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ダンネンベルク [ドイツ各地]

現在2日おきにニーダーザクセン州にある友人のセカンドハウスを訪ねた話を連載中。

旅の2日目、朝食後に撮った友人の家。
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大きな庭は友人の家のというわけではなく、大家さんの敷地。休暇用の貸別荘として数軒あるようだった。とても大きな木がいっぱいで、向こうが見えなくて何軒あるのかは未確認。大家さんの可愛いお年よりよぼよぼワンちゃんがめぎになついて遊んでくれた。

大きなモクレンの木もあって、春先は素晴らしかったらしい。いいなあ。
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このとき(5月後半に入った頃)は、ライラックが終わり頃だった。デュッセルドルフより1~2週間季節が遅い感じ。
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足元にもかわいいお花。
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この日はそこから車で周辺へのドライブに。まずは5分程度でダンネンベルクの街中にやってきた。
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最初に案内されたのは、この案内板。
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ここは、先日も書いたように、この近く(20㎞程)のGorleben(ゴアレーベン)というところに使用済み核燃料の最終廃棄施設を作るか否かでもめている地域。その関連で、原子力発電がらみで有名な場所までここから何㎞かの表示があった。
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チェルノブイリとフクシマ以外の場所としては、まずKrümmelというのは北ドイツの街で、ノーベル賞のノーベルがダイナマイトを発明した地なのだが、そのダイナマイト工場の跡地が原子力発電所になり、全部で7回も事故を起こして2011年に閉鎖されたところなのだとか。Wismutというのはソ連時代のソ連の原子力発電の燃料となったウランの鉱山があるところ(今のドイツ・ザクセン州の辺り)で、Asse IIというのはニーダーザクセン州の旧塩鉱山で、放射性廃棄物の最終処分場を作るための実験が行われたところ。

綺麗なお花と現実のギャップがなんだか苦しく感じた。
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この日はとても変わりやすい天気だった。ちょうど鋭い日差しが当たっていたところをパチリ。この塔は中世の城の名残で、その昔牢獄や倉庫などとして使われたそうだ。
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場所はこちら。

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