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5月の鳥たち [小さな出来事]

今日も日曜日の散歩中に写したうちの近くの公園の風景から。まずは抱卵中のカナダガン。
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もうお子さん連れも多いのだけどねえ。
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こちらはエジプトガンで…
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こちらはそのヒナたち。これは4月26日の撮影で…
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5月17日にはこんなに大人っぽくなっていた。
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これはドイツ語で「池の鶏」という名前。
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こちらは「青白い顔の鶏」という名前。池に潜っては貝みたいなものを咥えて浮き上がり、雛にやっていた。
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のんびりしているカナダガンと、忙しい「青白い顔の鶏」さん。
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この鷺は、若鳥さんなのか、餌を捕まえるのが下手だった。
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これを呑み込むのも一苦労。
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これは5月24日の撮影。未だ抱卵中。頑張ってね。
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うちの近くの公園で [小さな出来事]

え、また緑?という感じだが…
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ここは昨日までお伝えしてきた貴族の庭園ではなく、めぎ家から歩いて5分もかからないほどのところにある公園。
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昨日のコメントに、こんな庭園が無料と言われたら日本だったら人が殺到しそう、というのが多かったが、ドイツであそこになぜ人が殺到しないかといえば、それは自宅近くに十分憩いの場所があり、そこは閉鎖されていなかったからだ。そして、そこにも水辺があり、いろんな花も咲いているし。
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地図で見てみると、どれだけ公園が多いかわかるかな…この公園はK21という美術館のあるところで、面積は6ヘクタール。50ヘクタール以上の貴族の庭園とは比べ物にならない小ささだが、住宅街の中にある池のある公園としては、全く人がいない時間などないとは言え日曜日の午前中でも人でいっぱいということもない。駐車場もないところで、近くの住民がジョギングや犬の散歩などをしたり、子どもを連れて散歩に来ていたり、お年寄り夫婦がめぎたちのように散歩を楽しんでいたり、あとは美術館を見学する人が来るだけ(ここ2か月美術館は閉鎖だったからその人たちはいない)。で、この地図を上下左右にスクロールしたり、何度か「ー」を押したりしていただければ、左にはライン河畔の緑が広がり、右下の方や上の方にも大きな緑の公園が見えてくる。貴族の庭園はずっと北に位置する飛行場よりさらにもっと北にある畑の中。その近くにはものすごく広大な森があって、つまりあそこに行かなくてもどこもかしこも緑いっぱいということがお分かりいただけるかしら。もちろんほとんどどこも入場無料。



で、あの貴族の庭園の何が特別かといえば、以前にも書いたが、もともとは閉まっている私有地を自宅待機令の時期に開放した点である。ドイツは自宅待機期間中もロックダウンではなく市民の個人的な散歩は認めたので(3月当時、ロックダウンはしないのですかと聞かれたメルケルさんは、誰がそんなものを望んでいるのですか、と切り返した)、この2か月間、誰もが自由に散歩に出かけていた…しかし、対人距離をとれないほど人が集中するとか、散歩する場所がないということは全くなかった。公園は普通どこも無料だし、どこも開いていたから、そして、どこの公園も十分に大きいからだ。東京のように、広い公園に行くのにも地下鉄なり電車なりに乗っていかなければならないのとは全く環境が違い、歩いて10分以内に大きな公園のあるところに誰もが住んでいる。あの貴族の庭園と同じような例がドイツのどこかにあるのか否かは全く分からない。めぎの想像では、私有地を開放するなんてことをしなくてもドイツ中緑いっぱいなので、そんなことを考え付く人はあまりいないのではと思う。

さて、今日は5月の日曜日の散歩で撮りためた写真から。先日も書いたが、5月は白い花が多かった。これは5月10日の撮影。
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これは5月17日。眩しい!
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これも白いお花。
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あ、もう野ばらの季節なんだ…
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毎週日曜日10時から11時までの散歩をしているのだが、今の季節は光強すぎ。
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あ、ここにもモミの木の若い芽。可愛いな。
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5月はもう新しい実がなり出す季節。
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季節の巡り、なんてあっという間なの…
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マロニエももうこんな状態。
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この美しい季節、もうちょっとゆっくり味わっていたい…しかし、今ものすごく仕事が忙しくて、日曜日以外景色に目を向ける余裕がない…何しろ今、学校の年度末。休校が終わって卒業試験や定期試験の真っ最中…
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木の学校 [2020年春~シュペー家の庭園]

現在、貴族の私有地の庭園を散策中。今日は3回目の散策の最終回。

この日もそろそろ時間切れ。4月中旬に初めてここに来て以来、毎週平日の午前中時間がある日に8時の開園と同時に入り、1時間半ほどまでと時間を決めて散策している。1時間半では広大な庭園を全部は絶対に見られないし、ああもうちょっと見たい…と思う微妙な長さ(短さ)で物足りないのだが、それで切り上げればその後の仕事に体力的にも精神的にも支障が無いし、飽きずに毎週来たいと思えるし、行きたくて頑張って早起きできるのだ。それに9時を過ぎると写真撮影的に光が強すぎるようになるしね(光的には本当は7時ごろにでも来たいところだが、その時間にはまだ開いていないのだ)。
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駐車場を目指してLanger Weg(長い道)をまっすぐ歩いてくると、突き当りにたどり着く前に左に折れる(地図で言えば下に向かう)道があった。本当は右(地図上では上)に曲がるべきところだ。この地図はこの公園のHPから。
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あ、あそこの向こうに外が見えるみたい…行ってみたい…で、Zeno Wegという道を行って遠回りすることに。Zenoというのはゼノン(ギリシャの哲学者)のこと。哲学の道って感じかしら…
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辿り着いて左(地図では右)を見ると、ずっとずっと遠くに、1回目と2回目に来たときに入った門のあるところが見えた。庭師の車が止まっている。これは望遠で写したから結構近くに見えるけど、かなり遠い。
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そして、そこから庭園の外を覗いてみたら…
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おおおお将来のクリスマスツリーたち!
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ツリーになるモミの木を栽培する畑のことをドイツ語でBaumschule(バウムシューレ)という。訳すと木の学校。みんな学校に通う可愛い生徒たちみたい。

その向こうには何の畑なのかしらね…
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ずっとずっと向こうにラインタワーが見えた。めぎの住んでいるところはあの辺。
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ここからは永遠とこういう道を歩いて駐車場へ。実はここで、3カップルぐらいの人たちとすれ違った。みんな駐車場から入るとすぐここを歩いてまっすぐあのヘルトルフ城に向かうのね。建物も素敵だし、あの池も素敵だし、あそこがメインってことかな。
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緑いっぱいの中を歩く。
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外の畑で働く人たちの声が聞こえた。残念ながらマニュアルフォーカスに失敗しちゃったけど、どうやらルバーブを採り入れしているみたいだった。
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そして、出口へ。
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出てみて驚いた…こんなに車が!8時に来たときはめぎたちだけだったのに。2週間前はほとんど誰もいなかったのに。急に人が増えたというか、やっぱり緩和でみんな外出するようになったってことかな…と言っても50ヘクタール以上の敷地に車10台分(つまり20~30人)ぐらいの人しか来ていないんだけど、これを見ても、9時半過ぎまではここにいようとは思わないめぎ家なのであった。
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この後既に2回行ったので、また近いうちに続きを書くつもり。
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