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6月のバルコニーでの夕食 [食べ物・飲み物]

昨日(2022年6月23日)、英誌エコノミストによる世界の住みやすい街の今年のランキングが発表されて、1位はウィーンだったけど、ドイツからフランクフルトが7位に、ハンブルクが16位に、そしてめぎの住むデュッセルドルフが22位に入ったそうだ。そうかあ、デュッセルドルフって、意外と住みやすいんだ…ハンブルクにしろデュッセルドルフにしろ、最近人口が集中して家賃が急騰しているのだが(めぎ家は有難いことに昔のお安い家賃のまま据え置かれている)、それでもそこそこ住みやすい街となったとはねぇ。

現在めぎ家はバルコニーライフ炸裂中。
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今シーズンも一度だけグリーンアスパラを買ってみた。オリーブオイルで炒めて塩胡椒したものに鰹節をかけて。硬いかもと思って下の方の皮を剥いたけど、そうでもなかった。
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ラムチョップがメイン。おお、中はほとんど刺身状態だわ~
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とっても美味しかった~♪
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その日はお肉を食べきれず、後日再び同メニュー。
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今度はこんがり。でも中は半生ジューシーで、これも美味しかった♪ 手前のはバスマーティ―を使ったトルコ風ピラフ。
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今の季節、苺も美味しい。今、地物の場合、500gが3~3.5ユーロ。そのままでも美味しいけど、ちょっと蜂蜜をかけて。
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今の時期、ハンバーガーもめぎ家で流行中。バンズは普通のパン屋には無いのでスーパーで買い、うちで軽くトースト。バーグの方はいつもの金曜日のマルクト市場の肉屋さんで売っていたのをうちで焼いて、あとは野菜を用意するだけでお手軽に。
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ハンバーガーって食べるの大変だけど、自宅だから手もすぐに洗えるし、こういうのも楽しい。
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現在めぎ家には紫陽花の鉢が2つあるのだが、この色、好き。
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さて、そろそろ白アスパラはおしまい。これは、シーズン中20回ぐらい食べた白アスパラスープ。
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で、シーズンの最後に、うちのドイツ人の従妹と白アスパラパーティーをした。18時に従妹が来て、まずはクレモン(シャンパンと同じ製法で作っているフランスのスパークリングワイン)で乾杯し、一息ついてから夏の定番、ガスパッチョ。
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この日は6月18日(土)で、ドイツがものすごく暑くなった日。冷やしておいたガスパッチョがとても美味しかった。その後一緒に白アスパラの皮むきをして茹でて準備し、本当はバルコニーで食べる予定だったけど18時過ぎのうちのバルコニーは35℃で、とても外では食べられないねということでリビングで食事。しかし20時過ぎには30℃を下回り、窓を開けられる程度になった。
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ゆっくりおしゃべりして時は過ぎ、デザートの頃(21時半過ぎ)にはバルコニーに出た。これは従妹が作ってきてくれたデザート。サクランボのコンポートと、白いのは生チーズとマスカルポーネを混ぜたもの。飲み物はうちが用意したカルヴァドス。
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日曜日にはちょっと雨も降り、最高が25℃ぐらいに落ち着いた。これは遡って17日金曜日の撮影だけど、この25℃ぐらいがちょうどよくバルコニーを楽しめる。
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この夏は今のところあまり暑くはならない予報だけど、この20~25℃で推移してくれると楽なんだけどなあ。ちなみに6月23日は32℃の暑さで、24日は22℃程度の予報。暑くても、一日だけだからということで頑張れる。
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観光馬車の通るところ [2022年春 ウィーン~シュプロン]

現在2日おきに、2022年春のウィーンの話を連載中。

滞在3日目のお昼ごろ、一休みしたカフェから行きとは別の通りを歩いて宿の方向へ向かう。ここはNeuer Markt(新しい市場)と言う広場。
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特に有名でもない建物が本当にゴージャス。
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そからもうしばらく歩くと、こんな教会が見える小路に出る。
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そこは観光馬車が通るところ。
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こうしてここで曲がっていく。車も通るので、馬車のあと車が通り過ぎていった。
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それにしても観光馬車って、絵になるようでいて、撮るのが難しい被写体。
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動いている馬車の全体を入れつつ周りのお洒落な雰囲気が分かるように、そして乗っている人の楽しそうな様子も分かるように、御者の仕事ぶりも分かるように、同じところを通っていく人や車や自転車などを避けて、光が当たっている瞬間を…などと考えると、ほとんど至難の業。
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ところでこの綺麗なマリア・テレジア色の教会、実はプロテスタントの教会で、カトリックバリバリのウィーンでは全く注目されていない。中にも入れないし。
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オーストリアの旗が綺麗にはためいているのだけどね。
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馬車、盛況のよう。やっと観光客が戻ってきて、よかったわね。
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コウノトリ [ドイツ各地]

現在2日おきに、5月のニーダーザクセン州のダンネンベルクの話を連載中。今日からその周辺のお話を。

ダンネンベルクという町のあるニーダーザクセン州の東の果ての地域は、めぎたちに全く関係も興味もなかったところ。そこに行くことになったのは、ハンブルクに住む友人夫婦が、旦那のほうの母親の遺産で(それは母親の再婚相手の縁の遺産で、旦那とは全く血のつながりのない遺産なのだが、とにもかくにもそれは遺産として正式に引き継いだのだ)その場所に土地や建物を所有することになって、遊びに来てと言われたから。

で、ここがその遺産の土地の一つ。土地はこのほかに森とか畑とか飛び地で色々ある。
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向こうの柵の端のところから…
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あっちの飼料のところまで。
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ワンちゃん連れが遊んでいた。
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この土地、今のところ何に利用することもせずただ持っているだけなのだとか。その昔は狩猟につかわれていたところらしい。近くに馬の牧場もあった。こんなに大きな土地やら、その他にアパートやらも相続して、ここの他に旦那さんの本当の父親の土地やら家やらも相続してるし、奥さんの方の父親の分もあるし、相続税っていったいどうなっているの?と思うが、特に困ってはいないようだったので、ドイツの相続税は日本ほど大変ではないようだ。

さて、この日は友人の車で周辺を案内してもらっていたのだが、目の前に…
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コウノトリ!
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あ、飛んだ!
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この辺はコウノトリの巣がいっぱいあるのだ。
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ここにも…
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屋根の上にも…
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高い所なので雛は全く見えなかったけど。コウノトリの巣に小さな鳥も共生しているようだった。
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卵が売られていた。Freilandeier(フライラントアイアー)というのは露地卵と言う意味で、つまり放し飼いの鶏の卵。
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コウノトリの卵ではなかったけどね。
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この村を後にしたすぐ後…
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コウノトリの群生に出くわした。こんなにいっぱい一緒にいるところを見たのは初めて!
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ここ、凄く立派な超望遠レンズをつけたカマラマンらしき人が三脚立てて撮影していたので(一人だけ)、邪魔しないように車の中から窓ガラスを下げて撮影。めぎは後部座席の左側にいて、コウノトリ側ではなかったので、ちょっと離れていた1羽はどうしても一緒に写せなかった。それを入れれば13羽だったのにな~12話ではなく13羽であるところ、それも1羽だけちょっと離れているのが、西洋文化的に(キリスト教的に)ちょっと面白いのだが、残念。
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こんなところにカメラマンたちが集まらないのがドイツの良いところ。カメラ人口が日本と比べたらずっと少ないのだろう。場所はこの辺りのどこか。



注)日本や中国などに生息するコウノトリと違って、ヨーロッパのコウノトリは嘴が赤く、それを日本名では日本のコウノトリと区別してシュバシコウと呼んでいるようだが、めぎにはその名前は全く馴染みが無いので「コウノトリ」とした。ヨーロッパには黒い嘴の日本のコウノトリはいないわけで、この赤い嘴のが一般にStorch(シュトルヒ、訳すとコウノトリ)と呼ばれ、赤ちゃんを運んでくる鳥である。正確には日本のコウノトリは英語でOriental stork(オリエンタルコウノトリ)、ドイツ語でSchwarzschnabelstorch(黒い嘴のコウノトリ)といい、この赤い嘴のは英語でWhite stork、ドイツ語でWeißstorch(白いコウノトリ)と言うようである。
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