フリース諸島の島へ [フリース諸島]
今日からまたしばらく、4月7日から12日までの北ドイツ旅行記の続きを。
リューズムの友人宅を4月8日朝に出て、こんな景色の中をドライブ。
↑ 助手席の窓を開けて適当に撮ったら、斜めに撮れたけど妙に気に入ったショット。本当は真っ平ら。
まっすぐな平らな道で追い越そうとしているところ。北に向かっていることが車の影でよく分かる。
着いたところはこちら。
Norddeich Moleというところ。Nordは北、Deichは堤防、Moleは突堤のこと。
ここまでは電車で来ることも出来る。
うわあ、予想以上の人・人・人!!
イースター休暇中なので、家族連れが多い。
ワンちゃん達もいっぱい。
さて、出港~♪
↑ 真ん中はドイツの旗、右は行き先、Juist(ユースト)島の旗、左のはなんだか分からず。
出港したときに見えた大陸の風力発電。
出港したときに見えたユースト島の右隣のNorderney(ノルダーナイ)という島。
行き先のユースト島とその隣のノルダーナイ島は、ドイツの東フリース諸島(英語だとフリージア諸島)の島。地図をちょっとマイナスしていただくと、北海沿岸に長細い島が横一列に並んでいるのがご覧いただける。その島々へは、小さな飛行機で行くこともできる。
行き先のユースト島も、ノルダーナイ島と同じようにすぐそこに見えていた。しかし、船の所要時間は1時間20分。なんでそんなにかかるの!?それは、この辺りが遠浅で、船は海の多少深いところを蛇行しながら進むから。まっすぐ行けないのである。フリース諸島には、満潮時にしか渡れない。波もほとんど無いから揺れるわけでもなく、長い長い単調な旅の間、めぎはぐっすりお昼寝。ワンちゃん達も静かでお利口さん♪
ちなみにめぎたちがフリース諸島の島に行くのは、これが初めてではない。一年前にはオランダの北海沿岸の西フリース諸島(オランダ語ではフリーシェ)のスヒーアモニコーホ島に行っている。その様子はこちらをどうぞ。同じイースター休暇だけど、去年は時期が早くて、なんと雪だった・・・
さてさて、ちょっとお昼寝のつもりがすっかり寝込んじゃって、到着する様子は撮影できず。上陸したら、さっきまでの青空がどこかへ・・・
続きはまた明日。
島の足 [フリース諸島]
ユースト島に着きました~♪
ほとんどの人達が徒歩でホテルへ。ユースト島の主な宿泊は港のすぐ近くの街中に集中しているから・・・
・・・という訳だけではない。
ユースト島の属する東フリース諸島は、自然保護指定地域。それで、このユースト島は自動車の乗り入れが禁止されている。この島の人たちも、救急以外に車に乗れるのは医者のみ。そんなわけで、ちょっと町の外れに宿をとっためぎたちは、乗合馬車を利用。
港をあとにして出発!
堤防の上はサイクリングロード♪
こんな道を馬車はゴトゴトと進み・・・
たまに馬車とすれ違い・・・
あ、ちょっと街外れに出てきたわ・・・
到着♪
↑ お馬さんたちが重いねえ頑張ろうねって励まし合っているみたいだなあと思ってシャッター押したら、その音に気付いた馬たちはキリッと。
そして、次の村へ向けて出発していった。
泊まったのはこんな所。
数部屋しかない小さな民宿。一泊一人17.5ユーロ(2000円ちょっと)、シャワー・トイレ・キッチン共同。朝食がつかなくてこの値段はちょっと高い気もするけど、離島価格だから仕方がない。
裏から浜辺へまっすぐと道が。ちょっとお天気が怪しいけれど、浜へ行ってみましょ。
ユースト島の浜辺 [フリース諸島]
北側の浜辺へ続く道から民宿を振り返ってみると、ユースト島の地形がよく分かる。
↑ ユースト島は細長い島。真ん中辺に街が密集し、南側は湿原。海と湿原が近いでしょ。北側の浜はもっと近いんですよ。
ユースト島を上から見てみましょ。ポイントのところが今めぎが立っているところ。
浜に出ると、ひろびろ~。右の方に隣のノルダーナイ島がうっすら見えた。
どこまでが浜辺でどこからが海なのか、ハッキリしないところ。
そして、ここはいろんな鳥さんたちが。
午後になっておなかが空いたので、浜辺を街の方へ散歩。30分くらい歩くと、街の中心部にして浜辺よりの絶好の位置にあるクアハウス。
その前には、ヨーロッパのリゾートビーチならではの、ビーチのカゴが。
風をよけつつ身体を横たえられる。
歌を歌ってご飯をいただくカモメさんたち。
さて、めぎたちもご飯を♪ カレイのムニエルにジャガイモ炒め、飲み物はアルスターヴァッサーと言ってビールをスプライトで割ったもの。
ここでご飯を食べているうちに外は雨に。明日からの朝食・昼食を買い込み、夕飯を食べに行くレストランに当たりをつけ、雨の中30分歩いて民宿へ。裏通りを歩いていたら、こんな鳥さんがつがいでお散歩。
トリミング。
庭にはこんなオブジェがあったり。Nは北緯、Oは東経の意味。だいたいこの辺りはこんな位置。
その奥には、こんなオブジェ。雨露に濡れているのは洗濯物を干す道具。
宿に戻ったら5時近くだった。それからちょっとお昼寝し、夕方の散歩と食事に備えためぎたち。その話はまた明日。