SSブログ
2015-16年年末年始 ペナン島 ブログトップ
前の3件 | 次の3件

ホーカーから見える景色 [2015-16年年末年始 ペナン島]

ax.jpg

現在、年末年始のペナン島の話を連載中。今日は1月24日で、めぎたちがペナン島に到着してからもう一ヶ月、そこをあとにした日から早くも3週間・・・ああ、月日は飛ぶように過ぎていくわねえ。

ここは、めぎたちが滞在中10泊11日間毎日、お昼か晩のどちらかに訪れたホーカー。ホーカーというのは現地の食堂というか、屋台街というか。後ろに見えているのがホテルで、ホテルのプールと庭を突っ切って海岸に出て左へ曲がってちょっと歩くと着く。徒歩2分程度。
a3.jpg


3軒くらいのお店というか炊事場が並び、その前にこんな簡単なテーブルと椅子が並び、椰子の木も生えていて、目の前は海である。
a4.jpg


平日の昼過ぎは空いていることもあったが、お昼と晩は大盛況。ここの特徴は、マレーシア人が多く座っていたこと・・・現地の人がいると言うことは、安くて美味しいという証拠。
a5.jpg


お昼にはいつも生ジュースをいただいた。これはパイナップルジュース。
a6.jpg


そして、こんなのや・・・
a7.jpg


こんなのを食べた。
a8.jpg


↑こういうのはだいたい一皿6~8リンギットで、1.5~2ユーロくらい。つまり、一皿200円前後。毎食二人で千円もしない食事をしていたのである。

たまに昼からビールを飲んだことも。マレーシアはお酒は非常に高い。大瓶一本が18リンギットくらいだったかな・・・つまり、食べ物よりずっとずっと高い。
a9.jpg


でも、こんな景色を見ながら、そして波の音を聞きながら飲むビールって、最高なのよね~♪
a10.jpg


めぎたちは日々この店で食べながら、人々の様子を眺めていた。海辺には、オーストラリア人を中心とした白人の他、中国人を中心とした東アジア人(日本人もちらほら)、アラブ人、そしてマレーシア人がたくさんいた。その中で、象徴的に印象に残ったのがこちら。
a1.jpg


換算50mm単焦点での撮影で、つまりズームできなかったので、これはトリミング。
a2.jpg


このイスラムの少女たちの生き生きしていた様子・・・それは、日本やドイツの極めて普通の少女たちと何ら代わりがない。それに、こんなにきっちり頭から足首まで身体を覆っているのに、その横にいたビキニ姿の若い二人よりずっと可愛らしく、色っぽく、素敵に見えた不思議さ・・・4年前にも同じようなことを書いたが、この様子を見ると、それまで抱いてきたイスラム女性のイメージが根底から覆される。

撮影: Nikon 1 V3 + 18.5mm(F1.8)
nice!(45)  コメント(8) 

マレー人の休暇の様子 [2015-16年年末年始 ペナン島]

ax.jpg

現在、年末年始のペナン島の話を連載中。

今回の旅で目についたのが・・・
a1.jpg


海辺に張られたテント。
a2.jpg


クリスマスやお正月はマレーシアでもホリデイになっているようで、その期間は家族連れやら若者のグループやらがたくさんここでキャンプ。ホテルのすぐ前のビーチに、ちょうどホテルの敷地の真ん前を避ける形でテントが並んでいた。

若者たちの姿は世界共通。これは若いカップルで、二人で自分撮りしたのを確認しているところ。
a3.jpg


キャンプの他に、日中にここにお弁当と敷物持参でやってきてピクニックしている人たちも多かった。
a4.jpg


そして、お昼寝・・・
a5.jpg


あっちでもこっちでもせまい敷物の上に何人もすし詰めでお昼寝していた。
a6.jpg


それから若者たちのバイクの集い。
a7.jpg


バイクバイクバイク・・・
a8.jpg


実はここで、ある小さな事件を目撃した。イギリス人夫婦と思われる年配の人がここにたぶんレンタルしたバイクを駐めていて、出発時に別の駐輪していたバイクに接触、倒してしまったのだ。大勢の若者たちの中から一人がすぐに飛び出していき、数人がそれに続き、おお~どうなるんだ?と思って見ていたら、そのイギリス人の男性がさっとウエストポーチからお金を取り出し、いくらか(ちょっと遠くてイマイチ分からなかったがたぶん100リンギットくらい=約25ユーロ=約3千円)握らせて事なきを得てさくっと去っていった・・・言い争いをせず、警察なども呼ばず、あっという間に事態を収拾したのが見事であった。まあ見たところどこも壊れていないようだったのだが、その若いマレー人も怒鳴ったりすることもなく平静であった。

ここで、失礼ながら「ちんぴら」という言葉を思い出しためぎ。
a9.jpg


うちのドイツ人にその言葉を教えたら、エラク気に入って喜んでいた。
a10.jpg


いつも通ったこのホーカー(屋台街)、「ちんぴら」さんたちに占拠されていた日もあったが、基本的には家族連れが昼食やジュースなどを楽しんでいた。
a11.jpg


夕方になると、ほぼ大半が片付けてどこかへ消えていった。すぐ近くのバックパッカーの安宿に泊まっているのか、近くに住んでいて休日に遊びに来ただけなのか、ナゾである。ただ、この現地のマレー人の人たちがここでこんな風に楽しそうに、しかもすっかり安心して寝込んだりして休日を過ごしていたのが非常に印象的だった。
a12.jpg


撮影: Nikon 1 V3 + 18.5mm(F1.8)
nice!(40)  コメント(7) 

記憶と現実 [2015-16年年末年始 ペナン島]

ax.jpg

現在、年末年始のペナン島の話を連載中。

ここは、4年前にペナン島で毎晩のように通ったところ。中華系の屋台というか食堂というか。
a1.jpg


こんな風に並んだ魚から選んで調理してもらう。何を頼んでも美味しかったという記憶で、滞在2日目の夜、クリスマスの晩にいそいそと出かけたのだった。
a2.jpg


夕食の始まりはいつもこのビール。
a3.jpg


この日はこの魚にしましょうか・・・
a4.jpg


甘酸っぱい餡かけになって出てきた焼き魚。
a5.jpg


これが、4年前には魔法のように美味しく感じたのだが、今回は、ん?こんなもんだったっけ?という感じ。いや、決してまずくはなく、むしろ美味しいのだが、でも、魔法のような美味しさというほどの感動はなく。これって、記憶が美化されたから?2度目で新鮮味に欠けるから?それとも調理の腕が落ちたのか?

4年前も食べたこの貝も・・・
a6.jpg


前と同じように焼いてもらったのだが(この貝は焼いても蓋の開かないタイプで、手で簡単に開けられる)、美味しいのだが、4年前のような感動は無く。(この料理の写真をモブログで載せたときにご質問のあったこの上に乗っているものは、レモングラス。)
a7.jpg


あんなに楽しみにしていたのになあ・・・お会計も、以前より割高だったし。以前は料理4~5皿と飲み物で40リンギット(約1300円)程度だったのに、今は60リンギット(約2千円)くらいといった感じ。4年でそんなに物価が上がったのかしら。

しかし、ここから見る夕焼けは以前と変わらず感動的だった。
a8a.jpg


焼き方は以前と変わっていないようだったんだけど。ちなみに調理している人も前と同じだったんだけど。
a8.jpg


そんなわけで以前のように毎晩のように通うという気は失せ、10回の夕食のうち、2回行っただけ。ここからは2回目の時の写真。2回目は滞在最後の晩餐として、もう一度ここを訪ねたのだった。

6時過ぎ、日が暮れ始めた海を見ながら・・・
a9.jpg


やっぱりビール。
a10.jpg


今回も魚を選び・・・
a11.jpg


同じく甘酸っぱい餡かけに。味はやっぱりまあまあ。
a12.jpg


この日は巻き貝があったので・・・
a13.jpg


生姜味で。これ、美味しいんだけど食べるのが難しい。楊子でつまみ出せるほど大きくないので、吸い込む感じで食べるのだが、吸い込むとスポンと気管に入りそうになったり、なかなか吸い出せなかったり。四苦八苦しているめぎたちを見て、すぐ泊まりのマレー人の男性が大笑い。コツを説明してくれたりしたが、やっぱりめぎには難しく。
a14.jpg


この他野菜の炒め物とか炒飯とか食べたのだけど、撮り忘れ。

やっぱり以前ほどの感動はなかったが、10日間いろんなところで色々食べてみたあとでもう一度行ってみれば、観光客向けの大きなホーカー(屋台街)やレストランなどよりずっと安くてずっと美味しいのは確かだった。そして、なんと言っても暮れゆく海を目の前で見ながら、そして心地よい海風に当たりながらの食事は格別。
a15.jpg


ああ、また行きたいなあ・・・

撮影: Nikon 1 V3 + 18.5mm(F1.8)
nice!(47)  コメント(11) 
前の3件 | 次の3件 2015-16年年末年始 ペナン島 ブログトップ