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宿の引っ越し [2019年夏 ザルツブルク]

現在、この夏のザルツブルクの話を連載中。今日は、8月15日の朝の散歩の後のお話。

散歩から戻ったのは朝の9時ちょっと前。それから宿のキッチンで用意して(と言っても料理したのはうちのドイツ人だが)、9時半頃朝食。
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冷蔵庫の中を食べ切るようにあれこれと。
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というのはこの日、宿を移るから。一年前にこの夏の予約をしたとき、めぎのこれまでいたアパルトメントは既に8月15日以降予約が入っていた。だから15日までの予定で予約したのだが、見たいコンサートが15日の夜にあってチケットも取れて、どうしてももう一泊必要となった。同じ宿の別の部屋も検討したがそこそこ高いので、思い切って宿を移ることにしたのだった。と言ってもどこもアパルトメントは一泊だけでは貸してくれるところはない。で、ホテルを探したのだが、それならあそこに泊まってみよう、というところがあって、今年の3月時点で運良く部屋も空いていて予約することができた。

朝食後バババーッとパッキングして、チェックアウトギリギリの11時に3週間お世話になったアパルトメントに別れを告げて、次の宿へ。こちらもその時間にすぐに入れるように手配済み。これはその新しい部屋からの景色。
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これまでの宿はザルツブルクの旧市街の西の端っこにあり、今度の宿は東の端っこにある。西側にある音楽祭会場から遠くなるが、うちのドイツ人が使っている駐車場の近くにあるので、次の日の早朝出発には便利なところ。西側にも駐車場があるのだが、そこは非常に高いため(24時間22ユーロ)、うちのドイツ人はちょっと遠いこの東側の駐車場に止めているのだ(24時間9ユーロ)。あとから来たうちのドイツ人も7泊しているので、それは結構な差になる。

この東の端っこの宿は、音楽祭期間のザルツブルク旧市街プライスとしては非常に安い(一泊二人で88ユーロ、つまり一人あたり44ユーロ)。というのは、トイレ・シャワーが共同だから(共同なのに一人44ユーロというのは高いが、なにしろ音楽祭期間のザルツブルクの旧市街だからね)。冷蔵庫もないし、もちろんキッチンもないので、長期滞在には向かない。さらに、この夏は涼しかったので必要なかったが、クーラーもないので暑い場合はかなりしんどいだろうと思う。でもまあ、一泊くらいならね。バスルーム&冷蔵庫付きのスイートとやらもあるのだが、その値段を出すなら今までの宿の別の部屋に一泊できちゃうのでね・・・
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バスルームなしでも洗面台が部屋についていて、洗顔・歯磨きくらいは部屋でできる。タオルも有り余るほどあったし(どうして色んな色なのかは謎)、ドライヤーもあるし、プラスチックのコップもあってワインも一応コップから飲めたし、十分清潔で悪くない。
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荷物も運び入れ、一息ついてなんだか早くもお腹が空いて、お昼は外に出かけることに。引っ越してくるときに見かけたWOKという言葉に惹かれ、アジア系レストランで食事。これ、なかなかに美味しかった。13時40分頃の撮影。
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食べ終わると、うちのドイツ人が今度は東側から山に登ってみようと言いだした。そこは実はあのサウンド・オブ・ミュージックのマリアのいた修道院のすぐ近くで、めぎには物珍しくはなかったが、することもないし、行ってみましょ。あら、ここから今いる宿が見えたのね。右側の黄色い建物の裏にあるクリーム色というか薄い黄土色の建物が新しい宿。
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ちょっと歩くとすぐにマリアの修道院。今日も車が停まっているけど、あの曲がり角は見えるわね。
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朝は素晴らしい天気だったのに、すっかり曇っちゃったわね・・・
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ここからホーエンザルツブルク城の外壁工事が見えた。
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ザルツブルクの話はあと一回。
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