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カフェ・プリュッケルで朝食を [2019年春 ウィーン]

現在、3月中旬のウィーンの話を連載中。

ウィーン川を渡ると、こんな銅像の立つ広場に出た。世紀末~20世紀初めのウィーン市長らしい。
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その広場の角に素敵な建物が建っていた。その写真は撮り忘れたので、Wikipediaのこちらから。
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ここはCafé Prückel(プリュッケル)というカフェ。1904年創業だと書かれていた。おお~それはあのウシダのいたシャルケ04と同じね~100年以上の老舗ね~ぜひここで朝食にしましょ、ということに。なにしろこのとき朝9時過ぎで、めぎたちはこの時間までコーヒーとトマトジュースしか飲んでいなかったのだ(飛行機の中でスナックと称してチョコレート(ヌテラ)パンが配られたが、美味しくなさそうだったので食べなかった)。中は改装されているが、明るくて気持ちがいい。
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迷わず7.5ユーロのウィーン風朝食にする。
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運ばれてきたウィーンのコーヒー、メランジェ。この銀のお盆で水もついてくるのを見ると、ウィーンに来たなあと実感。
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そして、ウィーン風朝食はゆで卵と杏のジャムとセンメルというパン。ドイツだったらゼンメルと読むところだけど、ウィーンではセンメルと濁らずに発音されるのも、ああウィーンに来たなと感じる一瞬。杏もドイツ語のアプリコーゼンではなくマリレン。
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金曜日までびっちり仕事をして、夜にパッキングをし、土曜日早朝の飛行機に乗るという慌ただしさをクリアして、今ウィーンのカフェに座っているという贅沢さ。めぎたちはのんびりまったりこの時間を堪能した。なにしろこの日は他になんの予定もないのだから。

このカフェでは、オリジナル新聞ホルダーが23ユーロで売られていた。でも、そんなの誰が買うのかなあ。昔ながらの木工細工なのだろうけれど、でもねえ。
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つづく
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コメント 4

Baldhead1010

近頃、ほんとに新聞が読まれなくなりましたね。
by Baldhead1010 (2019-04-05 04:26) 

YAP

センメルとゼンメルの話ですが、最初のスペルは "se" ですかね?
これって、ドイツ人には発音とかヒアリングで区別がつかないそうですね。
例えば、Siemens というドイツの会社の発音について、「"シーメンス” か "ジーメンス" か、どっちの発音が正しいの?」という質問をドイツ人にすると、「ごめん、同じにしか聞こえないんだけど」と返ってきます。
日本人が英語で "r" と "l" の区別がつかないのと同じですね。
by YAP (2019-04-05 08:09) 

(。・_・。)2k

新聞じゃなくてホルダーですか
売れそうもないですねぇ
もっと他の木工細工にすれば良いのに

by (。・_・。)2k (2019-04-05 10:53) 

Inatimy

ドイツで目覚めて、ウィーンで朝食・・・慌ただしさの後の
優雅な時間、開放的な気分ですね^^。
新聞ホルダー、オリジナルでも23ユーロは高いなぁ。
by Inatimy (2019-04-05 16:43)