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秋来たる [小さな出来事]

今日は旅行記を中断して今のデュッセルドルフのお話を。

これは先日の金曜日の撮影。マルクト市場はすっかり秋のデコレーション。
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そう言えば秋分の日を過ぎたしね。ドイツの秋分の日は「秋の始まり」という名前で、つまり9月23日から秋。日本のような祝日ではないが、秋が始まったなあと言うか、これから半年間の暗い日々に突入するんだなあ、どんどん冬になっていくんだなあ、とひしひしと感じる節目の日。

まあ秋はまだ食べ物が美味しいのだけどね。
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人々の格好はまさに秋。秋と言ってもひまわりがあったりするのが面白いところで・・・
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更に面白いのはこの時期紫陽花の切り花が売られること。それもかなり大きいのが。
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このお兄さんは手作りのマウルタッシェンという餃子みたいなドイツのパスタを売っていた。マウルタッシェンはドイツ南西部のシュヴァーベン地方(シュトゥットガルトの辺り)の郷土料理で、このお兄さんはコテコテのシュヴァーベン訛りで話していた。これって、これぞ本物と信頼させて売る商法で、わざわざシュヴァーベン地方の出身の人を売り子に使っているのかなあ。でも、手作りパスタを男性が売るのって、どうもイメージに合わないなあ。商法として成功するかしら。そばやうどんの麺は男性が打ちそうだけど、手作りパスタってイタリアの大マンマが作るイメージ・・・シュヴァーベンでもおうちのおばあちゃんの味っていうイメージ・・・そんな事言うと、こちらでは今どきはジェンダーだってすぐに言われちゃいそうだけど。
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でもそう言えば買う人も男性率高いなあ。しかもお一人様が多いし。みんなうちのドイツ人みたいに料理担当なのかしら。それとも買い物担当?それともその年にして本当におひとりさま・・・?(ドイツ、離婚率高いしなあ。)
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9月はいつもより長く感じたけど、でもあっという間に終わっていった。10月はどうかな。
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