モーゼルワイン [食べ物・飲み物]
昨日、トリアーというドイツのルクセンブルクとの国境の町に留学中の友人が、モーゼルワインをお土産に遊びに来た。
Elbling(エルプリング)という白ワインである。
このElblingというぶどうは、なんとローマ時代からワインに使われていたものだとか。
トリアーといえば、2000年の歴史を持つドイツ最古の町で、ローマ時代の遺跡で有名だから、由緒あるぶどう酒のお土産はなかなかに粋だ。
飲んでみると、わあ!鉱物!!
ミネラル、なんていう外来語では済まされない、鉱物の味。
やみつきになりそうだ。
色もしっかりしている。黄色ではなく、薄緑色だ。
この写真はもう飲んでしまったあとで撮影したものだが、このように、瓶も薄緑色に染まっている。これも、モーゼルワインの瓶の特徴らしい。ワインの色から発想されてこういう色の瓶が作られたのだろうか。
ココナッツの飲み方・食べ方 [食べ物・飲み物]
デュッセルドルフでは、よく食料品の買い物をする場所として普通のスーパーの他に八百屋、肉屋、魚屋、パン屋・・・など専門店も幅を利かせてるし、広場に週に一回くらいの割合で開かれる市場(マルクト)も新鮮で旬のものを買えるいい機会なのだけど、それらと並んでもう一つ、トルコ系の生鮮食料品店が非常に目に付くところである。
トルコ系だから当然豚肉が売られてなくてラム肉がたくさん並んでいたり、美味しいトルコ・パンやギリシャの飲むヨーグルトに似た変わった飲み物があったりするのだが、なんと言っても野菜と果物の品揃えが素晴らしい。生姜や白菜、大根、みず菜などが手に入るし、富士リンゴが売られていることもある。果物はありとあらゆる種類があるという感じで、日本では見たことのなかったものも多く、なかなか楽しい。
そんな中、ココナッツがよく売られている。ドイツ語ではKokosnuß(コーコスヌースと聞こえる)という。南の島にも行ったことのない私としては、ココナッツってどうやって食べるものなのか、よく分からなかったので、ここでご紹介。
まずトンカチとノミを用意。それでココナッツに二つ穴を開ける。子供でもできるくらい意外と簡単だ。
穴が二つ開けば片方にストローをさして中のジュースを飲むことができる。
また、ストローをコップの中に入れ、もう片方の穴から息を吹き込めば、自動的にジュースが出てくる。
ジュースが出切ったら、トンカチでどんどん叩いて割れ目を作り、そこからノミで穴を広げて蓋のように割ってしまう。すると中にはいっぱいジュースが!
中はこんな感じ。
これをナイフで切り出すと一応食べられる。
私にはイマイチ物足りない味だったけど、好きな人にとってはすごーく美味しいものだったらしい。
南の島ではどうやって食べてるのだろう?
牛タンの煮込み その1 [食べ物・飲み物]
今日は牛タン料理をご紹介。
牛タンと言えば焼肉のタン塩や仙台名物などが浮かぶけれど、ドイツのは煮込みが主流のようだ。スーパーでは牛タンはあまり手に入らず、必要なときは肉屋で注文して買う。スライスされて売られることは全く無く、塊で売られる。
残念ながら生のうちに写真を撮ることが出来なかったので、茹で上がったところから。それでもその大きさが分かるだろう。
皮を剥く。
スーッと剥けると、いいタンなのだとか。
剥き上がった裸のタン。
これをスライスするとこんな風になる。
今日はとりあえずここまで。次はソース作り。乞うご期待。