2年前の秋のこと [ボーデン湖周辺]
今から2年前の秋、ちょうど日付的に本日29日から、ボーデン湖へ旅をした。とっても綺麗な写真がたくさん残っているのだが、その直後に義父が亡くなり、さらに年末年始は旅に出たため、季節外れの紅葉の話を載せられなくなったまますっかりお蔵入りしていた。この秋はどこへも行かないし、ドイツの話だし、せっかく旅をしたのに触れないままなのは勿体ないし、時期的にちょうど同じ紅葉なので、古い写真だがそのときのことをまとめようと思う。
そのようなわけで、今日は2011年10月29日の写真から。
これは移動中のアウトバーンにあるサービスエリア。
Hegauという地域の辺りだったと思う。向こうに見えるのはHohenhewenという山で、その手前の町はEngenという。
黄色い菜の花のような花は秋に畑の栄養になるようにまかれる植物だと聞いたような記憶。
お天気に恵まれて素晴らしい景色だった。この頃の写真は全てD40xと18-200mmでの撮影だが、色合いが綺麗で悪くないわねえ。
こんなにズームできるしね。広角から望遠まで一本で出来るレンズってやっぱり便利ねえ。
それからこんな美しい景色の中を走り抜け・・・
ワイン畑の美しいところで車を駐めてもらってちょっと写真撮影。
眼下にはボーデン湖。
ボーデン湖って大きいわねえ。
ここはキャンピング場なのね。
まだ葉の落ちていないワイン畑の美しい黄葉を見ることが出来てよかった。
その後、ボーデン湖の東端の方へ移動し、ツェッペリン・ミュージアムを見学。
昔のエンジンやら・・・
キャビンやら。
でも、やっぱり本物のツェッペリンが見たいわよね。複製でいいから飛行船を建てればいいのにな。
つづく。
撮影:D40x + 18-200mm(F3.5-5.6)
ボーデン湖畔の小さな町ヴァッサーブルク [ボーデン湖周辺]
現在2年前の秋の話を連載中。今日の写真は2011年10月29-30日の撮影。
日暮れギリギリに目的地に到着。
本日の宿はボーデン湖の東端の方にあるヴァッサーブルクという小さな町の古城ホテル。もうちょっと東へ行くと国境のリンダウ、国境の向こうはオーストリアという場所。サイトはこちら。
部屋が可愛い~♪ 一泊一部屋180ユーロ。つまり一人当たり90ユーロ。ちょっとお高めだけど古城の維持費がかかっているんだろうな。部屋の中も撮影したいけど、光が無くならないうちに外を散歩しましょ。
ヴァッサーブルクを訳すと水の城。名前からしてロマンチック。ここから湖畔に出ると・・・
こんな空間が。夏はここに座って夕食を食べるのね。素敵だなあ。
すぐ近くの教会の方に行ってみた。
ちょうど11月1日の諸聖人の日や2日の死者の日を前にとっても綺麗にしたお墓が並んでいた。(11月初旬はドイツのお墓参りシーズンなのだ。)
夕焼けが美しかった。
食事した一階のレストラン。ドイツらしい素朴な雰囲気。
前菜。ドイツにしては頑張ってお洒落に盛りつけている印象。
メイン。量が多くておなかいっぱい。
日が暮れてからのホテルも綺麗ね。
いかにも古城って感じの演出。
夜明け。
日の出のボーデン湖。
こうして改めて写真を見ると、なんて美しい景色だったのだろう・・・
チェックアウト前にもう一度パチリ。
とっても居心地のいい素敵な綺麗なホテルだった。本物の古城で、趣があって、素朴で実直で。いつかここで一週間くらいのんびりしたいなあ。でも、もっと暖かい時期にね。もしくは、雪の季節もいいかな。
外の紅葉が美しかった。
つづく。
撮影:D40x + 18-200mm(F3.5-5.6)
マイナウ島 [ボーデン湖周辺]
現在、2年前の秋のボーデン湖旅行記を連載中。今日の写真は2011年10月30日の撮影。
ボーデンこの東端の方にある宿泊したヴァッサーブルクから西へ走り、メーアスブルクという町へ。
そこからフェリーに乗る。
出発♪
向かったのはマイナウという島。
ボーデン湖は536平方キロ。琵琶湖(670平方キロ)よりちょっと小さいが、結構広いわね。
白鳥さんが迎えてくれた。
美しい羽ねえ・・・
望遠で写した向こう岸。湖はずっと霞んでいた。
島の内部へ向かう。
すると、こんな鳥さんたちがお出迎え♪
あの緑の高い木も、何かの形みたいね。
黄葉のグラデーションが美しい。
この子ども、可愛かった。
もう葉が落ちて宿り木が顕わになっているところも。
でも、多くはちょうど黄葉だった。
キノコやら・・・
木の実やらも。
つづく。
撮影:D40x + 18-200mm(F3.5-5.6)
花の島 [ボーデン湖周辺]
現在2年前の秋のボーデン湖旅行記を連載中。今日の写真も2011年10月30日の撮影。
二本寄り添って、仲良しなのね。
二人でお揃いの服来て覗き込んで、仲良しなのね。
マイナウ島はもしかしたら月ごとにエリアがあるのかも。偶然見つけた11月のエリア。
今日から11月ね・・・11月1日は諸聖人の日でドイツは祝日。そんな訳で今日からまた3連休。祝日だからいつもの金曜日のマルクト市場はお休みで、スーパーなども全てお休みで、さて、何を食べようか・・・買い置きして冷凍してある肉を見ながら相談中。あ、話逸れちゃった・・・2年前に戻りましょ。
このマイナウ島は別名花の島。と言っても10月末だからあまり期待していなかったのだけど、最後のバラがいくつか花を咲かせていたし・・・
その他にもこの11月のエリアに色々と。
黄葉だけじゃなくて良かった。
それどころか、ダリアがいっぱい咲き乱れているところもあった。
お仕事中の方も。
冬に向けて、栄養いっぱい集めなきゃね。
向こうを見ると、手前の色とりどりの鮮やかな花と不思議なアンバランス。
ふと、飛行機が飛んでいき・・・
誰かが置いたかのようにダリアが落ちていた。
11月って、意外と美しいのね。
つづく。
撮影: D40x + 18-200mm(F3.5-5.6)
樹木と夕暮れの湖 [ボーデン湖周辺]
現在2年前の秋のボーデン湖旅行記を連載中。今日も2011年10月30日撮影の写真から。
マイナウ島には花壇だけでなく樹木もいっぱい。それも、ずいぶん高く鬱蒼としていて年月を感じる。
不思議な雰囲気。
上を見上げると、高~い!でも、幹を見ているときほど不思議な感じじゃないわね。
綺麗な建物もあるが、中は見学しなかった。
ゆっくりゆっくり散歩して・・・
たくさんたくさん撮影した。
そして日暮れ。
まだ靄っているボーデン湖。
でも、心なしか、着いたときより向こうがハッキリ見えるかな。
気のせいかしら。
そしてまた船に乗ってメーアスブルクへ。
これから渡る人たち。マイナウ島じゃなくてコンスタンツへ渡るのかな。
到着。
夕焼けを楽しみながら・・・
この日の宿へ向かった。
つづく。
撮影: D40x + 18-200mm(F3.5-5.6)
メーアスブルク [ボーデン湖周辺]
現在2年前の秋のボーデン湖旅行記を連載中。本日の写真は2011年10月30~31日に撮影したもの。めぎのブログでは、写真はサイズを小さくするだけで一切加工していない。当時撮るときにカメラのピクチャーコントロールをビビットにしていただけだ。昨日の樹木の幹の雰囲気はあのときの光の加減によるもので、あの瞬間に出会えてそれを撮れたというのはとっても幸せだった。
こちらは数日前にお見せしたメーアスブルクという町の写真。
ボーデン湖畔のメーアスブルクはとても可愛い小さな町だった。
とっても惹かれるドイツ的な雰囲気。
こういう町並みは南ドイツという感じだわね。
オレンジ色のカボチャは食用。このタイプのがドイツでは最も美味しいと言われているカボチャで、名前はHokkaidoという。ここではBio-Hokaidoと書かれているわね。味は結構甘めだけどべちゃっとしてて、日本的な煮物ではなくスープにするのが最も美味しい。1㎏当たり2.5ユーロと書かれている。2年前の相場では約250円。今日の相場では335円。
林檎の売り方、いかにもドイツ。みんなこんな風に大量の袋買いをし、皮付きのままかぶりついておやつにする。
可愛いお土産も売られていた。
湖畔にはホテルがいっぱい。湖の反対側のコンスタンツに泊まる人が多いけど、このメーアスブルクも人気がある。天気が良ければ遠くにアルプスが望めるから。でも、今回は霞んでて無理のようね。
さて、ホテルの方に向かいましょ。こんな道を手前の方に歩いてきて・・・
メーアスブルクの町中から5分ほど離れたところ。
肝心のホテル自体は撮り忘れ。これはホテルのサイトから。
めぎ家には珍しく近代的な建物のホテル。
部屋も清潔で何もかも快適に機能するけど、なんだか趣がないわねえ。
この部屋は一泊二人で170ユーロ、一人当たり85ユーロだった。
ここに宿を取ったのは、ここのレストランがミシュラン☆だったから。でも、到着時には星付きレストランはもう予約いっぱいだった。あっちゃー。何のためにここの宿にしたのやら。仕方がないのでミシュランのフォーク&スプーンマークがついているもう一つのレストランで食事した。
夕食。美味しかったけど、スタイリッシュすぎたなあ。ボリュームは少なめで健康的。
朝食も、一つ一つが飾りみたいに綺麗。味も一つ一つ美味しかった。
こんな田舎でこんな都会風な気取った演出はちょっと似合わないような気がする。小綺麗だけど規格のような雰囲気があまりめぎの好みじゃなかった。でも、味や量は抜群に日本人に合うと思う。
そうそう、ホテルの部屋からの眺め。すっかりどんより霞んでて、アルプスどころか湖もイマイチ見えなかった。それは天気のことだから仕方がないけど、湖とホテルとの間に道路があって、雰囲気ぶちこわし。そういう意味でもこのホテルはちょっと。
バルコニーでタバコを吸いながらこの日の道順を確認するうちのドイツ人。めぎ家はカーナビを持っておらず、常に地図で予習する。道を決めるとうちのドイツ人はざっとめぎに説明し、運転中のナビはめぎがする。おかげでめぎはヨーロッパ中の訪ねた国と町の地理をよく覚えたし、東西南北や距離感がよく分かる。
旅はまだつづく。
撮影: D40x + 18-200mm(F3.5-5.6)
ラインの滝 [ボーデン湖周辺]
今日からまた2年前の秋のボーデン湖周辺のお話を。今日の写真は2011年10月31日の撮影。
ここは、ボーデン湖から流れ出るライン川に沿ってコンスタンツから30キロくらい西へ行ったところ。
紅葉の中を降りていくと・・・
ライン河。
そこに飛沫を上げる滝がある。
夏はここで遊べるんだな。
今は落ち葉がいっぱいだけど。
流されそうな小鳥さんは、非常に美味しいものがここにあるらしく、踏ん張ってせっせと食べていた。
水を被っても平気。
ラインの上流は意外に綺麗なのね。
めぎたちはちょうど滝の反対側の場所へ。幅150mの滝。
ここから船に乗って・・・
ここへ渡してくれるみたい。
高さは23mでたいしたことないけれど、なかなかダイナミック。
ちなみにここはスイス領。
ここから滝の方へ渡ることも出来るのかな・・・めぎたちはしなかったけど。
魚がいっぱいいた。
では次へ移動しましょ。
つづく。
撮影: D40x + 18-200mm(F3.5-5.6)
ここは、ボーデン湖から流れ出るライン川に沿ってコンスタンツから30キロくらい西へ行ったところ。
紅葉の中を降りていくと・・・
ライン河。
そこに飛沫を上げる滝がある。
夏はここで遊べるんだな。
今は落ち葉がいっぱいだけど。
流されそうな小鳥さんは、非常に美味しいものがここにあるらしく、踏ん張ってせっせと食べていた。
水を被っても平気。
ラインの上流は意外に綺麗なのね。
めぎたちはちょうど滝の反対側の場所へ。幅150mの滝。
ここから船に乗って・・・
ここへ渡してくれるみたい。
高さは23mでたいしたことないけれど、なかなかダイナミック。
ちなみにここはスイス領。
ここから滝の方へ渡ることも出来るのかな・・・めぎたちはしなかったけど。
魚がいっぱいいた。
では次へ移動しましょ。
つづく。
撮影: D40x + 18-200mm(F3.5-5.6)
国境の町 [ボーデン湖周辺]
現在2年前の秋の旅行記を連載中。今日の写真も2011年10月31日の撮影。
昨日ご紹介したラインの滝からライン川に沿って西へ西へと進む。ライン川の北側はドイツ、南側はスイス。めぎたちが走っているのはドイツ側で、常に左側にスイスを見ながら走るという感じ。ラインの滝から1時間ちょっと走ったところで、スイスの原発を見かけた。Leibstadtというところ。
ここで何か起こったらスイスだけじゃなくドイツにも、そしてすぐそばのオーストリアにもリヒテンシュタインにも直接影響があるということよね。
そこから車で10分くらいのところに、こんな可愛い町を見つけた。川の向こうに見えているのはスイス。
こちら側はドイツ。
↑ここに車を駐めて、向こうの建物の下をくぐって行ってみた。
Laufenburgという町。観光の町じゃないけど、可愛いわね~こういうのが生活に根付いていて現地の人たちのためにあるということなのよね。
町並み。
花屋さん。お店は15時から18時までで、それ以外の時間はベルを鳴らせって書いてある。
さて、何度も書くように川の向こうはスイスで・・・
ライン河にこんな橋が架かっていた。
橋を渡ると国が変わる。それって、地続きでアウトバーンで国境を越えるより、なんだかリアル。
それからめぎたちはドイツ側の高台にも上ってみた。
下にさっきの橋が見える。
こちら側とあちら側。
この屋根の一つ一つの下に人の生活と歴史があるのだよな・・・
地味だけど綺麗な趣のある町だった。
ちなみにドイツ側のこの高台には立派な教会が建っていて・・・
中も非常に綺麗だった。
外の壁には第一次世界大戦でドイツ祖国のために亡くなった方の記念碑がかかっていた。
国境の町。きっとたくさんの歴史が詰まっているのだろう。
旅はまだまだ続く。
撮影: D40x + 18-200mm(F3.5-5.6)