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広い庭を散策 [2023年夏 日本]

今日は今年(2023年)夏の日本でのお話を。札幌で一日、めぎの小学校時代の恩師の家を訪ねた話の続き。

大きな家は、恩師が父親の代からここに家があって昔からずっとここに住み、後になって二世帯住宅に立て直したもの。
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家の前には広い広い庭がある。
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自分で石を運んで少しずつ少しずつ作り上げたのだそう。
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凄いな~
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でも、やりがいがあっただろうな。
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めぎが訪ねたのは7月初め、ちょうど札幌で紫陽花が咲き始めた頃だった。
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可愛いわね~
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いろんな種類の花がいっぱいあるそうだが、どれもちょうど終わった時期。
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足元にはクリスマスローズ。下を向いてて、言われないと全然気がつかないけど。
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花の後に実がなるものも多い。でも、実を採り入れるにはどれもまだまだという時期だった。熟すと採り入れて、手作りジャムにしているそう。
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前回の記事で、恩師は皆鬼籍に入られた、という寂しいコメントがあったが、めぎの場合もそろそろそういう知らせが出始めた。特に小学校の時の先生は必然的にその可能性も高いわけだが、今回訪ねた先生は新任で赴任した学校の2クラス目の担任がめぎのクラスだったというめぐりあわせで、つまりかなり若いときに受け持っていただいた先生。だから嬉しいことにまだまだ若くお元気。めぎが20代終わり頃に入った2度目の大学時代の恩師より若いほどだ。それから、小学校の先生としてはずいぶんお金持ち、というコメントもあったが、上に書いたようにこの家と土地は親の代からあったことと、この先生は校長になった上、途中から市立小学校から教育大付属小学校の教師に転職し、日本全国の国語科の教授法を牽引し、最後には大学教授となった方で、著書も多い。だから確かに、普通の「小学校の先生」というイメージとは少し違うかも。

日々の仕事で手一杯で、時間があると研究などではなく旅行や写真やブログにこんなに時間を費やしているめぎとは、努力の向きや仕方が違うんだろうなぁ…めぎなど、家一軒買えずに一生を終える予定だからね。
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メダカさんがいるという鉢が数個あって、綺麗な花が咲いていた。
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花は無いが足元にもいろいろあるので、踏まないように気をつけながら進む。
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下だけでなく上も見ないと進めない…
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梅がなっていた。
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これは何の実だったかな…一つ一つ名前を聞いたのに、もう忘れちゃったわ…恩師は本当に楽しそうに一つ一つ教えてくれて、昔の小学校時代の授業をふと思い出した。そうね、こんな風に、教師自身が楽しいと感じていたら、生徒にも勉強の楽しさが伝わるんだわね。知識として覚えていなくても、心の触れ合いが人の心を豊かにし、対象への愛情が生まれる。そうすれば、いつかその人の人生の中で花開くときが来るだろう。それが教育というものなんだろうな。
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側面の塀の下にも植物が植えられ、地下の和室と浴室から眺められるようになっていた。
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ドイツのめぎのバルコニーにもあるFrauenmantel(女性のマント)みたいなのが咲いていた。
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また別の時期に訪ねてみたいなぁ…春に行ければ一番いいのだけど、イースター休みはまだ札幌は花が始まってないし、秋休みの北海道はもう紅葉が終わり頃だし、めぎが定年しない限り無理だわね。
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