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秋到来 [小さな出来事]

今日から数日は今のデュッセルドルフのお話を。

9月に入ると同時に一気に気温が秋となったデュッセルドルフ。しかしそれと同時にめぎ家の朝顔がようやく花をつけ出した。2日に1輪くらいのペースで咲くのだが、みんな高いところで上を向いている・・・
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で、この週末、屋根の上へ伸びた蔓の一部を下へ引きずり下ろし、お顔を見せてもらった。花びらに折り目がついているのが面白い。それにしても、本当は青い朝顔を植えたはずなのに、どうしてみんな白くなっちゃったんだろう・・・
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9月はじめ頃にはきれいにバラが咲いていたのだが・・・
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バラはあっという間に終わり、半月の間にバルコニーは徐々に色づき、部分的に早くも枯れ始め、秋の到来を思わせた。
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今年は雑草も何もかも芽が出てきたものはそのままにしたので、色々と入り乱れている。こぼれ種がこんなところまで飛んでいったのね、と面白い。
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名前のわからないものも多いが、雑草もきれいな花をつけるのでそのままに。
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ドイツ語で「銀の葉っぱ」という名前のこの植物、種のさやがたしかに銀の葉っぱみたいになってきた。
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今年たわわに咲いた紫陽花はみんなこのピンク色でドライフラワー化し、元々が青だったのか紫だったのかすっかりわからなくなった。
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そんな9月の前半が過ぎ、先週末はこれまで寒かった日々が嘘のように暖かくなった(9月に入ってからフリースを着ていたうちのドイツ人が半袖で写っている)。最高が25℃程度なので暑すぎもせずとても気持ちの良かった日曜日、もうしないだろうと思って片付けてあったグリルの道具を再び出し、今年多分最後のバルコニーでの夕食を楽しんだ。ビールは、先日日本からの研究者さんたちの来客のときに買ったデュッセルドルフの地ビールの残り。
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その研究者さんたちとは計3回も夕食をともにしたのだが、どの日も20時頃の遅い夕食で既に暗く、仕事の後の夕食のためバタバタもしていて、さらに研究者さんたちがお子さん連れでその子供がめぎに抱きついて飛びついて遊ぶというのを永遠にリピートしていたため余裕もなく、一枚も写真を撮らなかった・・・次回は春から初夏にかけての明るく美しい時期に来てくれるといいな。でも、研究者さんたちも学期中の渡欧は難しいんだろうな。

黄色く、そして茶色くなっていく葉っぱに秋を感じて寂しい気分になる一方で、もう春の準備もしている木蓮にほんのり心が明るくなる。
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今年度に入り、めぎの仕事は予想以上に忙しい。この3週間は慣れない新しい仕事にストレスに次ぐストレスだった。でもそのかわり、1ヶ月後には2週間の秋休みがまるまる待っている(その頃大学の学期が始まるのだが、めぎはもうその仕事をしなくてもいい)。この仕事のリズムに慣れるにはもうしばらく掛かりそうだが、いずれは訪れる春を目指して、一歩一歩日々の仕事をこなしていかなくちゃね。
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