドイツ人は延々と新聞の数独とクロスワードパズルに勤しみ・・・(1等は新聞が無料で色々置かれていたので次から次へと勤しみ・・・)
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めぎは1等の無料のWifiでみなさまのブログ訪問、コメントを書いたりしていた。
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電車が止まった直後に水が無料で配布されたが、18時過ぎ、ビールとチョコレートケーキもいただいた。ちなみに食堂車は閉鎖されてしまい、温かい食事はいただけなかった。パンなどは電車を降りて駅に入れば買えたようだが、そんな気分にならなかった。ここでおにぎりでも売っているんだったらめぎは買いに行っただろうな・・・
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その後アナウンスで、向かいのホームの電車に乗り換えるよう指示された。おお、そろそろ移動できそうね、といそいそと荷物をまとめて乗り換えたが、乗り込んでも一向に発車せず、発車したのは20時過ぎ。これは20時24分にどこかでまたストップしていたときの撮影。
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電車は本来の路線が使えずぐるっと大回り。これは予定外の駅。このとき20時34分。
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そして、とうとう日が暮れ始めた・・・21時47分。
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残念ながら乗った電車はドルトムント止まりとなり、そこで乗り換え。世界はちょうどブルー。
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デュッセルドルフ行きという文字が輝いて見える!
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22時23分・・・乗る電車は18時12分発のはずだったのね。
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そして、23時50分頃デュッセルドルフに到着。
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さらに乗り換えなければならない人たちか、払い戻しを求める人たちか、長い行列が。夜中なのにお気の毒ね。
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この後めぎたちはトラムで自宅へ。自宅到着は0時15分頃。配られたビールとチョコレートケーキのあと何も食べていなくて、あまりにおなかが空きすぎて、もう空腹感もなかった。

そんなわけで、13時間もかかったという訳だ。ドイツから日本へ到着できちゃうわね。もちろん天候の所為だから仕方がないが、どうも天候の所為ばかりではないような気がする・・・できるだけ早くナントカしようとか、どうしたら早く解決できるか考えるとか、そういう努力があまり感じられないのだ。その点、日本って凄いなあ・・・日本で新幹線代や電車代が高いのには一理あるという気もする。あの正確な運行や迅速な事故処理にはそれだけのコストがかかっているのだ。安かろう悪かろうでは・・・ねえ。

明日からはベルリンでの旅のお話を。

撮影: Nikon 1 V3 + 18.5mm(F1.8)、D600 + 20mm(F1.8)
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トラビ [ベルリン]

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先日40℃を記録したドイツだが、急激に気温が下がり、今日は昼になっても14℃。フリース着て過ごす夏・・・むむむ。

さて、ベルリンで最も印象に残ったもの。
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長~~~~いトラビ!
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トラビというのはトラバントの愛称で、トラバントというのは旧東ドイツで生産していた車。

これ、タクシーなのかな?
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いいな~♪
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撮影: D600 + 20mm(F1.8)、Nikon 1 V3 + 30-110mm(F3.8-5.6)


♪ 黒つながりでおまけ ♪

うちのドイツ人の最も印象に残ったもの・・・
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このアジア系のウエイトレスさんの黒のショートパンツから見えている黒のレース!
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全く男というのは・・・
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