SSブログ

美しさに酔い痴れる [2020年春~シュペー家の庭園]

昨日の父なる国の話に反応がいっぱいあったので、ちょっとご紹介。ちなみにVaterland(父なる国、祖国)はラテン語のPatriaを訳したもので、11世紀からある言葉。英語にもfatherlandがあり、そちらはもともとの祖先の国という意味で使うようだ。

その他ドイツ語で「父」(Vater, ファーターと読む)を使う言葉
Vaterhaus 生家、生まれ育った家
Vaterlandsliebe 祖国愛、愛国心
Vaterstadt 生まれ故郷の町

ドイツ語で「母」(Mutter, ムッターと読む)を使う言葉
Mutterhaus 親会社、本社、本店(ちなみに子会社はTochterfirmaで「娘」という言葉を使う)
Mutterland 原産地、(植民地に対する)本国
Muttersprache 母語
Muttersprachler ネイティブスピーカー

日本語とマッチするのは「母語」だけだわね~

それから「海」には3つ単語があって…
・Seeは女性名詞(陸に対しての海という意味、男性名詞のSeeは湖という意味)
・Meerは中性名詞(大陸を分け隔てている海洋という意味、普通は地中海とか黒海みたいな南方の海をMeerと呼び、北海とかバルト海のような北方の海はSeeという)
・Ozeanは男性名詞(大西洋のような世界規模の大洋のことを指す)

最後に「大地」はErdeで、女性名詞。しかもErdeには地球という意味もある。


さて、現在、貴族の私有地の庭園を散策中。
c1.jpg


花というより、光の美しさに酔い痴れる。
c2.jpg


きっとレフ板とか使えばもっとよかったのだろうと思う…キットレンズではなくF値のいい単焦点を使ったらもっとよかったかもしれない。でも、この安いキットレンズでここまで撮れるということにもめぎはすごく感動した。
c3.jpg


ここはこの地図の真ん中左のぐるぐる道が曲がっているところのどこか。この地図はこの公園のHPから。
Karte.jpg


花以外にも心奪われるものがたくさん。
c4.jpg


可愛いわね~
c5.jpg


広くて、どこを見ても素敵で、どこまで進んでも素敵で、撮るもの多くて足が進まない。
c6.jpg


シャクナゲの山は日陰だったが、その中でほんの少し日が当たっている部分が素敵だった。
c7.jpg


Parkという名だけど公園と呼ぶのをちょっとためらうのは、ベンチがほとんどないことかな…市民の憩いの場として存在するわけではないのだ。ひたすら小道が続くだけ。
c8.jpg


ふと振り返ると、それもまた撮りたくなり、ホント足が進まない。
c9.jpg


↑上の写真はAPS-Cセンサーの一眼レフD5600にキットレンズの広角ズームで、下の写真はAPS-CセンサーのミラーレスZ50にキットレンズの望遠ズームで。
c10.jpg


この2台セットで出かけるのがベストかな、と思う今日この頃。もう1台、単焦点専用のが欲しいかなと思ったりもするが、そこまでやると重いし、めぎレベルではやりすぎかなとも思う…外でレンズを付け替えないで歩くとなると、何か妥協しなきゃねえ。
nice!(32)  コメント(7)