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ザルツァハ河を見る [2024年5月 ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭]

今日は2024年5月のザルツブルクのお話を。

めぎの泊まっているアパルトメントから2分ほど歩いて、スーパーのある川沿いの通りまでやってきた。ここにはバス停もある。
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この通りを渡るとすぐザルツァハ河。
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今いるところはここ。めぎのアパルトメントはこの川の下側、Sternbräuと書かれているところのすぐ下あたり。



今年も鍵の影を試行錯誤。
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橋の上から見えるザルツブルク旧市街。もうちょっと川の向こう側の方まで渡ると、川沿いの建物と奥の山の上の要塞との間の教会の塔なども見えるようになり、町の高低の重なりがもっと美しく撮れるのだが。時間がなかったわけではないので、あともうちょっと橋を渡ればよかったな。でもこのときちょっと気が急いていて、あともうちょっとを端折ってここで撮影してお茶を濁してしまった。
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ヨーロッパの大河はたいてい濁っている。それは、公害で汚いのではなく、川の長さによる成分の違い。この直前にかなり雨が降ったので、この日はかなり泥が混ざっていた。

川向こうには堂々たるホテル・ザッハー。一泊500ユーロ以上(部屋料金なので、1人でも2人でも一室500ユーロ)。朝食は一人55ユーロ。
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川沿いを歩いて次の橋を渡り切ったところ(左奥の山のふもと)まで行くと、めぎの小学校時代の恩師ご夫妻が泊まっているホテル・シュタインがある。ここは一泊一室200ユーロ以上から。音楽祭の時期は300ユーロ以上。朝食は先日も書いた通り一人35ユーロぐらい。
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どちらのホテルも町の見える側の部屋は結構な料金となる。ザッハーが一泊1000ユーロ、シュタインが500ユーロ以上という感じかな。シュタインの朝食会場は屋上で、眺めが素晴らしかったそうだ。一回ぐらいは朝食会場に訪ねていって一緒にその絶景を眺めながら朝ご飯を食べようかなと当初は思ったりもしていたが、毎晩夜中までおしゃべりが弾み、朝は別行動とした。めぎのアパルトメントはベッドルームが2部屋あったので、同じ部屋に一緒に泊まるという案も計画時にはあったのだが、めぎの宿の方が音楽祭会場に圧倒的に近いし夜もおしゃべりの後すぐに部屋で眠れるという大いなるメリットがあるものの、恩師ご夫妻にはきっとめぎと離れて水入らずで過ごす時間も大切だったのではと思うし、朝にそれぞれがゆっくり好きなように過ごせるというこのつかず離れずの距離感が非常によかったように思う。

この日の朝7時半ごろはちょうど天気がよく、こうして眺めや影が楽しめてよかった。今のうちに写しておかないと、天気もどうなるか分からないし、たぶん忙しくてもうこっちには来られないだろうから。この限られた時間に素晴らしいお天気になって、ザルツブルクの神様ありがとうと言う気分。いや、あの清掃車などの騒音、つまり早くから働いている人たちがめぎを起こしてくれてありがとうと言うべきかな。
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さて、まだ7時台だけど、この日は土曜日でこのあと2日間祝日になってしまうので、色々買っておかないと食べるものがないということになる。音楽祭の期間中はレストランに行く時間もないほど公演でいっぱいだから昼と夜はアパルトメントに食料を揃えて恩師夫妻をお招きして一緒に食べるつもりだったし、ザルツブルクのスーパーは日曜日と祝日もお昼頃数時間だけ開くが、その時間帯は音楽祭に行っていてたぶん買う時間がないかも。で、めぎはこれで切り上げてスーパーに寄り、まずはワインや水などを買ってアパルトメントに戻った。
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スーパーの場所はこちら。

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春が色とりどりになったのを実感していた頃 [小さな出来事]

今日はキリスト教の聖体の日で祝日。金曜日も学校がお休みで、めぎは4連休。しかしまたまた残念ながらめぎは定期試験の採点が…この年度末の忙しい時期、せっかくこうして連休があるのになかなかゆっくりできない。でも、つい先日の聖霊降臨祭の連休の時にザルツブルクで思いっきり遊んできたので、まあ何とか頑張れるかな。

今日の写真は4月中旬の撮影。2日前の写真から2週間ぐらい経った頃。
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同じ場所でも咲く花が変わってきたなあと感じながら。
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黄色の花が眩しいと思っていた時からあっという間にピンク・白・と咲き始め、この頃は青い色も増え始めた。
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青い色を見ると、本格的な春になったんだなあと思う。
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慎ましく咲いている白もあるけどね。
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そしてゴージャスな蕾も。
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めぎ家のバルコニーにも芍薬があるのだが、蕾は全くつけてくれない。腐葉土をあげるといいと先日うちに来た恩師が言っていたが、腐葉土を買ってくるのって(デュッセルドルフの場合もらってくるという方法もあるのだが)、持ち運ぶ力が必要でめぎ家にはもう無理だな…
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こんな風に外に花壇を持てたら楽しいかもしれないわね。でも、それにもやっぱりそこそこの力が必要だわね。
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2日目の朝 [2024年5月 ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭]

今日は2024年5月のザルツブルク2日目のお話を。

小学校時代の恩師ご夫妻をお招きしてのザルツブルク。泊まっているのは、めぎはいつものアパルトメントで、恩師ご夫妻はホテル。朝はゆっくり朝食を召し上がるとのことで、めぎもこの日の朝はその前日までのバタバタの疲れを取って音楽祭に備えるためにゆっくりするはずが、朝5時半過ぎ、ゴミ収集車の音で目が覚めた。
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その後ろを清掃車も追いかけていく。
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やっと静かになったかな…もう車が一台止まっている。この通りは歩行者天国だが、朝の11時まではこの通りで仕事をしている人や搬入などの車が入れることになっている。
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いつも泊まっていた部屋はこの通り側ではなく反対側に面した部屋なのだが、今回はこの部屋を提供された。ちょうどこの春改装したところで、新しい部屋をめぎに見せたかったのかもしれない。オーナーは別荘に行ってて留守だったのだが、電話で「部屋はどう?気に入った?」と聞かれた。とってもきれいな仕上がりで快適だったが、最も気に入ったのは、この通りをそれほど上階からではなく、でもそこそこ上から眺められることかな。もっと上階の部屋にも泊まったことがあるが、こうやって窓から撮るには、このぐらいの高さの方が人の雰囲気も分かりやすくていいように思う。ただ、どうも斜めになっちゃって。写すとき、一応グリッド線を表示させてまっすぐにしたはずなのだが、斜めから見てやっているからよく見えなくて。

また大きな音がすると思ったら、今度は通りのゴミ箱のゴミ収集の車だった。
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そして6時20分頃には搬入の車もやってきた。
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そろそろ人通りも。
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で、めぎも出かけることにした。このとき7時13分。
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恩師のホテルのフロントの人、朝食は7時からって言ってたな…今頃恩師ご夫妻は美味しい朝食を食べ始めているのかな。ちなみにそのホテルの朝食は一人34.8ユーロもする。宿泊客がチェックイン時に滞在中毎朝食べる予約をすると割引されて27ユーロぐらいになると言ってたが、とにかく、今の為替レートで言えば約5千円もする朝食だということ。先生方は5泊するので、朝食だけで二人で5万円。普通の相場は13~15ユーロぐらいではないかと思うが、お泊りのホテルはそこそこの老舗だからまあそんなところかな。後で伺ったら、そのお値段を出すだけのことがある素晴らしい朝食だったとのことで、普通の相場のよりずっと品数やサービスが違うようだった。景色も抜群だったようだし。めぎはアパルトメントなので、そして前の晩は買い物に行ける時間帯に到着できなかったので冷蔵庫にはまだ何もなく、宿に備え付きのエスプレッソコーヒーと紅茶を飲んだだけだ。だからまずは買い出しに行かねば。後回しにすると音楽祭で行けなくなっちゃう。

というわけで、まずはスーパーの方角へ。
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つづく。
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