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泊まったアパルトメント [2019年夏 ハルシュタット]

現在、夏のハルシュタットの話を連載中。

ハルシュタットで泊まったのはこんな建物。ここの2階、手前の窓2つがめぎの部屋。バルコニーの部分から上はオーナーの自宅なのではないかと思う。
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中は広々。2人用なので、ベッドも無駄に大きい。
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収納もあれこれたっぷりあって、荷物をいっぱい持ち込んでも全部整理できそう。
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めぎはザルツブルクの宿にドレスや着替えなどを入れたスーツケースを置いて、リュック1つでここへやって来た。リュックの中にはカメラとレンズとノートPCと充電器具などと、着替えや箸、多少の調味料、多少のアメニティ用品や雨具などが入っている。4泊5日に撮影機材含めてリュック1つというわけで、必要最小限。雨で寒くなる天気予報だったので、服は長袖2枚とストールとカーディガンとジーンズを用意。旅の直前が40℃になる暑さだったので寒くなるという予報を見てもどうもピンとこなかったが、一時はフリース持ってくればよかったと思ったほど冷えた。

ここのキッチンはとても立派。鍋も食器もオーブンも電子レンジも調理器具もすべて揃っていてパーフェクト。この地方の塩も置かれてたし。そして壁に貼られている写真がすごく素敵・・・こんな写真が撮りたいなあ・・・
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バスルームも清潔で水の出も良くタオルも十分あってよかったが、シャンプーがない。ヨーロッパなので歯ブラシや歯磨き粉がないのは普通でいつも持ち歩いているが、シャンプーがないのはちょっと油断した。というのは、ザルツブルクで泊まっているアパルトメントにはあるものだから・・・念のために2回分ほど持っては来たのだが、4泊するから足りない。スーパーで買ってこなきゃ。
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しかし小さな村のスーパーには大きなサイズしかなく、重くても買ってもいいと思えるような欲しいメーカーのもなく、結局ハンドソープをシャンプー代わりに使ってやり過ごした。この辺りは水もかなり軟水で、髪がサラサラ柔らかくなってリンスも必要なかったし。

それから、キッチンの端っこがもういきなり玄関なのだが、そこにかけてある布袋がサービスのパンのためのもので・・・
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夜のうちにドアの外側にかけておくと、朝6時にはこんなふうにパンが入れられてあるのだった。
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これが焼きたてで、毎日カイザーゼンメル以外は若干内容も変わり、とても美味しかった。宿のオーナーがここへ早朝に買いに行っているのか、配達されるのか、謎。パン屋自体は朝7時から開業のようなのだが、本当に6時には袋に入っていた。後日そのパン屋でケーキも買ってみたが、とても美味しかった。
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さて、この宿の最もいいところは、場所。このハルシュタット絶好のビューポイントに歩いて1分ほどと近いのだ。近いけどちょっと道が曲がってもいるので、賑やかな人の声が届きにくいし。
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だからここには何度も出かけて写真を撮ったのだが、いつもいつも雨か曇りだった・・・確かに雲のかかり具合は毎回違ってて写真をどっさり撮ったには撮ったのだけど、あとから見るとやっぱり雲の白い面積が多すぎて、ふーんって感じ。これは10時過ぎ。今日もアジア率高いなあ。
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雨も小ぶりになったのでこのあと意を決して1km湖畔を南へ歩いて街の反対側のスーパーへ出かけた。買い出しなのでカラにしたリュックを背負い、小さな単焦点カメラ1つのみ持って傘を指して。朝の土砂降りのせいで未だジーンズが濡れてて薄手のパンツで我慢し、靴もまだ濡れてて冷たくて悲しかったけど、まあ仕方がないわね・・・

宿の場所はこちら。


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ハルシュタット2日目の早朝 [2019年夏 ハルシュタット]

現在、2019年夏のハルシュタットの話を連載中。

2日目の朝は朝焼けや日の出を期待して5時に起きた。しかし、無情にも雨が降り続いていた・・・
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前日人がいっぱいだった撮影スポットにも誰もいなかった。なにしろ叩きつけるような土砂降りで、ウインドブレーカーも役に立たないほどだったのだ・・・
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これはパナソニックのカメラで撮ったものだが、ずいぶん明るく幻想的に写っているけど、実際はもっと暗く、靴もジーンズもびっしょりで惨めな気分だった。
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諦めて宿に戻り、シャワーを浴びてちょっと温まり、全身着替え、ドアの袋に届けられたパンと宿のキッチンに備えてあったコーヒーとで朝食とする。そして朝7時頃、窓から撮影。一番列車かな。
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電車はこうして去っていき・・・
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船が出発し・・・
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一路ハルシュタットへ向かっていく。
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誰も乗っていないみたい・・・
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雨は容赦なく降り続いていた。
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暇なので、電車が通るたびにこんな写真を撮り続けた。と言っても田舎なので上り下りあわせても1時間に1~2本くらいなのだが、たまに貨物列車も通ったり。
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午前中ずっといっぱいいっぱい撮ったのだけど、枚数が多すぎるのでドサッと割愛。でも、この景色は5日間ずっと撮り続けており、今後何度もブログに登場する予定。
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ハルシュタット1日目の夕方 [2019年夏 ハルシュタット]

現在、2019年夏のハルシュタットの話を連載中。

せっかくここまで長旅してきたのに、雨・雨・雨・・・
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仕方がないので、宿の部屋の窓から撮影。1枚目の真ん中に見える対岸の岸辺の白っぽいところは駅で、そこからこんなふうに渡し船がやってくる。めぎもこうしてやって来たのね。
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そのちょっと左、手前の建物の屋根の上に見える建物は、ズームするとこんな感じ。
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それから視線をちょっと右にずらすと・・・
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小さなお城みたいな立派な建物も見える。
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ここからハルシュタットの有名な眺めは見えないものの、こんなちょっとそれなりに眺めのいいところなので、ここには頻繁に観光客が訪れるのだった。つまり、通っていく人の声が絶えない。
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↑ワンちゃんがもう行きたそうね。

時折電車の音が響き渡る。
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ああ、分厚い雲ねえ。
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この日は午後3時半頃到着し、余裕で食料品の買い物などするつもりだったのだけど、スーパーまで1㎞あると言うし、雨脚もひどくなってきたので、この日はこれでどこへも出かけず、ザルツブルクから余りを持ってきたパンとハムと水と果物で済ませることにした。お茶やコーヒーは部屋に備えついているし、アパルトメントなのに(つまり自炊なのに)朝6時にフレッシュなパンをサービスしていただける(部屋のドアにかけた袋に配達してくれる)という宿なので、さっさと寝ちゃいましょ。

これ、左下に屋根が入っちゃった失敗写真だけど、雲のかかり具合が素敵に感じて撮ったもの。到着してから夜8時頃までこんなのを何十枚も量産した。
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雨なら雨でその雰囲気を心を込めて撮ればいいのよね。
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