リゾートホテルライフ [2015-16年年末年始 ペナン島]

現在、年末年始のペナン島の話を連載中。
10泊の滞在中のほとんどの時間を過ごした部屋は・・・

こんなところ。バルコニーは日陰になっているので日中でもぼーっとするのによかったし、リビングには最新のTimeなどが置かれてて楽しめたし、ソファーはゆったりしててコーヒーを飲みつつ本を読んだりするのによかったし、バスルームが2つもあって水着を掛けておいたりするのに便利だった。

観光に出かけたりもせず10泊二人で一つの部屋で過ごしていると夫婦と言えども流石に息がつまるので、リビングルームのあるセミスイートルームを予約。が、このホテルにはスイートでも特別なラウンジ利用とか飲み物やおつまみが出されるカクテルサービスとかがある訳ではない。そういうのが無い分宿泊料が安いとも言えるだろうか。めぎが先日から「ゴージャスなリゾートホテル」と呼んでいるのは、内装がゴージャスというよりは、客室が一戸建てのシャレーだったり、東南アジアの伝統的な東屋風だったりし、部屋付きのプールがあったり子どもが泊まれなかったりして静かで、アフタヌーンティーやカクテルサービスがあったりするようなところのこと。そういう方が「こぢんまり」した気分を味わえるが、めぎ家の10泊分の予算で2~3泊しかできず、とても手が出ない。多くの日本人が泊まっているようだが、それはやっぱり2~3泊なら豪華に良いサービスを、ということなのだろう。ヨーロッパでは決して大型ホテルを好まず小さな民宿を探すめぎ家だが、東南アジアの小さなところはバックパッカー向けで、プールサイドでのんびり休暇を過ごすという今回の旅のコンセプトには合わず、大型ホテルに泊まるしかない。個人旅行のホテル探しは予算と希望の折り合いをつけるのが結構難しい・・・まあ、そのホテル探しこそが滞在型の旅の計画の醍醐味で、楽しくもあるのだが。
南国リゾートによくあるタオルのアート♪

ここがイスラムの国なのだなあと思う天井の印。メッカの位置を指しているのだ。みなさんお祈りは部屋でやっているのかしら・・・ロビーやプールなどでは見かけなかった。そういえば外で見かけるマレー系の人も、お祈りしている人はいなかったなあ・・・お祈りすべき時間は毎日新聞に載っていたが、人々が一斉に姿を消すということもなかったし、意外にお祈りしていない人も多いのかしら。

さて、めぎがホテルライフで最も重視していることの一つは朝食。4年前、バイキングの種類が豊富でどれもとっても美味しくて感動した朝食はどうなっているかしら・・・とっても楽しみに行ってみたら、朝食会場のテラスの前の芝生のところにテーブルが準備されているところが全く変わってなくて、今回も以前いつも座っていた一番前のテーブルで食事。その場所に座りたくて、毎日早起きしてまだ夜が明けたばっかり位の時に会場入りしていたのである。(ちなみに朝食は確か6時半からで、夜明けは7時15分くらい。)

食べ始める頃はまだ薄暗く、芝生の掃除をしている人もいた。

食べているうちに明るくなってきて、こんな景色を見ながらゆっくり味わっていた。

以前は、席に着くとウエイターさんがコーヒーか紅茶かと聞いてきて用意してくれたのだが、今回は飲み物もセルフサービスになっていた。朝食自体も4年前より品数が若干だが少なくなっていて、味もほんの少し落ちたように感じた。十分美味しいのだが、4年前ほど感動しなかったということである。めぎが日々食べたのは、その場で作ってくれるオムレツと、焼きうどんみたいな麺と、焼トマトやパプリカなどと、お粥かスープ麺、そして写していないが最後にフルーツとドーナツやパンケーキなど。

うちのドイツ人はいつも決まって目玉焼きとベイクドビーンズ、それに牛や鶏で作ったベーコンもどきやソーセージ。それにいつもトーストを食べていた。

クリスマスの飾りやシュトレンなどはあるのに豚肉は全く無いところは、4年前と同じ。
食後はよく海辺でジェットスキーやらパラセイリングやバナナボートなどを引っ張る船やら、人々が海のアクティビティの準備している様子を眺めていた。

それからプール。池が凍るほどキンキンに冷え込んでいる今のドイツで見ると、同じ地球上とは思えない写真だが。

水中カメラで撮影したり、ドーナツ型のプールをぐるぐる泳いだり。

そしてプールサイドで新聞を読みながらまったり。水着で座っていても寛げる暖かさ・・・午前中なら暑すぎず、日陰でのんびり。これはクリスマスのドレスデンの様子と、新年の東京の様子。おお~と思いを馳せた。

遠く離れてドイツや日本の記事を読むと、なんとも不思議な気分になる。このとき毎日のように取り上げられていた日本のテーマはこのこと。日本の見方でもヨーロッパの見方でもない、東南アジアのこの件への見方は非常に興味深かった。

それからずいぶん紙面が割かれていたプレミアリーグの記事。オェーズィルの記事が多かったのはなぜかしら・・・オカザキもよく出てきた。クロップもファンハールも日々取り上げられていた。この新聞、見出しがなかなか上手く洒落ていて、マレーシアの新聞って侮れないなあと感じた。

クロップの記事が面白かったので、一度ホテルのレストランのサッカー中継を見に行った。お客はめぎたちだけで、大画面を独占して見たが、その日のリバプールは負けてしまった。

最後に、今回もお世話になったテイラーショップ。このお店はシルクの生地しか扱ってなくて、それが肌にとても心地よい。前回も仕立ててもらってとてもよかったので、今回もうちのドイツ人はスーツ1着にシャツ3枚を作り、めぎも音楽祭などに行く時用のドレス2着と、シルクのパジャマを仕立ててもらった。採寸してもらってデザインを決めたり生地を選んだりするのはとても楽しく、シルクだからそれなりの値段もするけれどドイツで仕立てると考えると非常に安く、でも非常にキッチリと丁寧な仕立てで仕上がりも美しく、そしてめぎたちのことを覚えていてくれたこのショップの女性と非常に馬が合って話も弾み、とても温かく楽しい思い出になった。お疲れのようだったけど、またいつかここに行けるときまで元気でここにいてくれたらいいな・・・

撮影: Nikon 1 V3 + 18.5mm(F1.8)、D600 + 24-70mm(F2.8)、AW130、S31
2016-01-23 02:00
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コメント(6)
オーダーメイドの服は昭和47年の春、就職する時に作った背広が最初で最後でした。
by Baldhead1010 (2016-01-23 04:32)
バスタオルのアートがあるんですね。
おしゃれな心配りですね。
沖縄は今寒くなっていて、ひと時の冬を楽しんでいます。
by ちばおハム (2016-01-23 07:09)
私も海外で宿泊するところは、朝食をけっこう重視します。
休日とかだと、朝にしこたま食べて、昼抜いて遊びの時間を長く取ったりしますね。
by YAP (2016-01-23 07:13)
服の生地がきれい!!
ビビッドな色合いもあって迷いそうですね。
by ナツパパ (2016-01-23 20:53)
旅先で同じ宿に10泊する場合は、朝食の選択肢が多いほうが嬉しいですよね。
普段は毎日ほぼ同じものを食べてても平気なんだけど^^;。
初日の出、今年はちょうど晴れてたので私も撮りましたが、
海外の人々からすると不思議な感じなのかしらね^^。
by Inatimy (2016-01-23 20:53)
暖かそうですね~部屋の中でも寒いので、外のプールで泳げるなんてちょっと信じられないような・・・
ゆったり出来るってわたくしには素敵なこと、でも夫がね~
by mimimomo (2016-01-24 07:05)