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最近のめぎの生活 [小さな出来事]

今日は予定を変更して貴族の私有地の庭園の話を一日休み、めぎの最近のお話を。

コロナ危機による自宅待機や休校や店の閉鎖等から一転、緩和の進むドイツ。
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先週からレストランやカフェなどがオープン。ちょっと見えにくいけど、外の席に座って飲んだり食べたりしている人たち…ようやくこういう光景が普通になった…これが普通のはずなのだけど、2ヶ月ぶりでなんだか目新しい。
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しかし、ソーシャルディスタンスを十分に取り、レストランでは座って食事中はいいけど店内で席を立って移動するときはマスク着用義務。他の店でも、マスク着用義務。お願いではなく義務。マルクト市場でも義務。
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先週から高3の卒業試験が始まると同時に、高2の授業が始まった。しかし全員揃うとソーシャルディスタンスが取れないため、一日に半分。一つの教室は一日に一回しか使えないため、日本語やスペイン語や化学や宗教や哲学や情報学など選択科目は一週間に1回2時間まで(本来は一週間に2回4時間授業)。ドイツ語や英語や数学や歴史などの基幹科目は一週間に2回4時間。しかしそれは半分の生徒たちに行い、あとの半分は次の週(つまり今週)に行われる。つまり、普通の4分の1の時間しかない。だから、あとの分はオンライン。

それ以外の小5から高1に当たる生徒は来週から始まることとなった。しかしそれも通常通りではなく、高1は高2と同様の措置。小5から中3までは日替わり。月曜は小5、火曜は小6…といった具合。あ、ドイツの学校制度では小5から中学で、小5から高3までの一貫教育。で、小学校は4年生までで、そちらのことはめぎは詳しくないが、やはり月曜は小1、火曜は小2…とやっているようだ。そんなわけで、平日朝の市場にも子供が多かった。
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もうね、何が何だか分からなくなる体制。授業って言ったって、語学なのにパートナー練習しちゃいけないし、こんなの、いつまで続くんだろう…それでも、緩和にこぎつけたのは喜ばしいことよね…
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なにしろ、メルケルさんが言った再び閉鎖になる目安の一週間に10万人当たり50人以上の感染者というのには、程遠い状況。めぎの住むノルトライン・ヴェストファーレン州はほぼ青信号。黄色のところは30人以上の地域。デュッセルドルフは17.1人。ここからの3つはこちらから。
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再生産数も、先日1を超えたが、すぐにまた1以下になって推移している。これは5月16日の統計。
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この再生産数、上のは4日平均で、下のは7日平均。こちらは緩和後ずっと1以下。これも5月16日の統計。
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そんなわけで、ドイツはすっかり緩和ムード。この夏も休暇に行けるのではないかとみんながソワソワ。まあ休暇と言っても国内か、せいぜいEU内のことだけどね。6月中旬には国境を開くという予定のところが多く、さてどうなるかしら。でも、1000人以上の大きなイベントはまだまだ禁止で、夏のザルツブルク音楽祭も一年延期が決まった。いや、正確には、8月に少人数&別プログラムで開催するけど、今年開催の予定だったプログラムはまるまる一年延期、ということらしい。

そんなわけで、恐らくはこの夏ずっとうちにいることになりそうなめぎ。バルコニーのテーブルが傾いているのは、雨が降ったから。ここ一週間寒かったので外では全く食事をしなかった。
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さて、めぎ家の植物たち。
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↑このアイリスにひげがあるような気がしていたのだが、それは同じく青いパンジーとの間違いだった。
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チャイブは今年もたくさん綺麗に咲いたのだが、写した写真を見て驚いた…虫さんが写っているのはトリミング。
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その他、イチゴさんやら…
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紫陽花やら…
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一昨年のこぼれ種から再び花を咲かせている花やら(名前忘れた…)。
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今週は3日間だけ。木曜日は祝日、金曜日は学校の休日で休みなのだ。ちょっと一息付けるかな…
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明日から本当に3回目の貴族の庭園のお話を。
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