ウィーンへ! [2019年春 ウィーン]
今日から暫く3月中旬のウィーンのお話を。
ウィーンに行こうという案は何度も浮上していた。あるオペラを見たかったからだ。数年前から何度か検討し、都合がうまくあわずにお流れになっていた。でも、都合がうまく合うときなんてなかなかないのだ・・・せっかくウィーンに行くなら数日滞在したいのだが、数日滞在できるときにはそのオペラがないのだから。で、この「数日滞在できるときに」というのを諦めて、週末の公演を狙ってチケットを手配。できるだけ長くウィーンに滞在できるよう、土曜早朝(6時45分)の便を取った。金曜夜にはめぎの仕事が終わってから間に合う直行便がなく断念。余談だが、空港って5時台からすごい人なのね・・・同じように早朝の便で移動する人の多いことにビックリ。荷物検査の列がすごくて、間に合わないかと思ったわ。

飛行機はちょっと遅れて出発し、ウィーン到着は8時半過ぎ。2泊3日で荷物も最小限とし預けた荷物もないので、あっという間に到着ロビーへ。ウィーン空港から市内までは、リムジンバスかCAT(シティ・エアポート・トレイン)かがメジャーで便利だが、それと同じくらいかひょっとするとそれ以上に便利なのが普通電車。空港到着ロビーから電車の乗り場までもすぐだし、バスやCATは30分おきなのに普通電車の方は10分おきにあったし。しかも普通電車でもこんな立派な座席だし。

しかもずっと安い。バスは一人片道8ユーロ(往復13ユーロ)、CATの方は一人片道12ユーロ(往復21ユーロ)。それに対し、普通電車はグループチケットというのがあって、二人でたったの片道4.6ユーロだった(一人あたり片道2.3ユーロ!)。

かかる時間はCAT16分に対し、普通電車は26分ほど。CATがちょうど行っちゃったところで30分待つことを考えたら、さっさと普通電車に乗ったほうが早く着く。これは車窓から。

電車の中で、アナログなうちのドイツ人は30年くらい前オーストリア・シリング時代に買ったというウィーン地図を見て、行きたいところを考えていた。

そしてウィーン・ミッテ駅に到着。そこから宿まで歩いていく。まずはウィーン川を渡る。ずいぶん水が少ないわねえ。

ワンちゃんのフンを放置したら50ユーロの罰金みたい。調べてみたら、常習犯は2000ユーロの罰金だって!

つづく
ウィーンに行こうという案は何度も浮上していた。あるオペラを見たかったからだ。数年前から何度か検討し、都合がうまくあわずにお流れになっていた。でも、都合がうまく合うときなんてなかなかないのだ・・・せっかくウィーンに行くなら数日滞在したいのだが、数日滞在できるときにはそのオペラがないのだから。で、この「数日滞在できるときに」というのを諦めて、週末の公演を狙ってチケットを手配。できるだけ長くウィーンに滞在できるよう、土曜早朝(6時45分)の便を取った。金曜夜にはめぎの仕事が終わってから間に合う直行便がなく断念。余談だが、空港って5時台からすごい人なのね・・・同じように早朝の便で移動する人の多いことにビックリ。荷物検査の列がすごくて、間に合わないかと思ったわ。

飛行機はちょっと遅れて出発し、ウィーン到着は8時半過ぎ。2泊3日で荷物も最小限とし預けた荷物もないので、あっという間に到着ロビーへ。ウィーン空港から市内までは、リムジンバスかCAT(シティ・エアポート・トレイン)かがメジャーで便利だが、それと同じくらいかひょっとするとそれ以上に便利なのが普通電車。空港到着ロビーから電車の乗り場までもすぐだし、バスやCATは30分おきなのに普通電車の方は10分おきにあったし。しかも普通電車でもこんな立派な座席だし。

しかもずっと安い。バスは一人片道8ユーロ(往復13ユーロ)、CATの方は一人片道12ユーロ(往復21ユーロ)。それに対し、普通電車はグループチケットというのがあって、二人でたったの片道4.6ユーロだった(一人あたり片道2.3ユーロ!)。

かかる時間はCAT16分に対し、普通電車は26分ほど。CATがちょうど行っちゃったところで30分待つことを考えたら、さっさと普通電車に乗ったほうが早く着く。これは車窓から。

電車の中で、アナログなうちのドイツ人は30年くらい前オーストリア・シリング時代に買ったというウィーン地図を見て、行きたいところを考えていた。

そしてウィーン・ミッテ駅に到着。そこから宿まで歩いていく。まずはウィーン川を渡る。ずいぶん水が少ないわねえ。

ワンちゃんのフンを放置したら50ユーロの罰金みたい。調べてみたら、常習犯は2000ユーロの罰金だって!

つづく
カフェ・プリュッケルで朝食を [2019年春 ウィーン]
現在、3月中旬のウィーンの話を連載中。
ウィーン川を渡ると、こんな銅像の立つ広場に出た。世紀末~20世紀初めのウィーン市長らしい。

その広場の角に素敵な建物が建っていた。その写真は撮り忘れたので、Wikipediaのこちらから。

ここはCafé Prückel(プリュッケル)というカフェ。1904年創業だと書かれていた。おお~それはあのウシダのいたシャルケ04と同じね~100年以上の老舗ね~ぜひここで朝食にしましょ、ということに。なにしろこのとき朝9時過ぎで、めぎたちはこの時間までコーヒーとトマトジュースしか飲んでいなかったのだ(飛行機の中でスナックと称してチョコレート(ヌテラ)パンが配られたが、美味しくなさそうだったので食べなかった)。中は改装されているが、明るくて気持ちがいい。

迷わず7.5ユーロのウィーン風朝食にする。

運ばれてきたウィーンのコーヒー、メランジェ。この銀のお盆で水もついてくるのを見ると、ウィーンに来たなあと実感。

そして、ウィーン風朝食はゆで卵と杏のジャムとセンメルというパン。ドイツだったらゼンメルと読むところだけど、ウィーンではセンメルと濁らずに発音されるのも、ああウィーンに来たなと感じる一瞬。杏もドイツ語のアプリコーゼンではなくマリレン。

金曜日までびっちり仕事をして、夜にパッキングをし、土曜日早朝の飛行機に乗るという慌ただしさをクリアして、今ウィーンのカフェに座っているという贅沢さ。めぎたちはのんびりまったりこの時間を堪能した。なにしろこの日は他になんの予定もないのだから。
このカフェでは、オリジナル新聞ホルダーが23ユーロで売られていた。でも、そんなの誰が買うのかなあ。昔ながらの木工細工なのだろうけれど、でもねえ。

つづく
ウィーン川を渡ると、こんな銅像の立つ広場に出た。世紀末~20世紀初めのウィーン市長らしい。

その広場の角に素敵な建物が建っていた。その写真は撮り忘れたので、Wikipediaのこちらから。

ここはCafé Prückel(プリュッケル)というカフェ。1904年創業だと書かれていた。おお~それはあのウシダのいたシャルケ04と同じね~100年以上の老舗ね~ぜひここで朝食にしましょ、ということに。なにしろこのとき朝9時過ぎで、めぎたちはこの時間までコーヒーとトマトジュースしか飲んでいなかったのだ(飛行機の中でスナックと称してチョコレート(ヌテラ)パンが配られたが、美味しくなさそうだったので食べなかった)。中は改装されているが、明るくて気持ちがいい。

迷わず7.5ユーロのウィーン風朝食にする。

運ばれてきたウィーンのコーヒー、メランジェ。この銀のお盆で水もついてくるのを見ると、ウィーンに来たなあと実感。

そして、ウィーン風朝食はゆで卵と杏のジャムとセンメルというパン。ドイツだったらゼンメルと読むところだけど、ウィーンではセンメルと濁らずに発音されるのも、ああウィーンに来たなと感じる一瞬。杏もドイツ語のアプリコーゼンではなくマリレン。

金曜日までびっちり仕事をして、夜にパッキングをし、土曜日早朝の飛行機に乗るという慌ただしさをクリアして、今ウィーンのカフェに座っているという贅沢さ。めぎたちはのんびりまったりこの時間を堪能した。なにしろこの日は他になんの予定もないのだから。
このカフェでは、オリジナル新聞ホルダーが23ユーロで売られていた。でも、そんなの誰が買うのかなあ。昔ながらの木工細工なのだろうけれど、でもねえ。

つづく
街の散歩 [2019年春 ウィーン]
現在、3月中旬のウィーンの話を連載中。
老舗のカフェで朝食をゆっくり食べためぎたちは、10時20分頃カフェを出て、宿へ向かった。と言ってもスタスタ向かったのではなく、夕食を食べるレストランを物色しながら。2泊3日の荷物はたいして無いのでそれほど苦にならない。オペラで着る服がちょっとかさばるが、着替えは最小限度、あとはパジャマとカメラ。今回撮影は気が向いたときにのみと割り切り(撮影からも休暇をとったのだ)、カメラもレンズも厳選したので、ほとんど重くない。

そして宿に荷物を置かせてもらった。宿は真ん中上に写っているペンション。グラーベンというウィーンの目抜き通りに立つペンションがあるとは、今まで気が付かなかったのが惜しいほど。ここに泊まるのを楽しみにしてきた。でも、チェックインは2時なので、あと3時間どこかで時間を潰さなきゃ。

まずはコールマルクト(グラーベンから続くもう一つの目抜き通り)を歩く・・・

ここがかの有名なデーメル。ここにはその昔入ったことがあるのでパス。

コールマルクトの突き当りのところに隣接するカフェ。ここにはまだ入ったことがないけど、今まだお腹いっぱい。ちょうどやってきた馬車にはアジアの母娘が乗っていた。ウィーンはアジアからの観光客でいっぱい。前回の11月よりも人が多いのは、やっぱり春は旅に出る人が多くなるのかな。明るいしね。

馬車の絵になる街ねえ。

そこにはローマ遺跡が。いつも思うけど、ローマ帝国の時代って、こんなに下のほうが地面だったのよね・・・

そこから王宮を抜けるとヘルデン広場。カール大公の騎馬像があるところ。その左向こうに見えている王宮みたいな建物は自然史美術館。右の無機質な黒い建物2つは、改装中の国会議事堂に代わる仮の議事堂らしい。

視線を左に移すと、こちらは新王宮。右奥に屋根だけ見えているのは美術史博物館。

向こうに見えるのはウィーン市庁舎。

どこも行ったことがあるので今回はパス。ウィーンはめぎもうちのドイツ人も何度も来たことがあるので、シェーンブルン宮殿もシュテファン寺院も多くの教会も納骨堂もお墓も美術館も博物館も図書館もモーツァルトやベートーベンやシューベルトやフロイトやクリムトやフンデルトヴァッサーゆかりの場所も、有名な見どころは完全制覇済み。さて、どこで時間を潰しましょうか・・・つづく。
老舗のカフェで朝食をゆっくり食べためぎたちは、10時20分頃カフェを出て、宿へ向かった。と言ってもスタスタ向かったのではなく、夕食を食べるレストランを物色しながら。2泊3日の荷物はたいして無いのでそれほど苦にならない。オペラで着る服がちょっとかさばるが、着替えは最小限度、あとはパジャマとカメラ。今回撮影は気が向いたときにのみと割り切り(撮影からも休暇をとったのだ)、カメラもレンズも厳選したので、ほとんど重くない。

そして宿に荷物を置かせてもらった。宿は真ん中上に写っているペンション。グラーベンというウィーンの目抜き通りに立つペンションがあるとは、今まで気が付かなかったのが惜しいほど。ここに泊まるのを楽しみにしてきた。でも、チェックインは2時なので、あと3時間どこかで時間を潰さなきゃ。

まずはコールマルクト(グラーベンから続くもう一つの目抜き通り)を歩く・・・

ここがかの有名なデーメル。ここにはその昔入ったことがあるのでパス。

コールマルクトの突き当りのところに隣接するカフェ。ここにはまだ入ったことがないけど、今まだお腹いっぱい。ちょうどやってきた馬車にはアジアの母娘が乗っていた。ウィーンはアジアからの観光客でいっぱい。前回の11月よりも人が多いのは、やっぱり春は旅に出る人が多くなるのかな。明るいしね。

馬車の絵になる街ねえ。

そこにはローマ遺跡が。いつも思うけど、ローマ帝国の時代って、こんなに下のほうが地面だったのよね・・・

そこから王宮を抜けるとヘルデン広場。カール大公の騎馬像があるところ。その左向こうに見えている王宮みたいな建物は自然史美術館。右の無機質な黒い建物2つは、改装中の国会議事堂に代わる仮の議事堂らしい。

視線を左に移すと、こちらは新王宮。右奥に屋根だけ見えているのは美術史博物館。

向こうに見えるのはウィーン市庁舎。

どこも行ったことがあるので今回はパス。ウィーンはめぎもうちのドイツ人も何度も来たことがあるので、シェーンブルン宮殿もシュテファン寺院も多くの教会も納骨堂もお墓も美術館も博物館も図書館もモーツァルトやベートーベンやシューベルトやフロイトやクリムトやフンデルトヴァッサーゆかりの場所も、有名な見どころは完全制覇済み。さて、どこで時間を潰しましょうか・・・つづく。