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シュテファン・ツヴァイクのヴィラなど [2019年夏 ザルツブルク]

現在、この夏のザルツブルクの話を連載中。

ここは、カプツィーナー修道院から行きに登った道とは違う別の階段を降りてきたところ。
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ここにこんな門の家がある。
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そしてその足元に、ここにシュテファン・ツヴァイク(オーストリアの作家)が住んでいたという表示がある。
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緑の中から垣間見える家はものすごく大きい。今は別の持ち主のプライベート空間であるため全く公開されていない。
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その建物、全体像がWikipediaに載っていた。ドイツ語でPaschinger Schlösslという名で、つまり城という名がついている建物である・・・シュテファン・ツヴァイクって、ユダヤ人であるために15年住んだこの家を追われたのだが、もともとはこんな大きな持ち家ができるとんでもなく裕福な人だったのね・・・

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Von Anton-kurt - Eigenes Werk, CC BY-SA 3.0 at, Link




そこからどんどん山を降りていく。ずいぶん降りてきたわねえ。
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そこそこの坂道なのだが、子どもたちが駆け上がってきた。元気ねえ。名札をぶら下げていたので、たぶん夏休みのキャンプのようなものなんだろうな。キリスト教団体がやっているイベントで、カプツィーナー修道院に行くところなのだろう。
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このあとめぎたちはカフェで朝食を取って、買い物をして宿に戻ったのだが、そのカフェの話は日を改めることとし、ここからは午後にスマホのカメラで撮ったもの。あの有名な墓地に、真新しい鉄細工の墓標がたくさん並んでいた。と言っても新しく葬られた人のではなく、18世紀に亡くなった人たち・・・どうしてなのかな。
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この墓標とは関係ないのだが、そこから岩山に目を写すと、以前中を見たカタコンベが岩に張り付いている様子がよく分かる。
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特に、左端のこの部分(これはトリミング)・・・岩山の中をくり抜いた部屋があるというのがわかるわね。ここの中で2015年に撮った写真はこちらで、2016年にはここには入っていなくて、2017年に撮った写真はこちら。2018年のはまだ記事にしていない。
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2017年のザルツブルクの話もまだ中途半端で、その年はその後にドイツを旅した話も書きたいし、2018年の話に到達するのはいったいいつになるかしらねえ・・・

この日は結局一日中こんな雲だった。山登り中に日が差して、ホントラッキーだったな・・・
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山登りの話は終わったけど、8月14日の話はまだ続く。
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