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アナログのザルツブルク [2019年夏 ザルツブルク]

今日は2019年ザルツブルクの番外編。

この夏の旅の前、行きつけのカメラ屋さんにセンサーの掃除に行ったのだが、その際お店のショーウィンドウに中古のニコンFMというアナログカメラの50mmF1.8オールドレンズつきが229ユーロで売っているのを見つけ、衝動買い。1977年のカメラである。これが高いのか安いのかなんともわからないが、非常に信頼の置けるお店でメンテナンスした上で売られており、レンズもAiなのでめぎのD600にもつけられるし(もちろんマニュアル操作になるが)、なにより綺麗なので一目惚れしちゃったと言うか。

で、もちろんそれをザルツブルクへ持っていったので、その写真から数枚をご紹介。
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そうそう、フィルムはAGFA vista plus 200というので、こちらではドラッグストアにあるので手軽に買える。レンズはもともとついていた50mmではなく、めぎが持っていたフォクトレンダーの40mm(F2)。

撮ったときにはどんな写りをしているのか全く確かめられないのがアナログカメラ。あとで現像したのを見て、おおお!と感激。
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↑これ、おなじときにパナソニックのGX800(日本だとGF9)で35mm換算30mmで撮ったのはこんな色。ずいぶん違うわねえ。
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晴れているときに撮ったのはなかなか綺麗。
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どうして今更アナログに惹かれるのかなんとも説明がつかないのだが、なんと言っても撮るのが楽しい。
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でも、陰になっているところを撮るにはもう少し修業が必要ね。
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このカメラ、露出計がついているのだが、電池が切れてしまったのか途中から表示されなくなっちゃって自分で考えて撮ったのだけど、うーん、ちょっとね・・・
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だから教会の中はキツかった。いつかフィルムももっと高感度のにして、ちゃんと露出計を作動させてリベンジしなきゃ。
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↑ここ、同じ日のではないけど、Coolpix Aで撮ったのはこんなに明るい。ホント、技術の進歩ってすごいわね。
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光が入ると雰囲気は撮れるんだけど。
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↑これはD5600に70mm(35mm換算105mm)で撮ったらこんな感じ。画角が違うので全然比べられないけど、アナログとデジタルの差はわかるかな。
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アナログカメラで撮ってどうするんですか、という感じだが、撮るのは楽しかったし、あとから忘れた頃に現像した写真を見るのもとても楽しかった。
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キリがないので、2019年夏のザルツブルクの話はこれにて終了。
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