2024年のイースターの日曜日 [文化の違い]
今日は2024年のイースター。
イースターになり、ああもうこの世にいないんだな、と義母を思い出す。彼女はイースターやクリスマスにカードとプレゼントを送る習慣を一度たりとも欠かしたことはなかった。去年もちゃんといつもの「Haha」つまり母と唯一覚えた日本語で署名したカードとともに可愛い本を送ってくれていたのだ。
めぎ家には彼女が送ってくれたイースターやクリスマスの飾りがたくさんある。こんな彼女の筆跡とともに。
いつかはそれが終わるのだと分かってはいたのだけど、こんなに急にその習慣が消え去るなんて、去年は想像もできなかったな。
こんな風に可愛らしくパッケージしてくれていて…
納戸の中にしまうのが忍びなくていくつかはめぎの部屋の引き出しの中に入れておいたのだが、今年は何しろ部屋の改装中でリビングはうちのドイツ人に占領されてて飾る場所がない。だから、これは中をちらっと見てまた仕舞うことにした。
もうこんなカードや飾りや本が送られてくることはない。いつもだったらイースター前に、イースターには教会でこれしてあれしてそれから誰々さんに招かれててどこどこでお茶して…というようなことを留守電に吹き込んでくれていたはずなのだが、そんな電話ももうない。
生きているうちに手持ちの物から少しずつめぎ家に分けてくれていたおかげで、今手許にある彼女の思い出。とっても貴重だ。
そして今日からヨーロッパは夏時間。日本が一時間近くなった。
やっと暗い時間が終わり、やっと3月が終わるのがとても嬉しい。
イースターになり、ああもうこの世にいないんだな、と義母を思い出す。彼女はイースターやクリスマスにカードとプレゼントを送る習慣を一度たりとも欠かしたことはなかった。去年もちゃんといつもの「Haha」つまり母と唯一覚えた日本語で署名したカードとともに可愛い本を送ってくれていたのだ。
めぎ家には彼女が送ってくれたイースターやクリスマスの飾りがたくさんある。こんな彼女の筆跡とともに。
いつかはそれが終わるのだと分かってはいたのだけど、こんなに急にその習慣が消え去るなんて、去年は想像もできなかったな。
こんな風に可愛らしくパッケージしてくれていて…
納戸の中にしまうのが忍びなくていくつかはめぎの部屋の引き出しの中に入れておいたのだが、今年は何しろ部屋の改装中でリビングはうちのドイツ人に占領されてて飾る場所がない。だから、これは中をちらっと見てまた仕舞うことにした。
もうこんなカードや飾りや本が送られてくることはない。いつもだったらイースター前に、イースターには教会でこれしてあれしてそれから誰々さんに招かれててどこどこでお茶して…というようなことを留守電に吹き込んでくれていたはずなのだが、そんな電話ももうない。
生きているうちに手持ちの物から少しずつめぎ家に分けてくれていたおかげで、今手許にある彼女の思い出。とっても貴重だ。
そして今日からヨーロッパは夏時間。日本が一時間近くなった。
やっと暗い時間が終わり、やっと3月が終わるのがとても嬉しい。
水曜日と木曜日の作業 [めぎ家改装中]
今日も床の張替えのお話を。その前に、バルコニーから見える木の可愛い葉っぱの芽を望遠で。
そのトリミング。
水曜日は作業後の撮影。マイスターさんが7時45分頃やって来て13時15分頃まで作業して、一気にあそこまで。
この日で板を貼る接着剤が一つ空いた。
綺麗に並んでいる。
端の方は切らないと板が収まらないし、部屋の造りが斜めなので一枚一枚測って切り落とさなければならない。マイスターさんはそれを一つ一つ丁寧にやってくれていた。
それから木曜日。これはバルコニーのギボウシの芽。
木曜日も作業後の撮影。板を張り終わった。
朝8時から12時半ごろまでの作業。一日前の進み具合から一気にスローペースになったように見えるが、最後の部分は一枚一枚板をサイズに合わせて切らなければならないので、時間がかかる。
小さいところもちゃんとパズルみたいにやってくれた。
その後天井と壁を塗り直しすので、まずはGrundierung(コーティング)をしてくれた。ペンキを塗ったときに元の色と混ざらないようにするためだ。
13時半頃この日の作業終了。マイスターさん、お疲れさま。
普通なら金曜日にまた作業が続くところだが、ドイツはこの金曜日、聖金曜日(キリスト磔刑の日)でお休み。土曜日はマイスターさんに他の仕事が入っていてできず、日曜日と月曜日はイースターで祝日。というわけで、4日間作業はお休みに入った。また火曜日にね、とマイスターさんは満足して帰って行った。あと残っている作業は、壁と天井のペンキ塗り、板張りのやすり掛けと隙間の処理、床のコーティング(その都度やすり掛けを伴い、3回繰り返す)。板を敷き詰め終わったとはいえ、全体の作業量としては、まだ半ばに差し掛かったぐらいかな。木曜日までに1回目のやすり掛けまで終わろうというのがマイスターさんの当初の目標だったけど、残念ながらそこまでは行かなかったわね。でも、もう部屋の板張りを終え、一気に部屋が別の部屋に生まれ変わり、ドアの外のアパートの階段のところにずっと積まれていた板の山が消え、なんだか魔法のよう。
作業が休みに入るので、ブログでもこの話は一時中断。
木曜日は雨がちの一日だったが、綺麗な夕空を見ることができた。
雲の動きはとても早く、ちょっとの間に全く違う空。
イースター休暇中で、空を愛でる時間の余裕があるのが嬉しい。
そのトリミング。
水曜日は作業後の撮影。マイスターさんが7時45分頃やって来て13時15分頃まで作業して、一気にあそこまで。
この日で板を貼る接着剤が一つ空いた。
綺麗に並んでいる。
端の方は切らないと板が収まらないし、部屋の造りが斜めなので一枚一枚測って切り落とさなければならない。マイスターさんはそれを一つ一つ丁寧にやってくれていた。
それから木曜日。これはバルコニーのギボウシの芽。
木曜日も作業後の撮影。板を張り終わった。
朝8時から12時半ごろまでの作業。一日前の進み具合から一気にスローペースになったように見えるが、最後の部分は一枚一枚板をサイズに合わせて切らなければならないので、時間がかかる。
小さいところもちゃんとパズルみたいにやってくれた。
その後天井と壁を塗り直しすので、まずはGrundierung(コーティング)をしてくれた。ペンキを塗ったときに元の色と混ざらないようにするためだ。
13時半頃この日の作業終了。マイスターさん、お疲れさま。
普通なら金曜日にまた作業が続くところだが、ドイツはこの金曜日、聖金曜日(キリスト磔刑の日)でお休み。土曜日はマイスターさんに他の仕事が入っていてできず、日曜日と月曜日はイースターで祝日。というわけで、4日間作業はお休みに入った。また火曜日にね、とマイスターさんは満足して帰って行った。あと残っている作業は、壁と天井のペンキ塗り、板張りのやすり掛けと隙間の処理、床のコーティング(その都度やすり掛けを伴い、3回繰り返す)。板を敷き詰め終わったとはいえ、全体の作業量としては、まだ半ばに差し掛かったぐらいかな。木曜日までに1回目のやすり掛けまで終わろうというのがマイスターさんの当初の目標だったけど、残念ながらそこまでは行かなかったわね。でも、もう部屋の板張りを終え、一気に部屋が別の部屋に生まれ変わり、ドアの外のアパートの階段のところにずっと積まれていた板の山が消え、なんだか魔法のよう。
作業が休みに入るので、ブログでもこの話は一時中断。
木曜日は雨がちの一日だったが、綺麗な夕空を見ることができた。
雲の動きはとても早く、ちょっとの間に全く違う空。
イースター休暇中で、空を愛でる時間の余裕があるのが嬉しい。
火曜日の作業 [めぎ家改装中]
今日も床の張替えのお話を。うちのドイツ人の代わりにマイスターさんに依頼した床の張替えの二日目のこと。
同じような写真ばかりなので、まずはバルコニーから見える白い桜を望遠で。
そのトリミング。
さて、マイスターさんが作業しているところもちょこっと撮らせていただいた。
もうここまで敷き詰めた。
部屋の3分の1に差し掛かる辺りかな。
部屋の端っこはまだそのままになっている。どうしてかな。
この日はここまで。
綺麗に敷き詰められ…
うちのドイツ人の計算通り、バリアフリーになった。下に敷いた板は、高さを計算して買っておいたのだ。下の部分を削り落としたドアもきちんと締まる。マイスターさんはうちのドイツ人が用意したものを使って足りないものだけ調達して希望通りやってくれている。ほかの業者はデザインや資材の提供まで含めてやりたがり、うちの希望のようなのはなかなか受け付けてもらえなかったので、引き受けてくれたマイスターさんに本当に感謝。
日々進んでいくのを見るのは嬉しくもあり、寂しくもある。リビングと廊下を張り替えて、すっかりコツを覚えて自画自賛だけどプロと同等の腕前になったかなというところで自分でできなくなっちゃうなんて。ここまで進んで、やり遂げた感を味わうことと、凄いね、頑張ったね~上手だねって褒めてあげることが、めぎたち両方にとってどんなに楽しかったか、思い知る。でも、だからと言ってそのまま放っておいて止まっているわけにもいかないし、治ればまた別のものを作ったり何かをしたりする喜びもあるわけで(うちのドイツ人にはまだまだ自分で作りたいものやしたいことがあるようだ)、こうしてお願いしてでも進んでいかなければね。
この日は7時45分頃から14時ごろまで作業して終わった。
続く。
同じような写真ばかりなので、まずはバルコニーから見える白い桜を望遠で。
そのトリミング。
さて、マイスターさんが作業しているところもちょこっと撮らせていただいた。
もうここまで敷き詰めた。
部屋の3分の1に差し掛かる辺りかな。
部屋の端っこはまだそのままになっている。どうしてかな。
この日はここまで。
綺麗に敷き詰められ…
うちのドイツ人の計算通り、バリアフリーになった。下に敷いた板は、高さを計算して買っておいたのだ。下の部分を削り落としたドアもきちんと締まる。マイスターさんはうちのドイツ人が用意したものを使って足りないものだけ調達して希望通りやってくれている。ほかの業者はデザインや資材の提供まで含めてやりたがり、うちの希望のようなのはなかなか受け付けてもらえなかったので、引き受けてくれたマイスターさんに本当に感謝。
日々進んでいくのを見るのは嬉しくもあり、寂しくもある。リビングと廊下を張り替えて、すっかりコツを覚えて自画自賛だけどプロと同等の腕前になったかなというところで自分でできなくなっちゃうなんて。ここまで進んで、やり遂げた感を味わうことと、凄いね、頑張ったね~上手だねって褒めてあげることが、めぎたち両方にとってどんなに楽しかったか、思い知る。でも、だからと言ってそのまま放っておいて止まっているわけにもいかないし、治ればまた別のものを作ったり何かをしたりする喜びもあるわけで(うちのドイツ人にはまだまだ自分で作りたいものやしたいことがあるようだ)、こうしてお願いしてでも進んでいかなければね。
この日は7時45分頃から14時ごろまで作業して終わった。
続く。