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移動 [アルザス]

ここは、デュッセルドルフ中央駅。
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あ、めぎと同じように写真撮っている人が!
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いいアングルですねえ♪
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さて、久々の一人旅♪ 昔は一人でよく電車旅をしたものだった・・・
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ICE(インターシティエクスプレス)でずーっと南下し・・・
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Offenburg(オッフェンブルク)という町で乗り換え。この電車が国境越えをする。
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おお、フランスになりましたよ~♪
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アナウンスもフランス語に。
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ついたところはシュトラースブルク、いや、ストラスブール。
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そこでこんな電車に乗り換えて・・・
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コルマールに到着。
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そこからお迎えの車に揺られて15分くらいで泊まり込みの出張先に到着。
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到着したのは夜9時頃。絶対に夕飯を食べてきてください、と言われていたのが「なるほど~」と頷ける、何もないところ。
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程なく暗くなり、ああ、緯度が低いんだなあと実感する。明日の朝は早起きして仕事が始まる前に散歩に行くぞ!と決意して就寝したのであった・・・
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めぎが泊まったところ [アルザス]

次の日の朝、散歩に向けてちょっと早起き。朝食は8時半から。だから、早起きってほどの早起きをしなくても一時間くらいはゆっくり散歩できる。泊まっているところの門が開くのが7時半なので、それより早くに出かけることができない、という事情もあるが、まあ仕事に差し支えない程度に楽しみましょ。

敷地を出るとこんな道があるだけ。
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左側にはぽつんぽつんと家が、右側には葡萄畑が広がっている。
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向こうに見える町、いや、村の方に行ってみよう、と葡萄畑の中へ。
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うーん、葡萄畑の中は迷路みたい・・・
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葡萄畑の中をぐるぐる回っていると、別の教会が見えてきた。さっきまで見えていたのは村の中心部ではないようだ。
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ぐるぐる・・・
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ときどき、古い城壁の遺跡みたいなのにぶち当たったり。
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日にあたった葡萄が可愛かった。
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葡萄畑の横には目指す村への車道が。村の名前は、そう!Inatimyさん、正解です!Ammerschwihr(アメッシュヴィル)です!ここのこと、ご存じでした?
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アメッシュヴィルの外れにあるこの建物、ご存じの方もいるかも・・・
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よーく見ると、そう、学校。
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この学校は、数年前まで成城学園のアルザス中等・高等部だったのだとか。ここの卒業生の方、いらっしゃいます?
廃校になったあと、ここは日本学研究所としてシンポジウムや研修会や日本文化の紹介などに使われているらしい。

めぎが泊まったところは、かつての男子寮らしい。
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敷地はかなり広く、こんなものも。
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アルザスのど真ん中で学んだ方々には、きっとこの風景はとても懐かしいことだろう。めぎはここへ行くまでそんな歴史を全く知らなかったのだが・・・かつてここで学んだ方も、葡萄畑の中をぐるぐる回ったのかしら。

近くに見えるのになかなか辿り着けないアメッシュヴィル。明日も朝の散歩の続きをどうぞ。
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アメッシュヴィルへ朝の散歩 [アルザス]

目指せ!アメッシュヴィル!
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・・・と歩いていたら、仕事車が♪
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おおおおお!
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この白いのは農薬?と思ったら、カビを防ぐための硫黄や何かなのだとか。
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なるほど、ちょっとカビっぽいような気も。
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無事にワイン作りに辿り着けますように。
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少しずつ建物が多くなってきて・・・
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そろそろ町に到着、と思ったら、お墓が!
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お墓の入り口にはポンプと如雨露。写真には写さなかったが、このあとおばあさんがやってきて、この如雨露にこのポンプから水を入れ、お墓の花の水遣りに行っていた。
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葡萄畑を見ながら眠る人々・・・
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さて、ようやく教会に辿り着いた!
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すぐ横には学校も。
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可愛い町ですねえ。
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学校へ子どもを送ってくるお母さんの服が素敵♪
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ちょっと裏通りへ行くと、かなり古そうなおうちも。
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ちょっと気を惹くこんな物も。
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仕事が終わったら、また来ましょ♪
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夕方のアメッシュヴィル [アルザス]

アメッシュヴィルだけで3回分・・・しかも、これって、たった一日分。このあとどうしましょ。

まあ、なにはともあれ、一日の仕事が終わって、夕方6時過ぎ、今度は葡萄畑をぐるぐる回らずにまっすぐアメッシュヴィルへ。歩くと15分くらい。
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ドイツ文化とフランス文化の習合。融合より、習合って言葉があっている気がする。
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アメッシュヴィル・・・Ammerschwihrは、Amarici Villareという名前だったのが長い歴史の中で縮まったもの。Amariciというのは526年頃の西ゴート族(ゲルマン民族の一つ)の王様の名前で、この村のこの名前は従って「西ゴート族王アマリッヒの村」という意味。869年には歴史書にこの名前で登場している。そのことから、ここはゲルマン民族の地域だったことがハッキリ分かる。まあ、もっと昔、ローマ帝国時代にシーザーがゲルマン侵攻をしたときにも既に、アルザスはゲルマン民族の地域だったようだ。長い歴史の中で、1634年に三十年戦争でフランス領となったのを皮切りに、ドイツとフランスとの間で翻弄された歴史はみなさんご承知の通り。

フランスなのにドイツ。ドイツなのにフランス。そんな歴史を思い出さずにはいられない、ドイツ的でありながらフランス風でもある街並み。
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古い建物の名残も。
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さて、みなさまお待ちかね、ワインセラーへ。
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素朴で素敵♪
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中を覗くと・・・
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これは入るっきゃないでしょ♪
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メニューを見ながら色々試飲♪ ここのご主人とはドイツ語でおしゃべり。一緒に行った人の手が写っているが、その人はフランス語でおしゃべり。私と連れの人とは日本語でおしゃべり。なかなか楽しいひとときであった。
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気に入ったMuscat(ドイツ語でムスカート、フランス語ではミュスカ)を一本お買い上げ♪

まわりの他の村と比べると結構素朴だけど、なかなか可愛い町だった。
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そうこうしているうちにもう7時。そろそろ食事の時間。戻らなきゃ。
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明日は食後の散歩をご紹介。まだ一日目、終わってません・・・
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夕方のキエンツハイム [アルザス]

夕飯にリースリングを飲んで、いい気分で夜の散歩へ♪ 今度は敷地を出て反対側へ行ってみましょ。
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時刻は9時近く。結構日が傾いてきたけど、歩いて10分のキエンツハイムまでならなんとか行ってこられるかしら。
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ここがキエンツハイムの入り口。
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影になっているけど、壁の外側もなかなかのもの。
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中は、可愛い♪
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空の色がとても綺麗だった。
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夕涼みしながらワインを傾ける人たち。
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あら、こんなところに、ジジ?
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猫ちゃんたち、どんなご飯を食べてるのかな・・・この辺じゃお魚はないよねえ。
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この村はとっても小さくて、歩いているとすぐに外へ出ちゃう。
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しっかり壁というか塀というか、石垣に囲まれている村。
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そろそろ帰りましょ。明日も一日仕事だし。
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キエンツハイム、朝日を浴びたらきっと可愛さが際立つだろうな・・・明日も早起きしよう♪
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朝のキエンツハイム [アルザス]

朝7時半の散歩タイム♪ 朝は同行する人がいなくて、一人で。
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キエンツハイムやら、カイザースベルクやら、村はドイツ語の名前ばかり。
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昨日のキエンツハイムの入り口。
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朝の光を浴びると印象が全然違いますねえ。
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・・・とうっとりしていたら、どどどどっと大きな音がして、軍の車が!
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フランスも軍隊がありますものね・・・
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さて、壁の中に入ると・・・
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どこをどう写していいか分からなくなる、可愛らしい景色。
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昨日人々がワインを飲んでいたところ。
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左端に、さっきの軍の車から降りた若者たちが写っている。休暇で帰ってきたのだろうか。黄色い服を着ている女性は、たぶん村の職員で、花の手入れをしていた。
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村の外に出てみると・・・
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教会の屋根が可愛らしく見えていて・・・
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ワイン畑の前に十字架が。
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カトリックだなあ・・・アルザスでは、このような十字架をワイン畑のあちこちで見かけた。

文字を見ると、ドイツ語。
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人々がいつまでも美味しいワインを楽しむことができますように・・・
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あ、日時計が7時半をさしている。ということは、今夏時間だから、8時半ってこと。大変!朝食に帰らなくちゃ!
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この日の夕方は、高いところにのぼってみた。その様子は明日。
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シゴルスハイムの丘 [アルザス]

キエンツハイムの隣には、シゴルスハイムという村。
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その村の後ろにある丘に、うっすら何か立っているのが見えます?
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無理かな・・・これです。
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そこへのぼってみることにしためぎ。夕方7時頃とは言え、まだまだかんかん照りで、暑い!
ワンちゃんも暑い?
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この辺ではもうへろへろ。
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手前がシゴルスハイム。奥の方に見えているのがアメッシュヴィル。ずいぶんのぼってきたなあ・・・
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上から見る葡萄畑はとても美しい。
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やったー!頂上だ!と思ったら・・・!!!
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お墓・・・
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その頂上にはフランス国旗。
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そう、ここは、ドイツとの戦争で亡くなった方を葬っているところ。ここだけ、空気が違う・・・


頂上の向こう側を見下ろすと・・・
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ずっと向こうの山の上にあるのは、たぶんオー・クニクスブールというお城。
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葡萄畑の向こうに見えるのは、たぶんリクヴィルという村。
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登った甲斐があった・・・脳みそが溶けるかと思うくらい暑かったけど。

戻ってから、綺麗な夕焼けを楽しんだ。
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この次の日は、仕事は午前中だけ。午後は自由時間。リクヴィルへ行ってみよう。
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アルザスの景色 [アルザス]

昨日いた丘はこちら。
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こうして高いところから見るとアルザスの雰囲気がよくお伝えできるかしら・・・
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こういう感じ、何に似ていると思います?
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これほど高い山はアルザスにはないけれど、それにこの絵には葡萄畑がないけれど・・・
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背景が似ていると思いませんか。
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うちのドイツ人は、ハウルを見た瞬間から「アルザスみたいだね~」と言っていたが、実際本当にこの辺りで、ジブリのロケ班が取材をしたのだとか。

今日目指す村はこちら。
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この村はリクヴィル。アルザスでも指折りの観光の目玉。では降りていってみましょ。
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リクヴィルとは [アルザス]

昨日上から見たこちらは・・・
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下から見るとこんな感じ。
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上から見たこちらは・・・
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下から見るとこう。
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眺めていたところはあそこ。
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リクヴィルは、観光客がいっぱい!!
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観光客向けのお店もいっぱい。
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そのリクヴィルの紋章。
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リクヴィルとは・・・
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今の綴りはRiquewihrだが、ドイツ語ではReichenweierという。リッチな村、または国の村、という意味かな、と思ったら、6世紀のフランク民族(ゲルマン民族の一つ)のRichoという人の所領だったのだとか。

あちこち、綺麗にしていますねえ。
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明日はリクヴィルの裏側をご紹介。
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リクヴィルの裏通り [アルザス]

観光客がいっぱいのリクヴィルの目抜き通りを抜けるとこんなところに出る。
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リクヴィルはこんな石垣で囲まれている。
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入り口は物々しい。
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その外側はこんな感じ。
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壁の外には質素な家も。
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ワイン搾り器も置かれていた。
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壁の上から裏通りを見る。
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降りて、リクヴィルの一番端っこの辺りを散歩。
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壊れた家も。ここ、買って修理して住むこと、できそうだなあ・・・
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だんだん町の真ん中へ戻っていく・・・
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まっすぐ直角なところや水平なところが一つもない。
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明日は看板などを。
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リクヴィルをもっとズームアップ [アルザス]

リクヴィルは看板がいっぱい。
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これは何かな~?
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ああ、なるほど。
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これは?
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ふーん。
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この辺りはこの鳥が多い。
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これ、何の鳥か分かります?
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答えは明日。ぺりさんじゃないですよ♪ 色合いが似てるけど。

さて、ちょっと裏を覗くと・・・
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あら!
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ぴーちゅくちゅく♪
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忙しそうな親鳥。
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以上でリクヴィルはお仕舞い。観光客の心を惹きつけるものが満載だった。
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山をぐるっと [アルザス]

なんだかすっかり旅行記になっちゃってますが・・・でも、ここのところ忙しくて、デュッセルドルフで写真撮ってないの・・・それに、まだまだあるんです・・・週末にうちのドイツ人がきてからのとか。アルザスばっかり続きますが、もうしばらくおつきあいを。

さて、アルザス4日目は、雨だった。
そのため朝の散歩はせず、仕事が終わってから6時半過ぎに出発。3時間くらいかけてぐるっと山を回ってくるつもり。

まず、一番近い村キエンツハイムまで歩き、そこからさらに葡萄畑の斜面を登る。
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ずっとのぼっていくと山道へ。
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時々、綺麗な景色が楽しめる。
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手前はキエンツハイム、真ん中はめぎが泊まったところ。
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山を回って目指す村はあそこ、カイザースベルク。
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小降りの中こんなところを歩いていたら、日が射してきて・・・
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虹♪
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左手前がめぎが泊まっていたところ、右がアメッシュヴィル、その向こうに団地が見える。その向こうがたぶんコルマール。いや、コルマールはさすがに見えないかな。
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さらに山を進むと・・・
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頂上はアンテナ。
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雨だったので、こんなみなさんがお出迎え。
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それじゃ、そろそろお暇しましょ。ここを通って一気に下のカイザースベルクへ。
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この辺りの地図を載せてませんでしたね・・・

アルザス日本学研究所





♪ おまけ ♪
昨日の鳥は、コウノトリ。
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アルザスにはコウノトリが生息しており、私の仕事場の中庭にも一度降り立ったのだが、そのときは撮影できる状況じゃなく、カメラを手にできる頃にはもういなかった・・・小雨の降る中、目の前で見たコウノトリはびっくりするほど大きく、優雅で、妖艶で、美しかった。ああ、撮影できなかったのが、ほんと残念。
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カイザースベルク [アルザス]

細い山道を一気に下ると、ここに出た。
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ここは、Kaysersberg(カイザースベルク)。
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あら、改装?それとも新築?
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長い階段を降りると・・・
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中世の跡がよく分かる。
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カイザースベルクはシュヴァイツァーの生まれた村。
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時間の所為か(夜9時近く)、人もまばらだった。
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てくてく葡萄畑のなかを歩いてキエンツハイムの方へ戻る。空の深い青が美しかった。写真にはうまく撮れなかったけれど。
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キエンツハイムの前には戦車が!
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アルザスは一言ではとても言い尽くせない、様々な面がある・・・めぎはそのホンの一部を見ただけなんだろうな。

明日で追記:この次の日で)ようやく仕事終了!やったー自由だ~週末だ~旅行だ~♪ (ここまでも、ブログ上はほとんど旅行って感じでしたね・・・)
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もう一度、このお墓を [アルザス]

今日のお話は7月4日の出来事。

ようやく5日間の仕事が終了し、お昼過ぎにうちのドイツ人が迎えにきて、週末は旅行♪
5日間会わないと、なかなか新鮮でいいものでした♪ 

どこがお勧め?と聞かれて、最初に案内したのはやっぱりリクヴィル。
それから、もう一度しっかり見たかったここへ。車だからあっという間に移動できるかと思ったら、葡萄畑の中を迷路のように迷い、30分くらい行ったりきたりしてようやく頂上へ。
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すごーく広い。
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よく見ると、ユダヤの方も。
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さらに、イスラムの方々も。
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みなさん、フランスのために命を捧げたのですね・・・
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しかし、それにしても、フランス軍にこんなにムスリムがいたなんて。知らなかったなあ・・・

そして、みなさんが睨んでいるのはあそこ。
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ドイツ。黒い森・・・シュヴァルツヴァルトのあたり。


ちょっと下に目を向けると、アメリカ国旗も。
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この、美しいアルザスの景色の中の、ぴーんと張り詰めた空気。
一言で欧米と言っても、EUとかG8とか言っても、その中では色々渦巻いているのですよね・・・
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めぎはどこで土に還ることになるのかな。そのとき、どこを向いていたいかな。
戦争で亡くなった方々には、それを選ぶ権利もなかったのですよね・・・

さて、そんな張り詰めた空気から一気に現実に引き戻してくれる、どどどどっていう音。
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機械が埋もれている・・・
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なるほど、こうやって、伸びた蔓を切り落とすのね。
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ボクはもっと伸びたい!
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でも、葡萄に力を注がなきゃ・・・
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私たちも美味しいワインができるよう応援しますわ♪
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アルザスの葡萄畑、さようなら。
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コルマール [アルザス]

7月4日の午後4時過ぎ、葡萄畑の村々をあとにして、めぎとうちのドイツ人はコルマールへ。
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めぎにとって、一週間ぶりの都会。コルマールは小さな町だが、村の生活に慣れ親しんだ5日間を経たあとでは、大都会に見えた。

この町も、ハウルのロケハンが取材したというところ。帰ってきてから、撮った写真と映画を比べてみたら・・・
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あ、ほんとだ~♪
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古い絵ですねえ・・・すてき。
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ここは建物の地面に接している部分の面積で税金を取られたため、上へ向かって迫り出すような建て方になっている。(スペインもそうだったんですね!>Inatimyさん)
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その建て方もしっかりハウルに取り入れられている!
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観光馬車には・・・
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ワンちゃんも♪
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観光SLも♪
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ここを歩いたのは夕方5時頃。光が眩しかった。
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ここで食事してみたいですねえ。
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ここで育つのって、どんな感じなのかな。
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光の色 [アルザス]

今日もまだコルマール。
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空の青色を入れようとすると影になっている建物が暗く写るし、建物に焦点を合わせると空が真っ白に写ってしまう。いつも撮影はなかなか難しい。


これは、ちょうど建物も光を浴びていたが、その柔らかい光を写すのが難しかった。
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アルザスの屋根って、魅力的。
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右の屋根のてっぺんに・・・
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ちょうどカタカタ言ってます♪
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ここにも♪
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印象に残った看板。ここはユダヤ人の店。☆ですぐに分かる。
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こちらはコルマール観光の目玉、頭の家。
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ワイン取引所だったんですね・・・
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壁にはいろんな顔(頭)がいっぱい。
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ここでワイン買ったり飲んだりしたら楽しいでしょうねえ・・・
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メメント・モリ。ええ、そのように生きていきたいと思ってます・・・難しいけど。やっぱり、光ばっかり見ちゃうから。
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友人の家 [アルザス]

うちのドイツ人と泊まったのは、ストラスブール郊外の、彼の古い友人の家。
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その友人は、彼らが高校生だった頃からのつきあいだから・・・もう30年以上。友人の方は高校卒業後アルザスへ、そしてそのままフランス人と結婚して今に至っているのだ。30年以上経った今でも、どこかドイツ語訛りのフランス語を話す。それとともにドイツ語もかなりフランス語化している。それを聞くと、外国語習得の難しさを感じるとともに、母語維持の困難さも。めぎの目下一番のテーマ。うーん。
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その友人家族は一家揃って休暇中。めぎたちはその留守宅に泊まらせていただいた。ドイツ人同士ではよくあること・・・長期休暇中に全くの他人におうちを貸すことさえある。その場合はもちろんある程度の家賃を払ってもらい、それを休暇資金の一部にする。なんとも合理的な考え方・・・貸してもらう方としては、ホテルと違って寛げるし、料理もできるし、広いし、この家の場合は広い庭もあったし、有り難い習慣だ。
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観光疲れのめぎたちは、スーパーでフランスの美味しいお総菜を買って、アルザスワインも買って、家でゆっくり食べた。そうすれば、運転手も飲めるし♪
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本当は3泊したうち一晩くらいは外へ食べに行こうと話していたのだが・・・観光したら疲れてしまって(歳ですわ~)、結局うちで適当に食べてすませてしまった・・・今考えてみると、アルザスらしい料理の写真がなくて残念。

2泊目の夕飯。
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3泊目の夕飯。
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こちらは、アルザスワインの一つ、ゲヴルツトラミネール。名前の通りスパイス(Gewurz)風味の癖のあるこのワイン、うちのドイツ人は大嫌いだけど、めぎは大好き。病み付きになる味。
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こんな夕焼けを見ながら食事。
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クロウタドリさんは早朝から絶好調♪
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カササギさんも元気いっぱい♪
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さて、どこへ行こうか・・・続きはまた明日。
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オベルネ [アルザス]

本当は、アルザスの友人の家に泊まって明けた次の日はドイツへ遠出したのだけど、それはちょっと長くなるので後回しにし、アルザスをまとめてしまいましょ。

・・・と言うことで、本日は7月6日のお話。

ここは、ストラスブールからそれほど遠くない、Obernai(オベルネ)という町。
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古い建物がいっぱい。
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この日は朝から曇り。せっかくの綺麗な建物だけど、光がないのが残念・・・

こんな素敵な泉も。
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あら、泉の横にカフェが。ああ、ホテルみたい。
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せっかくなので、そこで一休み。
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本場のクロワッサンって、なんて美味しいんでしょ。
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可愛いながらも、どことなくシックな町。
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アルザスって、ほんと、一つ一つの町の表情が違いますねえ。

ここにも、コウノトリさんたちが。
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ここのコウノトリさんはお目々ぱっちり♪


Obernai



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聖オディール山 [アルザス]

本日の話は、7月6日のアルザス最終日。

最後に訪れたのは、聖オディール山、とでも訳せばいいのかしら・・・

Mont S. Odile




聖オディールはアルザスの守護聖人。763メートルの山の頂に、修道院が建っている。そこから見たアルザスの景色。
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小さな礼拝堂の中には見事なモザイクが。
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763メートルまで、自転車でのぼる人たちもいる。
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修道院だけど、どうやらレストランもあるようだ。それとも修道士の方々がパーティーをしたのかしら。これ、全部、飲み干したワイン・・・
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この日はこんな山の上にびっくりするほどの人たちが集まっていて・・・
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礼拝が行われていた。
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ブラスバンドの演奏付きのミサって初めて。
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この方が聖オディール。
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こういうメダルって、ちょっと懐かしくありません?

さて、オディールさんとお別れした我々は、そのあたりの山奥のChamp de Feuというところへ。火場、とでも訳すのだろうか?たぶん、昔はここで見張りをして、敵がきたら火で合図したんじゃないかな(うちのドイツ人の推理)。
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写真でお分かりのように、雨。ザーザー降ってきて、観光はこれまで。見ていないところがアルザスにはまだまだいっぱいあるけど・・・またいつか、ゆっくり来られるといいな。

帰り道で見かけたラマ(ですよね?)。
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帰りに通った、非常に古い中世の面影を残した村。
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雨の中、タンデムしている人も。くっさんのこと、思い出しちゃいました。
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これで、アルザスのお話はお仕舞い。長い間おつきあいいただき、みなさまに感謝。
あとは、フライブルクとシュヴァルツヴァルトを残すのみ・・・なんですが。


♪ お知らせ ♪

めぎは、8月6日まで旅行中です。シュヴァルツヴァルトの話は旅行後に再開します。留守中、コメントへのお返事をお休みいたします。もしよろしければ、留守中も「めぎはいまここ」をご覧ください。みなさまのブログへは、8月7日以降に(と言ってもその日から仕事なのでバタバタしてもっと遅くなるかも知れませんが・・・)訪問再開いたしますね。
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コルマール [アルザス]

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現在2年前の秋の旅行記を連載中。今日の写真も2011年10月31日の撮影。

ボーデン湖からライン河畔を下り始め、スイスのバーゼルまでやってきて、そこから北上してフランスのアルザス地方へ。そこでちらっと寄ったのがコルマールという町。
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可愛くて・・・
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古い建物がいっぱい残っている町。
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ハウルとか魔女の宅急便に描かれているような町。
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その昔、建物が建っている面積によって税金がかけられていたので、上階の方が広く作られている。
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素敵ね~
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教会はどっしり。
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普通の家の屋根。
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どこもかしこも絵になって、どう写真を撮るか難しい。プロだったらもっと素敵な絵を切り取るんだろうな。
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同じ家でも角度によって雰囲気が違うし、どこもかしこも魅力的。でも、これ、どちらも写真としてはだめねえ。2年前の写真を見ると、下手なところがたくさん目につく。今もまだまだだけど、2年間分の修行の成果はあるのかも知れない。
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コルマールの話はもう一回つづく。
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撮影: D40x + 18-200mm(F3.5-5.6)
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コルマールをズームアップ [アルザス]

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現在2年前の秋の旅行記を連載中。今日は、昨日ご紹介したフランスのアルザス地方の小さな可愛い町コルマールをズームアップ。

教会にはたくさんの像がある。
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どれをズームアップしてよいやら迷うほど。
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気がつきにくいところにも。
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ほら!
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教会じゃなくても、いったい何のためか、なんの意味があるのか分からないものがいっぱい。
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このクマさんにも何か意味があるんでしょうねえ・・・
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それからあちこちで目につくコウノトリ。
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お土産屋さんだけじゃなくて・・・
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あちこちに。
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でも、本物のコウノトリさんは留守だった・・・
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コルマールは1時間ほど散歩しただけ。その後この日の宿泊地へ。その話はまた数日後から。

撮影: D40x + 18-200mm(F3.5-5.6)
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リクヴィル [アルザス]

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今日からまた2年前の秋の旅行記を再開。今日の写真は2011年11月1日の撮影。

ようやくこのときの旅の最終目的地。その村の入り口はこんなところ。
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こういう姿はどんな国も同じね。
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古そうな窓だなあ・・・
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入り口には・・・
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紋章が。
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さて、入りましょ。
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中は別世界のよう。
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ここにも一年中クリスマスグッツを打っているお店があるみたい。
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ここに来る前にちらっと寄ったコルマールより規模の小さな、そのためちょっと素朴な、とっても可愛い村。
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めぎたちはこの村に一泊したのだった。ここは以前にも来たことのあるリクヴィルという村。何年前だったかしら・・・5~6年前の夏にこの近くで研修があって、そのときにもご紹介したような記憶。宮崎駿がハウルを描くときに参考にしたといわれるところ。リクヴィルとコルマールだけじゃなくてアルザス地方はだいたいこんな感じ。以前このリクヴィルに来たときに、こぢんまりとして素朴で可愛さを凝縮したようなこの村にいつか是非泊まってみたいと思っていたのだった。

村のまわりはワイン畑。
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アルザスワインのお店がたくさん。
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ワインセラー(地下室)なので、こういう店構えが多い。
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看板にはちらちらドイツ語も見える・・・アルザス地方はみなさまご存じのようにかつてドイツだった所。町の人たちの多くはドイツ語が出来るし、名前を見ればドイツ系の人も多い。

ちょっとズームアップ。
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つづく。

撮影: D40x + 18-200mm(F3.5-5.6)
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リクヴィルの宿と食事 [アルザス]

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現在2年前の秋の旅行記を連載中。今日の写真は2011年10月31日~11月1日の撮影。

ここはめぎたちが泊まったホテル。
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看板が可愛い。
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裏の駐車場。観光客が歩く表側から見えない所にある。
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バーのような居酒屋のようなところが入り口で・・・
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中はとっても古いのでかなり傾いている。
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部屋はかなりシンプル。こういう小さな村の宿はどこもこんな感じ。昔の建物がそのまま使われている。
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部屋の窓から見えた景色。
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夜はホテルの居酒屋ではなく左側に写っている真っ赤な壁のレストランに入った。入ったときは夜だったのでこんなに真っ赤な壁だとは全然知らなかったのだが。
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壁の内側に入っていくとテラス席になっていて、その奥にそのレストランがある。
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中はいかにもアルザス風。
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食べたのは田舎料理。まず前菜はこちら。
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メイン。
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デザート。
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食文化はドイツのよう。アルザスはドイツだった所だから当然だけど。

早朝のほとんど観光客がいないリクヴィルを見られるのがここに泊まった人のメリット。
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アミューズメントパークのような張りぼてではない、本物の、昔も今もここで人々が暮らしを営んでいる所。中世から今までの全ての歴史を背負っている重みが感じられる。メルヘンという言葉は、可愛らしいおとぎの国の世界という意味だけではなく、その裏に魔物が潜むおどろおどろしさがあるのだが、そういう意味でこの村はまさにメルヘンの世界。作り物じゃないから本当にそのおどろおどろしさと隣り合わせで、なんとなく居心地悪いような感じさえする所だった。そうだなあ、喩えていえば、千尋があのトンネルのような門をくぐったときに感じたような、誰もいない商店街で感じたような居心地の悪さがここにあり、そのおどろおどろしい世界をしっかり背負うと初めてここの本当の美しさも見えてくるような、そんな所だった。
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旅行記はあともう一回つづく。
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撮影: D40x + 18-200mm(F3.5-5.6)


♪ おまけ ♪


こういう記事を見ると、ヨーロッパではW杯出場をかけて如何に熾烈な戦いをしているかが分かる・・・ドイツブンデスリーガで活躍している花形FWの多くはもう出られないことが決まっているほどで、あのロナウドがプレーオフで戦わなければならないことからもその熾烈さが分かるだろう。ドイツはもう出場を決めているが、プレーオフと紙一重だった。この週末は同じく出場を既に決めているイタリアとイギリスとテストマッチを行うが、果たして勝てるかどうか。別にテストマッチだから勝たなくてもいいけれど、でも、ボロ負けしては欲しくないなあ・・・いやはや、ホント、プレーオフにならずに済んで本当によかったわ。
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アルザスのワイン畑 [アルザス]

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2年前の秋の旅行記は本日最終回。今日の写真は2011年11月1日の撮影。

リクヴィルを去る前に、この観光電車に乗った。
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実は5年前の夏にも乗ったことのある電車。こんなイヤホンで説明を聞くことが出来る。日本語もある。
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これに乗ると、ワイン畑の方へ行ってくれるの。
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しかもこうやって登っていってくれる。
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上から見たリクヴィル。
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5年前の夏はとっても暑く、ここまで徒歩で登るのがしんどくて乗ったのだった。こうして上からアルザスの景色を眺めるのってとっても素敵な経験だったので(その様子はこちら)、今回秋の景色をもう一度、と。でも、今回の時間帯だと逆光で残念。
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それでも、めぎたちが泊まったホテルや・・・
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何度も写真を撮った入り口の門などがよく見える。
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入り組んだ屋根と・・・
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この村を取り囲む立派な塀も。こんな小さな村だけど、アルザスワインのおかげでここはとっても栄えていたのだろう。
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秋の色がとても美しかった。
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観光電車はうねうねとしたワイン畑の道をゆっくり走り・・・
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時折向こうに隣村なども見ることが出来た。
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こちらはリクヴィル。
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これがみんなワインになるのね~♡
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そしてまたリクヴィルの中へ。楽しかった♪
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以上でボーデン湖からリクヴィルまでの旅行を終えた。こんな風にブログに乗せきれなかったままお蔵入りしている写真が実はまだたくさんある。こうして数年前のを乗せるのも悪くないわねえ。またやってみようかな。特にドイツ国内の旅だったら、ブログの趣旨にも合うし。それに、D40xの色が今見ても全然悪くないし。

そうそう、帰りにアルザスのどこかでようやく本物のコウノトリさんを見ることが出来た。
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撮影: D40x + 18-200mm(F3.5-5.6)


♪ おまけ ♪

ドイツはイタリアで1対1だった。テストマッチだから両監督とも色々試していて、これはダメねとか、おお意外といいわねとか、色々あって面白い試合だった。でもなあ、どうもゴールが決まらないわねえ。それに、1対1の競り合いではイタリアに負けがちだったと思うなあ。選手たちの質は素晴らしいのに、そしてみんな自分たちのチームではすごく活躍してるのに、CLでもドイツのチームはすごく強いのに、どうしてナショナルチームになるとイマイチなのかなあ。なんというか、選手たちがぎこちないというか、本来の良さが出ていないというか。それって、ヨギの采配の所為よね。それは、ヨギが選手たちの良さを生かし切れていないからなのか、ヨギの戦略が素晴らしすぎて選手たちがついて行けていないのか、どちらなのかしらね。なんとなく、試合運びをヨギにきっちり決められ過ぎて選手たちが動けなくなってしまってるように見えるんだけどな。



同時にW杯出場をかけたプレーオフが行われているヨーロッパ。ウクライナに負けちゃったフランス、次で頑張って欲しいなあ。ロナウドにやられちゃったスウェーデンも次で頑張って欲しいなあ。火曜日どうなるかなあ。その日はドイツはイギリスとテストマッチ。これまたどうなるかなあ。
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