SSブログ

自然との共生を今一度考える [2020年春~シュペー家の庭園]

現在、貴族の私有地の庭園を散策中。
dddd2.jpg


ドイツで2番目に古いRhododendren(シャクナゲ、ツツジ、アザレアなど)の庭園だというここ、古いだけでなくとにかく数が多い。
dddd3.jpg


どこを歩いていてもRhododendrenに出会う。でも、高い木の下にあるためうまく光が当たっているのに出会うのは難しい。それに、光が当たっていると眩しすぎたりもするし、写すのはさらに難しい。コントラストも強いし。
dddd5a.jpg


だからちらちら木漏れ日が当たっているようなのを探すのだが、背景が素敵なのを見つけるのがまた困難で。写真家ってすごいなあ。めぎはこんな程度でお茶を濁すのだが、写真家ってどこまでも追い込むものね…
dddd4.jpg


Rhododendrenばかりに目が行くが、道端の花も可愛い。
dddd1.jpg


もうすぐ咲きそうね。
dddd1a.jpg


この木材はずいぶん無造作に置かれているなあ…
dddd6.jpg


草の影が映っているのが素敵と思って写したのだけど、なんだか意図が全く分からない写真になっちゃった…
dddd7.jpg


これは将来何に使われるのかなあ。
dddd8.jpg


草花から手入れされたRhododendrenや売られる木材まで、人の手のかかった庭園とは言え、自然の営みの範疇。人の生活もこの範疇に収まっているべきではなかったかとふと思う。そう思っても、世界中の国々で作られた部品を使って多国籍製品となってドイツやら日本やらで発売されているカメラや車を買い、日本へ行くというような思いっきり燃料を使って二酸化炭素をまき散らし、自分では気が付かないけど持っているかもしれない菌やらウィルスやらを持ち運ぶような行為を今後も何度か繰り返せざるを得ないめぎ自身、全くその範疇になど収まってはいられないのだが。でも、だからこそこのコロナに脅かされる運命を、めぎも背負っているというわけだ。この範疇を超えた人間への自然からの反撃なのだとしたら、それはめぎも甘んじて受け入れざるを得ない…と、ちょっと考えすぎかもしれないけど、そういうことをふと思う。

再びドドドドと音がして、庭師がやってきた。ここで働けるのって、いいなあ。
dddd9.jpg
nice!(27)  コメント(7)