水仙が終わりを告げて

今日はスマホで撮った写真から。

3月中旬からずっと曇りがちのデュッセルドルフ。これは朝9時ごろの撮影で…



これは午後2時近く。



一見、まだ綺麗に咲いているように見えるけど…



よく見ると花の一部が茶色くなってきていた。



トリミングを見ると、ね。



その後、雨がザーッと降ったりやんだりを目まぐるしく繰り返すドイツ特有の春の天気になり、水仙は倒れてしまったりもっと傷んでしまったり。ああ、春一番の嬉しい季節があっという間に終わっていく…

そして、水仙は終わりを迎えた。



どんどん茶色くなっていく。



せっかく晴れても、もう美しい水仙の姿は変わり果ててしまい、今年もしっかり撮らないうちに終わってしまったなぁとちょっと心が痛む。その横で雑草の花がにぎやかになってきていた。



しかしそれもあっという間に刈られてしまった。まあ伸び放題になると虫も発生するから仕方がないのだが、綺麗な花が終わるぐらいまでちょっと待って欲しかったな…水仙の部分がキッチリそのままになっているのは、もうしばらくこのままにして葉っぱにちゃんと太陽の栄養を取り込んでもらうためなのだろう。例年、葉っぱまで枯れた頃に全部しっかり刈られる。ちなみに刈り取るのは市の業者。ドイツには町内会制度はなく、従って公道の雑草の刈り取りなどを市民がやることはない。



さて、水仙ってドイツ名で「ナルツィッセ」というのだが、別名「イースターの鐘」と呼ばれたりする。そのイースターを告げる鐘が枯れてしまったところで今日からやっとイースター休暇に突入！今回の休暇はどこにも出かけないし持ち帰り仕事もいっぱい抱えているが、でも、ずっとうちにいられるというのが嬉しい。仕事はほどほどにしてちょっとゆっくりしようと思っている。