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恩師のうちで [2023年夏 日本]

今日はこの夏(2023年夏)の日本でのお話を。

札幌にいた間に1泊、恩師の家を訪ねた。お目にかかりたいと連絡を取ったらゆっくりおしゃべりできるように泊まりにいらっしゃいとお招きくださり、たぶん25年ぶりぐらいに会うのにいきなり宿泊しに訪問することとなったわけである。有難いことである。
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亡くなった友人の建築家の方が設計してくれたという話で、非常に立派な家だった。これは玄関前のメダカさんの棲み処。
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中に入ると北海道所縁の美術が並ぶ。
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あ、この言葉、先生が好きだった言葉。よく聞いたものだったな~
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この恩師というのは小学校3~4年の時の担任の先生。大学や高校でもなければ、卒業年次でもない。でも、めぎのその後の人生にとって大きな分岐点になった先生で、その理由はいくつもあるのだが、最も大きなものは、めぎの文章を書く能力、要旨を掴む能力などの国語力がこの先生のおかげで養われたこと。この先生の授業で最も思い出に残っているのは「モチモチの木」で、最後のおじいさんの言葉を学級目標にしていたことを覚えている。

大きな庭を望む窓辺の足元には明り取りのガラスが敷き詰められていて…
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地階の廊下の美術品を明るく照らしていた。
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その地階にはめぎが泊まった客間と…
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大きなお風呂があって…
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そのお風呂から…
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お庭の一角が眺められるようになっていた。
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吹き抜けの2階へ上がると…
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素晴らしいスピーカーの音楽視聴室。音楽を聴きつつお食事もできるという風になっていた。
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キッチンは1階にあるようだったが、2階も小さなキッチン付き。左側にはレコードがぎっしり入っている棚と、その棚を活用したお洒落な階段があって、屋上にも出られるようになっていた。
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その階段も屋上からの景色もうっかり撮り忘れたが、これは2階の大きな窓からの眺め。大倉山の近くで、テレビ塔が見える。
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この建物、外から見るとかなり無機質で圧倒的で正直なところあまり好きな雰囲気ではないのだが、中に入ると明るく木がいっぱいで印象がガラリと違うのだった。先生のおうちに来たのだけど、ちょっと美術館に来たかのような、また、お洒落な和風モダンの宿に泊まりに来たかのような、そんな雰囲気もあった。今回日本で行く暇がなかったけれど、古民家を改装しているところってこういう感じかもしれないな、と想像した。

ここでの話はしばらく続く。
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