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スタンバイ [文化の違い]

24日は飾りつけの日。
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本当は生まれてから置くんだろうけど、めぎはもう置いちゃった。3賢者だけはまだ厩に入れていない。
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ドイツのクリスマス飾りを作る工芸品の町ザイフェンは、現在ロックダウン中。旅行者は街に入れないらしい。
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オフィシャルには24日から3日間は家族が集えるように会ってもいい人数が緩和されたけど、多くの人が里帰りなどはせずに過ごすみたい。ハンブルクの友人夫婦のところにも息子夫婦や娘夫婦と孫は来ないことにしたとか。

こんなクリスマスは初めてじゃ…
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めぎ家的には、旅に出かけない年はいつもクリスマスは自宅にいたので、特に変わらないけれど。24日になってから飾りつけをするというのは毎度のこと。
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ここまで書いたのはドイツ時間の24日14時過ぎで、日本時間では22時過ぎ。

その後一休みしてツリーの飾りつけを始めたのは15時半過ぎで、やっと完成して写したのは16時半頃。あ、日本ではもうクリスマスだ…(つまりイブはもう終わったということ)
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蝋燭の位置を決めるのが難しく、それはうちのドイツ人の仕事。枝がしっかりしてて、すぐ上には枝が無くて、でもバランスよく。
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うちのドイツ人的にはツリーの蝋燭は白であるべきとのこと。
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飾りつけはバッハのクリスマスオラトリオを聞きながら。今回聞いたのはこちら。



もうすぐですわよ~
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もうすぐですわね~~たぶん、ドイツ人にとっては一年で最も心躍る瞬間…日本で言えばお年玉をもらう子供のような。
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ドイツでラッパが鳴るのは6時間後。(予約投稿は日本の25日の夜中2時で、それはドイツの24日の18時。)
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ツリーをあそこで買う [2020年夏~シュペー家の庭園]

12月23日、めぎたちはここへ。
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そう、久々のあの貴族の庭園。
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うちのドイツ人が、結局ここにツリーを買いにつれて行ってくれたのだ。いつもとは違う門から車で入場してここへ。
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着いたところは、自分でのこぎりで切ったのを売ってくれるというところ。
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わくわく♪
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貴族の庭園のツリー売りは23日が最終日で、到着した作業員さんたちは「お会計」という掲示を取り外し始めた。
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その間、めぎたちはツリーを選べと言われて中に入ったが…
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奥に行く前に、手前のところにたくさんの既に切られたツリーがいっぱいあるのが目に入った。
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これ、この後どうなっちゃうのかな…
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うちのドイツ人が、これがいいと言う。そうね、別に自分で切らずとも、これでいいかな…この子、可愛いし(すでにうちの子目線)…
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するとうちのドイツ人はサクッとそれに決めた。行動は速い。
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え、もう決まったの?ずいぶん早いね~いや、女房がこれがいいというものだから(へ!?)…へぇぇあんた(=めぎ)がお宅のボスなのかい、それはいいね~女房の意見に従っておくのが円満の秘訣さ…などと軽快な会話が頭領のような年配のおじさん(ここの庭師さんかも知れない)とうちのドイツ人との間で繰り広げられ、その横で若いカッコいいお兄さんたちがササッと木をネットに入れてくれた。
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ちなみにツリーは40ユーロ。うちのドイツ人はチップも入れて50ユーロお支払い。普通に買っても今時この大きさのは20~30ユーロぐらいするし、お貴族様に貧乏人のめぎたちがお金を払う必要はないと言えばないのだが、春から晩秋まで楽しませてくれたお礼にここにお金を落とすのは非常に理にかなっているという気がした。

それじゃ元気で楽しいクリスマスをね~!とお別れし…
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今度こそ本当に貴族の庭園にお別れし…
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フロントガラス越しだから綺麗じゃないけど、貴族の館も入れて見納めにパチリ。
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そして一路帰宅。
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そしてリビングへ。まだちょっと傾いているけど、ここで一晩馴染んでいただきましょ。飾りつけは24日になってから。
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12月21~22日の日記 [新型コロナウィルスのこと 2020年]

休みになって時間ができてしっかりとまとまりのある記事を書きたいと思いつつも、世の中はコロナばっかりだし、クリスマスにはまだ数日あるし、以前書きかけの旅行記の続きを始めるには時間足りないしで、なんだか中途半端な話が続く。どのカテゴリーにするかもちょっと迷うが、書いているうちにやっぱりコロナになっちゃった…

12月22日、朝8時に家を出て近所のスーパーなどに買い物へ。これは8時22分の撮影だが、まだ夜が明けていない。
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冬至の日の出は8時35分だったが、22日は8時36分で、25日には8時27分と遅くなる。その分日没が1分また1分と遅くなり、トータルでは25日以降1分また1分と昼の長さが長くなるのだが。

ドイツでは現在、たしか15日ごろから1月6日までだったか薬局で60歳以上の人(及びリスク持病のある人)に無料でFFP2マスクを配布している。買い物ついでにうちのドイツ人がそれをもらおうと薬局に行ってみたら、初回配布分はあっという間になくなってしまって、次の入荷はクリスマス後だって。なんでも薬局をはしごして何度ももらって歩いている輩がいるとのこと…どうしてそういうのを防ぐ手立てというのが考えられないのかしらねえこの国。基本的に誰もがかかりつけの薬局があるという前提でプランされているのだが、大都市では今や昔ながらのその考えが通用しない場合もあるのはベルリンでも同じでしょうにねえ。ちなみにめぎたち教師にも来年からFFP2マスクが支給されるとのこと。それは学校を通して支給されるとのこと。

ついでに書き留めておくと、ドイツでも先日やっとワクチンが認可され、12月27日からの接種開始が決まった(あれ、でも、日曜日だな…ホントか…?)。そして、それに向けたグループ分けと順位も決まった。最初は80歳以上の人と介護系の人と集中治療系と救急系の医療スタッフで、この最初のグループへの接種に1~2か月かかるとのこと。次は70歳以上の人と機動隊員と重篤患者など、そして第3グループに60歳以上の人と重篤ではないリスク疾患の人と警察や教師等が入っている…国籍に関係なく、ドイツに住んでいる人は全員対象とのこと。さて、第3グループのめぎとうちのドイツ人に順番が回ってくるのはいつかな~ワクチン本当に安全なのかという不安ももちろんあるが、少なくとも順番が回ってくるまでにかなりの人が摂取していて、様子を見て決められるというのがありがたいかな。とは言え、副作用は数年後に出るものもあるかもしれないけど。この辺、ホント難しいわね。

さて、それから9時から開くはずのクリスマスツリー売りのところへ。ツリーはスーパーやIKEAなどでも売っているが、めぎたちはいつも教会の前にあるこんなところで買う。
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今年はだれも旅に出かけられないのでツリーが早めに売れに売れているとは聞いていたが、たしかにもうほとんどないわねえ…でも、あの横たわっている木、形が綺麗。あれでいいんじゃない?
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…などと話していたのだが、9時になっても9時10分になっても誰も来ない。うちのドイツ人が10時にビデオ会議でその前に資料を読みたいとのことで、残念だけどこれで切り上げた。
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そんなわけでまだツリーを買えていないめぎ家。せっかくリビングを片付けたのにねえ…三脚は先日18日に月の撮影に出したもの。その後土星と木星の撮影のためにそのまま出しっぱなしだが、ずっと曇りまたは雨で撮れていない。
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12月もうちのドイツ人は忙しく、リビングの床は進捗0。このまま年越しとなる。この部屋は暖房もなしだが、生木のクリスマスツリーのもちがいいかもしれない。
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めぎも11月12月と忙しかったので、バルコニーも放置状態。球根も植えていなければ、葉っぱや蔓の始末もしていない。
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休みに入ってから、採点は21日までに20人分を終え、22日は残りの20人分に取り掛かる。教育実習生の報告書はそのあと。頑張るのをやめちゃったから、のんびりと。
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時間は前後するが、これは21日の夕食のおでんとご飯(ちなみにめぎの予約投稿公開時間は日本時間夜中の2時だが、それはドイツ時間の前日18時で、22日の食事はまだ終わっていない)。21日はその日一日うちにいためぎが料理。もやしの盛り付けが汚いけど気にしない気にしない…もやしはナムル風で、その上には以前うちのドイツ人が作った甘芋(日本で言えばサツマイモのような甘みのあるオレンジ色の芋)のオーブン焼きにチリソースをかけたものの残りを盛り付け。右上にちらりと写っているの赤いのは買ったキムチ。お味噌汁は作っていないが、それはおでんに汁があって、それがうちのドイツ人的にはスープのような位置づけだから。
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最後に、同僚から送られてきた絵を。これ、毎日同僚の誰かがアドヴェントカレンダーとして写真やらレシピやら絵やらを教員全員に送っているのだが、これがめぎ的に今までの中で大ヒット。なにしろ、最後の一週間はオンライン授業が学校のWi-Fiのキャパシティをはるかに上回ってハングアップして共倒れしていたものだから、ビデオクリスマスがうまくいくように、という同僚の言葉が妙にウケたのだ…Weihnachtenとはドイツ語でクリスマスのこと。
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さあて、23日にはツリー、買えるかしらね…
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