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岩山から下りる [2023年初夏 ザルツブルク]

今日は2023年5月末のザルツブルクのお話を。

先日こちらに夏にここに来た話を書いたばかりなので、なんだか紛らわしいが、これはその2か月前、5月末のこと。
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場所はこちら。



この日は光いっぱいで眩しい世界が眼下に広がっていた。
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この場所のすぐ近くだけど城壁の反対側の端っこにある見晴台からの眺めとは、見える角度が違う。
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だから、めぎの宿の前のストリートが見えない。
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さて、この辺り、緑が美しかった。
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こちらの方に移動すると…
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今度は眼下にこのバス停が見える。
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場所はこちら。



そこから階段を下に降りていくところに、最後に木々の間から眼下を眺められるスポットがある。
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めぎは毎年毎年ザルツブルクに来ているが、どうしてここが好きなんだろう、と不思議に思いつつ、その答えがまだハッキリ見つけられずにいる。理由としてあげられるのは、
1.子供の頃にモーツァルトの伝記を読んでザルツブルクという町の名前を知って以来、ずっと興味があった
2.クラシックファンとしてはザルツブルク音楽祭はずっと憧れだった
3.ドイツ語が通じるのでコミュニケーションが楽
4.ドイツ語の文化圏ということで、若干の外国滞在気分を味わえるのと同時にほぼドイツにいるのと同じような安心感があって、何かあればすぐに歩いてでもドイツに帰れる距離だし、気楽
5.小さい街なので、何をするにしてもあまり疲れないし、すぐに宿に戻れる
6.定宿があって、帰省するような感覚で行くことができる

…と、このように理由がすらすらと挙げられるのだが、先日のコメントを読んで、ああそうなのか、と一つ今まで気がつかなかったことに思い当たった。ここ、街並みと言うか上から見た屋根の感じが、札幌と似てるのだ。札幌の屋根はもっと赤か青の色がついていることが多いと思うが、このトタン屋根が、故郷とどこか似た雰囲気を醸し出してて、何か懐かしく感じるのかも。札幌には全く無い教会がいっぱい立っているにもかかわらず、である。

それからこんな階段を下りた。この階段も無事に補修工事が終わってた。
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こうしてメンヒスベルクの岩山を下りてきた…ピンクの建物は、この夏に中での講演を見に行ったシュテファン・ツヴァイク記念館。
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場所はこちら。



さらに続く。
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