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ザルツブルク8月14日のこと [2019年夏 ザルツブルク]

今日からまた夏のザルツブルクのお話を。

8月14日の朝はどんよりと曇りだった。
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しかしそれでも散歩に出かけることにした。9日にやってきたうちのドイツ人は、ここまでかなりのんびりゆっくり過ごして、やっとちょっと歩き回りたいという気持ちが芽生えたのだろう。あの山の上へ行こうと言う。
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川を渡った向こうのそこは、ザルツブルクの新市街。と言ってもその山の麓の辺りは町としては古い地帯。この9番の家、4年前には「きよしこの夜」の作詞をしたJoseph Mohrの生家だという表示が出ていたのだが、今は取り払われている。
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2015年にこの辺りを歩いて生家の表示を写した記事はこちら。2016年に改装中の様子を写したのはこちら。2016年のにはまだ表示が出ているのだけど。2017年にはまだ工事中で表示の有無を確かめるのを忘れ、2018年には表示がなかったのだがまだ工事中でもあったので工事が終わったらつけるのかなと思っていた・・・それが今年も全く無いので不思議に思って調べてみたら、どうやらここで生まれたというのは間違いだったらしい。ドイツ語のWikipediaによるとザルツブルクの旧市街の方にある通りで生まれ、その後この通りの別の番号の家で育ったと書かれている。そして、2017年に生家だという表示が取り払われたのだとか。ふーん、そうだったのね。

その建物のすぐ手前に、山に登る階段がある。このキリスト像は2018年には工事の為取り払われていたのだが、今年は再び取り付けられていた。
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登っていく途中の家の壁にとんでもなく落書きがいっぱいあったのだが、それがすっかり綺麗に塗り直されていた。
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改装工事をしなかったところが薄汚れて見えるわね。
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もう少し登っていくと、漢字の落書きが。
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落書き、やあねえ。
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ここから川の反対側の山の上の城塞が見えるのだが、あの城塞もずいぶん汚れているわねえ・・・
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そのうちに壁の化粧直しか改装が行われるかも知れないわね。
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この日の話は長々とつづく。
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