また3年が過ぎた [仕事風景]
今日もめぎの近況を。
3月はお別れの季節。
それって、年度替わりの日本ならではのことなのだけど、実はドイツでもほんのちょこっと当てはまる。ドイツの高校の卒業は6月か7月なのだが(一か月違うのは夏休みの時期が毎年異なるから)、卒業学年の授業はイースター休み前に終わり、イースター後は卒業試験のみになる。だから、高校3年生のめぎの授業も今週でおしまい。それで、生徒たちがお別れに花をくれたのだ。
折角なのでバラをマクロ撮影。と言ってもちょっとお気軽にAPS-CセンサーのZ50に50㎜マクロレンズをつけて手持ち撮影。
もらった時には蕾だったチューリップがあっという間に咲いた。
この時期が来ると、ああまたこの生徒たちとの3年間が終わったんだな、としみじみする。
高校に入ってから日本語を選択した生徒たちとの3年間はかなり密度が濃い。手もかかるので、とても印象深い。一生懸命教えている割には日本語でめぎと会話できるようになる生徒はほぼいなくて、みんなドイツ語で名残惜しそうにお別れを言って一緒に写真撮ったりめぎを抱きしめたりして帰って行った。心を割っておしゃべりができることの方がめぎ的には重要なので、語学教師としては失格だけど、めぎもドイツ語を多用する。まあそれでいいかなと思っている。
一週間ほどして、花は終わりを迎えた。
ああ、寂しいわね。
今の学校で教え始めて、17回目のお別れ。
17年前に巣立った生徒たちはもう30代半ばってことね…みんなどうしているのかな。
めぎは担任をしていないので、卒業生に会うことはほぼ無い。みんなの心のどこかに、日本語という小さな教科の思い出がほんのり残っていてくれればいいな。
3月はお別れの季節。
それって、年度替わりの日本ならではのことなのだけど、実はドイツでもほんのちょこっと当てはまる。ドイツの高校の卒業は6月か7月なのだが(一か月違うのは夏休みの時期が毎年異なるから)、卒業学年の授業はイースター休み前に終わり、イースター後は卒業試験のみになる。だから、高校3年生のめぎの授業も今週でおしまい。それで、生徒たちがお別れに花をくれたのだ。
折角なのでバラをマクロ撮影。と言ってもちょっとお気軽にAPS-CセンサーのZ50に50㎜マクロレンズをつけて手持ち撮影。
もらった時には蕾だったチューリップがあっという間に咲いた。
この時期が来ると、ああまたこの生徒たちとの3年間が終わったんだな、としみじみする。
高校に入ってから日本語を選択した生徒たちとの3年間はかなり密度が濃い。手もかかるので、とても印象深い。一生懸命教えている割には日本語でめぎと会話できるようになる生徒はほぼいなくて、みんなドイツ語で名残惜しそうにお別れを言って一緒に写真撮ったりめぎを抱きしめたりして帰って行った。心を割っておしゃべりができることの方がめぎ的には重要なので、語学教師としては失格だけど、めぎもドイツ語を多用する。まあそれでいいかなと思っている。
一週間ほどして、花は終わりを迎えた。
ああ、寂しいわね。
今の学校で教え始めて、17回目のお別れ。
17年前に巣立った生徒たちはもう30代半ばってことね…みんなどうしているのかな。
めぎは担任をしていないので、卒業生に会うことはほぼ無い。みんなの心のどこかに、日本語という小さな教科の思い出がほんのり残っていてくれればいいな。