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木の学校 [2020年春~シュペー家の庭園]

現在、貴族の私有地の庭園を散策中。今日は3回目の散策の最終回。

この日もそろそろ時間切れ。4月中旬に初めてここに来て以来、毎週平日の午前中時間がある日に8時の開園と同時に入り、1時間半ほどまでと時間を決めて散策している。1時間半では広大な庭園を全部は絶対に見られないし、ああもうちょっと見たい…と思う微妙な長さ(短さ)で物足りないのだが、それで切り上げればその後の仕事に体力的にも精神的にも支障が無いし、飽きずに毎週来たいと思えるし、行きたくて頑張って早起きできるのだ。それに9時を過ぎると写真撮影的に光が強すぎるようになるしね(光的には本当は7時ごろにでも来たいところだが、その時間にはまだ開いていないのだ)。
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駐車場を目指してLanger Weg(長い道)をまっすぐ歩いてくると、突き当りにたどり着く前に左に折れる(地図で言えば下に向かう)道があった。本当は右(地図上では上)に曲がるべきところだ。この地図はこの公園のHPから。
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あ、あそこの向こうに外が見えるみたい…行ってみたい…で、Zeno Wegという道を行って遠回りすることに。Zenoというのはゼノン(ギリシャの哲学者)のこと。哲学の道って感じかしら…
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辿り着いて左(地図では右)を見ると、ずっとずっと遠くに、1回目と2回目に来たときに入った門のあるところが見えた。庭師の車が止まっている。これは望遠で写したから結構近くに見えるけど、かなり遠い。
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そして、そこから庭園の外を覗いてみたら…
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おおおお将来のクリスマスツリーたち!
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ツリーになるモミの木を栽培する畑のことをドイツ語でBaumschule(バウムシューレ)という。訳すと木の学校。みんな学校に通う可愛い生徒たちみたい。

その向こうには何の畑なのかしらね…
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ずっとずっと向こうにラインタワーが見えた。めぎの住んでいるところはあの辺。
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ここからは永遠とこういう道を歩いて駐車場へ。実はここで、3カップルぐらいの人たちとすれ違った。みんな駐車場から入るとすぐここを歩いてまっすぐあのヘルトルフ城に向かうのね。建物も素敵だし、あの池も素敵だし、あそこがメインってことかな。
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緑いっぱいの中を歩く。
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外の畑で働く人たちの声が聞こえた。残念ながらマニュアルフォーカスに失敗しちゃったけど、どうやらルバーブを採り入れしているみたいだった。
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そして、出口へ。
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出てみて驚いた…こんなに車が!8時に来たときはめぎたちだけだったのに。2週間前はほとんど誰もいなかったのに。急に人が増えたというか、やっぱり緩和でみんな外出するようになったってことかな…と言っても50ヘクタール以上の敷地に車10台分(つまり20~30人)ぐらいの人しか来ていないんだけど、これを見ても、9時半過ぎまではここにいようとは思わないめぎ家なのであった。
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この後既に2回行ったので、また近いうちに続きを書くつもり。
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