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自然との共生を今一度考える [2020年春~シュペー家の庭園]

現在、貴族の私有地の庭園を散策中。
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ドイツで2番目に古いRhododendren(シャクナゲ、ツツジ、アザレアなど)の庭園だというここ、古いだけでなくとにかく数が多い。
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どこを歩いていてもRhododendrenに出会う。でも、高い木の下にあるためうまく光が当たっているのに出会うのは難しい。それに、光が当たっていると眩しすぎたりもするし、写すのはさらに難しい。コントラストも強いし。
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だからちらちら木漏れ日が当たっているようなのを探すのだが、背景が素敵なのを見つけるのがまた困難で。写真家ってすごいなあ。めぎはこんな程度でお茶を濁すのだが、写真家ってどこまでも追い込むものね…
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Rhododendrenばかりに目が行くが、道端の花も可愛い。
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もうすぐ咲きそうね。
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この木材はずいぶん無造作に置かれているなあ…
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草の影が映っているのが素敵と思って写したのだけど、なんだか意図が全く分からない写真になっちゃった…
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これは将来何に使われるのかなあ。
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草花から手入れされたRhododendrenや売られる木材まで、人の手のかかった庭園とは言え、自然の営みの範疇。人の生活もこの範疇に収まっているべきではなかったかとふと思う。そう思っても、世界中の国々で作られた部品を使って多国籍製品となってドイツやら日本やらで発売されているカメラや車を買い、日本へ行くというような思いっきり燃料を使って二酸化炭素をまき散らし、自分では気が付かないけど持っているかもしれない菌やらウィルスやらを持ち運ぶような行為を今後も何度か繰り返せざるを得ないめぎ自身、全くその範疇になど収まってはいられないのだが。でも、だからこそこのコロナに脅かされる運命を、めぎも背負っているというわけだ。この範疇を超えた人間への自然からの反撃なのだとしたら、それはめぎも甘んじて受け入れざるを得ない…と、ちょっと考えすぎかもしれないけど、そういうことをふと思う。

再びドドドドと音がして、庭師がやってきた。ここで働けるのって、いいなあ。
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分かれ道 [2020年春~シュペー家の庭園]

現在、貴族の私有地の庭園を散策中。
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森の合間合間の空間が光でまばゆく…
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美しいシャクナゲがあちこちに。あ、これが日本語でシャクナゲなのかツツジなのかアザレアなのかはたまた全く別の名前なのかはめぎは全く分からないけど。ドイツ語でどれもRhododendrenというのをシャクナゲと訳しているだけね。
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古そうな木を切り倒して積み上げられているのもあった。つまりこんなに広いということである。
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昨日もお見せしたが、地図で見るとちょうど真ん中ちょっと下あたりのSieben Hügel(7つの丘)と書かれた小道から出てきたところにいる。この地図はこの公園のHPから。
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残念ながらこの日はこれで時間切れ。朝8時に入場してもう1時間経っていた。残された時間はあと30分。地図の右上の2つの池のところまで行けたらと思っていたけれど、全く無理だったわ…もう戻らなきゃ。

どどどどと音がして、庭師の人が通って行った。静かな庭園で、この音は轟のよう。
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話は逸れるが、昨日のコメントを拝読する限り、みなさんミラーレスやコンデジをお使いでもカメラのシャッター音を好んで使っていらっしゃるご様子。そうでないのはヨーロッパ暮らしのInatimyさんとめぎだけというのが面白い。それでふと思い出したのだが、ヨーロッパって、携帯やスマホのシャッター音を消せるところ。日本は消せないものね…だから、日本へ行くとそこら中からシャッター音が聞こえ、こちらでも日本から来た人と一緒に歩くとiPhoneだろうとアンドロイドだろうと常にカシャカシャパシャパシャ音が聞こえ、ああ日本だなあって感じるのだ。ミラーのある一眼レフを使っている場合を除いて日常で撮影の音を聞くことが少ないヨーロッパでは、シャッター音無しに慣れていて、撮影しているという行為を感じるために音が必要という意識が日本より少ないのかも…まあこれはめぎの想像だけど。ちなみにめぎも一眼レフのシャッター音は好きだが、ミラーレスのシャッター音はわざわざ作った音…だから、それは必要ないものとして消している。電気の無駄だしね。

さて、上の地図のSieben Hügel(7つの丘)のところは道が7つの分岐している。7つ全部は撮っていないが、その道はそれぞれこんな感じ。
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どの道も魅力的なのだが…
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めぎたちは地図上Langer Weg(長い道)と書かれた長~い道を左下の方へ歩いて行くことにした。
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ずいぶん歩いてきたのに [2020年春~シュペー家の庭園]

現在、貴族の私有地の庭園を散策中。
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ただ歩くだけで楽しい世界なのに、写真を撮り歩くとなると上のように撮ったり下のように撮ったりするから全く進まない。
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あ、サクランボ…4月初め頃には綺麗な桜も見られたってことね。
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ずいぶん歩いてきたのだが、こんな標識に出くわした…これ、めぎが今歩いてきた道の方向を指して、あっちが出口って。ええええ、ここから戻った方が出口が近いってこと?マジですか…
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地図で見ると、ちょうど真ん中ちょっと下あたりの、Sieben Hügel(7つの丘)と書かれた小道から出てきたところ。そんな丘だった気は全然しないけどな…ずっと平坦だったような…この地図はこの公園のHPから。
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そのあたりは鬱蒼とした林が続き…
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シダがいっぱいあった。
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この木材は何に使うのかしらねえ。何かを作ったりするのかな。それとも薪になっちゃうのかな。
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高い木が多いのでシャクナゲに日が当たっているところが少ない。そういうのを見つけてはパシャ。
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あ、そうそう、パシャって書いたけど、Z50はミラーレスだから音はしない。いや、正確に言うと、音は消している。静かに撮れるという意味で、ミラーレスはすごくいいと感じる。この静けさを楽しむうちのドイツ人を邪魔せずに済むからだ。鳥なども驚かさずに済むし。
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太古からありそうな木…なんとも形容しがたい存在感があった。
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