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カッコいい鳥さん! [小旅行]

現在、2時間半ほどの小さな旅の話を連載中。

並木道の終わり近くで振り向いて撮ってみた。ちょうど電車も来ていたし(小さくて見えにくいかな)。
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そこへ犬の散歩の自転車のおじさんがやってきた。ワンちゃんが道草中。
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木の新芽が可愛い♪
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…む?
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おお~!(トリミング)
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ひょっひょ~~!(トリミング)
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この鳥さんはうちのドイツ人によるとMäusebussard(モイゼブッサート)といい、Wikipediaで引いて日本語に飛んでみたところヨーロッパノスリというらしい。咄嗟にここまで撮れて大満足。
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何て綺麗なところなんでしょ。
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ワンちゃんの散歩の人が多く、この辺りに住んでいる人が結構いるということが分かる。
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散歩の他にジョギングの人もいるし、電車も通るし、家もあるんだけど、でも自然が豊かで素敵。
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実はここからがこの小旅行の本番。その話は明日から。


♪ つけたし ♪

ドイツはやっと緩和の方向へ…と言っても本当に小さなことだが、厳戒態勢からパンデミック対策下での通常状態へほんの少し前進。それが可能になったのはキーワードのReproduktionszahl(再生産数)が1を下回っているから。つまり、1人のコロナの感染者がさらに別の人に移す人数が1人以下であるということで、1以下に抑えればドイツの場合ベッド数が十分足りるのだとか。つまりドイツは再生産数が1以下に推移するようにコロナ対策をしているというわけだ。現在0.7~0.8だそうで(つまり、10人の患者がいたとしてその人がさらに感染させる人は7~8人)、ICUのベッドが約40%空いているって…で、若干の緩和が可能になったのだ。その緩和というのは、先日来やっと一部の小さな小売店営業が認められたことに加え、来週からやっと子どもたちが公園の遊び場で遊べるようになることと、美術館や動物園や植物園が開園されること。6週間の我慢の果ての小さな喜び…と言っても以前通りではなく、どこも入場制限などありで。保育園もまだ開かないし(医療従事者などの子供のみ預かってもらえる)、レストランやカフェやホテルもまだ閉鎖。大きなイベントやフェスティバルやコンサートなどは8月31日まで禁止。そして最も大事なソーシャル・ディスタンシングなどの規則はもうしばらく続く見込み。つまり、以前通りの通常ではなく、パンデミックを抑えるべくあれこれやっている態勢下での通常へちょっと前進したということ。

めぎの住むノルトライン・ヴェストファーレン州は小学校が5月11日から始まるようだ。と言ってもやっぱり全員一斉ではなく交代制のようだけど。学校の今後についての詳しいことはまだよくわからない…来週はたぶんオンライン授業継続。その後はまだ全然わからないまま。あーあ。州の全感染者数は3万3千人弱で、死亡者数は1200人以上、回復した人が2万7千人ほど。ドイツ全体では全感染者数が16万人弱で、死亡者数は6300人ぐらい、回復した人が12万4千人ぐらい。それだけ聞くとホント多いけど、ICUのベッドも人工呼吸器も40%ぐらい空いているので緩和OKという判断。いずれは国民の60%とかが感染しなければこの流行が終わらないのだとすると、もう数を追っても仕方がないのだろうと思う…ただただ、ワクチンなり薬なりが開発されるまで、できるだけ感染爆発を防いでゆっくりにしてその再生産数を1以下にしてICUのベッド数を確保する…そのことをメルケルさんは一生懸命説明していた。

つまり、緩和というのは、もうコロナは終わりました、みんなで遊んでもどこへ行っても大丈夫、というわけではなく、コロナは今後ずっとあるしまだ危険もあるのでソーシャルディスタンスとかなにがしかの閉鎖とかしながら過ごしていくんだけど、多少経済緩和したり学校を徐々に再開したりして人々の生活を持ち堪えさせ、それと同時に徐々に感染者数を増やして1~2年かけて収束を目指しましょ、ということなのだ。だから、来年度も学校は通常にはならない見込み。

で、その緩和の道へのキーワードとなっている再生産数、日本ではいったいいくつ?と思ってググってみたけど、どこに出てるの…?東京が4月1日時点で1.7だったというのは日経新聞のこちらで見つけたんだけど…当時10人が17人に移していたってこと…それは大変だ…でも今は?どこに載ってるの?全然わからないわねえ。
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