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水上住宅への船 [2022-23年年末年始 ボルネオ]

今日は2022年末のボルネオ島コタキナバルでのお話を。

12月29日、滞在6日目のお昼過ぎ、めぎたちは街中の海沿いの市場に来ていた。
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前回、そこの1階のマレー系の市場を徘徊した話を書いたが、その2階から外を見ると、小さな港がある。
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小舟がいっぱいあって…
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おおお~賑わってる!
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次々と乗り込んでは…
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出発していく。
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家族でお買い物をした後という感じで。
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向かう先は、いつもホテルの窓から眺めていたガヤ島の水上住宅。行ってみたいなあと思ったけど、ガヤ島のダイビングスクールのインストラクターのお兄さんに、行かない方がいい、地元民の自分も行ったことがない、と止められた場所だ。
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YouTubeを見れば、そこに行ってみたという若い強者の体験談が出てきたりする。それを見て、この辺から船に乗ったみたいだなあと思って確かめてみたのだが、本当にここだった。こうして見ているとみんな普通の人たちで、行ってみても特に危険はなさそうに見える。大多数は貧しいながらも普通の家族たちなのだろう。でも、無法地帯と言うか、マレーシア人ではなくフィリピン系の人が不法滞在しているところだという話だったし、歳とっためぎたちには確かに向かないだろうということで、こうして上から眺めただけで終わりとした。
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さて、このときめぎたちのいた場所は、こんな広い食堂のホールで…
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食事を提供しているようだった。
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で、めぎたちはこの店で、いろんな料理から少しずつ選んで、写ってないが唯一英語のできる女の子に注文して…
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お昼を食べた。二人で換算すると2ユーロ程度だったと思う。凄く美味しい。鶏レバーのオイスターソース味と、しめ鯖みたいな味の魚の料理と、鶏肉と野菜の炒め物のようなものだったと思う。
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美味しかったのでこの日の夕食の分も買って、また、次の日からちょっと出かけるので持ち込み用のおやつなどを近くの中華系のスーパーで買って、タクシーでホテルに戻った。左にちらっと写っているのがうちのドイツ人が運んでいる買ったもののビニール袋。後ろに続きながら、そこにいた女の子たちの長い黒髪が美しいな、と思って撮ったものだ。
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市場見てここでお昼食べただけでめぎたちはもういっぱいいっぱい。ここまでタクシー往復だし、暑い中バリバリ観光する元気は全くない。でも、たったこれだけしかしてないけど、見慣れないものを見て、ざわめきを聞き、臭いを嗅ぎ、色々なことを感じ、頑張って来てよかった。
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9月のめぎ家の食事 [食べ物・飲み物]

今日は月末恒例のめぎ家の食事のお話を。これは日曜日のブランチ。
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ブランチはいつも似たり寄ったりなので、夕食のお話を。

8月の終わり頃は寒かった。家の中で煮込みの料理を食べていた。シンプルな鶏のトマト煮込みに、お米はバスマーティ。
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仔牛のレバーを頂いた日の主食はマッシュドポテト。うちのドイツ人の手作りのマッシュドポテトはめぎのお気に入り。焼いたレバーにかかっているのは、リンゴと玉ねぎとベーコンの炒め物。
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その後、急に真夏に逆戻り。めぎ家バルコニーではどこからか蔓をのばしたクレマチスが咲いていた。
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9月の始めの土曜日に叔母と従妹とその息子を招いてホームパーティーをした話は既に書いた。これはその次の日、めぎたち二人で残り物バーベキュー。
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付け合わせも残り物で済ませた。
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そしてデザートにはこれまた残り物のイチゴのパンチ。フルーツは新たに切ったけどね。
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9月はドイツも異例の暑さで、折角なので平日もバルコニーで食事を続けた。これは先月もご紹介した、トマトと羊のチーズのオリーブオイル炒め。
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茹でてから皮を剥いたジャガイモと頂く。
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食事がそれだけで軽かったので、フルーツ大人食い。
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その週のいつだったか、再びバーベキューの残り物。焼いたはいいが食べきれなかったのの温め直しだけど。大鉢に入っているのは残り物のポテトサラダで、小鉢は残り物の豆のサラダ。インゲンのベーコン巻きだけが新しく作ってくれたもの。これまた再び食べきれず、次の日のお昼になった。
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バルコニーでの食事はその後も毎日続き、日本の友人の家でご馳走になったのを真似て作った茹で鶏のサラダ菜巻き(ソースはお手軽に北京ダック用のソースに豆板醤)を8月に続いて再び。一緒に茹でジャガイモにハーブとニンニクの入った生チーズをかけて食べた。
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同じ料理を繰り返すことが極めて多いのだが、この日は輪切りのズッキーニを揚げたのにバルサミコとハーブで味をつけたのと、マルクト市場で買った2種類の味付けの鴨の串と、ジャガイモに生チーズ。
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この日は再び鴨の串にマルクト市場で買った味付き豚バラ肉を焼いて半分こ。白っぽいクリーム状のものは、ツナ缶にリンゴとセロリのすりおろしを混ぜたもので、パンにつけて食べる。さらにカプレーゼ。8月にも作った料理ばかりだけど、美味しいからOK。夏が終わると食べられなくなる料理ばかりだし。
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9月中旬になっても未だに半袖で外に座って夕食を食べられるなんて、ちょっと凄いよね…と言いながら限りある夏の日々を楽しんだのだが(夕方には涼しくなるし、蚊がいないのでできることではある)、天気予報を聞いて、ここで食べるのはたぶんこの日が最後ではないかな、と言いながらバルコニーに座ったのが9月17日。牛のフィレステーキを半分こ、ジャーマンポテト、めぎが作ったサラダにめぎが茹でたトウモロコシを半分こ。
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そして9月18日、先日ご紹介した雷雨があって、秋に切り替わった。

秋らしくなったところで、ドイツの秋ならではの食事。白い羽ちゃん(フェーダーヴァイサーと言って、ワインを作る初期段階の発酵中のブドウ液のこと)にフラムクーヘン。普通ドイツではフェーダーヴァイサーに玉ねぎたっぷりのツヴィーベルクーヘンというのを食べるのだが、めぎ家はいつもアルザス風にフラムクーヘン(フランス風ピザ)。
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添えられていた鶏の出汁のスープの具のニンジンが、面取りされていた…芸が細かいなぁ…
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それから週末。
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久々のラム肉のグーラッシュ。茹でてからちょっと炒めたシュペッツレ(ドイツ・シュヴァーベン地方の麺)とともに。
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ああ、バルコニーライフは終わったわね。でも、最後に堪能できてよかった。また来年のお楽しみ。
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そして、めぎは明日の土曜日から2週間の秋休み。夏休みの時期が早かった所為で、ここまで長かった…いつもより秋休みの時期も2週間ほど早いが、8月9月と土日も含め目一杯働き(土日は家でだけど)、もう息も絶え絶えという感じ。しかしまだ採点が残ってる…後回しにせず、この週末のうちに終わらせたいなぁ。
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岩山から下りる [2023年初夏 ザルツブルク]

今日は2023年5月末のザルツブルクのお話を。

先日こちらに夏にここに来た話を書いたばかりなので、なんだか紛らわしいが、これはその2か月前、5月末のこと。
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場所はこちら。



この日は光いっぱいで眩しい世界が眼下に広がっていた。
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この場所のすぐ近くだけど城壁の反対側の端っこにある見晴台からの眺めとは、見える角度が違う。
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だから、めぎの宿の前のストリートが見えない。
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さて、この辺り、緑が美しかった。
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こちらの方に移動すると…
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今度は眼下にこのバス停が見える。
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場所はこちら。



そこから階段を下に降りていくところに、最後に木々の間から眼下を眺められるスポットがある。
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めぎは毎年毎年ザルツブルクに来ているが、どうしてここが好きなんだろう、と不思議に思いつつ、その答えがまだハッキリ見つけられずにいる。理由としてあげられるのは、
1.子供の頃にモーツァルトの伝記を読んでザルツブルクという町の名前を知って以来、ずっと興味があった
2.クラシックファンとしてはザルツブルク音楽祭はずっと憧れだった
3.ドイツ語が通じるのでコミュニケーションが楽
4.ドイツ語の文化圏ということで、若干の外国滞在気分を味わえるのと同時にほぼドイツにいるのと同じような安心感があって、何かあればすぐに歩いてでもドイツに帰れる距離だし、気楽
5.小さい街なので、何をするにしてもあまり疲れないし、すぐに宿に戻れる
6.定宿があって、帰省するような感覚で行くことができる

…と、このように理由がすらすらと挙げられるのだが、先日のコメントを読んで、ああそうなのか、と一つ今まで気がつかなかったことに思い当たった。ここ、街並みと言うか上から見た屋根の感じが、札幌と似てるのだ。札幌の屋根はもっと赤か青の色がついていることが多いと思うが、このトタン屋根が、故郷とどこか似た雰囲気を醸し出してて、何か懐かしく感じるのかも。札幌には全く無い教会がいっぱい立っているにもかかわらず、である。

それからこんな階段を下りた。この階段も無事に補修工事が終わってた。
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こうしてメンヒスベルクの岩山を下りてきた…ピンクの建物は、この夏に中での講演を見に行ったシュテファン・ツヴァイク記念館。
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場所はこちら。



さらに続く。
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